天空の　座敷で堪能　揚げたてを : 天政

＜29年2月　再訪　＞

【お会計】
・合計　・・・　32217円（2人分：昼コース、酒）

【内容】
（三代目厳選季節の天婦羅コース　＠8000円）
・先付け　ナマコ酢
・活才巻海老2本
・鱚
・蓮根
・筍
・牡蠣
・烏賊
・才巻海老鬼殻
・空豆
・穴子
・鱈白子雑炊
・お新香（胡瓜、大根、柴漬け、白菜）
・柚子シャーベット

（竹コース　＠7000円）
・活才巻海老2本
・鱚
・海老芋
・百合根
・ワカサギ
・白魚かき揚げ
・椎茸海老詰め
・銀杏
・穴子
・天バラ　海老・ツブ貝
・お新香（胡瓜、大根、柴漬け、白菜）
・豆腐味噌汁
・柚子シャーベット

（追加）
・鰆麹漬け
・牡蠣
・アスパラ
・子持ち昆布

・生ビール
・ラマーシーア　シャルドネ　ドンミゲルヴィンヤード　（10000円）

【概略】
2月の京都・奈良ツアー前哨戦。
天ぷらが食べたいんで東京駅前の丸ビル35階にあるこちらに再訪。
一昨年8月に伺った時と同じ窓際の座敷に通される。
職人さんは前回と同じ方で、あちき達の事も覚えてくれてましたぁ～

ってな訳で生ビールで乾杯しランチスタート。
あちきは「三代目厳選季節の天婦羅コース」、相方は「竹コース」をチョイス。
目の前で揚げられる天ぷらはサクッと軽やかで、季節を感じる品々。
頻繁に揚げ油や天ぷらを置く半紙を変えてくれるんで軽く喰えてしまいまする。
しかもあちき達がシェアーするんで、職人さんが小刀で切ってくれまする！
ちょっとした心遣いが嬉しいっすね☆

追加で頂いた「鰆」は麹漬けになっており、旨味が広がりまする。
「牡蠣」は海苔で巻いてジューシーに。
太い「グリーンアスパラ」はサックリと。
そして面白かったのが「子持ち昆布」、不思議な食感。

最後の御飯、相方は天バラをチョイス。
あちきは石鍋での雑炊が出来るってんでそれに。
金目の出汁で生湯葉と鱈白子天ぷらが入る雑炊は絶品！

〆て2人で32217円也ぃ～
天空で頂く美味しい揚げたて天ぷらを心行くまで堪能☆
胃もたれもしない上質な天ぷら。
また伺いたいお店でやんすね。

＜夏休み　お江戸プチツアー②＞

【あちき的オススメ】
・穴子天麩羅

【お会計】
・料理　・・・　18350円　（季節コース、竹コース、追加天麩羅2種）
・飲物　・・・　8350円　（中瓶ビール、ワインボトル、日本酒）
・合計　・・・　31719円　（2人分：サービス料10%、税込）

【あちき的シュチュエーション】
・丸の内の摩天楼を眺めながら美味しいお座敷天麩羅をゆったりと堪能したいとき

【内容】
＜昼　竹コース　＠7000円＞
・才巻海老2本
・鱚
・新ジャガイモ
・アオリイカ
・南瓜
・銀杏
・茄子
・穴子
・海老貝柱かき揚げ
・ご飯
・アオサ味噌汁
・シャーベット

＜夏の天麩羅コース　＠8000円＞
・先付　枝豆
・才巻海老2本
・鱚
・新ジャガイモ
・帆立貝柱海苔巻
・枝豆と玉蜀黍のかき揚げ
・鱧
・稚鮎2尾
・シシトウ
・穴子
・伊勢海老、茗荷、オクラ、玉蜀黍かき揚げ
・素麺
・シャーベット

＜追加＞
・椎茸　（850円）
・岩牡蠣海苔巻　（2500円）

・中瓶ビール　（850円）
・ワイン　（6500円）
・日本酒　（1000円）

【詳細】
夏休み前半はお江戸プチツアー！
2日目の昼は丸の内で・・・
何だか天麩羅が喰ひたい気分でやんすねぇ～

丸の内周辺で手っ取り早くって場合はやっぱ丸ビル・新丸ビル等のビル内飲食店でやんすね。
その中から気になったお店がこちらでやんす。
今回は特に予約を取らずいきなりの訪問・・・
果たして入れるかなぁ？？？
丸ビル飲食店街は11時オープン。
その前にエレベータに向かうと既に大勢の人が待ってまする（汗）
あらら・・・
休日だから仕方ないっすね・・・
エレベータで35階、目指すお店へ。
もう行列が出来てる人気のお店もありんす（愕）
目的のお店に向かい恐る恐る暖簾をくぐる。
運良く席は空いており、靴を脱いでいざ店内へ・・・

