得製らーめん:優しくも明るいベージュの濃厚スープ!具材薬味はどれもガッツリ多め!しかも大盛!お得感! : 風雲児 新宿本店

公式

お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。

風雲児 新宿本店

(ふううんじ)
ラーメンTOKYO百名店2023選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2023 選出店

この口コミは、TOMASSOONさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.0

1人
  • 料理・味4.0
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.0
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク-

3.6

~¥9991人
  • 料理・味3.8
  • サービス4.0
  • 雰囲気3.0
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
2021/09訪問3回目

3.6

  • 料理・味3.8
  • サービス4.0
  • 雰囲気3.0
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

得製らーめん:優しくも明るいベージュの濃厚スープ!具材薬味はどれもガッツリ多め!しかも大盛!お得感!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/10/13/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/PeaqfAw27NA

<2021.09> 得製らーめん 大盛

<踊る麺場捌き!厨房がまるで劇場!?>

 数年ぶりに新宿南口の人気店「風雲児」さんへ。行列覚悟でやってまいりましたが、コロナ時期で割と少ないのと、インバウンド客が居ないので、ランチタイムでも30分もしない内に座席に着くことができました。行くなら今しかないかもね。さて10年前から男前で有名な御店主は、やっぱり動きが活発!。厨房の指揮命令は完璧な上に、スタフへの言葉遣いが丁寧・・・管理職として見習うべきです:汗。そして自分から動いてる!。いらっしゃいませの呼び込み・ありがとうございましたの送り出しは、率先している上に、店内の座席誘導や、食券の受け取りまで、スタフよりもテキパキと実践ですよ。しかも、定位置の麺場での動き・捌きはまるで踊っているかのようで、流麗で無駄がない。まさに厨房全体が、御店主の劇場化しております。いやー・・・眺めているだけでも楽しいね。


<全体> 優しくも明るいベージュの濃厚スープ!具材薬味はどれもガッツリ多め!しかも大盛!お得感!

 2〜3年前に食ってる筈だが全然覚えていない:汗。なので配膳の瞬間は、結構新鮮な受け止めで、濃厚そうなのに優しくも明るいベージュ色がとても旨そうに感じます。しかも魚介の甘く芳ばしく立ち昇る香りだけですでに旨い。そして千円少々な割と抑えた設定の特製なのだが、具材と薬味の盛り付けが実に頼もしいボリュームです。こんなにコスパ良い記憶はなかったのですが、これなら人気持続するのは分かるね。しかも麺大盛無料と言うのだから頭が下がるとはこのこと。


<スープ> 濃厚鶏白湯を思わせる分厚いコク!溶け込む魚介の香ばしさ!自然な甘味はまるでベジポタ!

 おおお!こんなに旨かったっけか?それとも単に腹が減りすぎていたからか?。正直ちょっとびっくり。こちらは濃厚鶏白湯のイメージだったんだが、そんな枠を超えた複雑で円やかな旨さが濃ゆい。まず鶏エキスだが確かに濃密なれど、モミジ系コラーゲンのペトペト感は割と抑えめな印象。なので意外と重くなくてグビグビと飲み干せる感覚です。しかもカエシがしっかりと入っているため、魚介系の甘味一辺倒にもなる様子がありません。その魚介ですが、記憶ではつけ麺では粉っぽさがあったようですが、汁系ではしっとりと全体に溶けて撹拌してるよう。なのでその甘味が実にナチュラルに感じ取れるレベルです。これぞ実にいい塩梅。その甘味のナチュラルさから、ひょっとしてベジポタも統合してる??などと思わず邪推してしまうほど。終盤は味変化で七味唐辛子を入れてみましたが、それも結構合ました。ペッパーよりはいい感じかと!。


<麺> モチモチクッシリ中細麺!濃厚出汁を絡めまくっても受け止める素地の風合いと分厚い旨味!

