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再訪 かっての旅情の名残
上野駅界隈。アメ横など昼間から大勢の外国客で賑わっている。その中で今なお息づいている郷愁のバー。旅人は夜行列車に乗る前に。そのバーで数杯飲んでから。列車で夢路につく。そして夜が明ければ青森駅。
上野駅はかって多くの夜行列車が発着していた。あの新幹線でさえも。その後、旅情という言葉は消え。今では常磐線でさえも品川駅に。パリのリヨン駅。ブルゴーニュ地区に行くのなら。この駅を利用。以前の、東北地方へ行く上野駅のように。今は文化の違いか。
かっては普通のバー。ここでハイボールやカクテル、水割り。現在は日本酒バーに変身。日本酒は全国の銘柄が。酒の肴も下記のように多様でリーズナブル。この辺りは大衆酒場が乱立しているが。ここではしっとりと酒を飲む。
それを楽しんで列車に乗り込む。明日は青森駅。そして青函連絡船。今の若い方々にはまったく想像すら出来ないだろうなあ。私もまったく経験もない。しかし、こちらのカウンターで静かに飲む。すると往時の情景が想像される。
●お通し
切り干し大根煮込
人参、厚揚げ
●鯖の燻製 600円
●大分産ぎんなん 600円
○生ビール キリン
○銀盤純米大吟醸 700円
上野駅で夜行列車に乗る前にここで一杯ひっかけたという伝説の店(再訪)
3月26日のJR東日本のダイヤ改定により。上野と札幌を結ぶ寝台特急カシオペアが姿を消した。すでに2月に北斗星が運行終了しており。これで上野発の夜行列車はすべて無くなってしまった。北海道新幹線開業の影響なのだ。
上野と言えば夜行列車。いったい上野駅はこれからどうなるのだろう。パリのように行き先別に始発駅があっても良いと思うが。なんでも東京駅に集中すると。かえって不便が生ずる場合もある。
旅情という言葉の響き。やはり夜行列車が一番良く似合う。
私が若いころ。東京駅のバーカメリアはブルートレインを見降ろす場所にあった。そして旅人は出発前にこのバーで飲む。新しい訪問地に、久しぶりの故郷に想いを馳せながら。旅情は乗り込む前から漂っているのだ。
当店は今ではすっかり日本酒バーに変身しているが。やはり店は夜行列車という名前であり続けてほしい。こちらで一杯やって、上野から北海道新幹線に乗っても良いではないか。店は午前11時から営業しているのだ。
○盤純米大吟醸 700円
○上喜元純米 700円
●お通し、厚揚げ煮込み
●酒盗茗荷和え 600円
●鯖燻製 600円
●ぎんなん 600円
他のメニューの例
やまと豚ベーコン700円 きびなご一夜干し500円 鮭トバ600円
やまと豚もつ煮600円 熊本直送生馬刺750円 フグ皮ポン酢600円
カニオムレツ800円 湯豆腐(フグ入り)800円
*今回の写真は最初の6枚
前回
上野発の夜行列車 おりた時から青森駅は雪の中。なつかしいこの歌の時代にはこのバーで飲んでから乗り込んだ旅人が多かったという。
以下、詳しく
夜行列車という言葉の響き。なにか旅情をかきたてるものがある。この言葉が特に記憶に残っている歌がある。石川さゆりの歌う「津軽海峡・冬景色」という曲。当時、上野発の夜行列車は八甲田、十和田、津軽など6本も走っていた。現在は、あえて言えばカシオペアと北斗星。夜行列車というよりは豪華寝台列車と言えるだろう。旅情とか、哀愁というイメージはない。
長く上野は北への玄関口だった。それが新幹線がすべて東京発着になってしまい。上野はただのターミナル駅に変貌してしまった。しかし夜行列車は残っている。日本酒バーとして。もともとバーだったのが10年前に日本酒バーに転換。それゆえカウンターはバーのように肘掛けの形。創業は1957年。東北本線の特急「はつかり」、寝台特急「はくつる」、「ゆうづる」の開通が1958年だからその歴史はまさに夜行列車と密接。
当時から2000年あたりまでカクテルバーとして愛されてきた。しかし、上野駅を取り巻く環境も大きく変化。今の主人が引き継いで日本酒バーで再出発した。店はあのアメ横からガードをくぐって反対側。上野駅に近い上野6丁目。このあたりは大衆酒場などが密集していていかにも盛り場的風景。しかしこの店はなにか悠然として気品がある。