通された部屋は丸の内の摩天楼が見下ろせる窓際の広めな個室。
真ん中に揚げ場があり、それを囲むようにU字型のカウンターが配置される。
掘り炬燵式になっているんで足元も楽でやんすよ。
お座敷天麩羅の名の由来でやんすかね？
その様な個室が他に2か所程ある様子、その内1室は窓に面していない個室みたいっす。
座敷には外国人ファミリーが同席、賑やかでやんす（笑）

さて何にしますかねぇ？？？
あちきは昼の竹コース＠7000円、相方は夏の天麩羅コース＠8000円にして色々味わおうって戦略。
まずはプレミアムモルツ中瓶で乾杯！
同時に白ワインシャルドネのボトルもオーダー（笑）

とそこに板前さんが登場・・・
寡黙な感じのベテラン職人風・・・
緊張の中、料理がスタート・・・

天麩羅の薬味は天つゆ、塩といった定番の他、塩麹・檸檬・梅肉も用意されまする。
これは愉しみでやんすねぇ～

まずはあちきの竹コースからご紹介。
「才巻海老」は1本ずつタイミングをずらして計2本。
無難に塩で・・・
ん～～～カラッと揚げられた衣の中にはしっとりレアー感が残る海老の甘みが口に広がりまする☆
尻尾までサックリ喰えまするよ。
塩麹でも頂きましたが、旨味が増しまするねぇ～

「鱚」、上品な味わいは軽～く喰えまする。
「新ジャガイモ」、甘みが広がりホッコリ食感がいいっすね。
「アオリイカ」、歯ですぅ～っと噛み切れる柔らかさに烏賊の甘みが感じられまする。

ここで揚げ油の取り換え。
この後何度となく取り替える拘り様は素晴らしいっすよ！

「南瓜」、厚みある身がホックリと頂けまする。
「銀杏」、ほろ苦みがいいっすね。
「茄子」、丁寧し下処理された茄子は美味しい。
「穴子」、ん～～～臭みも無く素直に美味。
そして「海老貝柱かき揚げ」に「ご飯」、「アオサ味噌汁」がひととおりでやんすよぉ～
かき揚げもサクッとして海老と貝柱の風味が心地いいっすね。
たっぷりの大根卸に天つゆで頂くかき揚げは御飯が進みまする！
漬物には胡瓜と蕪の他、椎茸の軸を佃煮にしたものが供されまするが、この佃煮で酒が進むんですよぉ（笑）
アオサ味噌汁も確りとした出汁の味が出てていいっす。
最後に極普通の「シャーベット」で終わり。

続いて相方の夏の天麩羅コースをご紹介。
先付として「枝豆」からスタート。
「才巻海老2本」、「鱚」、「新ジャガ」はあちきと同じ。
「帆立貝柱海苔巻」、ジューシーで身厚の帆立と海苔の風味がいいっすね。
「枝豆・玉蜀黍のかき揚げ」、かき揚げって好きっす。
「鱧」、これは梅肉で・・・
「稚鮎2尾」、ほろ苦みが季節を感じますね。
「シシトウ」、「穴子」と続く。
お食事には「伊勢海老、茗荷、オクラ、玉蜀黍かき揚げ」、贅沢なかき揚げに思わずニッコリ☆
そして素麺かにゅうめんが選べまするが今回は「素麺」。
涼し気な器で供される素麺は極普通・・・
それに「シャーベット」でひと通り。

お食事前に追加の天麩羅を聞きにきまする。
お盆の上には色々な魅力ある食材が・・・
もう少し喰いたいんでその中から「椎茸」と「岩牡蠣海苔巻」をチョイス。
椎茸は肉厚で風味もあって美味しい。
岩牡蠣は海苔で巻いて・・・
大振りな身はジューシーさが海苔で閉じ込められてクリーミー。
ちと高いのがネックでやんすがそれだけの価値はあるかと（汗）

白ワインはまずまず。
その他にヌル燗も頂いてしまいましたぁ～

〆て2人で31719円也ぃ～
ちょいと高めなランチになってしまいやした・・・
しかし思いの外美味しい揚げたてお座敷天麩羅を堪能する事が出来ましたぁ！！！

揚げ油の他に揚げた天麩羅を置く半紙も頻繁に取り換えてくれるんで、油切りも良くサックリと頂けまする☆
聞くともともとは神田猿楽町に本店があったが今はもう無く、ここ丸の内が本店だそう。
一見強面の板前さんとも自然な感じで気軽にお話し出来ましたぁ。
2人でシェアーしているんで板前さんも包丁で切ってくれる等、気遣いも素晴らしいっす。
これはいいお店に出逢えましたね。
追加しなければ比較的リーズナブルでやんすし。
丸ビル35階からの眺めもまた魅力。

本店の他に羽田空港、マカオにも支店があるんでやんすねぇ？？？
外国からのお客さまも満足されたご様子で何より（笑）
さて、あちきはホテルに戻って暫し体を休めますかな。
相方は丸の内散策に・・・