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食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
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名店中の名店だけに、心を惹き付ける ”何か” が欲しかったなぁ…
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焼物 松葉蟹炭火焼
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御飯 河豚雑炊 浅葱 海苔 ポン酢
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強肴 ふかひれ鍋 すっぽん 焼葱 胡麻豆腐 生姜
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向付(1) 河豚薄造り 皮湯引き 薬味 ポン酢
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本日の主役 兵庫県柴山港 松葉蟹
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蓋物 甘鯛蕪蒸し 生雲丹 百合根 木耳 三つ葉 銀杏 山葵
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八寸 サーモン椿寿司 辛子蓮根 海鼠みぞれ和え 小川唐墨 菜種辛し和え 鯛の子落雁 豆腐味噌漬
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向付(2) 佐渡の寒鰤 辛味大根 土佐醤油
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テーブル・セッティング
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先ずは食前酒（柚子酒）が注がれます
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料亭 菊乃井厳選 愛山 純米大吟醸（京都） 8,000円
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cuvee KIKUNOI 2012 8,000円
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黒龍 石田屋 5,000円/1合 飛露喜 2,500円/1号
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八寸 サーモン椿寿司 辛子蓮根 海鼠みぞれ和え 小川唐墨 菜種辛し和え 鯛の子落雁 豆腐味噌漬
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八寸 サーモン椿寿司 辛子蓮根 海鼠みぞれ和え 小川唐墨 菜種辛し和え 鯛の子落雁 豆腐味噌漬
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本日の主役 兵庫県柴山港 松葉蟹
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猪口 汲み上げ湯葉このわた蒸し 炙りこのこ
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猪口 汲み上げ湯葉このわた蒸し 炙りこのこ
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向付(1) 河豚薄造り 皮湯引き 薬味 ポン酢 高知の直七 塩
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向付(1) 河豚薄造り 皮湯引き 薬味 ポン酢
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向付(2) 佐渡の寒鰤 辛味大根 土佐醤油
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向付(2) 佐渡の寒鰤 辛味大根 土佐醤油
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蓋物 甘鯛蕪蒸し 生雲丹 百合根 木耳 三つ葉 銀杏 山葵
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蓋物 甘鯛蕪蒸し 生雲丹 百合根 木耳 三つ葉 銀杏 山葵
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蕪蒸しに使われる聖護院蕪(かぶら)
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中猪口 洋梨と山葵のソルベ
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中猪口 洋梨と山葵のソルベ
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焼物 松葉蟹炭火焼
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松葉蟹の足には「兵庫県柴山港 大正丸」のタグが
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松葉蟹はテーブル・サイドで焼いてくれます
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焼物 松葉蟹炭火焼
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甲羅には味噌がたっぷり この後 ”甲羅酒” に
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焼物 松葉蟹炭火焼
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焼物 松葉蟹炭火焼
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焼物 松葉蟹炭火焼
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強肴 ふかひれ鍋 すっぽん 焼葱 胡麻豆腐 生姜
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強肴 ふかひれ鍋 すっぽん 焼葱 胡麻豆腐 生姜
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強肴 ふかひれ鍋 すっぽん 焼葱 胡麻豆腐 生姜
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香の物
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御飯 河豚雑炊 浅葱 海苔 ポン酢
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水物 生姜飴のアイスクリーム 焼林檎
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柚子ソルベ 柿と紅茶ジュレ
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道路からの長いアプローチ
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道路沿いの看板
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門柱の看板
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入口脇の看板
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この日はこちらの小上がり座敷 電熱式の掘り炬燵です
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横に長いカウンター
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オリジナルの日本酒 ”愛山”
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オリジナル白ワイン ”cuvee KIKUNOI”
