野菜、肉、豆、スパイス・・・毎日でも食べたい完全食！ : カレーライス ディラン

　ちょいと久々かも。いつも通り２種類盛りを。ちょっと日数が経って名前は忘れてしまったが、片方は豆（レンズ豆？）とじゃがいものカレー、もう一つはキーマ的なものだった。どちらも少量なスパイスでここまで複雑かつインドそのものの香りと味わいを楽しませてくれる。いつも感心するばかり。スパイスをたくさん使うことで本格的な味と香りが出ると勘違いしているようなカレーに時々出会うことがあるが、こちらのをいただくと、本当にホッとするのだ。もちろん、こちらのもしっかり辛く、頭皮に汗がでる。物足りなさは一切感じない。

　そして、このいかにもヘルシーな佇まいを見て欲しい。多くの野菜、豆、肉で溢れた健康食というか。ご飯が白米でなく五穀米とか麦飯とか玄米だったりすると、完全食と呼んでもいい感じじゃないか？ボリュームはもうちょっと少なくてもいいぐらいだが。

　これは素晴らしいインド料理にして、素晴らしい日本のカレーである。
　

※2016年6月9日現在、「しばらくの間、ディナーは休業します（臨時営業あり）」の張り紙が！！
「臨時営業あり」の言葉に期待しましょう！

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【2015年5月夜往訪】
　平日夜。お客さん３～４組。おひとり様が主体。入りやすいからね。ありがたい。２種盛り（マトンと、豆）とベルギービールVedettを注文。いやぁ、改めて、このカレーの魔力に取りつかれた。肉と野菜と炭水化物のバランス感、油の量の適切さを含め、デイリーに食べられる健康志向感と美味しさの両立。そして味わいの素晴らしさ。スパイスの量は決して多くないと感じられるのに、この複雑で深く、かつあっさりしてる。

　というわけで、改めて好きになりました。ついでに口コミタイトルも気持ち変更（笑）。さっくりワンプレートで済ませたい時の夕食の選択肢としては最高です。

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【2015年3月夜往訪】
　夜に伺った。前回は閉店間際だったのかお客さんはほとんどいなかったが、今回は思いのほかけっこういて、店主さんはおひとりで料理作りから後片付けまで大忙しの様子。
　ハーフアンドハーフで、ラムとほうれん草＋ダール豆？のカレーを選び、ビールは、ベルギービール、Vedett Extra Whiteを。ちなみにビールのことはよく知らないけど、このビール、美味しいね！自分用に買いたいと思った。爽やかで柑橘っぽいアロマがいい感じ！
　さて、カレーは、改めて美味しいなぁと思った。前からの印象通り、油分が適度に抑えられて、ご飯に合う。スパイスもバランスがよく刺激と穏やかさが両立と言ったらいいだろうか。肉も野菜も豆もスパイスと馴染んでほんとに美味しい。付け合わせの野菜（アチャール？）も美味しい。そして、全体としても野菜がたっぷり、日頃肉と油と炭水化物に染められている身体にとても優しい。
　無口な店主さんに初回は正直落ち着かなさを感じたが、慣れてくれば、チャーミングなしゃべり方も含めとてもいい感じの優しい人ということが分かってくると、もう気にならなくなって、落ち着ける。
　ということで、Vedettのビールも含め、ここは日常使いの店として、結構気に入ってます。前も書いたけど、欲を言えば、ビール用のおつまみが一つでも二つでもあれば、さらに言うことないんだけど・・・・

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【2014年12月夜往訪】
　初の夜往訪。とはいえ、メニューは昼と同じ？特におつまみ的なメニューがあるわけではなく、お酒がビールほか若干あるぐらいの違いと思われる。ハーフアンドハーフを注文すればカレーのバリエーションもあるし、付け合わせのニンジンのアチャール？的なサラダもあるので、ビール一杯ぐらいは行ける感じ。カレーはやはりとても美味しい。スパイス感と辛さのバランスが絶妙。そして、油が少なめなせいか、普通の白いご飯に合いやすい。さらに、カレーの骨格になってる玉ねぎやトマトの旨味がしっかりとあって、カレーをなめてるだけでもつまみになりそうな美味しさ。
　希望を言わせていただくなら、せっかくお酒もあるのだから、おつまみメニューがせめて１～２品あるだけで、だいぶ店の使い方が変わると思うのだが・・・お一人でやってるので準備が大変だろうけど、カレーの延長で作れそうなものとか、パパドとか。サモサの中身のジャガイモだけでもいいので、お願いします！
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　神田駿河台の一角、三井住友海上本社の向かいにある。この一角、目的がないと入り込まない若干不便な場所だが、だからこそ、なんとなく昔の雰囲気も残っていて落ち着く。小さな店舗ビルの２階にあり、カウンターとテーブル一つ？の細長く小さな店だが、横長の窓がカウンター前に伸びていて、とても明るく開放的できれいな店内。
　カレーは４種？（夜はわからない）から選ぶ。２種を組み合わせてハーフアンドハーフにも出来る。で、ほうれん草とラムのカレー、そしてひよこ豆のカレーを選んだ。その他にはチキンともう一つなにかあった気が・・・タイトルにも書いたように、一見優しめな日本のカレーだな、と思って食べ始めた。確かに、インド料理のように油を大量に使ったようなものとは全然違い、あっさりさっぱりめな印象。食べ始めると確かにさっぱりしている。が、スパイスのバランスが絶妙で、本格的なインド料理と変わらないバランス感と香りの複雑さ。辛さもそれほどは感じなく、絶妙。うまい！しかし、さっぱりしているのに徐々におでこや頭皮や首筋に汗がにじんでくる。ほうれん草とラムはとても薄い味付けで、ラムもクセのない柔らかい肉が小さく刻まれている。インド料理のサグマトンとはまるで異なるさっぱりさ。なのに、あと引くスパイス感。ひよこ豆のカレーも同じ。あとは、付け合わせがカウンターにおいてあって、この日は、ニンジンの千切りにちょっときゅうりとかを混ぜたもの。若干スパイスが入ってる感じ？何と言ったか？これなら、野菜も採れるし油も控えめ、適度なスパイスでデトックス、と、身体にいいことづくめかも！それを知ってか、女性客も結構いる。店もきれいだしね。
　ということで、インドカレーとは異なるが、かなりクセになる美味しさで、近くに来たら寄りたい店になった！