記念日ご飯。憧れの江戸前鮨をいただく。 : 鮨 てる

＜再訪＞
今年も私のお誕生日はこちらでお祝いしてもらいました。
去年で味をしめ、江戸前寿司が食べたくて。。
今回は土曜日でしたので、人気のお寿司屋さんの週末予約はかなり難航し２軒で心が折れ、
昨年伺って印象の良かったこちらにお願いしました。
写真禁止なので、こんな日はお寿司と彼との会話を楽しむに徹するのもいいかなぁ〜と。

早い方の時間での予約。
５時半という時間にも関わらず、１回転目から満席でした。
お夕飯にしては、ちょっと早過ぎかな？ともおもいましたが、もう一軒行こうと企んでいた私には好都合。
私のお誕生日ですが、自分で予約します。
彼は予約嫌いな人なので初動がお誕生日直前になり、食べたいもの食べそびれますから。。
これで、何年か食べ損ねていますんで学習しました。


まず、ビールで。
去年と変わらず、一番搾り中瓶を薄はりグラスで。

シマアジ かれい昆布〆　白身とは思えないほどの旨味
平貝磯辺焼き　　ギュッと締まった貝柱、食べ応えがすごい
縞海老・ボタン海老 食べ比べ　　それぞれの甘さ、卵の食感の違いを楽しめました
アジ なめろう風　　鯵の美味しさはもちろんのこと、茗荷の下処理が素晴らしく、主張し過ぎず良い余韻を残して、鯵を引き立ててました
鮑 蒸し
アカムツ塩焼き
この２つは鉄板！今回も付け合わせの食用ほおずきが美味しかった。

握りに移り
きす昆布締め
白イカ
しんこ
イワシ
車海老
赤身
中トロ
ウニ
いわし
あなご
あなごツメ
たま
追加
かっぱ巻き
新子は、シャリとのバランスを考えて今年から２枚にされたと。
あなごは２通りの食べ方で出すだけあって、とろける美味しさでした。
個人的には塩でいただくのが好き。

気のせいかな？　握りが昨年より少し小さくなった気がしました。

いただいたお酒は昨年と変わらず３種類。
軽い方から順に頂きました。
阿部勘（宮城）
喜久酔（静岡）× ２
寳劔（広島）

よいお誕生日ご飯となりました。
「健康だからこその楽しめる」と、改めて二人揃って健康な体でいられる事にも感謝です。
(2015.8)
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私のお誕生日ご飯で奮発してもらいました。

私の地元は、漁港もあるので新鮮な海産物には恵まれているのですが、そのせいかどうか、地元のお寿司は新鮮で大きなネタがでーんと乗ったモノが多く、職人さんがいろんな仕事を施した江戸前鮨に憧れがありました。
彼はネタケースの中から次は何を食べようかと楽しみながら選ぶお寿司屋さんが好きなので、おまかせ一本のお寿司は渋々でしたが。

お寿司の経験値そんなに高くないですし、まして本格的な江戸前鮨は始めてなので、どうこう語れるレベルではありません。
なので今回は単なる行動記録文です（笑）


四谷荒木町のあの独特な雰囲気の路地に放つ、こちらの灯り。
その柔らかい灯りに吸い込まれるようにお店に入ると、ご主人が笑顔で迎えて下さいました。
この笑顔と綺麗に磨かれた白木のカウンターで、私の心は既にロックオン！

まず、一番搾り中瓶を薄はりグラスでいただきます。瓶ビールの美味しさがわかった気がします。
グラスが違うだけで、ビールの美味しさが変わるんですね。

ここで、ご主人の「では、よろしくお願いします」の声と共にツマミからスタートです。
ちょっと、背筋が伸びました。
さながら、将棋か囲碁の対局前のような雰囲気。
どちらも経験ないです、あくまでイメージ。


万願寺煮浸し　　　　　　　 夏ですねぇ
まごち刺身
ほしがれい刺身　　　　　　どちらのお刺身も初めてです。白身でも食感が全然違います

ここで早速、お酒に。
お酒は３種類だそうです。

そこからオススメの宮城の阿部勘を。
彼の要望で、冷蔵保管されているものを常温にもどしていただき、まず一合。
クセがなく飲みやすい。常温でもするする入ります。

たいら貝 いそべ焼き　　　 　これは普通かな。
ボタンエビ 卵も　　　　　 　海老の身のネットリとタマゴの旨味。相乗効果、最高。

宮城 阿部勘を冷酒でもう一合。
冷酒でさらに美味しさＵＰ!

鮑むし 肝添え　　　　　　　　柔らかく蒸された大きな鮑を肝といただいて大満足。
　　　　　　　　　　　　　　　　 大好きな大好きな鮑。お誕生日が夏でよかったと思う瞬間。

赤むつ焼き＆食用ほおずき 　　のどぐろにまた出会えました。上品な脂。食用ほおずき、初めて食べました。香りがいい。


ここで、お酒を変えてみます。
広島 寳劔(ほうけん) 　　　　 先ほどまでと比べるとかなりしっかりした味

鮑、のどぐろと続き、私の高揚感はほぼＭＡＸでしたが、「うちはお寿司屋さんなので、是非握りも」とご主人が。

ここから握りに。

きす昆布〆 　　　　　　　　　 昆布がキスの旨味を引き出してます
白いか 塩　　　　　　　　　　 すき。美味しい
みる貝　　　　　　　　　　　　貝ってこんなに深みのある味なのね〜
しんこ 4まい　　　　　　　　　こちらも夏の逸品ですね。
車海老 　　　　　　　　　　　 食感、風味、いい！

ここでお酒をまた変えて
静岡喜久酔(きくよい)　　　　　優しい味

あじ　　　　　　　　　　　　 光り物大好きな私達、美味しくないわけがないです。
ムラサキウニ余市 　　　　　 　雑味がなく、甘い
イワシ 軽く〆たもの　　　　　 今まで食べた鰯の中でも一番美味しいイワシ、すごく脂がのってます。
づけ　　　　　　　　　　 　　 ねっとりした舌触り
アナゴ　　　　　　　　　　 　 ふわふわ
中トロ　　　　　　　　　　 　 お鮨の中でこれだけ普通かな。
たま　　　　　　　　　　　　　お出汁たっぷりのカステラタイプ。この玉が食べたかったんです♪
　　　　　　　　　　　　　　

ツマミ５品、握り１２かん。
瓶ビール１本、お酒一人２合ずつ。
これで16000円ちょっと。
私には、十分過ぎるお寿司でした。

今回、こちらをチョイスした理由の一つが、こちらの屋号でした。少し所縁のあるお名前だったので、それに惹かれて。
聞いてみたら、鮨てるの「てる」は、ご主人のお祖母様のお名前だそうです。
こんなエピソードからもこちらのお店の温かさが伝わります。

彼のお誕生日も是非ここがいいなぁ〜。
完全に便乗ですが。