絶品アジフライ : 新ばし 久

久々の新ばし久へ。

東京でちゃんとした日本料理を食べようと思うと今はどうしても30,000円～になってしまう（5年前までは20,000円～でした）ので、なかなか頻繁には行きにくいのですが、10,000円台だとそのハードルはぐっと下がりますね。

しかも料理も高級店のそれに決して引けをとらないとなれば客が殺到するはずなんですが、穴場と思われているのか簡単に予約が取れてしまう今時稀有なお店です。

確かに店の雰囲気は小料理屋に少し毛が生えた程度なのですが、新橋で唯一かつての花街の香りを残すこの界隈に綺麗に溶け込んでおり、寧ろ贅沢な気分を味わうことができるかもしれません。

料理は、先付、お造り、お椀、魚料理、肉料理からなる「おきまり」をまず注文するのが基本。御飯は付きませんので、お食事をするのであれば注文をする必要があります。御飯は炊くのに時間がかかるため最初に注文するかどうか聞かれます。

「おきまり」の他にも一品料理が用意されていて、お腹の具合や好みに合わせて追加することが可能です。

そして、最後はこちらの名物にもなっているフライ。これもアラカルトでの注文となります。季節の魚介、食材が常時7、8種類が用意されています。中でも一番のおススメは何と言ってもアジフライ。身質のしっかりした小ぶりな鯵をフワフワに揚げてくれます。メニューにあれば必ず食べて欲しい一品ですね。

お酒も日本酒、焼酎からワインまで豊富に取り揃えられていますので、飲みたいものがないということはまずないと思います。

営業は夜2回転制です。

【2020年9月のおきまり】
★きゅうり味噌
★夏野菜の素麺
★お造り（鰹、しめ鯖、平目）
★鱧の真薯と松茸、ゴボウのお碗
★鰤の照り焼き
★ローストビーフ
（追加料理）
★新銀杏
★水茄子
★ポテトサラダ
★御飯／味噌汁／お新香
★アジフライ
★松茸フライ
★はしらのフライ
★穴子フライ
★牛乳プリン
（お酒）
★ビール
★むぎ焼酎水割り

お会計：約15,000円

かなり久しぶりの久さん。

会社から近いのと当日でもフラッと入れることもあるので、もっと頻繁に来ても良さそうだけど、最近は数ヶ月先の予定まで埋まってしまう始末で･･･。

この日は、たまたま予定に空きが出たので、数日前に電話を入れてみるとOKとの返事。

久々のアジフライを楽しみに訪問。

いつものように丁寧に調理されたおきまりをいただき、ご飯も注文。

そして、最後のお楽しみのフライへ。

この日は時間も遅かったので、アジフライ含め3種に留めましたが、となりのグループは全種類を揚げてもらってました（すごい胃袋です）。

お会計も軽く飲む程度なら10,000円前後とこのクラスの料理がいただける店としては今や奇跡的な価格帯と言えるでしょう。

また時間作ってフラッと寄らせてもらいます。

またしても約1年ぶりの「新ばし 久」
この日は、いつもの「おきまり」から1品抜いてもらって、大好きなフライを多めに注文。
前回食べそびれてしまったアジフライも今回はいただけて大満足。
お酒控えめに頼んだらお会計も1人9,000円ほど。
今年はもっと来る回数増やしたいな。

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昔の友人との会食で訪問しました。
アジフライが自分たちの前でおしまいになってしまうという悲しい1日でした。
これからは先に取りおいてもらうようにしよっと。
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新橋の烏森神社付近の細い路地ある割烹料理屋。

斜め向かいにある江戸前寿司の名店「新ばし しみづ」の大将の弟さんがやっておられます。そして、これまた余談ですが、同じ並びのバー「P.M 9」はしみずの大将の奥様がやっておられるとのことです。。。

JR新橋駅改札から徒歩2分とは到底思えない昭和な佇まいのこの路地のお店は、カウンター10席ちょいのとてもこじんまりとした造り。

基本は、17時30分～20時30分と20時半以降の２回転制。ただ、常連さんなどは席に空きがあったりすると途中からでも入れてくれるようです。

お料理は、まずその日の「おきまり」をいただくのが基本で、追加でその日の「おこのみ」や名物のフライ料理、ご飯、味噌汁、お新香で締めるというスタイル。

この日は、新橋・虎ノ門界隈を開拓しようということで会社の同僚３人で訪問。といっても、うち１人はこちらに何回もお邪魔してるので、勝手知ったるというかお店の大将にも顔馴染み。「おきまり」は、先付け、お造り、お椀、魚、肉の５皿で構成。

先付け
…アナゴの棒寿司、蒸しアワビの肝添え、玉子のウニ乗せ

お造り
…マコガレイ、キハダ、トリ貝。お魚の仕入れはしみずと同じだそうです。

お椀
…レンコン餅。ダシの取り方が素晴らしいです。

お魚
…太刀魚の塩焼き。太刀魚って痛みが早いので、ともすると口に入るころにはグニャグニャになってることが多いのですが、さすがにこちらのは身はかなり厚くて、かなり締まった感じでした。

お肉
…松茸のすき焼き。松茸出されて「あっ、そういえばもう９月だった」と気づきました。いつの間にか夏終わってました。。。

ここまでで、大体腹6、7分くらい。これに水茄子とポテトサラダをつまんで、あとはフライとご飯で。ご飯は、最後ですが、土鍋でオーダーを入れてから炊くので、最初に注文しておく必要があります。

フライは、アジ、穴子、鱧、車海老、柱（帆立、青柳）、松茸などがこの日はありました。おススメはアジフライと同僚が言うので、まずはアジフライ、そして車海老と帆立、鱧を半分ずつ揚げていただきました。フライは自家製のタルタルソースか塩で、そして秋らしくスダチが添えられます。

まずはアジフライですが、さすがに拘ってるだけあって、風味、揚がり具合ともサイコー。良い素材を良い油を使って揚げているからまったく生臭さや油臭さは全然ないです。こんなことなら2尾頼めばよかった。。。
クルマエビも衣薄めで海老のプリプリ感ハンパなく、帆立とハモも旨すぎ。

途中からは土鍋で炊いたご飯と赤出汁、お新香も登場して「日本に生まれて良かった～」と思える一時を過ごすことができました。

お酒は日本酒、焼酎、ワインと一通り揃ってます。この日は日本酒にしましたが、「醸し人 九平次」、「黒龍 大吟醸」、「獺祭 二割三分」などの超有名どころばかり（1杯で2,000円かあ、高いな～）。でも、後から聞いたら裏にもっとリーズナブルなお酒があったそうです。。。

結構食べて、それなりのお酒を飲んだので、会計は1人13,000円くらい。

今度一人でふらっと来てみよ。