店に入ると長いカウンターが奥まで続く。その背後には数多くの銘酒のリストが短冊で示されている。新潟〆張鶴純、山形出羽桜燐燐、山形上喜元、一の蔵、三千盛、長野真澄生一本、福井花垣米しずく、花垣超辛口、千代むすび強力などなど。すべて純米ないし純米吟醸。やはり日本酒は純米酒にその真の旨さを感じるのだ。値段は700円~900円と比較的お手頃。桝の中に入ったグラスになみなみと注がれている。
酒の肴も酒通にはたまらない。渋いが、結構多彩なのだ。熊本直送馬刺、手作り豆腐、やまと豚もつ煮、鮭とば、鮭の吟醸粕漬、アボガドとタコ、フグ皮ポン酢、きびなご一夜干しなど。決して居酒屋メニューではない。日本酒に合う、それでいて飽きさせない工夫を感じる。この日の訪問は午後3時すぎたあたり。実はこの店は11時~23時という誠にありがたい営業時間。夜行列車どころか昼間の特急にも間に合う。
この日はハシゴを控えており、以下の内容で軽く仕上げた。酒よし、肴よし、CPよしの使いでのある日本酒バーだ。昼間から優雅に銘酒を飲みたい方々には絶対オススメだろう。
○銀盤純米大吟醸 700円
どういう訳か富山の酒が好きだ。築地の魚竹では何時も立山を飲む。
フルーティーな香味でのど越しが良い。
○秋田喜三郎の酒純米吟醸 900円
秋田の地酒 喜久水・喜三郎の酒 純米吟醸。香りをやや抑え濃厚な米の味を出し、
どこか硬派なイメージのする辛口風味。コクがあり大人の酒。
○お通し
切干大根煮
○鮭トバ 600円
この鮭とば。お酒で炙ってあるので、風味があり柔らかい。
癖になりそうだ。
○熊本直送馬刺 750円
日本酒すべてに合う訳ではないが、馬刺しはコクのある酒には
格別の相性がある。
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一級うん築士
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店名 |
夜行列車(ヤコウレッシャ)
|
---|---|
ジャンル | 日本酒バー、バー |
予約・ お問い合わせ |
03-3832-5409 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
京成上野駅から206m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
12席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1957年 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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日本の東京駅とは異なり。パリからディジョンやリヨンへ行く時。新幹線TGV)はリヨン駅が始発。それぞれ行き先に応じて。駅が異なるのだ。かつては上野駅が東北への始発駅。だから今でも上野には。東北名残の酒場も残る。北畔や岩手屋。
その上野駅は長距離運行には。夜行列車が多かった。全盛時には八甲田、十和田、津軽など6本も走っていた。現在は、カシオペアと北斗星が臨時で。従って夜行列車と聞けば。なにか郷愁を感じる。長く上野は東北、北海道への。玄関口だった。
大きなターミナル駅となった上野。しかしアメ横などの賑わいは。変わらず続いている。ただ、この日はやや寂しい。外国人観光客が減っているのだ。私には、むしろ好都合だが。ファッションや土産物、貴金属店など。影響を受けているようだ。
さて、雑踏があまり好きではないが。この店を訪問するので。我慢して人混みを歩く。アメ横からガード下を抜けると。この郷愁の日本酒バーが。昔はショットバーが上野の変貌により。今では界隈の日本酒の聖地に。こちらも観光客も訪ねてくる。
上野でお酒ならオススメの店だ。午後を通してオープン。酒は東北中心に銘酒が。それもリーズナブルに。酒の酒も渋くまたお手頃。店の主人は適当に放っておいてくれる。だから静かにまた寛いで。銘酒を楽しみ、旅情を慈しむ。実に良い店だ。
○銀盤純米大吟醸 700円
○南部美人心白 900円
●お通し、マカロンサラダ、カレー風味
●ぎんなん 600円
●キビナゴ一夜干し 500円