無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3291-2570
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
matu4さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
笹巻けぬきすし総本店(ささまきけぬきすしそうほんてん)
|
---|---|
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
03-3291-2570 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄新宿線【小川町駅】徒歩3分 小川町駅から138m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
11席 (全てテーブル席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くの有料駐車場:神田小川町2-4-5杉商パーキング30台、神田駿河台3-1に10台、ほか |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
ホームページ |
http://www.kanda-hojinkai.com/information/sinise/sinise09.html |
オープン日 |
1702年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
時は元禄15年(1702年)笹巻けぬきすしの歴史は300年を超える。
ここの寿司に江戸の文化の香りを垣間見る気がした。
そして、時を超えてなお食べるものを納得させる素晴らしい寿司に感動し、
この「本物」を守り通してくださった笹巻けぬき寿司の歴代の主に心から大感謝してしまった。
キリリとした酢の利いた余分なものを一切使わずに仕上げた
笹巻寿司は実に旨く、まさに絶品だった。
卵焼きの笹巻き寿司は僕にとっては驚異的な品だった。
口に含んだ瞬間に香ばしいたまごを丁寧に仕上げたケーキのような柔らかい香りが
フワリと口腔に広がり、鼻のほうに抜けて行く。
「こ、これはっ!!うまいっ!」
思わず驚嘆した声が漏れる。
海苔巻きも干瓢が全く甘くなくて、海苔の香りがしっかりとする。
なるほど、食べていると干瓢自体の自然の甘みが伝わってくる。
この甘くない干瓢巻き、抜群に旨い。
鯛、さすが本道を行く鯛である。
旨味、まろやかさが酢で奥にまとまっていて噛むほどに旨い。
そして、おぼろ、海老、すべてキリッとした印象の奥に
すばらしい素材の味をしっかりと蓄えていて
噛むほどに酸味の間にでてくる旨味と香りに感動してしまう品々。
鯛の骨や頭が残ってしまうので、といって作られた
潮汁がこれまたすこし、塩味が濃いのがまた絶妙なバランスですばらしい。
元禄15年は赤穂浪士の討ち入りが行われた年で
その翌年である元禄16年には元禄地震が起きる。
江戸は壊滅的な打撃を受けるが年号を宝永に変えることでゲンを担いで問題解決を図る。
しかし、残念なことに宝永年間になってすぐさま
宝永地震や富士山の宝永の大噴火が起きる。
江戸の降灰も2寸程度はあったようで、発掘調査によると
残っているものでも2センチほどはあったという報告がある。
現代でも災害が起きると非常食がもてはやされるが
笹巻けぬきすしが創業した時期は持ち運びニーズもあり
かなりもてはやされたのかもしれない。
なれずしとは違って、酢で仕上げるのも江戸前っぽい流儀だ。
醤油をつけないのも醤油が本格的に江戸に普及し始めたのが
ちょうど元録ころだから、使わない店がまだたくさんあったのではないかという想像ができる。
それにしても、守り通してくる困難さは想像を絶する。
あまりにも古くて、あまりにも新しい
守りとおしたからこそ、このうまさが光る。
時代を超える素晴らしい寿司がここにある。