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麺が変わっても美し!あっさりの中にコク深き塩らーめん
<2016.07> 塩らーめん(淡麗)
【ゆったり鶏出汁に魚介塩ダレのゆらめきはテッパン級!安定した旨さなり!】
外国人の横に座って、食券を渡して・・・暇だからどうしても気なる外国人の方の箸の使い方を、横目でチラ見してたけど・・・・・そこそこお上手!。てこづっているのは、箸よりも寧ろ「ズボボボボボボーーーー」という啜り上げのほう。音を立てられないから、どうしても運ぶような食べ方になるのね。後になって真横で豪快に食べ進めた私を、その方はどんな気持ちで眺めていたのだろう。
もうこの一杯は、語りつくした感があるのですが、やはりいつ食っても旨いし、すこしでもまた語りたくなる。鶏の出汁がとてもすっきりとしていて、丸鶏のようなゆったりとしたコクが芳醇に含まれているのに重くない。和出汁かと思うほどに、鶏のコクの透明感がすばらしいです。また濁りのなさも気に入っていて、塩ダレの琥珀色だけが、きらびやかに映えるという感じです。見映えも味も。特に、淡麗といわれるバージョンは、鶏油が単にデフォルトレベルとはいうものの、とても文字通り淡い。柚子がもし投入されていたならば、それに染まってしまいそうなほどの淡麗さがはかなくも旨しという感じです。
塩ダレもなかなか。節系の香ばしさと、煮干系のやわらかい甘さが非常にバランスよくて、淡麗の世界観をくずしません。なので全体的に鶏塩というよりも、かなり魚介のおちつき感が全体に滲んでいる感覚。そこに、炙りチャーシューの香ばしさと味わいがじわっと滲んだり、水菜の風合いが部分的に広がります。シンプルに見えてなかなかの渾然一体ぶりです。
【風流さと風味!小気味良い歯応え!微細にザラつくスベリ!それぞれナイス!】
麺がいいね。私がファンになったころからは変わってしまったので、しばらくは訪問が遠のいていた。だけどここにきてこれも旨いなと漸く分かってきたと思えます。角型で極細ストレート麺。全粒の風合いがなかなか風流に見えていて、綺麗に畳み込まれているのがすばらしい。
前歯の当たりが妙に小気味良い。カツカツっとした加水がやや低めの切れ込みがあって、麵密度がそれほど強くないので、スパスパと連続してリズミカルに食える感覚。それを奥歯へ運び込み、束になったそれを臼歯ですり潰して味合うのですが、端から順列的に潰れこむ感覚が実に気持ちよい!
そしてスベリもなかなか。全体的には毛細管現象のように全体を貼りつかせながらも、スープを持ち上げるような感じ。なのでスルスルと啜り上げる抵抗感がとてもライト。その一方で、微妙に細かいザラツキを感じるところもあり、なかなか趣のあるすすり感かな。
【炙りチャーシューの焦がしだけで食欲回復!】
AFURIと言えば、炙りチャーシュー。正直言って最高に旨い。ライスにも合うし、ラーメンにもビールにも日本酒にも合う。炙ったところをあえてスープに沈めてふやかしてみる。その微妙なところを歯を立てて食いちぎるのが好き!こういう調理法には、ばら肉が絶対にあうよね!暑さでヘバッた気持ちがいつの間にか、肉を食って忘れてたことに気づく。
総じてまして、「私の中では塩の基準となるほど好きな一杯」でして、これだけでも一週間は、食い続けられるほど。個人的にはAFURIブランドは、全店舗制覇済でこれで何回目か?と思っていたのだが・・・実は横浜ジョイナスにも支店があったことにさっき気がついた!これはいかねばなりませんし、ちかいウチに食うかもですが、また同じようなことをコメントするだけでしょうな。それでも行こう!AFURIファンなのだから・・・・。ということで、なので詠います!
