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店名 |
フラテッロ(fratello)
|
---|---|
ジャンル | イタリアン、パスタ |
予約・ お問い合わせ |
03-3242-0330 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ銀座線 三越前駅 徒歩2分 新日本橋駅から282m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー可 QRコード決済可 |
サービス料・ チャージ |
ディナーは席料500円いただきます。 |
席数 |
18席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2011年9月 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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近所にこんな店があれば嬉しい。そういう希望を叶えてくれる店かもしれない。神田駅近辺には数多くのイタリアンもあるが。こちらは決して、大上段にザ・イタリアンを意識してはいない。しかしイタリア小料理屋ではない。トラットリアだがやはり食材には拘っている。この日も以下の品々とワインを堪能した。気軽に、ふらりと訪れたい、親しみやすい店だ。
以下、詳しく
春も桜の開花の時期になると食材も華やかになる。冬の根菜とか白菜などの地味な野菜から菜の花、アスパラガスなど色鮮やかな春野菜に。どれも柔らかく甘く、香りも立って素晴らしく美味しい。山菜も負けじとばかり登場。野菜ばかりでなく鰆、白魚、ハマグリなどの魚介も春を待ちわびたように現れる。
たとえイタリアンであろうと、出来るならそういう旬の食材を食べてみたい。それは食材からパワーをもらえるから。さらに、食べているうちに食材が育った風景を感じるのだ。菜の花を食べると、一面の黄色い菜の花畑が。筍は愛らしい先端部分のいじらしさが。桜海老は、あの駿河湾の浜辺を埋め尽くすピンクの絨毯。鰹はあの一本釣りの勇ましい光景。
神田の、日銀通りから少し奥まったあたり。小さなイタリアンがある。店の名前は日本語で「兄弟」。極めて家庭的な雰囲気漂うカジュアルイタリアン。しかし、食材の使い方は出来るだけ旬を。きちんとその味覚で楽しませてくれる。この日も白魚、菜の花、のれそれ、うるい、アスパラガス。それがイタリアンになってしまうのだから楽しい。
従って、料理は半ば「おまかせ」スタイル。しかしCPが良いし、決して調理に手を抜かないので。安心して料理を楽しめるのだ。カウンターに座って登場する品々を楽しむ。そしてお手頃なワインがいっそう盛り上げてくれる。場所が神田駅に近いので、会社帰りとか待合わせにも向いている。1人で軽く食べて、飲んで楽しむにも最適。
○生ハムとフォカッチャ
最初に白ワインをグラスで飲んだが、生ハムもフォカッチャも比較的アッサリ系の
味わいなのでスタートとしては文句ない。
〇ゼッポリーニ
ピザ生地に青海苔を混ぜて揚げ、塩をまぶしたもの。ナポリの名物でこの塩気が
なんとも心地よい。
○白魚のフリット
白魚の上品な旨みとうるいの爽やかな苦み。それらが揚げたての風合いで。
春の風のように口の中でさっそうと舞う。
○のれそれのアヒージョ
とろりとした独特の食感に、野菜やガーリックの風味が加わってなんとも春らしい味わい。
この壺の中で春の食材が息吹いて、幸せな余韻を味わう。
○フランス産ホワイトアスパラガスと天然帆立貝のクベッティ、卵のソース
1本のホワイトアスパラがシャキシャキっとしてみずみずしい。やはり「春の貴婦人」。
サイコロ状に切った帆立貝はそれに対し旨みとコクで味を引き立てる。
全体を卵がふんわりと包み込むように盛り立てている。
○パスタ トロフィエ、フルーツトマトのソース
トロフィエは、生パスタで北イタリアにあるリグーリア地方の伝統料理。形がトロフィーに似ている。
ソフトな味わいに、フルーツトマトのソースが優しく絡み合う