窓際は喫煙席。 : すし屋 銀蔵 新宿ＮＳビル店

新宿西口の高層ビル群にある新宿ＮＳビルの29階にあるお店です。

以前こちらのフロアに伺ったところ、こちらのお店があることを知ったので
日を改めてランチにやってきました。
すし屋銀蔵さんは、都心でよく見かけるお寿司屋さんのチェーン店です。

㈱だん家さんが運営されているお寿司屋さんは秋葉原が発祥のような気がしました。
この運営会社のホームページを見ると、やはりすし屋銀蔵一号店は秋葉原でした。
それが最近は都心でよく見かけるようになったと思ったら、
ホームページによれば都心とその周辺に29店舗もありました。

以前秋葉原にあるお店に行ったことがありました。
秋葉原のお店は平成13年に開店したとのことなので、
確かにだいぶ以前から営業されている印象がありました。
秋葉原へはよく行くので、馴染みのあるお店でした。

高層ビルの上層階にあるお店は、店頭まで来ると、
外の陽射しが入って店内が明るくなっている様子がわかりました。
暖簾が出ていてランチメニューも掲げられていたので、
店内に足を踏み入れると、レジにいた年配の女性店員さんにすぐ人数と
禁煙か喫煙を聞かれました。
店内はほとんどが空席で、お客さんはまだまばらにしかいませんでした。
奥に障子で仕切られた小上がりの掘りごたつ式のお座敷が見え、
その先がガラスになっていて、お隣の都庁の建物が見えました。
店員さんに禁煙と応えると、そのたくさん空いている窓際ではなく、
入口近くのテーブル席を案内されました。
ちなみに目の前、入口からすれば左手に漬けばとカウンター席がありました。

席に着き、お茶とおしぼりを持ってきてくれた先ほどと同じ店員さんに
テーブルの上に置かれていたランチメニューの中にある2種類のちらしの違いを聞いてみました。
ひとつは特選ちらし\880と書かれたもので、
もうひとつは海鮮ちらしうどんセット\880と書かれたもの。
店員さんはセットにはうどんが付きますとのこと。
それは見ればわかるので、ちらしの量を聞いてみると、
内容が違いますとのこと。
ちらしの量はとあらためて聞くと、セットにはうどんがついていますとのこと。
話がかみ合わないので、とりあえず特選ちらし\900をお願いしました。
写真ではセットのちらしと特選ちらしはボリューム的には同じくらいに見えました。

料理・味　3.5
待つことしばしで、お膳に載せられて特選ちらしが運ばれてきました。
メニューの写真にあったとおり、縁の広がった大きな白い器に盛られたちらしでした。
それに温かい茶わん蒸しと、海苔のお味噌汁がついていました。
特選ちらしの特徴としては、やはり大きなエビでしょうか。
大きな生のエビちゃんはプリッとした食感と甘みが感じられておいしかったです。
ものすごく食べ応えがありました。
それ以外のネタも鮮度はよく、どれもおいしかったです。
酢飯のボリュームを見ると、一般的な寿司桶と同じくらいか少し多目のボリュームを感じました。
ちょっとぱさっとした食感ですが、酸味と塩気はしっかりと感じました。

サービス　3.2
後から来た年配のご夫婦のようなお客さんが
やはり禁煙と言って店員さんに案内されたのは窓際ではありませんでした。
年配のお客さんはたくさん空いていて陽射しも当たっている窓際の席へ行きたいと言っていたようでしたが
店員さんが大きな声であちらの席はすべて喫煙席ですと答えていました。
漬けばとカウンター席から離れた場所という意味もあるのかもしれませんが
ランチ時は全席禁煙とするか、仕切りを付けて窓際の禁煙席も作ってほしいと思いました。
ちらしにお味噌汁はもとより、茶わん蒸しも付くのは良いサービスだと思います。

雰囲気　3.2
陽射しが当たる小上がりの喫煙席は、障子の仕切りはあるものの
全て解放されていたので、外の景色は店内からでもなんとなく見えます。
但し、解放されているのでたばこの煙も多少来ていました。

CP　3.5
この高層階にあるお店で、いろいろついて千円しないというのは
だいぶお得感のあるランチだと感じました。

酒・ドリンク　3.2
大きな湯呑の温かいお茶をいただきました。
お茶は日本茶ではなく麦茶だったようです。

総合評価は、3.5くらいです。
女性店員さんのちょっと不思議な対応はあるものの、
お寿司自体は別のお店に行ったときの銀蔵さんのイメージ通り、
安くてボリュームのある内容で満足できました。
今回、店員さんに違いを聞いてよくわからなかった
もうひとつのちらしメニューは、また次回に注文して自分で確認してみようと思います。