蒸しあがる
不快指数と
脂汗
塩分補給の
阿夫利の塩らー
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2014.12> 塩らーめん(まろ味)
【麺:ニューバージョンの全粒粉配合!しなやかアップであっさり度もアップ】
<一層に「和」と「淡麗」に傾斜する全粒の質感!一方で芯の通った個性は変わらず>
やはり、配膳の瞬間のスープから透けて見える、麺の風合いが変わっただけで、全体の印象がかなり違って見える。白めでぱっつりとした麺が相当好きだったのだが、「全粒入」の極細麺というのは、それだけで相当に雰囲気を醸し出します。まず風流な見栄え、そしてちょっとした風味の淡麗ところ。まさに、個人的には、ツボにハマるところです。
歯ごたえとしては、アルデンテを保たせる絶妙の茹で上げは、相変わらずといったところ。クツクツクツっとした前歯の歯ごたえ感覚は、そのままキープです。ただ、少し・・・以前のよりは、パツパツとした度合いは少なくなったかという印象。よって、多少、お湿り程度の加水が効いたかのような感覚を覚えますが、決して多加水・中加水といった風ではありません。アルデンテというような芯を保つところを守るところと、歯ごたえの感覚を若干ソフトに変化させたというところ、そして風味をアクセルさせたところが、織り重なったような、全体のイメージです。
<しなやかさは格段にアップ!>
その一方で、啜り上げの負担は変わらず良いものの、「しなやかさ」はすごく増したように思えます。文字通り、スルスルと入っていくような感覚。しなりが柔らかになった分だけ、流麗に啜れる感覚がいいですね〜。この感覚は、広くウケると思いますし、何となく日本的な感じもしそうなので、外国の方にも印象的ではないでしょうか。それにしても、いつ来てもこの店は、女性比率が高いことと、外国の方が食べに来ているが、さすがは、恵比寿ですね。
【スープ:気のせいなのか・・・麺とのバランス調整感じる、あっさりマイナーチェンジ?】
<まろ味の鶏油が単に少なかっただけなのか!?と思うちょい「あっさり」さがバランス良い>
麺が少ししなやかに、和風度を増した分だけ、スープの印象も変化した?気のせいでしょうが、錯覚にせよそんな風に感じてしまいました。それとも、「まろ味」という鶏油増しのチューニングが、たまたま少なかったのか。ちょっぴり淡麗に感じたことに、何かこじつけのように意味を探し出してしまうのは、もはやヲタクを通り越してフェチか、ストーカーですな。塩ラーメンのストーカー・・・(~_~;)
麺に合わせた若干のバランス変更があったのかと個人的には感じています。少しだけ、あっさり方向にシフトした印象でしょうか。
<今回は魚介と昆布を感じるほどの余裕だわ>
そのあっさり感でベースの旨味が少しだけ顔を覗かせたか、節系や昆布の旨みも、鶏ガラコク味の隙間から感じ取れます。淡麗チューニングなら、もっとダイレクトに感じられるでしょう。しかし、魚介系がちょっぴり元気な分、鶏も控えめながらもスリムに充実した甘みを発揮です。スープ表面に浮かぶ脂の煌めきは心なしか透明度を増しているような、煌めきアップも感じますし! 総じて色気が低くなった分、全体的な余裕度がアップしたかのようなイメージです。
【具:変わらない安定感が嬉しい肉の香ばしさ】
<阿夫利と言ったら「炙りチャーシュー」っしょ!>
一方で、何も変わらなくていつも通りに安堵して食えたのが具材でした。阿夫利といえば定番の「炙りチャーシュー」でしょ!この一品だけに、スタフが必ず1名付かざるを得ないのですから、コストアップ以上の期待を超える定番商品ですね。片面だけ炙っているというスタイルも実に嬉しい。炭火焼肉でよく使う手法ですね。
<味玉ハーフと海苔・・・・そして水菜は不変で質もよし!>
改めて取り立てるほどでもないけど、毎回思うに、トッピングの配置のブレのなさ!ほとんどコピーですよ(笑)。それでもうまいから何も文句はありません! 今回も味玉ハーフを甘くいただきました(そうそう!ここの味玉だけは、甘さを感じるのですよね!つけだれに味醂でも使っているのかと錯覚するほどに・・・・)。
総じまして、「少し和にシフトした定番崇高塩清油拉麺」といったそのままの感覚。麺の変化は、人により是非があると思います。でも、現状に安寧としないところが、いいじゃありませんか!人気がキープされていても、そこをあえて変化させるというのが、日頃組織にどっぷりと浸かっていると、なかなかできないことで尊敬に値すると思えてなりません。何気に勇気のいる選択だったのではと考えると素晴らしい。という前向きな気分で・・・・・なので詠います!