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日本酒いろいろ
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日本酒いろいろ
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銀座の夜の物語
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
赤坂 菊乃井
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
| ジャンル | 日本料理 |
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予約・ お問い合わせ |
03-3568-6055 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
千代田線 赤坂駅から徒歩10分 赤坂駅から326m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥20,000～￥29,999 ￥15,000～￥19,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥20,000～￥29,999
￥15,000～￥19,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 |
| サービス料・ チャージ |
10%～20％ |
席・設備
| 席数 |
50席 （カウンター（椅子席）13席、カウンター（掘り炬燵）6席、小上がり2席、テーブル3席、個室4室(2～25人)） |
|---|---|
| 個室 |
有 （2人可、4人可、6人可、8人可、10～20人可） |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 電子タバコも含め一切ご遠慮いただいております。何卒ご理解くださいませ。 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり、無料Wi-Fiあり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
| お子様連れ |
子供可（乳児可、未就学児可、小学生可） 12歳以下のお子様連れのお客様は、個室のみのご案内となります。 |
| ドレスコード | 男性のハーフパンツ、サンダルはご遠慮ください。 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2004年 |
| 備考 |
【昼】 14,300円(税込み・サ料別) |
| 関連店舗情報 | 菊乃井の店舗一覧を見る |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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【夜】[料理・味]4.5*40%+[サービス]3.0*15%+[雰囲気]4.5*10%+[CP]3.5*30%+[酒・ドリンク]4.0*5%=3.95(4.0)
京都東山『菊乃井 本店』
ミシュランガイド関西の三ツ星常連でもある老舗料亭として名高いお店です。
創業は大正元年、百年を超える歴史があります。
こちらの東京支店が赤坂にあり、取引先との忘年会を兼ねてお邪魔してみました。
場所は千代田線赤坂駅と乃木坂駅の間、赤坂五丁目交番の近くになります。
赤坂通りから一本入った裏道沿い、赤坂としては閑静なエリアにひっそりと『菊乃井』の看板が見えてきます。
自宅からも徒歩5分ほどのところで、犬の散歩で前を通ることもあるくらいです。
料亭というだけあって、店の入口までのアプローチが長く、手入れの行き届いたちょっとした日本庭園を進んでいく感じです。
ここが東京のど真ん中であることを一瞬忘れさせてくれる、そんな雰囲気ですね。
エントランスでコートを預け、広々とした店内へ。
右手に長いカウンターがあり、かなりのインパクトですね。
しかもその背はガラス張りで、ライトアップされた中庭が映えます。
3名で訪れた私たちは、中ほど左右に一つずつ配置された小上がりの席に案内されました。
こちらは正に掘り炬燵。
単に掘れているというだけでなく、中は温かく、家庭の炬燵のように布団ではありませんが布が掛けられていて天板もあります。
手を載せたりするとこの天板が動くので、ちょっと食事がし難いという欠点はありましたが…。
接客というか配膳は厨房の若手が担当。
初々しいのはまだいいのですが、正直あまり気も利きませんし、愛想もありませんでした。
京都の超一流の ”おもてなし” を期待していた身としてはかなり残念でしたね。
上座、下座もごちゃごちゃでしたし…。
本当は上座1名、下座2名で利用したかったのですが、上座に席が2つセットされていたので座る時点で幾分困惑してしまいましたからね。そこまで堅苦しいメンバーではなかったので、そのままなんとなく座ってしまいましたが(笑)
3名で予約した時点で、上下の席配置（どっちが2名なのか）を確認するのが普通だと思います。
偶数なら聞かなくてもいいかも知れませんが。
お店に行った時って、ファーストインプレッションは大事ですからね。
印象に残ったのは「おいでやす」だけです(笑)
東京では聞きなれないお出迎えの言葉ですが、やさしく包み込んでくれる感じが嫌いじゃありません。
料理は15,000円・18,000円・20,000円（いずれもサービス料・消費税別）の3種類。
いつもの如く一番高い20,000円をお願いしておきました。
本物の京懐石ということですが、普段東京で食べている一般的な日本料理と大きな違いを感じることはありませんでした。
それを含めて、総じて「美味しいですが、驚きの少ない料理」だったでしょうか。
いい意味でも悪い意味でも、ですが…
逆に日本料理の基本はやはり京都にあり、そこで修業をしたり、何らかの形でその流れを汲む料理人達が東京の一流と言われるお店で腕を振るっていると言えるのでしょう。
当日の料理はこんな内容でした。
１．食前酒 柚子酒
２．八寸 サーモン椿寿司 辛子蓮根 海鼠みぞれ和え 小川唐墨 菜種辛し和え 鯛の子落雁 豆腐味噌漬
３．猪口 汲み上げ湯葉このわた蒸し 炙りこのこ
４．向付(1) 河豚薄造り 皮湯引き 薬味 ポン酢 高知の直七 塩
５．向付(2) 佐渡の寒鰤 辛味大根 土佐醤油
６．蓋物 甘鯛蕪蒸し 生雲丹 百合根 木耳 三つ葉 銀杏 山葵
７．中猪口 洋梨と山葵のソルベ
８．焼物 ”兵庫県柴山港 大正丸” 松葉蟹炭火焼 甲羅酒
９．強肴 ふかひれ鍋 すっぽん 焼葱 胡麻豆腐 生姜
１０．御飯 河豚雑炊 浅葱 海苔 ポン酢 香の物
１１．水物 生姜飴のアイスクリーム 焼林檎 or 柚子ソルベ 柿と紅茶ジュレ
最初の八寸は素材も色合いもバランスが良く、ひとつひとつの仕事も丁寧で印象的でした。
木箱を縦に使っているのには少々驚かされましたが(笑)
脂の乗った佐渡の寒鰤は辛味の強い大根おろしが大量にかかっていますが、少し甘めの鰹出汁の入った土佐醤油との相性が抜群で「なるほど」と感心させられました。
蓋物の甘鯛蕪蒸しは、最も京料理の神髄に触れることができた一品。
生雲丹、百合根、木耳(きくらげ)、三つ葉、銀杏、山葵といった多彩な食材を駆使しながらも、どれも主張しすぎず、どれも存在感があるという相矛盾する ”技” を見せてもらった気がします。
蕪蒸しに使われる巨大な聖護院蕪(かぶら)を持って来てくれたのも嬉しかったですね。
小ぶりですがフカヒレを一枚丸々使ったすっぽん鍋はさすがに豪華。
一番高いコースに相応しいバブリーな逸品でした。
ドリンクは、自らの店名を冠したお酒がちらほら。
日本酒 料亭 菊乃井厳選 愛山 純米大吟醸（京都） 8,000円
白ワイン cuvee KIKUNOI 2012 8,000円
をボトルでいただきましたが、お値段とのバランスは常識的だと思います。
その他プレミアム日本酒もそこそこ準備されており、黒龍 石田屋（1合5,000円）なども飲んでみました。
こちらはお洒落な銅製の竹筒で提供されます。
また生ビールは、ちょっと高めですが白穂乃香（グラス小500円・グラス中1,000円）を置いています。
お会計は3名で10万円余り。
ひとり当たり換算35,000円程度となりました。
別に高いとは思いませんでしたが、お会計時の満足感がすこぶる高かったかと言うと正直そうでもないですね。
サービス面はがっかりさせられましたが、料理は無難に美味しく、ハードもゆったりと優雅なものでしたので、トータルとしては悪くないと思います。
とは言え、心に残る何か、惹き付ける何かがあったかというと疑問符が残りますね。