 麺も覚えてなかったんだが・・・こんなに旨かったっけか?。モチモチしてる麺だと記憶してたんですが、過去の自分のレビューをチェックすると、引き締まりあるモチモチ感と表現しておりました。ところが今回は、クッシリと言う擬態語を追加したいと思うほど、歯応えが気持ちよく、素地の旨味をしっかり伝えるところが秀逸でした。また濃厚なスープを徹底的に絡めて持ち上げるようで、それでいて出汁の旨味を受け止めて負けない風味が素晴らしい!。繰り返すが大盛サービス。店主だけでなく、サービス内容も男前であります。隣客のつけ麺大盛は、見た目だと300g程度。汁系だと大盛は250〜280弱??。スープの完飲と合わせてば結構腹パンになりますのでご参考まで。


<チャーシュー> ぶつ切りとスライスの2種豚バラ肉!煮豚の脂甘味と濃厚白湯の旨味が赤身に染みる

 食うのに撮ったりするのに気を取られて・・・多分豚バラ肉。脂身が多めなのが好印象で、濃厚なスープに濡れてさらにコク深しです。蕩ける脂の旨味が口の中で広がり、赤身を噛み締めると本来の肉味と共に染み込んだ濃厚出汁もほとばしるから、旨さの洪水状態!。スライスとぶつ切りと2種類あるようで、ボリューム感もかなりサービス的です。スライスはクッシリ麺を巻きつけながら食らいましたが、へへへ・・・妙にパスタ食ってる感覚?。別に御店主がイタリアン出身なのを捩ったわけではありませんが。


<メンマ> メンマの追加に意味はあるのか?これは嬉しい大量盛り付け!板状コリコリ歯応えが痛快!
 
 特製で肉が増えたり味玉が追加されたりするのはよくあるが、メンマもここまで増すのは中々ないね。メンマ追加の券売機ボタンに意味はあるのかと思うほど。デフォと得製は200円差でメンマ追加は150円だからね・・・。今回はこのメンマでも大満足でございます。板状のコリコリした歯応えが痛快で、下味が割としっかり感じ取れるもの。ビールを進ませる味わいです。得製でガッツリメンマを食らおう!。ついでに付け加えると、青ネギの盛りもかなりのもの。薬味までサービスが男前です。


<味玉にハズレなし!> 下味がしっかり浸透しハードジュレ状の濃密卵黄!白身も仄かに味わい深し!

 スープも麺も個性が分厚いけど、味玉は埋もれず個性を発揮。色合い以上に出汁がしっかりと浸透しており、優しく味が染みてる感覚。卵黄は特にそうで、ややハードなジュレっぽい状態で、味わいは実にマチュアと思わせる甘味が濃厚!。舌に絡みつくようにねっとりと貼り付き楽しませてくれます。白身も出汁を感じて仄かに味わい深しと感じるほど。つくづく・・・200円アップで肉とメンマがアップしてこの味玉が付くとなれば、得製の値頃感ハンパなし!激しくオススメ!。


 総じまして「10年以上経っても旨さと人気新宿トップランナー!もはや新宿名物?並んでも食うべし!」と言う感動の嵐!。正直ここまで旨かったと記憶してなかったのが恥ずかしい。どれだけ人気高まっても支店展開聞いたことないし、ずっと店主が厨房に立ち続けるところが実にストイック。風貌だけでなく中身も男前と感じいる次第。また機会見つけて次回はつけ麺狙います。新宿で一杯啜るなら、少々並んでも食らう価値ありかと!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   飯どきに
   泣出しそうな
   重い雲


   泣ける旨さの
   濃厚らーめん


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • 風雲児 -
  • 風雲児 -
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  • 風雲児 -
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  • 風雲児 -
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2019/02訪問2回目

3.6

  • 料理・味3.8
  • サービス4.0
  • 雰囲気3.0
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

魚介感覚低めな醤油味!ずっしり溶け込む鶏白湯!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/02/23/000257
とまそんのYouTube: https://youtu.be/kGhyP_0YMRk

<2019.02> 得製らーめん 大盛

 コアなファンを維持し続けているんだね~とひとしきり感心。たしかにそのような常連客もおられるようで、店主さんとの会話も弾む。店内に入っても背後霊状態で並ぶシステムだが、待つ間ちょっと以前とは違った雰囲気を感じます。かなり外国人客が多くなったね!。1/3くらいはそんな感じ。行列待っている客のスマホは外国語ばかりが目についた。この状態でこの店のホスピタリティがまた光るのであります。

 
 
  
<全体&スープ> 魚介感覚低めな醤油味!ずっしり溶け込む鶏白湯!
 
