えっ　また変わっちゃったの　やれやれ : 野郎ラーメン 新橋駅前店

しゃきしゃき野菜炒めが食べたくなると、このお店が頭に浮かぶ。お店に入ると11時40分くらいだがすでにほぼ満員。相変わらず混んでいる。券売機で食券を購入しようとすると、またメニューが変わっていて、豚骨野郎ラーメンになっている。値段も780円に。おいおい。メニューもだいぶ増えて煮干しラーメンやつけ麺がレギュラーになっており券売機の画面も随分賑やかになっている。

ちょっと戸惑いながら豚骨野郎ラーメンを購入し、最後の空席に着く。昨今の人手不足を反映してか、フロアの店員さんは可愛らしい日本人の女性ではなく、日本語がちょっとたどたどしい中国の方だ。焼き野菜か茹で野菜かを聞かれて、焼き野菜でと答える。炒め野菜も焼き野菜になっている。着席してしばし待つ。調理のスタッフも、店長の他中国人女性が一人。スタッフの入れ替わりは激しいようだ。

暫くして着丼。脂身が少な目だったチャーシューが、完全にバラ肉のチャーシューになっている。バラ肉のチャーシューは嫌いではないのでまぁいいとして、スープがとろみが強くよりクリーミーになっている。えっ、また変わっちゃったの　やれやれだ。本当によく変わるお店だ。競争が厳しいラーメン業界。チェーン店は変えて行かないと生き残れないのだろうか？

新しいスープは確かに麺にはよく絡むが、濃いので甘みが余計強く感じられ、何よりもスープだけ飲む気にならない。ちょっと濃すぎる感じがする。最近いくつかある流行の一つではあるのかもしれないが、私には今一つ。お客さんはいっぱいだからこちらの方が好まれるのかもしれないけど。オールドファンのために、野郎ラーメンオリジナルでも作って、昔のスープの味を再現してもらえないかなぁ。

新橋はラーメン屋さんは沢山あるけれど、通いたいと思うラーメン屋さんはどんどん少なくなっていく。困った困った。

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四月になりようやく暖かくなってきたので、久し振りに野郎ラーメンに足を向けた。去年の12月以来になる。お昼にコートを着て出て行くのは面倒なので、寒い時は会社の近所でお昼を済ませることになる。今年の冬は12月までは暖冬だったが、年が明けると意外と寒く、特に暖かくなるはずの3月以降はうすら寒い日が続いた。

久し振りに行くと、またシステムと味が変わっていた。昨年は麺が2種類（中太と平打ち）から選べるようになってびっくりしたが、今回は麺は中太のみに戻ったものの、野菜が炒めか茹での2種類から選べるようになっていた。野郎ラーメンと言えば炒め野菜が特徴で、それが好みでお客さんが来るのだと思っていたが、４～５人に１人は茹で野菜を選んでいた。二郎対策なんだろう。

着丼したラーメンを一口食べて、スープの味が変わったことに気が付いた。元々野郎ラーメンはちょっと甘さを感じさせるスープが特徴だったのだが、甘みがさらに強くなったというか、スープが濃厚でやや家系のような感じになっていた。そういえば煮干しラーメンも追加されていたので、魚介系の味が加わったのかもしれない。スープにとろみがついていた。

個人的には、今のスープもそれほど悪くはないかなという感想。炒め野菜が続く限りは来店すると思うが、そこまでは変えてほしくは無いなぁ。オペレーションのスペースが限られている懐かしい神田店は、どうやって対応しているのだろう？

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昨日の晩からちょっと寒気がする。風邪気味とはいかないが、その手前ぐらいなのでちょっとにんにくの効いたものをと思って訪問した。今日の午後は人と会うこともない。会社近所の「バリ男」は麺少な目でもかなりきついので最近は敬遠気味。少な目を食べているおじさんの横で、麺普通を若い女性が食べていたりすると、ちょっと落ち込む。

ちょっと遠いが、駅前の「野郎ラーメン」へ。事務所が大手町だった頃、神田店にはよくお邪魔した。穴倉のようで狭い神田店に比べて、新橋店はきれいだし、規模も大きい。おまけに若い女性の店員さんがいて、いろいろと世話を焼いてくれる。特に券売機が新しくなって逆に使いにくくなっており、その手伝いも必要なようだ。「野郎ラーメン」（730円）の食券を購入しカウンターに座る。いつのまにか太麺（平打ち）と中を選べるようになっていた。私は中を。

カウンターは20数席あり、店内はかなり清潔感がある。神田店は大手町に近いこともあってか、結構女性客を見かけたのだが、新橋店は男性中心。駅前のSL広場に面していることもあり、女性には入りにくい雰囲気なのかもしれない。11時45分くらいだが、店内はほぼ満員。数分で着丼する。こちらは、焼き豚が注目されがちだが、特徴は大盛りの炒め野菜だと思う。二郎系のように、蒸した野菜ではないので、食感が良くてお気に入りだ。麺も量が多くない。野郎ラーメンは、焼き豚が一枚のみ。ただ結構大きい。

こちらのスープは、ちょっと甘みを感じる。そこが二郎インスパイア系と違う所なのだろう。ここを二郎インスパイア系とするかどうか、レビューでも論争をしているのを見たことがある。スープの味と野菜の調理方法が違うところが、論点なのだろう。部外者にはどうでもいいことで、私は大手町時代から「野郎ラーメン」は結構好きです。