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清水屋/その骨太の ……
清水屋/黄金色ダブル~明治通りの二階にて
【平成27年1月 再訪録追加】
午後十二時二十分。
東十条の床屋を出て十条駅へと歩き始め、すぐに蕎麦屋をみつけた。どうしようか迷ったが、はやく食べておいたほうがいいかなと思って暖簾を割ると、ガラス戸越し、客卓の隅でお店のお母さんが全力でテレビに集中していて、他には人っこ一人の姿無し。これはだめだと即座に回れ右。
勢い戸を引いてしまわなくて良かったと、心底安堵した
「清水屋」
池袋まで出てきてしまったが、時間も時間、飲食店はどこも軒並み混んでいるようである。そこでちょっとした賭けだったが、明治通りを渡って例のとんかつ屋さんへ。戸を引けば先客は三組ほどで、己の野生の感の鋭さに、いつものことながらちょっと感動した
“メンチクリーム定食” @850也。
クリームというのが何だか分からなかったが、思い切って注文してみることにした。メンチの中にカスタードクリームが入っていたら嫌だなと思ったが、実際にはメンチと、タルタルソースのたっぷりとのったクリームコロッケで良かった。野菜は千切りキャベツの他、ドレッシングのかかったレタスと、この手の皿としては充実している。
向こう側でお母さんが、常連さんと思しき宅配運送屋さんチームと和やかに談笑していたのだが、揚げ場からの「料理があがったよ」の掛け声にそれを遮られ、ちょっと寂しそうにそこを離れる姿に、こちらもつられて、何故だかちょっと切なくなった
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【平成26年8月 再訪録追加】
<H26.8.13 池袋にて 昼飯の部>
「清水屋」
ちょっと迷って、東口五叉路(実際には王子方面からくると、明治通りから駅前を避けて東口五叉路へと続く交差点のところでした)の狭い階段を上がったのは、今日で二度目。
戸を引いて中に脚を踏み込むなり煙草の臭いに捲かれたが、そんなことに怯む私ではない。そんなことでは十条界隈の一杯飲み屋群で生き延びることは1cmも出来ないのだ。空調が尋常でなく効いていた。その諸々全て、“男”仕様。
カウンター*4席、二人掛け*5卓、四人掛け*3卓。料理を揚げてくれている間に数えてみた。白いシャツの三人組が二組、それぞれ四人掛けの卓に着いていたが、共に眩しい白シャツ姿であり、どうみても勤め人の方々である。いやいやの出勤なのか、それとも世間の全体休暇を巧みに避けて、適当なところでゆったりと休もうという魂胆なのか……。
後客続いて一組、二組、やはり純白のドレスシャツ。
そこへただ一人、麻だか何だか知らないが、ナガスクジラやブルーマーリンのプリントされている赤地のシャツを羽織った馬鹿一人、これはやけに目立ってしまっているのではないだろうか……。まあいいけどね
“清水屋定食” @980也。
クリームコロッケ・メンチ・ヒレ
迫力の皿はひとまず置いておいて、脂の浮いた味噌汁(とん汁とけんちん汁の違いがわからないもので)から。たっぷりの白菜と玉葱から、優しい甘みがよく引き出されていた。
そうやって“タメ”をつくってから、ソースを千切りキャベツ、メンチ、ヒレカツへと回しかけた。クリームコロッケには既にタルタルソースがかかっていたので気が引け、それだけは避けつつ。
ヒレカツが一口サイズだったが、苦手な私には逆に都合が良かった。箸を入れてはみ出してくるたっぷりのクリームは、エビかカニか、いくらかの紅が織り込まれていた。気付けば圧倒的な塊を流れ作業のように順番にやっつけてゆく快楽に、ただただ溺れていた。同時に、このクライマックスの頂点をより高くすることに成功した自分の演出にも、満足しつつ。
こちらのお店は、意外にも“ふつうの”お昼ご飯処空白地帯のここ池袋において、最高かも知れないと記させて頂いたことがあるが、今日、ひとつ付け加えさせて頂くとすれば、こちらはふつうの池袋ランチ処として、“煙草が気にならなければ”、最高かも知れない
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その都営バスの運転手は比較的、丁寧な運転をしていた、と思う。
それでも、最悪のときにはバスを飛び降りることを覚悟した。二日酔いで気持ちが悪く、けっこうに本格的な吐き気の波状攻撃に晒されていたからだ。
後ろの席で孫を猫っ可愛がりするお婆ちゃんの声までもが、耳障りで仕方なくなるほどに……
辛うじて終点でまで乗り切って、明治通りから一旦逸れて再び合流する、駅前をパスする通り(自動車で走ってどっちが時間短縮となるのかは、昔から疑問だが)の分岐に示された“東口五差路”の標識が、何故か“野口五郎”にみえた。
想像以上に、ダメイジが残っているようである。昨日の酒の……
<H25.10.19 池袋 am11:20>
「とんかつ 清水屋」
狭い階段を上って戸を引いたら、図らずも一番乗りしてしまったようである。
窓の下、明治通りを行き交う人々を、ただぼおっと見下ろしていた。お母さんが持ってきてくれた冷たい麦茶が嬉しかった。まだ些か、躯が火照っているのか。まったく以て意味不明だったのは、音量こそ抑制されてはいたが、頭上の小さなスピーカーからこぼれるアキバ系アイドルグループと思しき、考えうる限りにおいて最悪という世界に最も近いBGMである。
ツナサラダ@470、アスパラサラダ@525。
品書きのランチメニュウの裏側、酒とおつまみの面が無表情で、しかし確実にこちらを睨みつけていた。まるで私の昨夜の愚考を無言で批判するかのように。
昨今ランチについてくるミニサラダなるチープな“おまけ”に慣れきった身に、こんな専門店の気合いの入ったサラダを想像すると、ちょっと惹かれるものがあるが……
“クリームコロッケ定食” @800也。
けっこうに時間が掛かった気がするが、計っていたわけではないのでほんとうのところは分からない。
お母さんが差し出してくれた純白の大きな皿を見た瞬間、躯の芯から、喪失していた何らかのエナジーが沸き上がってくるのを感じた。
アンドロメダの拡散波動砲のようにそびえる、黄金色の塊ふたつ。たっぷりと被さった、タルタルソースという名の希望。本命の前にちょっと逸れて、サラダを。レタスに適量おとされた和風ドレッシングは、何かとろみの付けられた、手作りの上質なものである。
エネルギー充填120%。対ショック、対閃光防御!!