こだわりを
捨てて取り組む
探求心
目指す姿勢の
こだわり捨てず
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2014.11> 柚子辣湯麺(塩) まろ味
【スープ:見た目は真っ赤な溶岩でも、辛さ控えめで、ジューシーさっぱり酸味が印象的】
<辛味は肩すかし、酸味はジューシーポン酢系でサッパリ食わせる>
配膳の瞬間は、久しぶりにGAPに驚きました!券売機にあったボタンの上に貼ってあった写真は、いささか赤みを帯びたようなスープ感。しかし、目の前にあるそれは、溶岩のような真っ赤な趣ではありませんか!!見ているだけで、お尻が痛くなる・・・。酢辣湯気分でチョイスしたのが裏目にでてしまったかと、プチ後悔気分でマイナススタートでまずは啜り上げます。
しっかし、これが見た目以上に辛くない? 辣油と一味で鬼のように赤みをはらむのですが、味わいとしてはヒリヒリ感はとても低い!これは個人的には好都合。しかし、辛味が塩気なのか、香辛料からくるのかといえば、当然香辛料であり、塩らーめん食っている気分は、あまりないですな・・・。また、驚きはそれだけではありません。酸味のトリックにまた予想を覆されます。ほのかな柚子風味かと思いきや、しっかりとしたポン酢のようなフルーティーな酸味。柚子の汁がふんだんに入っているので、酢のようなツンとくるとんがりはありませんので、するするナチュラルにすすれる酸味です。しかし、かなり辛味以上にポン酢のような酸味を感じるので、さっぱりと食えるのだが、頭の中が混乱している・・・。
<もはや、鶏ガラなのか鶏油濃いめなのか、塩味なのか>
もはや塩ラーを食っている気分が失せているだが、ベースの鶏ガラも染まってしまった感があります。わざわざ、塩をチョイスして、まろ味という選択肢を店員さんに聞かれて伝えるのだが、そのチューニングがどこに生かされているのかがわからん(苦笑)。ちょっと今回は、戸惑いすぎたのもあってよ〜わからん・・・・。
あ、でもね・・・誤解なきように言いますが、普通にうまいです。うまいけど、塩ラー気分でちょっとすっぱ辛いものを予想していただけに、頭が混乱する。そして・・・980円というハイクラスなデフォルト価格に戸惑う私でして、肝っ玉の小ささがもろに出ているだけです。あしからず。
【麺:いつの間に変わったのやら・・・全粒粉入り風流麺】
<淡麗でしなやかな風合いに変化?>
麺が変わっているのか!!しかも、一味でよくわからんが、全粒混じりの風流麺に変わっておるではありませんか!パツパツ細麺という感覚は消えて、少ししっとりとしてしなやかな風合いと歯ごたえが印象的。だったら・・・・普通の塩で淡麗チューニングの中で味わいたかった。そういう変化もこの辛い酸っぱい感満載のスープが邪魔しているようで、個人的にはシクってしまった印象。うまいのだけど、イメージに合わなかっただけ。くどいけど、否定はしていません。
<張り付く一味のザラツキを楽しむ>
滑らかな風貌としなやかな腰つきが、ダイレクトに楽しめたのだろうけど、一味と白ごまがはりついてざらっとした一部分がどうも気になってしまった次第。こういうときは、そのザラツキを楽しみたい。
【具:スープが変わると定番が定番でなくなる肉と味玉】
<炙りチャーシューも赤に染まる!見た目だけ韓国焼肉>
いつもの炙りチャーシューが、白ごまが混じって貼り着き真っ赤に染まるとどこか韓国料理のような風貌ですね。肉はスープの変化があっても、旨さキープ度合いは一定でした。片面炙りのこのバラ肉は、鉄板の旨さ。デフォルトでも炭火焼きの手間も惜しまないところが、いつものお味ということで安心感を与えます。