 おおお!久しぶりに出会うと迫力が新鮮だね!。こってり度合いが今でも通用する濃厚さだし、また琥珀を通り越した重厚な醤油ブラウンがそまった動物系の白濁さが旨そう。加えて山盛りの薬味ネギがよく映えます。麺の大盛感も全体を支えていて、肉や味玉が盛り上がって見えるから更に旨そうに感じる!これぞ得製(特製)っていう説得力がありましょう!。
 
 自身の記録によると約5年に一回食ってるパターン。なので詳しく覚えてない~(笑)。新鮮感覚で味わいましたが、もっと魚介が利いたイメージ、またおま感ありありなイメージだったのが嘘みたいに、鶏白湯の深みをダイレクトに感じます。魚介×鶏白湯というテーマも一時期溢れましたが、魚介が甘味を醸し出しているもののくどくないのが印象的。しかも醤油を感じる風味が食欲を刺激するかのよう。魚介の旨みはこの醤油ダレにも響いているのか、複雑に入り乱れた味わいなので、鶏白湯一辺倒のような飽きがこない。
 
 
 
 
<薬味> 万能ねぎの薬味が異様に映える!七味唐辛子で最後まですっきり食える!
 
 食欲の持続性には「葱」がいい仕事をしていると思います。ねぎ大好きねぎ星人なオレだけが、ここに反応しているだけかもしれませんが、あしからず。細かい小口切りされた万能ねぎが惜しげもなく、山盛り状態で投入されております。主にスープの中に溶け込んでゆきますが、鶏白湯の濃厚さをさらっと食わせる清涼感を醸し出しているのは確か。最後まで浮遊し楽しませてくれます。また味変化としては、テーブルセットにある七味唐辛子を激しくおススメ!。これはつけ麺でもナイスな働きをしてくれることでしょう。
 
 七味は一味にっ比べて味がばらけてイカン!と古い上司にコケにされたオレ。もつ煮込みには確かに一味でしょうが、鶏白湯系にはむしろ七味でしょうよ!と今だったら言い返せそう。当時は、「でっすよねぇ~」なんてビール注ぎながら胡麻擦ってたわ・・・・。
 
 
 
 
<麺> 大盛サービス可能!引き締まり強めなハードモチモチタイプでスープに絡む力も強し!
 
 もういい歳なのだから、大盛は卒業しないといけないとは思いつつ・・・サービスとなるとついそれにしてしまう意志の弱さよ。多加水のモチモチサが伺える中細ストレート麺ですが、玉子が入っているのか麺自体にも味わいを感じます。濃厚な動物系の旨みをしっかりと受け止めつつ、麺の旨みもぶつけていくような風合いと感触が何とも言えず旨い。引き締まりが感じられて、モチモチ感じゃないハードさ?ヌツヌツとしたような歯応えも印象的。滑っているのかと思ったら、スープをかなり巻き込んでおり、持ち上げというより絡めあげという感覚で、口元へ迫ってきます。
  
 なのでズボボボーーーっと啜るには少し抵抗や重みがあるようなので、いつもより強く啜るか、クチから箸へ近づけるような啜りで食い通づけます。隣客の変な視線を感じましたが、気にしない気にしない。それより麺啜ってて、張り付いたネギが鼻腔の変なところに入ってしまい、思いっきり鼻をかんだら「ウップス!」ってちょい言われました(汗)。反省しきり・・・・。
 
 
 
 
<チャーシュー> 濃厚動物系スープの中にあって・・薄い塩気と脂甘味は別格に感じて旨し!
 
