NYでしか味わえなかった赤身のドライエイジドビーフが味わえる店 : ウルフギャング・ステーキハウス 六本木

[2016.2]
約10ヵ月ぶりの訪問である。支配人のTさんは相変わらず忙しくされているようだ。今回も仕事で東京に行くことになってからすぐに予約を入れた。せっかく行くのにここの肉を食べれないなんて残念だからね。
今回も4人で訪問。メニューは前回と同じように前菜にシュリンプカクテル、そしてシーザーサラダ。steak for 4だ。
ココでの目的はたった一つ。肉を食べることだ。ここの肉はすべてNYから輸送してくるとのことだ。人気があり過ぎて最近リブアイが人気で品切れ寸前だったらしい。一口食べるとドライエイジドの芳醇な香りが口の中に広がる。そうそうこれを食べに来たんだよ、と言いたくなる。
お店も急速に増えているようで六本木を皮切りに、丸の内、大阪と現在3店舗、来月には福岡にもオープンするらしい。
どこもいつもいっぱいとのことである。
デザートはいつものようにNYチーズケーキとキーライムパイ。似ているが柑橘系の香りとちょっと苦みのあるキーライムパイの方が私は好みだ。
今回も大満足であった。NY


[2015.5]
ここ六本木店を訪れるのは今回で４回目だ。一時に比べれば落ち着いてきた感もあるのだが、夕方５時半に予約して行ったにも関わらず相変わらず満席だ。先月は丸の内店、大阪店とお邪魔したが六本木店は昨年以来である。店に入るとＴさんが丁重に迎え入れてくれた。今回は４人での訪問。まずはシャンパンで乾杯。そしてシュリンプカクテル、シーザーサラダという順番に頂いた。海老はかなり大きなものを使っている。味は普通。まあ前菜には申し分ない。そしてシーザーサラダは厚切りベーコンをトッピング。４人で２皿オーダーしたのだがちょっと多過ぎた。でもロメインレタスがとても美味しい。
そしてメインはやはりＴボーンだ。熱々のお皿にのせられた肉がテーブルに運ばれてくると否が応でも盛り上がってくる。これは肉独特のテンションの高さだ。寿司ではこうはならないから・・・
今回頂いたのは４４日ドライエイジドビーフであった。とにかく今までで最高に香りが強い・・とは言ってもまだＮＹの店ほどではないが…
しかしオープンから１年４カ月経って熟成庫が良い感じで成長してきたのだろう。こればっかりは時間が経たないとどうしようもない。食べた瞬間にあの独特な香りが鼻を抜けるとＮＹを感じることができるそんなお店なのである。

食べログのレビューはレセプションパーティー以来だがあの当時と比べて味は別物と言えるぐらい美味しくなってきた。またぎこちなかったサービスもかなり良くなってきたので点数を大幅に上げさせて頂いた。

[2014.1]
1月28日　プレオープンパーティーに参加してきた。霜降り神話のある日本ではなかなか赤身の肉の味わいを楽しめるお店はなかったのだが、今回NYを代表するステーキハウスが日本に上陸するということでとっても楽しみにしていた。結果から言うと味は期待以上、ここまでやるとは・・・と思った。
NYによく行くのでピータールーガーもウルフギャングスも何度も行ったのだが、ここの味はかなり近いところまで来ていると思う。ただドライエイジドビーフはある種の酵母のようなもので発酵させるらしいので、熟成庫自体がもっと良くなってくれば味はもっとNYに近くなってくるのではないだろうか？実際マンハッタンの各店舗でも味が微妙に違うのは皆さんの周知の事実だ。それは熟成庫の違いによるものなのであろう。
選ぶなら文句なくTボーン、ここではポーターハウスと呼ぶのだがそれをを選択するのが良いかと思う。
ちなみにポーターハウスとはＴボーンの中でも骨を挟んで両側にあるサーロインとヒレの割合がヒレが1/3以上のものを言う。輪切りにしたかなり大きい部分しかそうは呼ばれないであろう。
焼き方もサーブの仕方もNYとほぼ同じ、アツアツのお皿を傾けてそこから取り分けるスタイルは最高にお肉を美味しく頂ける。
オリジナルソースもありのだが、残念ながらこれはオススメできない。肉自体が美味しいので肉から出る脂をかけて塩、胡椒のみで食べるのが一番美味しいであろう。
トイレの前に有名人の写真が飾ってあった。以前NYのパークアベニュー店でみた小泉元首相の写真も飾ってあったのを記憶している。ちなみに安倍首相の写真もあった。
とにかく肉好きにはワクワクするようなお店ができたと思う。

とってもオススメのお店である。