<味玉も染まって、旨いが調子狂うかも>
デフォルトで半玉のっているところをいつもなら褒めるところだが、完全に一味とか辣油とかに味が混じってしまって、塩ダレのほのかな染み込み具合とか、黄身のまろ味などが完璧に染まった味わいですね〜。辛いの好きで狙って食うのと、そうでないととでは、モチベーションも違ってくるのか・・・・。すんません、個人的に調子狂っただけです。
総じまして、「淡麗系のびっくらぽんの辛酸系の一杯!崇高な酢辣湯オマージュな一杯?」というそのままの印象。まあ、ちょっと変わったものしたいとか、羽目を外したかったけど、二郎に挑戦する気力も、中本を食らう体力もなかっただけに、「塩ラーメン縛り」で楽しめたという一点では少しありがたかった一杯。しかし、それだけに「麺が変わっていた」ことには少しばかり驚きを隠せず、だったらデフォで食いたかったという後悔がありましたかな・・・・。次回はデフォで!なので詠います!
成り行きで
真っ赤に燃える
塩スープ
ヒーハー叫び
気分を発散
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2014.08> 塩らーめん(まろ味)
一通り・・・これまで「阿夫利支店めぐり」をしてきて、基本ラインとスープの違いを味わってきました。そこで最後に恵比寿店で結局何が一番すきかと考えてみて、それを食うこととしました。それが私にとって「塩らーめん・まろ味」でありました。こいつを味わいながら、ここまでの阿夫利旅を振り返ってみました・・・。
【スープ:個人的には、鶏香味油が素直な「塩」、重くないので「まろ」が好き】
いろいろと本店・支店を巡ってみて、お客さんが「どちらがオススメですか」という質問が多かったように思えますが、どの店も「初めての方でしたら淡麗でしょうか」というようなコメントが多かったかと思います。また、濃ゆめの味わいの好きそうな会話の流れの中に、「醤油のまろ味」を勧めていたのもあったな・・・。「塩なら淡麗、醤油ならまろ味」といったところか。そこを個人的には、「塩・まろ味」という天邪鬼ぶりであります。
理由としては、まろ味にしたところで全く重くありません。なので、淡麗好きな私としてもど真ん中のストライクゾーンに違いはないということ。そして、この鶏油自体の軽やかさのなかの、香味がとても気に入っているということもあります。この香味が醤油はもとより柚子塩よりも、塩の方がストレートに感じることができましょう。だから、やはり「塩らーめん」というチョイスになってしまうわけですね。
【麺:淡麗系と極細クツクツ麺の相性は最高でした】
「真空手揉麺+100円」を試していないのですが、やはりデフォルトの極細くっしりストレート麺に帰って来るような気がします。とにかく、このスープには、この麺のマッチングがベストと思え、いつまで食っても飽きがこないような気がする。クツクツっとした歯応えがナイスですし、博多麺とも違い、芯があっても芯に柔らかさ、優しさを感じるほどです。こういうのは、湯切りがとても大切だと思いますが、しっかりと処理していたのが印象的です。大きめテボをビシビシとタイミングよくクイックさせて、湯を切る女性スタフの手際がよいです。
【具:炙りのひと手間がとても映えます!功労もんです】
この、チャーシューの「炙り」がなければ、すごくオペレーションも楽だろうとおもいます。しかし、このこだわりがあってこそ、ぐぐっとこの一杯のプレゼンスが高まるのは明らか。バラ肉の脂の旨味を活かした薄味と香ばしさ。スープに浸って炙り焦げ部分が香ばしさとなってスープに滲むし、脂もより染み渡ります。久しぶりのロールチャーシューだったようにも思えて、ツボにはまった定番なるチャーシューでした。
