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KKohada
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店舗基本情報
| 店名 |
移転
すし五十嵐（スシイガラシ）
|
|---|---|
| ジャンル | 寿司、海鮮、日本料理 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
各線 池袋駅東口より徒歩3分 池袋駅から386m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥10,000～￥14,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 |
席・設備
| 席数 |
15席 （カウンター11席 座敷4～6名） |
|---|---|
| 個室 |
有 座敷個室あり（4～6名様用） |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 備考 |
ランチ時カード不可 |
| お店のPR |
JR池袋駅より徒歩3分
おいしい寿司を提供したい!! そんな心意気を強く感じるお店が、実は池袋駅東口からすぐのところにある。それが【すし 五十嵐】である。毎日築地より、選りすぐりのネタを仕入れるのはもちろん、季節に合わせて旬の食材やネタを使い、最もおいしい寿司を提供できるよう、日々の工夫とこだわりを決して惜しむことのない名店である。中でもオススメは穴子とかんぴょうだ。口に入れるとフワっと、とろけるあなごは熟練の職人技と、厳選された食材あってこそ成せる一品である。かんぴょうは自家製で、素材の持っている本来の味を出すために、こだわりの製法で作っているので通常出回っているものよりも固めに仕上がっている。また、このお店は生ビールもオススメだ。「注ぎ方で味は変わる」と言うご主人は、特別な注ぎ方での提供にこだわっている。細部にまで“粋”を感じる、「本物」を実感できるこのお店自体が一番のオススメである。 |
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この日は珍しく東口へ出てみました。大きな本屋さんのすぐそばにSoftBankショップがありまして、
その建物の二階には、かつて銀座の高級店で腕を奮っていた店主が暖簾を守る五十嵐さんがあるのです。
数年ぶりの訪問となりましたが、大将は私のことを覚えていてくださいまして、
楽しく色々な話を交えながら、美味しいものをたくさん頂きました。
凛とした佇まいがお寿司屋さんらしくていいものです。
飲み慣れた黒ラベルを注文し、お通しはお正月らしい寿の板わさでした。
先ずは鮍と赤貝です。カワハギは身の部分自体極めて淡白な口当たりですが、
太った肝を乗せて食べることにより、こってりなおつまみに変身します。
赤貝は穏やかな香りで瑞々しい品でありました。
〆鯖は絶妙な塩梅でした。光り物の場合、酢〆にしたらワサビ、生ならば生姜、
という昔ながらのしきたりがありますが、現代はどちらでも好きな方でやるのが主流となっています。
この〆サバは確かにネギとショウガの入ったお醤油との調和が優れています。
今どきは保存食のような〆方にはしませんので、色々な楽しみ方が出来るようになりました。
ここで冷酒に切り替えました。当店はキクマサおすすめ「味な店」に掲載されているくらいでして、
お酒はもちろん菊正宗です。癖の無い美味しさですが、やはり灘の酒ですね。日本酒らしくどっしりとしています。
焼き物は縞鰺です。高級魚ですね。脂の乗りが上品でつけ焼きに合っています。
握りの準備をしていただきました。
小鰭は名産地天草です。たいへん品質が良く、また〆加減も程よく、実に美味しく仕上がっています。
当店は池袋駅近辺では珍しい、本当に美味しいこはだを出してくれるお店の一軒なのです。
ご存知の通り、日本屈指の繁華街でありまして、街並みこそはたいへん栄えているのですが、
本物のお寿司という意味では過疎地帯となっています。そんな中で一際美味しく感じた小鰭でありました。
赤貝のひもと青柳鮪のづけ、槍烏賊鮪はアイルです。12月で大間の漁は概ね終了しましたので、
しばらくはこれを使うお店が多いかもしれません。
槍下足、平目の昆布〆いくらの次は穴子です。時季外れでも素晴らしい美味しさでした。
蒸海老の次は鉄火巻です。赤身とトロを噛ませてもらいました。
赤身は先ほどのアイルランドでトロは大間なのだそうです。驚きの美味しさでした。
河童巻はこのように刻んで芯にしてもらった方がお酒に合うような気がします。
お昼ご飯だったらゴロっと入っているのも悪くありません。
東京には数えきれない程の名店と言われるお寿司屋さんがありまして、
また、無名でありながらも極めて高水準なお店も数知れず存在します。
そんな中で、池袋と新宿は世界規模で見ても指折りの大都市でありながら、
駅近辺に美味しいお寿司屋さんがないというのは夙に有名な話となっています。
数年前に新宿駅の本当の駅前に達広さんが開店して、ちょいちょい利用していたのですが、
残念ながら二駅先の新宿御苑前に移転してしまいました。
池袋で満足の出来るお店は当店を含め三軒しか知りません。
銀座のように高級な寿司屋がひしめき合っている地域であれば、
自然と鮨好きな客も集まるものと思いますが、ある意味厳しい環境で、
本物の仕事を貫いている五十嵐さんには敬服致します。
池袋東口には滅多に足を踏み入れる事がありませんが、
たまには寄ってみたいお店です。たいへん美味しく頂きました。ごちそうさまでした。