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1号ラーメン(あっさり系) 麺アップ
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1号ラーメン(あっさり系) スープアップ
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1号ラーメン(あっさり系) チャーシュー
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1号ラーメン(あっさり系)
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<2015.07> 5号汁なし担々麺
【タレ:辣油のスパッとさ!山椒痺れとニンニクのジリジリ感!バランスよく響く】
タレのシャープさと、カエシのライト感!後はニンニクの底上げな旨さが官能的ですな・・・
<辛さ、痺れ、香ばしさ、どれも一気に冒頭から味の連打!>
一気にビールを飲み干してしまった感じがあって、持て余すかなと少し心配したのだけど、意外と早かった配膳です。さてこの麺顔がまた期待通りです。どこか・・・武蔵野系油そばに似たところもなくはない安心できる顔。そして、本格的に攻め込む担々の気概が押し寄せてくる迫力。さらに薬味ネギにちらりと辣油を垂らしこむ色めき演出から、「これは当たり!の一杯」と予感させる何かがあります。実際に麺と具をレンゲで大きく押しのけて、タレを見てみるとすごく辣油の色合い主張が強そう。さりとて暴力的な赤というより、クリスタル感あるレッド。私がよく例えるところの、「クルマのブレーキランプ」のプラスチックを少し連想させます。
見栄えはすでにクリア!そして味なんですが、これがまた、刺激物イメージできる要素が、冒頭からきっちりと決まっているとう感覚。「辛さ」「痺れ」「香ばしさ」の正三角形が味蕾を刺激します。やはり、赤唐辛子の肉厚な辛さ。冒頭から軽やかだけどしっかりと広がる痺れ感。ナッツの風味もあるけれど、辣油のスパッとしつつも伸びやかな香りがたまりません!そして、味のベースに豊潤な香味油ある旨みタレを感じますな・・・。一時期流行った「食べる辣油」と共通する旨み方程式に、痺れと旨みをプラスしたような感覚? これは好きです!
<やはり、ニンニクのアシストがいい感じ!>
食券を手渡す際に「ニンニクはお入れしますか?」と確認が入りますが、いつも自宅に帰ってからの家族の反応を気にして断る私。しかし、まるで何かのお告げがあったかのごとく、なぜか今回は「よろしくお願いします」と、丁寧な合意が口から吐いてでました(不思議です)。きっと旨さの神様が降りてきたのでしょう。
いや・・・、これはニンニク入れは必須でしょう!これまでここ一ヶ月ほど毎日、東京のどこかの汁なし担々麺を食い続けてきて、なぜかこの展開は少なかった。『ニンニク・イン』は、隠し味でなく、フレッシュな微塵でまぜまぜの際にタレと混じり合うのが非常によろしい! 冒頭からタレに混じってベースとなるニンニク味より、食べる寸前で混じり合ったカオス調のニンニク味の方が味の鮮烈さが増す感覚です。ここにどこか「タモリ式豚肉生姜焼き」の理論と通じるものを、どこかで感じ取っているのですが、うまく言葉で理屈だてられません・・・・。
【麺:日本の手作り雰囲気が溢れ出る「手作り感覚!」】
こういう麺は、打ち込みに魂がこもっているような・・・ソウル感をどうしても感じてしまって評価が高まる気がする。旨いには違いないが。
<ハンドメイド感覚満載の平打ちピロピロモチモチ麺がナイス!>