【店:ブレなく、若さハツラツアリつつも接客丁寧がいい!】
そして何より、【味にぶれが少ない】支店展開ですね〜。これは見事かも。スープの味わいはもとより、麺の仕上げぶりやら、麺顔の配置などは頑固かと思うほど、規律が守られているようにも思えます。そして・・・・接客が気持ちよい。
どの店もとても若いスタフばかりなのが印象的。アルバイトの方もおられるのでしょうが・・・スタフ教育が行き届いているのが凄く分かります。とくに、女性スタフが多かったのも印象にのこりますし、分け隔てなく仕事を分担して、上手く回転しています。若い人のキッチリとした仕事ぶりは、見ている私のほうも背筋が思わず伸びるというもんです・・・。
【その他:吉祥寺に出店してね!お願い!!】
ロケーションの選定、出店方針も筋が通っているのかもしれません。敢えて、東京の人気スポットばかりで近寄っているところばかり。日比谷線・東横線がメインというところ。若い人も、女性の方も入りやすいロケーションと店の雰囲気。オジサンでもこういところ好きですよ。
・・・ということで、個人的な要望を言えば、この流れで「吉祥寺」にも出店いただければありがたい。方針とも少しマッチングしていると思えるのですが。通し営業で深夜早朝まで営業というとツラいけど、終電前後でも若い人で賑やかな街ですから。
総じまして、「阿夫利の旅はひとまずお休み」とさせていただきます。どうせまた近いうちに食うと思います。ぼちぼちと・・・・ゆっくりマイペースで、つけ麺系や、真空手揉麺にも手を伸ばしていきますので。なので詠います!
荒業か
阿夫利詣を
重ねては
ここでひとまず
修行は休む
お粗末!とういことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2011.12> 柚子塩らーめん(淡麗)
【これが日本のラーメン・サラリーマンなのだよ・・】
・・・と隣に座り合わせた外国人一家にラーメンレビュアーの模範を示してしまいましたわ!さすがは恵比寿!外国人比率が高いとは言え、ラーメン店にも押し寄せているとは思いもよらずです。たまたま、外国人一家が隣に座って、アタクシの丁度となりが、小学生くらいの可愛い女の子。アタクシの素行が気になってしかたがないようです。なぜって?「ラーメンに人形乗せて写真を撮っているから」です・・・。
「 WOW! とか Jesus! とか・・・そげなことを口パクで言うとるくらい分かるでぇ〜」
母国に帰ってこの様子を語り広めるがよい!日本には面白い習慣があると数年後に紹介されたとしたら、それは、この日のこの出来事が発端にちがいありませんから!! ともあれなんでそんなにその女の子に受けたかというと、丼が肉厚でして、人形がどうしても挟まらず、のっからずでして・・・四苦八苦していたからです。そこで一度は諦めたのですが、意地を見せてレンゲに引っ掛けるという荒技にでました。その一部始終がオモロかったのでしょうな、きっと。日本のサラリーマンは、変態で〜っす!ってね・・。
【これをフルーティと言わずして、何をや言わん】
まぁ、そんなドタバタまでは、結構スムースに事が運びました。券売機のおすすめの仕方も分かりやすかったし、ゆず塩ラーメンを選んでから、「淡麗」と「まろ味」の二種類選べというのも、POPを指差して分かりやすかったし、そして後述しますが、麺が細いこともあってか茹で上げ時間が短く、本当に5分以内には配膳が完了していたという手際の良さです。配膳の瞬間、さすがに850円もしたラーメンらしく、見栄えにも十分に気を使われた気合いというのも感じますし、いわゆる存在感、オーラとうもんも少し感じまっせ!レンゲですくって色合いを確認しようにもクリアリーでクリスタル過ぎまっせ!などと思いながら、スープを味わいます。
