さすが老舗のベトナム料理店 : サイゴンレストラン

再訪。
あれ？お店の雰囲気、変わりましたね。
以前のごちゃごちゃした雰囲気が一掃されて、シンプルかつ清潔に。
ただ、メニューを見ると、以前よりもメニュー数が減り、選択肢が少なくなってしまったような。

頂いたのは、「アミアミ揚げ春巻き」、「蒸し春巻き」、「カニチャーハン」。
それと、「ネプモイ」のロック。

「アミアミ揚げ春巻き」は、相変わらずの美味しさ。でもなんとなく迫力というか、
このお店ならではの特別感がなくなってしまったように思う。
「蒸し春巻き」、「カニチャーハン」も総じてそんな感じ。
悪くはないんだけれども・・・。

すみません、評価下げました。★4.0→3.5

■2011年7月-----
池袋にある、老舗のベトナム料理店。
もう何度も訪問し、他店にも幾つも行ってみた結論は、
「やっぱりここは安定していて美味しい」。

料理極めてオーソドックスなので、一時期、平凡だよなぁと感じていたのだが、
他店をいろいろ回ってみて振り返ってみると、
ここ、やっぱりなかなか美味しいんじゃないかな、と思えるようになった。

「Sコース」(2000円)。フォーは、鶏肉のフォーを選択。
「海鮮五目フォー」(980円）
「海老のタマリンド炒め」（1280円）
「生春巻き」（880円）
「青いパパイヤサラダ」（980円）
「揚げ春巻のせビーフン」（980円）

こちらのお店の特筆すべき点は、フォーのスープがかなり美味しいこと。
都内でも３本の指に入る出来ではないかと思う。
味わいが深く、スッキリとしていながら、味わいが深い鶏スープ。
非常に奥行きや懐の深さを感じるスープだ。
フォー麺は若干硬めでいまひとつだが、スープがこれを完全にカバーしている。
このスープを目当てに、また訪れてみたいと思わせる。

フォー以外の料理は全般に、フォーと比べると格段落ちるが、
生春巻きは、貫禄の美味しさ。文句のつけようがない。
また、揚げ春巻きもしっかりとしたクオリティ。

■2007年4月-----
全てを試したわけではないのですが、素直に美味いと思います。もう
全ての料理に何らかの野菜が配されるなど、基本は野菜中心のメニュー。
素材がとても大切に扱われ、素材の味が活きる味付けがなされています。
言わば、ベトナム料理らしいベトナム料理。

場所は、池袋駅から徒歩3分弱。ビッグカメラの裏。
近くに風俗街があるなど、確かに女性同士では歩きにくい場所かもしれませんが、
三越の横を通ってアプローチすれば風俗街を通らず普通の飲食店が軒を並べる歩道を歩いていけるので大丈夫。
今時は都心のオフィス街・住宅街の方がかえって夜は危険ですしね。
また、この店が入っているビルも、所謂"風俗店"に分類されるようなお店が入っているわけではないので、
女性同士でも、カップルでも特に心配することはないように思います。
閑話休題。

仕事帰りに同僚と利用しました。
頂いたのは、定番の「生春巻き」(900円)、「海鮮もち」(650円)、「青いパパイヤサラダ」(980円)、
「ベトナム風焼き豚(確かこんな名前)」(1200円)。
これに、ビールとベトナム焼酎など酒類を少々。
最後にデザートで「緑豆あん白玉」(500円)。

生春巻きは、野菜たっぷり。しっかり丁寧に巻かれており、食べやすい。
３本で900円は、他店に比べて安いと思います。
海鮮もちは、文字通り中に海鮮が入ったお餅。
これにニュクマム(魚醤)ベースのソースをたっぷりかけて頂きます。
ニュクマムの香りが何とも爽やかで、海鮮と餅の味が更に豊かに。幸せの一品。
青いパパイヤサラダは、ほんのりとした甘さと酸っぱさが美味しい野菜中心のサラダ。
野菜そのものの味を楽しめます。
ベトナム風焼き豚は、豚肉の粗挽きミンチをミニハンバーグ状にしてグリルしたもの。
肉そのものが美味いし、仄かに利いたスパイスがなかなか良い。添えられた野菜もグー。
また、頂いたベトナム焼酎は、原材料がもち米。口に含むと「ポン菓子」の味が(笑)。
米の味と香りがストレートに伝わります。面白い味。
緑豆あん白玉は、緑豆あんが入った白玉が、甘味たっぷりの汁粉(ココナッツミルクベース？)の中に入ったデザート。
ちょっとこれは私には甘すぎました。

味付けは総じて薄めで刺激は控えめ。
ニュクマムや香菜も、ほのかに香りを添える程度。
スパイスも肉に必要最低限入れられる程度。

接客は、お歳を召した女性店員がとてもにこやかに、かつフレンドリーに。
とても居心地良く食事ができます。

なかなかいいお店なんじゃないでしょうか。