 これも王道。時代が低温調理レアチャーシュー主流に変わりつつあろうとも、変わらない豚バラ肉タイプです。変わらないことも自分を貫くようでカッコいい・・・そう思わせるのは、缶コーヒーBOSSと、風雲児のチャーシューくらいなものなのか。フツー以上に馴染みのある肉が、フツー以上ん旨く感じる。特に脂身の旨みが、濃厚鶏白湯の濃い味いの中にあっても引き立つのが分かる。ねぎも貼り付けて一緒くたに食らうとさらに甘さが映える。引き立つのは塩気だったんだと後でわかる。味全体の流れに合わせると埋没してしまうが、塩気少しだけでも違う部分があると、風合いが変わり味わいが光る。そんなわけで・・・流れに多少でも逆らう意味深さを知ったりします(大げさ・・・)。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 濃ゆいタレの漬け込み感じる熟成した甘味!されど重くない味わい!
 
 味玉はスープの保護色じゃないかと思えるほど似ており、タレ浸透の深さを知ります。そして熟成の深さも比例するよう。しっとり&ネットリとした卵黄の深いオレンジは、マチュアな甘みで濃密と受け取れる。しかし案外、浸透度が深入りすることもなく、白身などは白い部分もキープされてて、意外と全体ではサッパリとした印象も持ち合わせます。嗚呼、やはり今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして「今も変わらぬ人気の質感の高さ!南新宿の代表格的濃厚ラーメンならここ!」・・・という感覚。久しぶりに行って落ち着いたかなと思ったら、更にパワーアップしたような店とその味わい。メニュー欄アップもシンプルで変更なくともずっと続けていける力強さも改めて再認識しました。もう少し以前より間隔を詰めてまた食いたいと深く思う次第。心配無用の王道旨さの一杯でした!。そんな感動を胸に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   小雪舞う
   寒さ痺れる
   昼飯の
 
 
 
   心と味の
   温もり嬉し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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2014/07訪問1回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.0
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク-

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.0
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク-

噂のイケメン店長は、想像以上に仕事にビシッとしてました


<2014.07> らーめん・大盛

【スープ:定番かつ崇高なる濃厚鶏魚介!甘さと香ばしさのバランス感がナイス!】


<ゴクゴクいける濃厚鶏コク!モミジ抑えめなコラーゲン感覚>


 かなり以前の訪問が前過ぎて・・・「濃厚鶏魚介」としか記憶た無かったけれど、あれから経験値を積んで改めて過去感動した一杯を改めて食うのも、実に感慨深いですね。味わいに自分勝手な歴史を重ね合わせたりします。まさに「ラーメン遍歴」が走馬灯の如く・・・・。今思えば、豚魚全盛嵐の中、唯我独尊というか独特な鶏白湯を貫き通したわけか、いやはや感服の一杯です。


 さてそのお味は?というと、これが「濃厚」さ極まりそうで・・・するする、ごくごくと飲み干せる「サラサラした味わい」もあり、マイルドと濃厚の中間。特筆すべきは、濃厚なれどモミジをそこそこに抑えているところが、ナイスと思えるセンスでしょうか。クチの回りに貼り付くまでは行かないけれど、まったりとコラーゲン感が広がる中に、旨味の濃縮度を感じて、質感の高まりを覚える。これ以上濃厚さを追求するなら、鶏骨髄エキスまで到達余儀なくされそう・・・。実際は、少し髄の影響をうけているかのように、ざらつき感ある「魚介」が良い仕事をしてくれている。


<加えて魚介の香ばしさ!甘味と苦味のナチュラルバランス>


 今更なれど、魚介の使い方が落ち着いていますね〜。濃厚と言えば、甘みのマッタリ感補強か、ニボ系苦みのアクセラレーションかと気遣いますが、そのどちらでもなく両方を上手にバランスとっている感覚です。濃厚鶏白湯に醤油ダレが仄かに香る・・・。その中に魚粉の混じりっ気があって、鶏のイメージのまま味わっていると、「鶏骨髄か?」とも勘違いしそうにもなる。いやいや・・・これは、魚粉の香ばしい仕業のせいでありまして、ほんのりな苦みがオトナの味わいにしています。もちろん、魚粉の甘みもプラスされていて、旨味の厚さも補強されている。鶏と魚介の濃厚なるコラボレーションを強く感じるスープ感覚です。


