池袋魚介豚骨の筆頭。なんだが甘い味付けの限定麺系は・・　『瞠 池袋本店』　池袋東口 : 瞠 池袋本店

2013年10月のおしり。

飲みたくった後の俺は麺を食らいにきていた。

飲んでるお陰で調子に乗って頼んだのは、限定麺の煮干次郎つけ麺（800円）

油そば（まぜそば）をメニューに加えたあたりか？

なんか限定麺が増えてきたというか・・

それでも標準が旨いので頼み続けてましたがね。

このところは名店の味に期待して色々と試している。（変わり麺はめったに頼まない人間ですが）

注文から待ちは9分。

最近来ていなかったせいか、初めて店員（女性）に提供されました。

画像がブレてるのは酒で俺の心と身体が連動してないからでしょう。

そんなわけで食べます。

まずは麺を食べると、これは当然ながら旨い。

瞠のつけ麺の茹で具合ってのはすごく好きでね。

いい感じのコシがたまりません。

これをお汁につけて楽しみに食べます。

が。

煮干次郎らーめんに引き続き・・また？

甘い。

これは何を入れてるんだろう？

って思っちゃう。

通常メニューはこんな甘みないのに。

あとはものは試しでつけ麺も試したんだけど・・

煮干は標準の2倍使ってるってことですけど・・お魚と甘さはクドさを強調しちゃうかと？

肉野菜炒めって場末の中華屋でもあるけど、魚野菜炒めってないじゃん？

魚を合わせる時って臭みを取るために湯通ししたり、粉まぶして揚げたり、スパイス加えたり・・

それだけ難しいんだと思うんですよ、臭みに対する処理が。（ナマモノではなく、乾物でも同様のリスクがあるんでは）

繊細なスープを採って、標準に合わせたそれを弄ることによって、魚臭さが助長されてるんではないかと。

個人的に思ってしまう。

それとは別にして、やっぱり実力店には二郎インスパイアは不要だね。

ベースで無化調を押し出してる店なんてのは特に。

根本が違いますから。

バカみたいな脂とニンニクにまみれた豚のお汁に課長さんがフューチャリングしてるところに、塩分もたっぷしでもって・・

ヤサイマシマシはその罪悪感をもみ消すための気休めと思ってますから。

それほどまでの力強さが無ければ、茹でモヤシなんてのはね。

スープが薄まるだけの存在とでも言いましょうか？

そんな感じですので、次回はやっぱり標準に戻りましょう。

チャーシューはしっかり旨かったですよ。

そんなわけで。

年は明けまして2014年。

新年初麺はイケジだったわけですがね。

池袋の民ですから、2杯目も池袋で。

もう世の中では仕事初めがきてます。

そんな中で正午に訪問すると空席があるんですよ。

入るっきゃない。

と、思っている先でね。

限定麺がまたありますね。

煮干次郎はもう頼まない考えでしたが・・

寒い本日・・

味噌って惹かれますよね？

通常だったら赤味噌なんだけど（辛いもの好きなので）

ちょっと、汗だくになるのはまずいんです。

っつーことでもう一個の限定麺。

イカスミ黒味噌ラーメン（800円）にします。

そんなに腹は減ってなかったんだけど、中盛サービスにも乗っかっちゃいます。（夜遅い予定なので）

ちょうどのタイミングで満席になった模様で、後からずんずんと客が入ってきます。

相変わらず人気店なんですね。

そんな中、待ち時間は8分。

着丼です。

白髪ネギがだっくだくに乗ってる写真だったので、ちょっと臆してしまったんだけど・・

乗ってるのは茹でシャキもやしの山の上にちょこっと白髪ネギでしたね。（ホッ・・）

しっかし、濃そうなお汁。

ちょっとドロッってるか？

一口飲んでみますと・・

濃ゆいっ！

すんごい磯ってますね。

さすがはイカスミ。

磯旨さと磯臭さの中間。

脇に多めに添えてあるそぼろは甘ウマ系な味付けで、麺に絡むとコクが増します。

麺はやっぱり一級で旨し。

んで、後味。

甘い・・。

チョコかジャムを添加したような・・背脂や植物由来の甘味ではなく。（トロフルつけ麺じゃないんだから）

なぜ？

なんで甘くしちゃうの？？？

ということでシャキシャキもやしをほうばってみると、濃さが中和される。

後から思ったけど、これこそ二郎のように天地返しをしたほうがいい濃度。

なんだろうか？

いや、このヤサイの量からすると油分が全くもって足りない。

これがね。

瞠じゃないらーめん屋だったり、創作居酒屋の〆の麺で出てきたら・・ほ～♪ってなっちゃうと思うんだけど。（並の店が出したら旨い！って言っちゃう可能性大）

