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店名 |
天麩羅 まつ井
|
---|---|
ジャンル | 天ぷら |
予約・ お問い合わせ |
03-3265-7591 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ東京 タワー館6Fなだ万内 |
交通手段 |
銀座線赤坂駅から徒歩5分 永田町駅から479m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
8席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | ホテルのレストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可 問題なし |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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食べることが天職(?)のワタシだけど、
「天ぷら」だけは自分からは絶対に食さない興味薄というか、苦手なカテゴリーだったのです。
ところがやはり私と同じく、いや、私以上に、
「天ぷらだけはどうも油っこくて全く受け付けない」という超グルマンの友人から、
「本当に美味しい天ぷら屋さんを見つけたから行きましょう。」と、お誘いを受け伺ったのが、
ホテル・ニューオータニ内の「なだ万」 さん。
もっと「知る人ぞ知る」みたいなお店かと思いきや、あまりにメジャー処すぎて、
「えっ、ここなの?」と、少々拍子抜け。
実はこの「なだ万」の中で、
松井雅夫氏 の名を冠した「天麩羅 まつ井」というお店が、当夜の目的店だったのです。
「なだ万」の中に、そんな別名店が入ってるなんてちょっと意外でしょ。
確かに、気をつけて見ると、「なだ万」の入り口に、ちゃんと「天婦羅 まつ井」の看板も。
店内ずず~と奥の、仕切られた天ぷらカウンター席が、こちらです。
全く他のエリアに天ぷらの臭いがもれてないから、今まで気付かなかったのですね~。
半信半疑の初回、まず揚げられた 海老の頭 に、ほぉ~。
綺麗にひげが整えられた小ぶりな頭を、一口頬張った途端に、その違いにびっくりぃ。
それに続き揚げられた、海老の身の柔らかさ、
繊細なのにふくよかな滋味を十分に感じる白魚、
更には、
油の中で勢いよく舞い踊る(残酷と思ってはダメよ) 活幼鮎 の新鮮な苦味と香り等々、
どれを頂いても軽やかで、素揚げに近い状態だから、
素材の良さがダイレクトに伝わってきます。
なのに、ほっこりフワフワの熱々さが、たまらないぃ。
そして 特筆すべきは、揚げたての天ぷらを乗せても、紙に油染みが全くつかない んです。
いかに、ワルツのように軽やかな揚げられっぷりか!
拝見していると、
体全体で独特のリズムをとりながら、ヒョイって揚げてらっしゃるその雄姿は、
確かに、ワルツを奏でるマエストロ。(笑)
まさに長年の技の集結なのでしょうね。
聞けばお野菜も、
例えば、椎茸 は、一日天日干しして味を蓄えさせたりと、
見えない一手間をかけ、より素材の味を引き出しているそう。
確かに、長ネギ や 加茂茄子 の天ぷらは、
今迄頂いた中で間違いなく一番の揚げられっぷり。
「サツマイモの天ぷら」 を、
それが看板メニューである銀座の超人気店「K」と比べてみるならば、
「K」店のはホックホクのダイナミックな美味しさ。
それに対してこちらのは、スィートポテトのような滑らかな口当たりの上品なおいしさ。
まぁ、これは人好き好きでしょうね。
更に、、「ウニの天ぷら に関しては、
こちらの方が、中が殆どレアの、より雲丹三昧のお味で、
サツマイモ、ウニ共に、個人的には、こちらに軍配を。
天ぷら以外にも、お気に入りは「茶碗蒸し」。
天ぷら同様さして、茶碗蒸しにも興味ないのに、
こちらのなんとも言えぬ上品な喉越しは、初めて頂く食感で、
いつも、「御代わり~~ぃ」って言いたくなってしまう程なのです。
但しっ!、
松井氏は月・火はお店に出てらっしゃらないそうなので、
是が非でも、松井氏ご本人に揚げて頂きましょう!!
でないと上記の醍醐味は堪能できないと・・・。
(実際、私含め周囲も、堪能できませんでしたので。)