【麺:汁に負けない実力あるキャラクター、歯ごたえもすすりもハード系】


<非常にカッツリ感覚あるハード麺!クシクシポキポキなニュアンスが楽しい>


 今回の実食では、麺が発見であります。麺がこれほどクッキリとしているとは思いもよりませんでした。ひとことで言えば、「カッツリ玉子麺」という感覚で、加水もホドホド高めに感じるが、実に歯応えを感じるタイプ。つけ麺での記憶がすでにぶっ飛んでおりまして比較はできませんが、ハード麺であることは間違いなし。


 クッシリの中に、淡く「ポキッ」とした感覚をイメージとして残す。実際にポキッといったわけではなし。切断面を視認して芯が明確に分かるわかでもなし不思議な麺です。このハードさが濃厚鶏魚介の味わいをしっかりと受け止めていて、いや〜・・・つけ麺メインの店の汁系というリリーフピッチャー的な存在感と侮っていてはいけませんな。しっかりとしたリリーフがあってこそ、試合に勝つというもの。これは食っていて楽しい。


<外固コーティングのようなツヤやかさ!抵抗するのは濃厚スープのみ>


 そんなハードな歯応え麺でしたから、地肌も実にツルツルとしたものです。嫌味なく、コーティングしたかのような外カタなイメージがちょっぴりあったりします。そこにヌメ〜っとやや粘度があるスープが絡み付くので、ツルツルコーティングにしては持ち上げ度が高い。むしろ表面の抵抗感は、スープに溶け込んでいる魚粉そのものだけかもしれない・・・というような啜りのシルエット感。どんどん食えてしまうので、ここでは大盛りが必須でしょう。大盛り無料サービスというのもすっかり忘れておりました。そう多すぎて死にそうになることもないので、躊躇無く大盛り宣言!


【具:むしろ安らぎ覚えるいい塩梅といった質実感・・・・箸休め的に和む】


<ちょうど欲しいと思ってた!青ネギ細微塵切りのザクザク感!>


 濃厚系のスープにハードな麺。どちらも高品質とは言え、箸休めとか薬味に助けを求める気持ちが少し芽生える。そんなとき、この青ネギの細かい微塵が少し多めに盛られているのに救われる。麺に貼り付き、千切りとプレスの際に、ザクザクと感じるリズム感がなんとも小気味良い。ほんのりと青さの香りたつところも救われる。最初の見栄えも麗しく、この薬味トッピングは実はこの一杯ではいいプレゼンスなのです。


<定番なる3兄弟は、当時のままで迎えてくれる?>


 チャーシュー(長男)、メンマ(次男)、海苔(三男)。長男は定番のバラ肉ロールな薄味タイプで、しっかりと麺顔のアピールを果たしています。濃い味わいの中にあっさりとした肉味が、スープと絡まると丁度いい塩梅になるという具合です。今となっては、いろいろなレアチャーシューが全盛でありますが、この程度感で質実とした仕上がりが実に嬉しく、私にはこれくらいがちょうどいい。


 次男は、標準的なコリコリ感を保つ平べったいタイプ。薄味でも濃い味でもない。寂しくもないボリューム感がまた安堵感を与える。出すぎず、回りを見渡してバランスを取るタイプか。そして三男の海苔は、少し控えめ。今や家系でなくてもそこそこの海苔トッピングもあるが、この位にしておいて価格据え置きというのが庶民感覚としてはベストな解か・・・。


 代々木の名店に向かい、リベンジを果たそうとしっかり営業終了時間を確認し余裕をもって訪問したものの、ちょうど目の前で「申し訳ございません・・・・麺切れでございます」と入店直後に頭を下げられる。ああ無常・・・・。代々木ではこんなんばっかりよ・・・・。しかし、次なる店を探さねばなるまい。そこでスマホで地図を眺めてみるが、代々木・南新宿ってのはとても近くて歩ける距離なのね。南新宿の西エリアに燦然と輝くのは、「風雲児」さんに他あるまい・・・。フラれたのも縁なら、こういう出会いも縁だよねと、踵を返して訪問してみました。