標準がしっかりしすぎてるので、そこからすると創作麺を頼むことで達成感が得られない。

むむむ。

次回は標準こってり中盛サービスかなぁ。

やっぱりベースの完成度が高いらーめんは弄ると変になる。

と言いつつ、懲りずに頼んでしまいそうな自分もいる。（酢豚にパイナップル入れたのが好きな人もいるわけだし）

池袋魚介豚骨の筆頭株ですから。

池袋民として、池袋の店にはシビアに逝きますよ。

ということで、今年もよろしくお願いします。

ごちそうさま。


2011年の麺始めを先行UP。

まずは一杯目。

最初に浮かんだのは狸穴だったが、イカれた行列になっていたので、断念し俺の空も休み中。

そこで選んだのは・・

瞠

かつては自分の中でナンバーワンになっていたことがある店。

新年初麺としてはふさわしい。

しばらく来ないうちに、「こってり」という選択肢が増えている。（なんだかんだで1年ぶりのようだ）

従来のらーめん・つけ麺に対し、豚骨の割合を増やしたものだそうだ。

久しぶりなのでオリジナルにしようかと思ったが、ものは試しでらーめん・こってりでお願いした。

麺の中盛サービスというのも始めたらしく、当然中盛で。（前は普通と大盛しか無かった）

紙エプロンを出してくれるようになったのでお願いする。（他客、スーツの会社員はなぜ借りないんだろう？シャツに飛ぶと思う。）

ヘアゴムも貸してくれるようなので、食べ手配慮型になったようだ。

注文から5分で到着したらーめん。

以前のルックスを覚えていないので違いが伝わってこない。

レンゲですくい、ズビビッ‥

少し温度が低くなったように感じ、フルンとした舌触り。

臭みの無い乳化した豚骨で、魚介弱めのこの味のほうが個人的に好み。

麺は中細ストレートで量多め。

透けて芯を残しているのが解る、固めの茹で具合。

これがボキボキなわけじゃなく、上手いこと熱が通っているんだけど、後半もだれることなくコシを維持する。

具は箸でつまんで折り曲げるてもちぎれるかぎりぎりの弾力を保った軟らかチャーシュー。

味と食感は無問題だが、冷えた状態で乗せられるので、少しスープの温度を下げてしまう。

メンマは極太で濃い茶色だが、塩辛い事もなく、筋が目立つわけでもなく、噛むとブツンッと切れる弾力のあるタイプ。

いい仕上がりだと思うが、チャーシュー同様に冷えていて、スープの熱を奪う。

後半、スープの温度が低くなると、より豚骨のコラーゲン質が感じられる。

他の店で見かけたが、提供前にチャーシューを湯せんしたり、メンマを湯通ししたりというひと手間を加えれば尚、良くなると思う。

自分の近所、池袋ということで厳しいところをつくが、やっぱり美味いらーめんだと思った。

スープまで飲み干しての麺始め。

どうもごちそうさま。

・・・・2010年1月・・・・

今日は久しぶりに瞠。

自分の中での濃厚魚介豚骨といえばココ。

という店だった。

しかし、昨今の魚介豚骨ブームで他との違いをあまり感じなくなった。

瞠がライトになったのか、周りがヘビーになったのか、そしておれ自身の舌の記憶が間違っているのかは解らないが（3番目が濃厚）、最近はなんだか普通な魚介豚骨に感じる。

今日の注文はらーめん（750円）＋ライス小（100円）

ぐだぐだ文句を言ったものの・・

やっぱり安定して美味いと思う。

麺を食ったらWスープで食べるライス。

ラーメン激戦区池袋で満席を維持する瞠。

昔ほどの感動は無いが、満足な一杯だった。

いや、一杯＋一杯か。（ライス食ってるもの）

ごちそうさま。

・・・・2009年3月・・・・

久しぶりに瞠。
魚介豚骨の店は池袋にたくさんあるけど、ここは継続的に人気店として営業している。
外観も内装もキレイな造りで、女性にも入りやすい店だ。
ここのつけめんは麺の水切りがしっかりとされて、コシがあって美味いんだけど、今日は寒いのでらーめん(750円)に。
麺、スープ、チャーシュー、海苔、メンマ、ネギ・・・それぞれが美味いうえにバランスが取れているレベルの高いらーめん。
だったんだが・・・?
スープがちょっと変わったかな?
前は豚骨(動物系)の出汁がもっと多くて、どっしり濃厚な味だった記憶。(コクのレベル)
土台の豚骨が薄くなった分、魚介がモロ前面に出ている。
このあっさり味だと、せっかくの中太コシばっちりの麺に負けてしまう。(細麺向きじゃないか?)
これはこれで美味しいと思うが、自分の中の瞠の濃厚魚介豚骨とはちと違った味だった。