私はそして、いよいよその“希望”に箸を突き立てた。
その直前、窓際の席にカップル、続いて私の隣に若い男性一人が着いた。どちらが窓際に着くかの、そんなどうでも良いことにだらだらと迷う翔んだカップル。瞬間的に状況を掌握したお母さんが、先に私の横に着いた男性から注文をとっている最中に被せてくる、翔んだカップルの男性からの「すいませ~ん!」の限りなく間の悪い声。
――ちょっと待ってなさいよ、お母さん一人なんだから……
「ご飯大盛りにいたしますか?」
私は何も問われなかったが、お母さんは、とんかつを注文した隣の若い男性には、ご飯の盛りを確認した。“とんかつ”を注文したエネルギッシュな若き男性には確認し、“クリームコロッケ”を注文し、しかも二日酔いで目の死んでいる中年男には、黙ってふつう盛りとする、その判断は、正しくプロフェッショナルと呼ぶに相応しい、まったく正しいものである。
コロッケが多少温(ぬる)かったこと以外(意外にクリームコロッケは、気をつけないと口の中を火傷するくらいが丁度良いのかも知れない)、全てが高水準に纏まっており、しかも安価。
枯れ木が水を吸ってみるみる青々しさをとり戻していくように、中年男の両脚に再び力量が漲って、意気揚々と再び明治通りに堕ちていった。
――ここんちのお昼ご飯、池袋で最高かも知んない。今までで……
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Jackie_m
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店名 |
清水屋(しみずや)
|
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ジャンル | とんかつ、かつ丼、カレー |
お問い合わせ |
03-3985-9274 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR池袋東口、徒歩4分。明治通りを大塚方面へ、最初の交差点「富士そば」の2階 池袋駅から381m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
25席 (カウンター3席、テーブル席4名×5、2名×1) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 11時~15時は禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
【2007年10月豊島区東池袋1-14より移転】 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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<R1.9.8>
「清水屋」
サンシャイン通りから東池袋の何にも無い処を、何にもないと知って巡回し、何にも無いからふたたび明治通りに戻ってきた。
ここから五右衛門とかびっくりドンキー方面を攻めるという、いつもの流れとなるのか。頭上からは、さっきまでどしゃぶりだったというのに雲の合間から猛り狂う太陽の殺人光線が降り注ぎ、もう矢も楯も堪らずに目の前にあるとんかつ屋への細い階段をのぼってゆく。
こちらのお店は、メンチ、コロッケ、所謂揚げ物ということではもしかしたらこの辺りのお店の中でも一番隙のないものを出すお店かも知れないのだが、食べグロで今もっとも影響力があると言われながらいいねのほとんどつかない私の投稿に依ってお客さんが殺到してしまい、ご高齢なのにホールを一手に担うお母さんがいっぱいいっぱいになってしまった姿を見るに忍びなく、責任を痛感して足が遠ざかっていた次第。
階段を上り切って引き戸を引けば案の定若者が一人待っているのだが、これは満席というわけではなく、やはりフロアを一人で切り盛りするお母さんのバッシングが追いついていないだけ。
ほどなくしてその彼に続き私も、彼の隣のカウンター席へとなった。
BGMは、気になっていたラウドな美少女アニメソングは影を潜め、これもその関連かは知らないけどインストゥルメンタルがボリウム控えめに流れている ……
“メンチ・クリーム定食” @900也。
こんなにも山盛りの千切りキャベツを ! カッターを使うか知らないけど仕込むだけでも大変な労力を要すると思うが、こちらの揚げ場に立つ息子さんは、少女アニメファンとは到底思えない(失礼 !)骨太の仕事をなさる。
今日のメンチは衣が多少油っぽい気もするが、真ん中で包丁を入れられたその残りの半分のろとこまで差し掛かれば油も落ちて、コロッケ共々その期待値にほとんど迫る美味しさを見せてくれた。
何より豚汁の苦手な私だが、こちらのそれは私が豚汁に対して抱いているエネミー的要素、即ち豚臭さというものをまっさく感じさせず、しかしふんだんに織り込まれた野菜たちとともに、その美味さだけが巧みに抽出されているから感心してしまう
お母さんに冷たいお茶のおかわりを乞うて、お母さんはちょっと面倒くさそうな表情を浮かべつつ(笑)、でも気持ちよくそれをやってくれる。
もしも私の母親が生きていたなら、私もお母さんを大切にする気持ちを今ならば ……
―いや、ほんとうに蘇ってきたら今でもうざいと思うかな。そうに決まってる絶対に (笑)