「ゆずでいっぱいな味わいや!せやけど、皮の渋含みの風味じゃなく、身のフルーツ感すら感じる!」
・・・第一印象はそのようでした。ゆずが苦手という方は、あの苦みの部分と、柑橘部分がどこか金属的に感じるからじゃないのかな? そういった方でも、このゆずなら抵抗なくなるかもしれません。この爽やかさは、「まるで」果肉をより多く絞っているかのごとき、結構濃い「ゆず」だけど爽やかと感じるのです。恐れずもっと言ってしまえば、ゆず風味じゃなく、ほのかにゆず味という感じかな・・・。これをフルーティと言わずして、何をや言わん・・・です。
「鶏と魚介と昆布・・・・そして香味野菜のバランスがグッド!」
これらの因数分解は、店の説明書きからそのままの流用です。くどくないスッキリ鶏清湯に、じんわりと魚介が滲みでているようです。そしていろんなアミノ酸で一体化したように、非常にスッキリとした「上品スープ」に仕上がっているので、これはどこの国の人でも受けるでしょうよ!良く辺りを見回せば、外国人家族の前には、英語のPOPも準備されてた・・。外国人の方の間でも「あそこはうまいぜ」と口コミで広がっているのですかね。非常に興味深いです。
最後ですが、トッピングに微妙に振りかけてある「ニンニクチップ」が実はじんわりと風味としてスープに溶け出していて、どこかエッジングを半分決めているかの如くです。いろいろ細かいところを見ても、よくできた一杯だと思います。まさしく「淡麗」スープです!
※味のグラデーション:清湯鶏コク>ゆず(さわやか)>魚介じんわり薄味>昆布等アミノ酸補強>ニンニクチップ>香味野菜等
【色白細麺ストレートって・・・・それだけでキレイやね〜】
箸でリフトしますと・・・それはまるで「女性的」風貌な麺です。色白で細身。すらーっと髪のようにしなやかなストレートな余韻。これは、見ているだけでグググーッと来ます。あとで気づきましたが「絡み合っていない」のが、美しく見えるポイントなのかもしれません。などと観察をあまりしすぎて、旨さのベストタイムを逃さないようにしないといけませんね。だって、こういう麺は熱ダレすると勿体ないじゃないですか。美人薄命っていうことと同じなのね・・・。
「クツリ!とした前歯の感触と、クシっとした奥歯感がナイス!」
まずスベリは思ったよりは良かったです。見た目少々加水低めで表面ザラツキあるタイプに見えたのですが、さにあらずで、するするとクチから喉奥へと滑り込んで行きます。細いからスープの持ち上げも良かったためですかね。そして前歯で噛み切る際に、コマが揃ったように一列に並ぶような感覚。それを経て前歯でスパリ!と千切るときの気持ち良さは格別です。潰し込みも適度に効いて中程度。麺の密度も申し分ありません。噛み切りクチを見てみれば、角麺なのね実は・・・・。角が流れるラインを強調してくれて、なかなか風流な所作を示します・・・。
※麺の感覚:ひとことで言うと「女性的」。しなやかな風貌でつるつるとシコシコを柔らかく体験できる。
※麺の形状:標準より二周り程度細く、角麺もかどが、流れるラインを強調して美しい。
【中々「脂身」が肉らしくて旨かった】
久しぶりに「脂身が旨い!」と感じるチャーシューでした。バラ肉ロールみたいな形状をして、提供の直前に網で炙って焦げ目と風味をつけています。わりと肉より脂がしっかりしていて、脂の独特の旨味が濃い豚と感じました。ご飯に合うという系ではなく、塩味ながら、「焼きトン」として焼酎か日本酒のアテとして食すると、とても性能を発揮するタイプではないかと察します。割と肉厚であったこともナイス!ですね!