入り口から入ると、左に製麺室があり・・・その存在感が店のオーラを高めているかも。「自家製麺」というのは、部品の調達絞り込みと変動対応力アップ、内製化コストダウンにも貢献しそうです。しかし、それ自体により広告塔にもなりますので、実に興味深い取り組み。製造物責任や食の安全確保など、いろいろ副産物的な効果も期待できそうです。そんな製麺室から繰り出される、平打ちピロピロ麺がとても心を落ち着かせます。
縮れと捩れ、そして形状のデコボコ感など、素朴感覚がありありですでにどこかワイルド感も高まるような見栄え。そこにタレや具材がガッツリと絡み合う姿が実に旨そう。前歯を当てると品質良さげな多加水の弾力感。柔らかい中に身の詰まったようなモチモチ感と伸びやかさがいい感じです。奥歯でもモチモチグニグニと、わりと頭でわかりやすい明るい弾力もあるし、これは広く勧めたいと思える良品質感。つけ麺でもかなり性能を発揮しそうです。薬味とからまって、モチモチ感には軽やかなな風味が咀嚼のたびに入り混じります。
<ハネずにニュルリとナチュラルに滑り抜ける感覚!>
見るからに重そうな滑り感。しかし実際はこれが重そうで、ほぐれが早い。なので意外とズボボボボーーっとすすれる。それになぜだか、汁のハネが少なかったりします。訳は知らんけど、全体的にニュルニュルニュルリンと粘度が軽やかである反面、ナッツ等の薬味が意外と粘度を調整していたのかもね・・・・。もともと多加水なりのツルツル地肌だろうし、汁なしという難しい中で、タレとのコンビネーションは、大変相性が良かったことは確かですね。
【具:冒頭から中盤〜最後まで気持ちよいアシスト】
何気に歯応えが計算されていると思える各々のサイズ感。最後はスープとライスのサービスで素晴らしいエンディング。
<やや辛さ含みでふわふわっと食わせる挽肉感>
どことは言わんが、たまに少し前まで冷蔵庫に入っていたでしょう?というような挽肉がトッピングされることがあります。こちらは常温にキープされ、中の肉脂もナチュラル。軽くスパイス感やら味付けダレが封じ込まれていて、歯ごたえもソフト〜ミドルという感覚。ミンチがひっつき合った粒子は、やや粗め。それが麺の縮れによくひっかけられてる感覚。
<具の細かいサイズ揃えが、とても全体歯応えではまとまる!>
いろいろなトッピングでのサイズ感に統一性とか計算性を感じてます。ニンニクもただ刻んでるだけなんだけど、粒子が揃ってる感があって見た目で綺麗。ナッツは、いつも食べる汁なし担々麺よりは、細かい粒でそここがまたタレとの一体感と麺への貼り着きに貢献するところ。また極め付けは、メンマの賽の目切り。やや極太なタイプのをできる範囲でキュービィーにカットされており、これが全体的な歯ごたえをとても面白くしてます。
<ライスとシャモスープで気持ちよく締める>
汁なし系を頼むと、申し出すれば「しゃもスープ」がいただけるそう。これがまた、軍鶏の滋味が深く、醤油の風合いもぴっちり決まっていて、非常に熱々なんだけど、ゴクゴクと飲み干したくなるほどにうまい。全部飲み干そうと思ったけど、レンゲひとさじ分だけ残して、丼の中へ。続いてライスも投入する。
いつもの通り、締めはライス投入。半ライスもセットで付いてくるが嬉しいね。タレは意外に余らずなんだけど、軍鶏スープもヘルプしてか、なかなかの味バランス。もう何もいうことあるまい・・・・うまし。千円少しで、極上汁なし担々麺と、ご立派なハートランドビール、そしてしゃもスープと半ライスがつくという、コスパとしても実に嬉しい!
総じまして、「日式ラーメン系汁なし担々麺の極み」と言う感覚で、個人的にはとてもツボにハマった一杯! 隅から隅まで、今の私好みな感じです。これは参ったな〜、また来たくなって来たではないか! また新たな悩みの種か!? ま、これからは、ボチボチと食うことしか出来ないし、長い目でこちらを応援したい気分です。ここは、メニュー制覇したいなー。それに・・・・、あのキンキンに凍ったグラスになみなみと注がれたハートランドビールも忘れられないし! 今回はそれも寄与して好印象なのか? ま、それはそれとして。なので詠います!