 行列はなしか・・・と思って店内に入ってみると、中はギュウギュウ詰めの行列であった(汗)。なるほど人気の衰えは感じません。そしてなぜだか当時と変わらず、カップルの比率が異様に高い。当然並んで食いたいのでハケるのも遅くなるのか? いやいやそれにしても厨房はテキパキとしていて気持ち良い。


 そういえば、某ラーメンSNSでは、数年前こちら「風雲児」さんのバナー広告がひっきりなしに出ていて、そこにご店主のご尊顔が出てたっけ。毎日拝見してた数年前が懐かしくもあり、思わず目があって頭を下げてしまう(笑)。相変わらずカッコいいね~。などと懐かしんでいたら、おひとり様な私が、先客カップル飛び越えて、一人空き席に誘導され、あれよあれよと実食とあいなりました。前回は、ここで、今は関西にいるラー友と食ったんだっけな・・・。


【スープ:定番かつ崇高なる濃厚鶏魚介!甘さと香ばしさのバランス感がナイス!】


<ゴクゴクいける濃厚鶏コク!モミジ抑えめなコラーゲン感覚>


 かなり以前の訪問が前過ぎて・・・「濃厚鶏魚介」としか記憶た無かったけれど、あれから経験値を積んで改めて過去感動した一杯を改めて食うのも、実に感慨深いですね。味わいに自分勝手な歴史を重ね合わせたりします。まさに「ラーメン遍歴」が走馬灯の如く・・・・。今思えば、豚魚全盛嵐の中、唯我独尊というか独特な鶏白湯を貫き通したわけか、いやはや感服の一杯です。


 さてそのお味は?というと、これが「濃厚」さ極まりそうで・・・するする、ごくごくと飲み干せる「サラサラした味わい」もあり、マイルドと濃厚の中間。特筆すべきは、濃厚なれどモミジをそこそこに抑えているところが、ナイスと思えるセンスでしょうか。クチの回りに貼り付くまでは行かないけれど、まったりとコラーゲン感が広がる中に、旨味の濃縮度を感じて、質感の高まりを覚える。これ以上濃厚さを追求するなら、鶏骨髄エキスまで到達余儀なくされそう・・・。実際は、少し髄の影響をうけているかのように、ざらつき感ある「魚介」が良い仕事をしてくれている。


<加えて魚介の香ばしさ!甘味と苦味のナチュラルバランス>


 今更なれど、魚介の使い方が落ち着いていますね〜。濃厚と言えば、甘みのマッタリ感補強か、ニボ系苦みのアクセラレーションかと気遣いますが、そのどちらでもなく両方を上手にバランスとっている感覚です。濃厚鶏白湯に醤油ダレが仄かに香る・・・。その中に魚粉の混じりっ気があって、鶏のイメージのまま味わっていると、「鶏骨髄か?」とも勘違いしそうにもなる。いやいや・・・これは、魚粉の香ばしい仕業のせいでありまして、ほんのりな苦みがオトナの味わいにしています。もちろん、魚粉の甘みもプラスされていて、旨味の厚さも補強されている。鶏と魚介の濃厚なるコラボレーションを強く感じるスープ感覚です。


【麺:汁に負けない実力あるキャラクター、歯ごたえもすすりもハード系】


<非常にカッツリ感覚あるハード麺!クシクシポキポキなニュアンスが楽しい>


 今回の実食では、麺が発見であります。麺がこれほどクッキリとしているとは思いもよりませんでした。ひとことで言えば、「カッツリ玉子麺」という感覚で、加水もホドホド高めに感じるが、実に歯応えを感じるタイプ。つけ麺での記憶がすでにぶっ飛んでおりまして比較はできませんが、ハード麺であることは間違いなし。


 クッシリの中に、淡く「ポキッ」とした感覚をイメージとして残す。実際にポキッといったわけではなし。切断面を視認して芯が明確に分かるわかでもなし不思議な麺です。このハードさが濃厚鶏魚介の味わいをしっかりと受け止めていて、いや〜・・・つけ麺メインの店の汁系というリリーフピッチャー的な存在感と侮っていてはいけませんな。しっかりとしたリリーフがあってこそ、試合に勝つというもの。これは食っていて楽しい。