メンマは、こういう淡麗な一杯にあって割としっかりとした味付けでして、柔らかくもなく適度なコリコリ感を演出していました。また、半分でもいいから味玉があったことは、評価できますね〜。やっぱりこのオレンジイエローの目玉があるかないかで、麺顔のイメージが随分と違ってくるのは確かですしね。海苔は、スープに溶け出しにくく、風味もしっかり楽しめて文句なし。あとゆず塩に水菜はやっぱりつきものですね〜。このスープにこのトッピングはやっぱり合いますな!
※チャーシュー(塩味)、味玉半分、メンマ、水菜、海苔、薬味ネギ(少々)、ニンニクチップ。
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総じまして、実に日本的な質実としたラーメンなんですが、このままニューヨークで「RAMEN」として売り出しても、そこそこ理解してもらえるでしょ!とすら感じるインターナショナルぶりを感じます。というか、世界で頑張っているラーメン屋さんも実はけっこうおられる・・・。アタクシが今年の夏すぎまでいた大阪の堺筋本町の店主も今やベトナムで頑張っているとの噂をききましたし、ラーメンもグローバル化の時代っすかね・・・・。などと、今日は世界に目を向けてしまいましたが、やっぱり隣の外国人の女の子、かわいかったなー(笑)。隣のお母さんから、早く食べろと注意されてたけど、あれは、アタクシが変なことをしてたから悪いところもあるもんね・・・。ゴメンね。とお詫びをもうします。なので詠います!
国越えて
麺をすすりて
恵比寿顔
異国の少女と
しばし友達
お粗末!そして合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
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TOMASSOON
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TOMASSOONさんの他のお店の口コミ
店名 |
AFURI 恵比寿(阿夫利 あふり)
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ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
お問い合わせ |
03-5795-0750 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR恵比寿駅徒歩3分 恵比寿駅から177m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
席数 |
18席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、カウンター席あり |
料理 | 英語メニューあり、アレルギー表示あり |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 ベビーチェアあり |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2011年 |
備考 |
【AFURI恵比寿20周年記念企画開催中(2023年7月17日まで)】 |
お店のPR |
天然水仕込みの黄金色スープ
店名のAFURIは、神奈川県、丹沢山系の東端に位置する大山(通称・阿夫利山)に由来します。その豊富な天然水で仕込むスープは、美しい黄金色。鶏・魚介・昆布・香味野菜などの厳選素材の旨味を丁寧に抽出した、まさに正統派の淡麗系です。 広いオープンキッチンにて、オーダーごとに炭火で炙られるチャーシューの香りが、食欲をそそります。 |
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初投稿者 |
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<2018.02> 塩らーめん(淡麗)
このブランドは、若い人がとても社員教育よろしく、接客をはじめ厨房内の動きが気持ち良いのがいいね。また比較的女性スタフも多く、重要な調理パートを任せられてるところも好印象。何事も修行は大切なんだけど、しっかりと丁寧な手ほどきをすれば、かなり立派に立ち上がれそうです。久しぶりだから、王道の「塩らーめん・淡麗」とさせてもらいましょう。
