ワイガヤ主目的の「定額制」「飲み放題」「10人以上の団体利用」ならオススメ : フレチェッテ

久々の再訪は、会社の仲間たち総勢16人での飲み会で。
一人込々5,000円ポッキリで飲み放題。
チリワインのボトルが面白いようにカパカパ空いて。
おまかせの料理も、いつも通り概ね好評。
これだけたっぷりゆっくり飲み食いさせてもらって一人5,000円なら、まったく文句ございませんっ。
制限時間2時間を優に過ぎても、まだまだワインを出して下さったマスターのMさん、いつもいつもありがとうございます。m(__)m

そのMさんには誠に失敬ながら、総じて当店「ウマイものを食べに行こう」で選ぶ店じゃございません。
リーズナブルに飲み食いしながら「喋り」に来る店です、この店は。
前回や今回のような「定額制」＋「飲み放題」＋「団体利用」に限るなら、これからもまた必ず来ますの星4つ。

．．．と行きたかったところではありますが、よくよく考えてみりゃ、そこまで使途が限られてしまうのも、こりゃある意味「使い勝手」の上ではちょっとマイナスなのかもなあ、とも。
なので今回は、総合の星から半分削って3つ半。

■■■■■ 2007年3月の日記（星4.0） ■■■■■

82年開店の隠れた老舗；15-25名程度のパーティー利用でなら文句ナシ！

昨晩、当方が幹事を務めた臨時のクラス会を当店にて。
集まった総勢18名は、当店フルキャパ（全25席）の7割程度。
でも週末土曜の夜でもあったので、店内「貸切」にしてくれた上に、普段なら2時間制限の付く「飲み放題」も「時間制限ナシ」にしてくれたのは嬉しかった。

当店でしっかり飲み食いさせてもらったのは今回が初めてだったが、料理はいずれも期待以上になかなか美味。
集まった同級生のおっさんおばさんらにも概ね好評だった。
しかも、生ビールやワイン等の「飲み放題」も付いての、会費は一人5,000円ポッキリ。
この値段でこれだけの飲み食いが出来たのなら、文句など一切ない。

前の日記にも書いた通り、店内の雰囲気やサービスもなかなか上々。
前述した料理と飲み物の充実振りとも併せ、非常にコストパフォーマンスに優れた満足度の高いパーティーと相成った。

次回また、昨晩と似たような人数や予算でのパーティー利用なら、間違いなく最有力候補のひとつに挙げたい店。
そんな用途に限るなら、星は文句ナシの星4つ。
似たようなご予算でのパーティー利用でなら、どなたにも自信を以てお薦めします。

■■■■■ 2006年3月の日記（星4.0） ■■■■■

自宅で家族と夕食を済ませ、ひとりのんびり寛いでいた折に突如鳴り出したケータイに出てみれば；「おーい、今代々木で飲んでるのら～、今すぐオマエも出て来くのら～♪」と、既にしっかり「デキアガリ状態」と思しき悪友のオネエサマからのアリガタキ御召喚。
仕方なく待ち合わせのJR代々木駅前に駆けつけるも、近所で行きつけの「なりた」も「グリーンスポット」もいずれも揃って満席にて入店叶わず。
でもそりゃそうだ。だって、ハナ金の夜9時だもの。

そこで已む無く、以前からその存在と場所だけは知っていた、代々木駅から歩いてすぐの当店を、ダメ元で初めて訪ねてみた次第。
すると、これがなんと期待通りというか、ちょっと意外というか。
ハナ金の夜9時だというのに、なんとガ～ラガラ、だったのだ。（ラッキー♪）

まずは、そのユニークな店構えからして、ちょっとオモシロイ。
道路に顔を出した階段を下って入ってゆく、謂わば「半地下」のロケーション。
路面からでも、歩行者の目線よりちょいと下に穿たれた窓を通して、薄暗い店内の様子がうっすら覗いて見える。
そう。ほぼ毎日のように歩くこの道沿いに、この不思議な「窓」があったからこそ、当店の存在とその店内の様子が、なぜだか鮮明に記憶に残っていたわけだ。

店内の壁には、その店名から想像していた通り、しっかり「DARTS盤」が懸かる。
しかし意外にも、その存在感たるや「超」控えめ。
こりゃ単なる壁のお飾りか？
この店じゃ、本気でマジメにダーツで遊んじゃダメなのか？
．．．って思うくらい。（ちなみにその真相は未解明）

でもなにより当店、その店内の佇まいは一発で気に入った。
すぐ近所にある大好きな「グリーンスポット」の店内とも何処か通ずる、Woodyな古いAtticを想わせるような内装と佇まい。
それが、たとえ初めて訪れる者であっても誰もを暖かく包み込み、居心地良く寛がせてくれるオーラを醸しているような。

しかも不思議なことに、ぼくらが飲み食い始めて小一時間も経った頃にふと気が付けば、なんと店内、あっと云う間に満席だ。
ぼくらのように初めて訪れた風の客は殆ど居らず、少なくとも一度や二度は当店に来たことがあるような「自然体」で訪れ、寛いでいる客が殆どみたい。
しかも、20代の若者同士のグループ客も居れば、30代後半と思しきスーツ姿のイケメンと妙齢美女のカップルも居たりして。
そんな瞬時のスルドイ観察からも、当店がかなりのリピーター客に支持されている「実はなかなかヤルのだ」風の実力店であることを垣間見せられた感がある。

当夜はぼくも連れも食事は済ませた後だったので、料理は軽いツマミ程度のものしか選ばなかったゆえ、当店の料理の実力までは未だ計り知れない。
しかし後から店主に聞いたところによれば、当店の料理はイタリアンを中心に、和洋中にエスニックまで加えた豊富な品揃えを誇るとの由。

加えて、飲み物のレパートリーがまた豊富。
生ビールとワイン赤白各種に加え、焼酎もボトルで頼める上に、スコッチやバーボン、それに各種カクテルと選り取りみどり。

営業時間も、夜は午前1時まで開けているとのことで、これまたGood。
同夜のように、最近いつも混み合っている「なりた」や「グリーンスポット」が満席で締め出されちゃった場合なんかに、当店ならどうしてけっこう使えるかも。
こりゃ謂わば、ぼくら「なりたりあん」にとっちゃ「母国から追われたなりた難民にとっての難民キャンプ」みたいな位置付けか。（そりゃいくらなんでも当店に失礼だ。ゴメンナサイ）