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まぐろ人 御徒町出張所
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蓼喰人
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店舗情報（詳細）
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店舗基本情報
| 店名 |
まぐろ人 御徒町出張所（まぐろびと）
|
|---|---|
| ジャンル | 寿司、立ち食い寿司 |
| お問い合わせ |
03-3831-3876 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ御徒町駅北口徒歩２分 御徒町駅から147m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥2,000～￥2,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥4,000～￥4,999
￥2,000～￥2,999
|
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
| サービス料・ チャージ |
サービス料なし |
席・設備
| 席数 |
10席 （カウンターのみで立ち喰いです） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2009年11月 |
| 関連店舗情報 | 浅草まぐろ人の店舗一覧を見る |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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今や蕎麦屋でも立ち食いの店が隆盛を極め、簡便さから利用する人は多いようだ。
しかし台の上に置いた丼に対して、立ったまま背中を丸めて蕎麦を啜す姿は、あまり見栄えの良いものではない。
江戸前の蕎麦屋は元々酒を呑ませることを宗としていたため、今のようなテーブルと腰掛が置かれた店よりも、履物を脱いで座敷に上がるスタイルが主流であった。
江戸の昔は、夜食用に担ぎ屋台で売り歩く‘夜鷹蕎麦’というものもあったが、そこで出される蕎麦は版絵などに残っているように、片手で丼を持ち箸を持った手で蕎麦を啜る「ぶっかけ」タイプであった。
一方元々屋台売りが発祥の握り鮨の場合は、付け台の前での立ち食いのスタイルは決して不作法では無く、絵的にも好ましい光景と言える。
最近はあまり見かけなくなったが、立ち食いの寿司屋の伝統は東京には生き続けている。
こちらは手広い商売を展開しているチェーン店の内の一軒のようだが、案外きちんとした仕事をしていることで知られた店。
浅草の雷門の前に在る店同様に立ち食いのスタイルで、その分値段を抑えている点でも好評のようだ。
もちろんお好みで目の前の職人がその都度握るため、回転ずしなどよりも安心して利用できる。
混んでいる時間帯を避けて、2時過ぎの半端な時刻に寄ってみた。
場所は上野と御徒町の間のガード沿いに面しているため、雑然とした環境であるが、スペースは広く雰囲気も浅草の店よりゆったりしている。
注文は一貫ずつでもＯＫとのこと。
生ビールのジョッキを煽りながら、壁に掛かった札と目の前のネタケースの中を睨みつつ、次のものを注文。
赤貝・たいら貝・細魚・すみいか・平目・青柳・まぐろ赤身・かわはぎ肝乗せ・煮はまぐり・穴子、それに手巻きの鉄火巻き
お勘定は3,000円でおつりが来た。
握りの姿かたち、シャリの塩梅については多少不満は有るが、仕事の面での満足度はまずまず。
特に旬物の赤貝・たいら貝・細魚はこの値段からすれば立派なもの。
煮はまや穴子の煮加減も程良く、「つめ」の具合も上々、「ガリ」の出来も悪くなかった。
訪れた時間帯のせいもあるが、慌しさが無かったのも良かった。
こういった店である以上、ネタに当たり外れがあるのは仕方のない事。
値段からしてこれだけの種類のネタ全てに、水準以上を求めるのは無理な話である。
しかしながら掘り出し物は有るもので、季節ネタに関する最低限の知識と、ケース内に並ぶネタの良し悪しを見極める目さえあれば、失望感を抱くことは少ないと思われる。
また職人との関係も大事である。
回転ずしのように、奥で人間かロボットか作ったか判らないものが流れてくるわけでは無いのだから、目の前の職人ときちんと対峙することも重要である。
今が美味い旬ものを中心に選んだり、仕事を施したネタをタイミングよく注文するならば、おのずと職人の方にも気合が入るものである。
高級寿司屋専門に巡り歩く、口の奢った方々からすれば取るに足りない店ではあろう。
しかし注文の仕方によっては、限られた予算の中で満足感を得られる可能性は、十分に持った店と言える。