<明るい鶏のエキス感に落ち着きあたえる節系の風味!焦がしネギが微妙に効いて、物語のような展開!>
お好きな席へどうぞと案内されて、外国人男性客のお隣席をゲット。そう、この店は外国人客も多いのよね。それも箸使いが上手です。以前、私が隣でバチバチ自分のラーメンの写真を撮りまくってたら、笑われたこともあったっけ・・・。今回は割と控えめにと思っていたところで、配膳が完了いたします。めちゃサーブが早いので驚き。それがこんな麺顔です。
ううう・・・本当にいつも絵になる顔です。一眼レフで撮るともっと凄みとか空気感が伝わりそう。淡く透き通った塩スープは、無色透明というより、やや薄く黄色味がかった感じで、微妙なる靄があるイメージ。淡麗バージョンとは言え、あるていど色気を誘い、これも神奈川一派の典型かもしれません。
鶏のエキス感が実に芳醇で、この出汁の広がり感でかなりのイメージを植えつけます。非コラーゲン系のサラリとした脂の余韻は、厳選された自然塩とあわさり、まるでハーブのような華やかさがいっぱい!。そこに穏やかというか、落ち着きを与えんとするのが節の風合いでしょうか。塩だれにも影響を与えてるように感じます。また塩気はそれ自体はわりとはっきり目に主張しており、決して薄味でもなさそうなレベルです。
鶏油による香味は抑えめだとは言え、微妙に甘く香ばしくさせる焦がしネギ油の風合いが残ってたのが印象的です。それはほのかなんだけど・・・。食い進めてゆくと、麺の風合いがスープにも溶けだして、また落ち着き感が増してゆきましょう。いろいろ食べるシーンによって楽しめるスープ感は、流石です。
<全粒打ち込んで風味がアップ!加水低めで淡いクツクツ歯応えのストレート細麺!>
いろいろ麺も工夫は続けているご様子で、最近は全粒粉入りのに落ち着いているご様子です。私が初めて阿夫利と出会って食ったときは、そのパツパツさに惚れたのですが。今でもパツパツさは淡く残る程度の、加水低いストレート細麺です。潰しこみが低めだと個人的には思っていて、密度感はありそうでほどほど。なので「淡いパツパツ」の端々にボソボソっとした感じもあるのがいいね・・・・汁の浸透を喜ぶようなボソボソ感がいい感じです。
こんなオヤジにでも、紙エプロンの使用を尋ねてくれます。飛んでもシミになるようなスープでもないんだが。それに、ハネを抑え気味にずぼぼぼぼっと啜れますから、ご厚意だけ受けておきました。表面は、ところどころ全粒が見え隠れして、ちょっとしたジラフ文様にも見えます。ザラつきありそうで、じつはあまりそんなことはないので、ちゅるりん!っとライトに啜れます。非常に食べやすいー。
<知らぬ間に選べるチャーシューシステムに進化していた?>
すっかり忘れていたのか、それとも進化したのか。トッピングの肉は「豚肉の焙り」か「鶏肉の真空低温調理」のと、どちらかを選べるようになってました。私は、豚肉の焦げるのをまた見てみたい気がして・・・いつもの通り、豚肉焙りをちょいす。相変わらず、タレの浸透もほどほどで良いが、ばら肉の脂が焦げた部分は、そそりますねー。白飯でもビールでも両方合いましょう!。
<ハーフと言えども味玉にハズレなし>
阿夫利の味玉も美しいよね。白身も黄味も、キリリとした感じがして薄い塩だれが深く染み混むので、スープを邪魔しないし、玉子の味も本来てきなのをよく引き出されてます。
水菜もこのスープと麺には相性がよいし、メンマでなくタケノコの細かくカットされたものも、歯ごたえ快感で面白さと全体調和を誘います。
総じまして、「やっぱりこれだ!コンテンポラリー塩清湯の代表作と言えば!」と言う感覚でしょうか。流行変化と競争競合が激しいラーメン業界にあっては、もはや今風ラーメンの老舗のような扱いかもしれませんが、やっぱり今久しぶりに食っても、新しいさを感じます。これはもうちょっと訪問頻度をあげてもよいかなと、思い直したのは事実。たぶん、また塩を食うのだろうなー。ゆず塩も醤油もあるんだけど。単にここ塩が好きすぎるー。なんだかんだで、胃もたれ気味だったはずが、完食完飲してしまいました。食った直後って、いつも鼻かみたくなるのね・・・・。そんな満足感を忘れないうちに、とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
すぎ花粉
春風に乗り
鼻すすり
恵比寿立ち寄り
塩麺すすり
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!