西池袋１丁目、ロマンス通りの「しゃぶしゃぶ・日本料理 月亭」。【17th】★訪問回数50回以上。 : 月亭 池袋店

池袋西口では、トップクラスの料亭。

この店も、その度ごとにアップはしていないが、前回訪問から何度か訪問している。池袋西口で仕事上のお客さんや取引先の方などと会食できる店は、百貨店のレストラン街を除くと数少ない。そういうシーンにはピタリとくる店でもある。

ちょっと前になるが、新年会を兼ねた集まりで利用。

「ふぐ・あわびと特選牛しゃぶしゃぶコース」(￥8,100)　――　内容的には、先付・ふぐ刺し・ふぐ唐揚げ・あわび醤油バターステーキ・しゃぶしゃぶ・食事といった感じだった。

しゃぶしゃぶは、肉を追加した。僕は、この店の肉には絶大なる信頼を寄せている。また、つけダレのわさびダレにもハマっている。ただし、肉は年齢とともにワンランク下位がちょうどよくなってくる。極上飛騨牛などは、若い頃はメチャクチャウマかったハズなのだが、いくら良質な脂身だといっても、やはり脂身は脂身で、１枚か２枚でギブアップする年頃。赤身の多い肉の方がウマい。
ふぐ刺しには、真ん中にふぐ皮が盛られるコトが多いが、僕はそのふぐ皮が好きである。毎回、ムリを言って、そのふぐ皮だけを別盛りで注文する。関西では「てっぴ」と言っていた。ポン酢にもみじおろしで食べるのだが、酒のアテとしても、食べ始めるとやめられない。もちろん、ふぐ刺し（てっさ）もウマいのだが。アワビは、やや味付けが濃いように思ったが、それは好みの問題であろう。しゃぶしゃぶも基本的に鍋の雰囲気で、皆が囲んで食べるというシチュエーションが、親近感を増す役割があるように感じる。イイ。
最後に、食事として牛スープ茶漬けを食べたが、コレが、またウマい。


お酒を量飲まなければ１万円で収まる。昼は、通常千円台からランチ営業しているが、こうした集まりの時など予約をすれば、夜と同じ会席を持てる。もちろん、今回も、個室を使わせていただいた。
いつも、丁寧な接客で頭が下がる。ありがとうございます。


（文責：京夏終空、2015.3.10）

（※写真は、後日掲載。）


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旧タイトル[都会の喧騒の中で．．．。]（2013.8.4）

六本木「沙香」と、ココ、池袋「月亭」は、大切な人との食事で利用する。

「沙香」の岩手牛のフライ、ノドグロ（赤ムツ）の塩焼き、金目の煮付も捨てがたいが、 ココ「月亭」の山形牛のしゃぶしゃぶ、飛騨牛のにぎり、てっさ、てっぴも捨てがたい。「沙香」は２０年、「月亭」は１５年位の付き合い。

大体いつも、３階の個室を使う。座敷でくつろげる感じもいいし、都会の喧騒の中で、ちょっと旅先の旅館で食事してるような錯覚に陥るのもいい。ついつい浴衣が着たくなるような．．．。
個室も様々な広さがあって２人のとき、４，５人のときなどそれぞれに対応した部屋を案内してもらう。空いてるとき以外は予約を入れておかないとダメなんだけどネ。

年に７，８回位、ＤＭをもらったときに、おもに訪問する。
今回は、「ふぐと松茸と特選牛しゃぶしゃぶのコース」。何だか、盆と正月が一度にやってきたようなネーミングだが、それぞれそれ相応の量で、むしろしゃぶしゃぶの肉は追加した。ココのしゃぶしゃぶのワサビダレ、すごく好みでウマい。ゴマダレもいいけど、ココのワサビダレ、一度食べると病みつきになる。
先付、松茸とふぐの土瓶蒸し、ふぐのたたき、松茸とふぐのミニ八寸、特選牛しゃぶしゃぶ（野菜付き）、牛スープ茶漬け。
どれも、キチンと味がまとめられていて、爆発的に唸るような料理ではないが、優雅な感じでいい。松茸料理も、ちょっと季節を先取りした感じでいい。
お酒を飲みながら美味に舌鼓を打つ。優雅で贅沢な時間がながれる。
そして、お酒がすすむ。そして、飲み過ぎて、このまま、ここで寝たくなる。「仲居さ～ん、布団持ってきて！」って．．．。

池袋西口では、こういう感じの店少なくなった。以前は、すぐ近くに「新平家」っていう似たような感じのお店があったんだけど無くなったし．．．。そう言えば、ココ「月亭」にも、「新平家」で働いていた仲居さんがいて、その人とはもう２０年以上の顔見知り。よくすき焼き作ってもらってたなぁ。まだ、バブルの余韻があった頃．．．。

ちなみに、ココの牛肉は「特選牛」より、「特上牛」の方が上。ただ年齢とともに、ワンランク下あたりの肉がちょうどよくなってきた。
前回は、「さざえ入り八寸盛り合わせ、特選牛しゃぶしゃぶの美食コース」をメインに、あとは追加で、ふぐさし、ふぐ皮ポン酢、飛騨牛のにぎりなどをいただいた。（コース写真は前回のモノ）
いつ来ても、お酒がすすむ美味なる料理をありがとうございます。

繰り返しになるが、都会の喧騒の中で、ひとときの旅情が味わえる、僕にとってはそんなお店。