<外固コーティングのようなツヤやかさ!抵抗するのは濃厚スープのみ>


 そんなハードな歯応え麺でしたから、地肌も実にツルツルとしたものです。嫌味なく、コーティングしたかのような外カタなイメージがちょっぴりあったりします。そこにヌメ〜っとやや粘度があるスープが絡み付くので、ツルツルコーティングにしては持ち上げ度が高い。むしろ表面の抵抗感は、スープに溶け込んでいる魚粉そのものだけかもしれない・・・というような啜りのシルエット感。どんどん食えてしまうので、ここでは大盛りが必須でしょう。大盛り無料サービスというのもすっかり忘れておりました。そう多すぎて死にそうになることもないので、躊躇無く大盛り宣言!


【具:むしろ安らぎ覚えるいい塩梅といった質実感・・・・箸休め的に和む】


<ちょうど欲しいと思ってた!青ネギ細微塵切りのザクザク感!>


 濃厚系のスープにハードな麺。どちらも高品質とは言え、箸休めとか薬味に助けを求める気持ちが少し芽生える。そんなとき、この青ネギの細かい微塵が少し多めに盛られているのに救われる。麺に貼り付き、千切りとプレスの際に、ザクザクと感じるリズム感がなんとも小気味良い。ほんのりと青さの香りたつところも救われる。最初の見栄えも麗しく、この薬味トッピングは実はこの一杯ではいいプレゼンスなのです。


<定番なる3兄弟は、当時のままで迎えてくれる?>


 チャーシュー(長男)、メンマ(次男)、海苔(三男)。長男は定番のバラ肉ロールな薄味タイプで、しっかりと麺顔のアピールを果たしています。濃い味わいの中にあっさりとした肉味が、スープと絡まると丁度いい塩梅になるという具合です。今となっては、いろいろなレアチャーシューが全盛でありますが、この程度感で質実とした仕上がりが実に嬉しく、私にはこれくらいがちょうどいい。


 次男は、標準的なコリコリ感を保つ平べったいタイプ。薄味でも濃い味でもない。寂しくもないボリューム感がまた安堵感を与える。出すぎず、回りを見渡してバランスを取るタイプか。そして三男の海苔は、少し控えめ。今や家系でなくてもそこそこの海苔トッピングもあるが、この位にしておいて価格据え置きというのが庶民感覚としてはベストな解か・・・。


 総じまして、「相変わらずのスタイリッシュ&濃厚鶏魚介!」といった安定感!さすがです。 初めてこちらを訪問したのは4年以上前にもなり、まだ関西転勤中で、ラ活を始めたばかりのころ。ここ訪れて、東京ってこんなに濃厚系でがっつりとしているのに、こんなにスタイリッシュな店主がおるんか~・・・などと、感心していた次第。そして改めて今訪問してみて、相変わらずの味わいと人気ぶりというのが、実にうれしいよね~。せっかく東京に戻ってきたのだから、もう少し通わないといけなかったかもしれません。次回は、限定メニュー狙いかな(笑)。また来ます。なので詠います!


   時流れ
   今や落ち着く
   風雲児


   変えぬ品質
   変らず行列


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


<2010.06> つけ麺・並


通信販売でも有名。新宿で麺といえば、ここを訪問したかったんです!訪問時に、ご店主本人がおられて、通信販売の宣伝でよくお顔を拝見してたから、妙な気持ちになったりして・・。

まず、行列が独特ですね。店内から溢れると外に列が続くのは当然ですが、道を挟んで公園折れ曲がりです。大体、夕方の回転時間10分過ぎに行列接続で40分程度の待ちで済みました。場所がら・・・・・6割がカップルです。最近の女子は肉食じゃのう・・・。

さて、つけ汁ですが、鶏白湯と聞いていたのですが、見た目はベジポタ系の豚骨魚介か?というビジュアルでした。中央の魚粉の山が、豚骨魚介を連想させるのか?それだけでなく、魚介系が濃い証拠に、薄い茶色の出汁。しかし、なかなかの粘度ですね・・・・。中太麺が旨いくらいにからむ計算でしょうか?

