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店名 |
福義(フクヨシ)
|
---|---|
ジャンル | たい焼き・大判焼き、食堂 |
お問い合わせ |
03-3983-5606 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
池袋駅東口徒歩3分。 池袋駅から336m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、楽天ペイ) |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 隣にコインパーキング有り→WACCA地下駐車場になりました |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1947年 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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■2015年12月 看板の写真追加
いつの間にか店の前にきれいな大型商業ビルが建ち、なんだかこの店が急に時代に取り残されているように見える。
■2013年11月 レビュー本文修正 (焼きそばの話大幅カット)
(2013年1月 レビュー初出)
明治通りからヤマダ電気とビックカメラの間の路地を入り、突き当たったバス通りを渡ったところ。
昭和の香り漂う店舗には、これでもかと言わんばかりに「名代 たいやき」の看板がたくさん掲げられている。
それでいてたい焼き専門店というわけではなく、ラーメンとか焼きそばもある。
店の横をちょっと入ると豊島区民センターの手前に公園。
俺もそうだけど、たい焼きを買った人の多くはここの公園で食べてますね^^
◆◆◆◆◆ここからしばし店と関係ない話が続くので読み飛ばしてください◆◆◆◆◆
秋、公園、枯葉、たい焼き・・・・
これらのパーツが揃うと必ず思い出す。
いまから遡ること20年ちょい、高2の秋。
当時付き合ってた女の子と、学校帰りに食べたたい焼き。
彼女は1つ年下で、ちょっとだけribbonの永作博美に似たおとなしい子だった。
僕が通っていた学校はギリギリ首都圏と言えるかどうかくらいのところにある中規模都市にあって、電車を乗り継いで1時間半近くもかけて通学していた。今思えばわざわざそんな遠くの学校に行く必要もなかったと思うが。
そして彼女はその中規模都市に住み、家の近くにある女子高に通っていた。
僕らは家も遠く離れ学校も違うので、会うのは週に1回程度。
学校帰りに待ち合わせをしての短いデートくらい。
しばらく会わない日が続くと、彼女は駅の改札前で僕を待っていて・・・その日もそうだった。
「どれくらい待ってたの?」
「30分くらい」
「寒いからマックでも入る?」
「うちの学校の子に人気のあるたい焼き屋さんが近くにあるの」
「ほいじゃ、そこ行こうか」
駅の近くにある小さなたい焼き屋はイートインスペースなんか無くて、缶コーヒーを買って近くの公園のベンチで食べた。
「女子高生に人気なだけあって、美味いね」
「うん、美味しいね。でも太っちゃう」
「ちっとくらい胸に肉ついた方がいいぜ」
「バカ、見たことないくせに(笑」
付き合い始めて半年以上が経っていたけど、案外と奥手だった僕はこの日初めて彼女とキスをした。
缶コーヒーと粒餡の甘ったるい味がした。
・・・その小さな公園にはブランコがあったような、なかったような・・・
空はどんより曇っていたような、青く澄み渡っていたような・・・
風が冷たかったのと靴底から伝わる枯葉の感触だけは覚えている。
そして数学が苦手な彼女の宿題(不偏分散だか正弦定理だか)を、公園のベンチでノートを広げて片付けた。
彼女にとって僕は結構優秀な家庭教師で、いつも彼女は僕の説明を聴きながら「学校のセンセーよりずーーっと分かりやすいよ」と言ってくれた。
彼女とはその後1年ほどして、なんとなく疎遠になってしまった。
決定的ななにかがあったわけでもなく、ただなんとなく会わなくなってしまった。
今と違ってメールとかもないから、、、学校も違うし、、、住んでいる場所も離れていて、、、。
僕自身あまりマメに電話とかする方でもなく、彼女にあまり気をまわさなかったのが一番の要因だろうが。
彼女とたい焼きを食べたのはこの1度だけ。もうずいぶん時間は流れた。
その後、一緒にたい焼きを食べた女の子は何人かいる。
僕らがたい焼きを食べたのも、福義はもちろん池袋とはまるで関係ない街にある店だ。
でも枯葉の落ちる季節に、福義でたい焼きを買って店の前にある公園でたい焼きを食べると、なんでもないあの日のことを思い出して胸の奥がほんのちょっとだけ疼く。
去年も今年も、きっと来年も。少しずつ記憶はボンヤリ薄れていくんだろうけど。
◆◆◆◆◆店の話に戻ります◆◆◆◆◆
個人的にたい焼きの皮は薄めでパリッとしたほうが好きなんだけど、ここのはフンワリタイプ。
ただ、餡子の入っている中央部分と尻尾の部分は薄皮でパリッとしている。
このパリとフワのバランスの良さなのだろうか、結構な人気店。
とくにビッシリ餡子が入った尻尾は絶品で、尻尾ばっかりのバラ売りをして欲しいくらい。
もう50年以上も前から店をやってるということで、焼き型が摩耗しているんだろうか、鯛のウロコやヒレあるいは目鼻立ちもボンヤリしてはっきりしないのが外観の大きな特徴。
あと10年もたったら、のっぺらぼう状態になるんじゃなかろうか。