淡々と
佳境乗り切り
悠々と
ビールをあおって
汁なし啜る
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2013.03> 1号ラーメン(あっさり系)
【スープ:シャモの実力を深々と感じつつ・・・食べ応えあるあっさり系!】
<シャモの野趣ある鶏コクが塩気と結びつきナイス>
配膳の瞬間は、そのスープカラーに、「淡い豚魚!?」と錯覚も覚えますが、濁り方の感覚を良く見れば豚コクっぽいニュアンスを漂わせます。理由もなく、東京のラーメンっぽい風貌も覚えますが、これは淡い旨味を堪能出来そうと前のめりの期待!慌ててスープをレンゲですすり上げます。すると・・・・淡い?あっさり系とは言うけれど、「シッカリとした味」と感じるボディー感が強く押し出て来ます。
おお!まさに鶏!という旨味がスパン!と広がります。しかし、その鶏という感覚に特徴がありまして、大変豊かな風合い・香りを感じます。丸鶏の豊かさとはまた違う・・・野趣っぽい動物系なエッジング。それがまた、クセというより個性的でありまして、まさしく「シャモ!」と感じさせる由縁です。しかも、これがズシリと塩の味に結びついているような印象を受けまして、淡いというより濃い味わいとも受け取れてしまうわけ。後半になり麺が終わりに近づくころには、すっかりこの塩味が「旨味」そのものと印象が変化していくのでありまして、これは、あっさり系とは言え、とても食べ応えがあるスープで満足であります。
<見た目以上に醤油エッジ!うっすら豚煮だし?でまろやか>
シャモ一辺倒でもない・・・というのが個人的なもうひとつの印象。後味の丸みに、豚のコクとか・・・・節の感覚が補助しているかもしれません。そして、更に・・・・醤油の感覚がしっかりと表現されていると、これまた個人的に思っているのです。酸味とまでいうとオーバーなのですが、確かに醤油由来のまろ味みたいな感覚が後味爽やか!そして、実はそれが塩気の正体なのか?はたまた影の協力者なのか不明な複雑さ・・・・。オーソドックスな風貌に見え隠れするテクニック感!そういうの好きでっせ!
【麺:味わい、サイズ感、縮れっぷり等・・・・コレ好き!な万能系!】
<食べ応えある万能中太多加水!ヨジレもナイス>
あとこちらのお店の特徴は、この自家製麺の中太麺でしょうね!麺量も並で十分過ぎるぐらいありまして、品の良さを感じる小麦の色白さを感じます。基本的に多加水な面持ち。それが縮れというよりウェービィーと呼びたいその捩れが、いかにも旨そうですやん!
前歯の当たり方も心地よく、文字通りスパスパと切れ込む中に、麺密度の高さを感じるような・・・甘噛みのクシリ感というものもある。そして奥歯のすり潰し感では、プリプリとまではいかないクニクニ感がまた自然でよろしいかと。後半になりややプリっとしたニュアンスも顔をのぞかせる変化も楽しい。ああ、この麺なら、ダレでも好きと言えましょう!つけ麺にも、油そばにも応用できそうですしね!これは・・・・休日出勤の度に頭をよぎる店ですがな・・・。
<ヌメルと言うよりスルスル〜と駆け抜ける感覚>
外固でもない全体的なテンピュール感覚。されど、意外なほどサラサラ・・・・スルスル〜〜と駆け抜けるようなスベリがとても印象的でした。スープの特徴と合いまった印象でしょうが、ちゅるりん!とした滑りとはほど遠い、高速ぶりがナイス!そこでもって・・・中太麺らしいクチの中の接触感と、ウェービィーな形状が心地よい刺激を与えてくれまして・・・これまた旨し!と心で叫びます。
【具:カリカリ感と、シャリシャリ感の競演でんな!】
<香ばしさとカリカリカリ感が良いね>
厚みはほどほどのチャーシューなれど、これは香ばしさと共に、カリカリ感も漂いまして、これまた楽しい歯応え!麺の歯応えとはコントラストを形成するような当たり方でして、肉の繊維質な部分が美味しく頂けました。肉の周囲の焦げな風貌もこれまた演出的!
<メンマもサイズ感と歯ごたえも程よい>
何となく控えめな立ち位置にあるメンマですが、私としては大変美味しく感じました。サイズ感も材木というまでは行かない大きさも手頃で、味付けもスープよりやや淡い薄味。シャクリ!とした前歯の千切れ感も新鮮ですし、歯に残ることないシャキシャキとした感覚が非常に良いですな。メンマ・・・・3本くらいあったっけ?丁度良い分量!
総じまして、午前中の暖かい春の陽に包まれて、人並みが非常に少ないビジネス街を歩き、好きな麺を食いに行く幸せは最高!これが、出勤の途中でなければ、極楽だったのにね(笑)。旨いもの食ったあとは、仕事モードに頭を切り替えです。ところで、今回は結構大きな組織改編がありまして、まあ誰でも少なからず変動があった人事異動。されど、中には驚く人事もあって、4月1日前後は、どうも気持ちがふわふわするもんですわな・・・。私個人もいろいろあった春だけど、まだまだあるぞ驚くことが(笑)。春は芽生えの季節。どこにあっても花は咲く。咲く事だけに集中して、新しい年度もぶっ込んでまいりましょう!なので詠います!
休日の
花咲く日より
出勤し
春の雷鳴
驚き人事
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!