一方、麺ですが、ストレート麺、中太麺です。すこしプリプリ&もっちり感ありか?風味もありました。
ご店主が麺を〆ていました。手さばきが流れ作業でカッコいいです。無駄がないー。
関係ないけど、かまたまーめんという別メニューのときは、麺の扱いがまるで「美容師」のようでした。

そして、具ですが特徴は、チャーシューが、豚と鶏二種類ということかな・・・。食べやすい大きさにカットしてあります。この点でも、鶏一辺倒とうつけ麺ではなく、豚と魚介のバランスも感じられた一杯でありました。

その他、気になったことといえば、噂の店長、確かにカッコいい。その他の店員さんも、制服も、カッコいい。店長、カッコいいだけでなく、しっかり仕切っている。この点も好印象。


ということで、気持ちよく、落ち着いて「食事」ができたつけ麺屋さんでしたー。
ごちそうさまー。ご店主を目指しす若者が増えるでしょうね。頑張ってください。
今日も、本当においしいものをありがとう。そして、ごちそうさまでした。

  • 風雲児 - 行列中が暇だから・・・看板をパチリ。

    行列中が暇だから・・・看板をパチリ。

  • 風雲児 - 入り口にこだわり!ベビーカーお断りとかじゃなくて良かった・・・。

    入り口にこだわり!ベビーカーお断りとかじゃなくて良かった・・・。

  • 風雲児 - つけ麺(並)

    つけ麺(並)

  • 風雲児 - 鶏系とおもいきや、魚粉!もあり。

    鶏系とおもいきや、魚粉!もあり。

  • 風雲児 - イケメンなご店主お手製の、つけめん

    イケメンなご店主お手製の、つけめん

  • 風雲児 -
  • 風雲児 - 券売機

    券売機

  • 風雲児 - らーめん 大盛

    らーめん 大盛

  • 風雲児 - らーめん 大盛 麺顔アップ

    らーめん 大盛 麺顔アップ

  • 風雲児 - らーめん 大盛 チャーシュー

    らーめん 大盛 チャーシュー

  • 風雲児 - らーめん 大盛 トッピング

    らーめん 大盛 トッピング

  • 風雲児 - らーめん 大盛 スープアップ

    らーめん 大盛 スープアップ

  • 風雲児 - らーめん 大盛 麺アップ

    らーめん 大盛 麺アップ

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TOMASSOON

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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名
風雲児 新宿本店(ふううんじ)
受賞・選出歴
ラーメン 百名店 2023 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2023 選出店

ラーメン 百名店 2022 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2022 選出店

ラーメン 百名店 2021 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2021 選出店

ラーメン 百名店 2020 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2020 選出店

ラーメン 百名店 2019 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2019 選出店

ラーメン 百名店 2018 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2018 選出店

ラーメン 百名店 2017 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2017 選出店

ジャンル ラーメン、つけ麺
お問い合わせ

03-6413-8480

予約可否

予約不可

住所

東京都渋谷区代々木2-14-3 北斗第一ビルB1F

交通手段

都営地下鉄新宿線または京王新線「新宿」駅から徒歩2分
都営地下鉄大江戸線「新宿」駅から徒歩4分
JR各線「新宿」駅(南口または新南口)から徒歩6分

南新宿駅から410m

営業時間
  • ■ 営業時間
    営業時間・休業営業時間・休業日は変更となる場合がございますので、HPにて最新情報をご確認ください

    ■ 定休日
    なし
予算

~¥999

~¥999

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー不可

QRコード決済不可

席・設備

席数

15席

(カウンター15席)

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

空間・設備

カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン

サービス

テイクアウト

ホームページ

http://www.fu-unji.com/

公式アカウント
オープン日

2007年9月7日

お店のPR

【風雲児】大人気のらーめんがついに楽天市場に登場! 詳しくは ▼

【風雲児】 大人気のらーめんが楽天市場でネット販売開始。 行列に並ばなくても、ご自宅でお店で出している味をご家族と一緒に楽しめます。 >> http://item.rakuten.co.jp/fu-unji/fu-unji-l001/

初投稿者

だゐだゐ(23)

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