久し振りの訪問も期待を裏切りません＠江戸川橋／東京 : 石ばし

【再訪】2014年10月

久し振りに土曜日の夕方に予約をしてお伺いしました。
前回は2階でしたが、今回は1階一番奥の座敷でした。
注文は予約時に済ませてあるので飲み物だけを選びます。
総じて日本酒の値付けが高いので冷酒「水神」純米酒 300ml 1,000円を注文しました。
お酒とともに「お通し」2品が出てきました。
・ざる豆腐
・付出3品・・・枝豆、蒲鉾と大根おろし、スモークサーモン巻き玉ねぎ
　　　　　　　 見栄えは良いですが、どれもありふれたものでした。
　　　　　　　 しかも、アルコール類を注文すると自動的に付いてきて1,000円が加算されるので、もう少し
　　鰻屋らしい手の入った品々にしてほしいものです。

このお通しと日本酒で待ち時間を費やしながら40分経った頃に次の品から順次出てきました。

・「肝焼き」800円・・・1人前は、骨に付いたすき身をつくね状にした「中落ち」と「肝焼き」でした。
「中落ち」は山椒が効いて中々面白い一品でした。

さらに10分後、「うまき」は暖かい季節はやらないのは知っていましたが、9月下旬になってもまだやって
ないと言うので「うざく」を注文しておきました。

・「うざく」2,000円・・・2人前からの注文になります。
酢加減が私には丁度よく美味しく頂きましたが、白焼きも食べるので2人で1人前が丁度
良かったと思いました。

・「白焼き」3,800円・・・お重に入って出てきました。
鰻の厚みはあまりありませんでしたが、程よい柔らかさで皮目もパリッとしていました。
何より脂が適度に残っていて美味しい白焼きでした。

席に着いてから1時間10分後にようやく「うな重」が運ばれて来ました。

・「うな重 特上」5,000円・・・蓋を開けると鰻が1.5匹分、縦に3列びっしりと並んでいました。
一般的には横並びだし、「うな重 上」は横だった記憶があります。
そして、タレは変わらず甘さ控えめで私の好みに合っています。
ご飯の硬さも丁度良い硬さでタレの絡み方も申し分ありません。
やはり、ここのうな重はとても私の好みに合っている事を再認識しました。

「お新香」は、胡瓜、白菜、沢庵の他にしっかりと奈良漬があり嬉しいかぎりです。

「肝吸い」もプリッとした肝が入って美味しいお澄ましでした。

満足感が大きい鰻尽くしの食事となりました。
このお店は大好きなお店の一つで間違いがありません。
しかも、神楽坂に近いし、銀座にも出やすいので2軒目にも行きやすくとても重宝します。

＊＊＊　画像を20枚追加しました　＊＊＊
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ふわりねっとり系

【再訪】2010年12月

戦争をくぐり抜けたレンガ塀と瀟洒な木造のお店です。
１階は椅子席とお座敷があります。
テーブル席はテーブルや椅子との間隔が狭く、座っていても少し窮屈です。
しかし、席料が不要なので1人の時は便利です。

ここでは、予約時に注文メニューと到着時刻を伝えていても、ウナギ登場まで1時間近く待たされるので
イライラせずのその時間を愉しむことが一番です。
19時に入店しましたが、既に玄関には「本日分のウナギ売り切れ」という札がぶら下がっていました。

特上と肝吸いを注文していました。
待つこと50分、ようやくうな重が登場しました。
熱々のウナギはふっくらとして、パリッというよりねっとりした食感です。
タレは、甘すぎず辛すぎず、よく凝縮されたうま味があり、若干固めのご飯はふわっとしてウナギとの相性が
抜群です。
ウナギは、ふわっと感もあり香ばしさもあります。

肝吸いは上品な味です。
お新香は、やや種類が少なく宮川本廛のような美しさには及びませんし、奈良漬けもありませんでした。

食事のと共に、おしぼりとほうじ茶が出されます。
夜は、椅子席でもお酒を飲む人が多くかなりうるさく、やや居酒屋状態になるのが少し残念でしたが、
うな重の美味しさは私にはど真ん中のストライクでした。