ピアノチョコレートのバースデープレート♪♪ : CROWN

こちらのピアノデセールに一目惚れし、友人たちと共に、お誕生日をお祝いしていただきました(*^^*)

地下鉄大手町の駅から地下直結。
電車を降り、案内通りに進んで行くと、いつのまにかホテルに入り込んでおりました。

パレスホテル６階。
窓際の円卓席へ。

大きな窓からは皇居のお庭が見え、馬車が何度も出たり入ったりを繰り返しているのを臨むこともできました。
これはなかなかできない経験ですね。
周りに高い建物がないので、こちら６階からでも、外がよく見渡せます。

平日ランチは３種類。
・ミディ　 6,300円
・マルシェ 8,400円
・デリス　10,500円

乾杯のシャンパーニュをいただきながら、メニュー決め、
そして、グリーンオリーヴと塩フィナンシェが一緒に供されます。

【Délice デリス ¥10,500】
アミューズ・ブーシュ / 前菜 / スープ / 魚料理 / 肉料理 / 本日のデザート / コーヒー・ミニャルディーズ

■アミューズ・ブーシュ
表面を炙った鮪とモッツァレラチーズ。
なんだかイタリアンぽい組み合わせ。

パンは、キューブ型のブリオッシュを頂き、レモン果皮が風味付けされたバターと共に。

「前菜、スープ」６種から２種選択。
メニューに大きく表記されているのは、主な食材のみ。
そしてその下に、小さな字で詳しい説明書きがあります。
つまり、料理内容ではなく、食材のみで判断する客が多いということでしょうか？？
それにしても、この日のお料理は選択肢に魅力がなく、消去法で決めてしまったと言っても過言ではありません。

■トウモロコシ
トウモロコシのパンナコッタとアイスクリーム　ベーコンのクランブル　雲丹のタルティーヌを添えて
パンナコッタはゼラチンの量が多いのか、そして調味法を間違えたのか、
首を傾げながら味をさぐりに行くという印象でした。
添えられたタルティーヌは、ポップコーンのおかげで雲丹の存在感は薄いものに・・・

■鴨フォアグラ
鴨フォアグラのポワレ　グリオットのピュレピスタチオオイル　サラダメスクランと共に

＊ちなみに前菜の他の選択肢は、ﾏﾘﾈｻｰﾓﾝ・生ﾊﾑ・ｶﾞｽﾊﾟﾁｮ・ﾀｲ風ｺﾝｿﾒ。
これだけ見るとまるでｽﾍﾟｲﾝﾊﾞﾙのようですね。

魚料理３種から選択。
■築地からの本日の鮮魚
築地からの本日の鮮魚をポテト巻きにしてフリット
蜂蜜風味のセロリラブのピュレ　海老のジュにオレンジとカルダモンの香りを添えて
グリーンのニョッキとパルミジャーノが添えられ、こちらもイタリアンスタイル。

肉料理３種から選択。
■北海道産ビーフ
北海道産牛フィレのグリエ
２種の調理法で仕上げたカボチャとラール・コロンナータと共に シラー種の赤ワインソース
牛フィレすら「ビーフ」と表記してしまうのは、どの層を対象とした対応なのでしょうか・・・

目の前で流し込まれるシラーのソースは、さらさらとした液体でまとまりがないので、
お皿中央にぺちゃっと落とされてしまい、パフォーマンスが裏目に出てしまう印象。
牛フィレの上には薄いラルドと枝豆が乗せられています。

味うんぬんの前に、料理構成のアレンジのなさに首をかしげてしまう内容でした。
ホテルフレンチと言ってしまえばそれまでですが、どうも小手先ですまされている様な印象を受けました。
内装もサーヴィスも申し分なかった為に、期待値が大きくなりすぎていたのでしょうか。

それからフロマージュをワゴンにて。

そして最後に、念願の『ピアノのチョコレートデセール』のバースデープレートをいただきました♪♪
これにはやはり感激ー♪♪
写真で知ってはいたものの、実物の感動は違いますね＾＾♪

■ピアノのチョコレート ミルクとジャンデュージャの2色のアパレイユ エクストラビターのカカオのソルベとカフェソース
なんて可愛いのでしょうか♪♪
ここからバースデーソングのオルゴールが聞こえてきそうなほど完成度が高く、とても素敵。
写真をいっぱい撮って、さらには、スタッフの方々がバースデーソングを歌ってくださいました♪♪
店内の他のお客様からも拍手をいただき、嬉しいやら恥ずかしいやら、とても幸せすぎました(*^^*)


ちなみに、最初にデセールメニューを渡されて選んでいたものも後からやって来たのですが、
ボリューム的にも、タイミング的にも、差し替えで十分だったかもしれません。

■バナナのパルフェと滑らかなマンゴープリンをココナッツソースと共に　ヴェルベーヌの爽やかな酸味をアクセントに
■ハーブティとミニャルディーズ

お料理内容は、価格とのバランスが悪かったものの、サーヴィスの方々はとても心地よい空間を作り出してくださり、
不慣れなタブレット式のワインリストもお任せすることができました。

皇居が近く、ホテル内で東京駅もすぐ目と鼻の先。
外国からのお客様や、ビジネスマンには特に喜ばれそうですね。