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店名 |
閉店
京味(きょうあじ)
|
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受賞・選出歴 |
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Gold受賞店
The Tabelog Award 2018 Gold 受賞店
2017年Gold受賞店
The Tabelog Award 2017 Gold 受賞店 |
ジャンル | 日本料理 |
住所 | |
交通手段 |
新橋駅から徒歩で約10分 新橋駅から361m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
8席 (カウンター8席 個室2) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1967年 |
備考 |
個室に関しては、1階の4名席と2階の座敷があります。 |
初投稿者 | |
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2016.12(再訪)
晩秋の京味を再訪問。
この日は2階の個室で、料理人の方やマイレビュアー様方と共に京味の魅力を堪能。
1階のカウンター席は、活気ある調理場を眺めながら出来立てのお料理を頂く醍醐味があるが、
2回転制のため予約時間に制限があり、人気の為予約も難しくなる。
一方2階は予約後も4~8人の人数変更が可能で、1回転制のため予約時間も自由が利く。
家族や大勢で会食を楽しむには、2階の個室が重宝する。
今回印象的であったお料理は、追加で出して頂いたぐじの煎り米蒸し。
脂の乗ったぐじに、出汁の昆布の香りと炒り米の芳ばしさが合わさり美味。
来年は何度京味に来ることができようか。
是非四季折々の味を楽しみたいものである。
2016.6(再訪)
初夏の京味を再訪問。
カウンター席中央の、特等席に座す。
この日は私に食の楽しみを教えて下さった、偉大な先輩方との会食。
御二方とも酒豪ゆえ、どんどんお酒が進む。
遂には、あまりの飲みっぷりに呆れた西さんが、普段出していないお酒まで出す羽目に・・・
滋味深きお料理と共に、西さんや先輩方との楽しい会話、至福のひと時を存分に味わう。
(お料理)
・先付:鯛と茗荷の寿司、空豆
・芋茎の吉野煮
・鱧の湯引き、焼き霜
・鮑とじゅんさい
・揚げ物:鮑とトウモロコシ
・賀茂茄子の田楽
・お造り:鯛、真子鰈
・焼き物:京都産 鮎
・お椀:グジ
・炊合せ:蕨の信田巻、里芋、蛸の子
・グジの潮汁
:酒蒸しか潮汁、好みを聞かれて選んだ一品。
西さん自ら腕を振るった、至高の潮汁。
絶妙なバランスと繊細な味付けが魅力の、星野さんの潮汁とは異なり、
師の潮汁は鯛と出汁の力強さを極限まで引き出した、骨太の逸品。
・お食事
:ハラスご飯
今回は、かつての記憶通りのハラスご飯。
焼きたてで、サクサクと香ばしい皮が癖になる。
・葛切り
(日本酒)
・大吟醸 天禄拝領
・黒龍
京味はやはり京味。
余人をもって代え難し。
(2016.1)
西新橋交差点から裏路地をしばし歩くと、風情ある佇まいの店が現れる。
看板の赤提灯には「京味」の文字。
言わずと知れた、和の名店である。
この京味から傑出した料理人が多々輩出され、昨今目覚ましい活躍をしている。
お弟子さん達のお店は度々訪れていたが、総本山の京味自体は約15年ぶり。
初めて訪れた当時の感動は、今でも鮮やかに蘇る。
(御料理)
白味噌のお雑煮
前菜:菜の花、くちこ、氷魚
お造り:鯛と鯛の昆布締め
松葉蟹
芋茎の吉野煮
河豚の白子焼
白魚の天ぷら
蛤真薯のお椀: 真薯はさほど印象に残らないが、出汁が秀逸。
焼物: 失念
聖護院大根と合鴨の治部煮: 旨い出汁が存分に染み込んだ大根が絶品。
鮭ハラスご飯: 鮭の身は冷たく、皮も萎びて香ばしさに欠ける。
香の物
甘味:葛切り・蕨餅・ぜんざいから選択
(順不同)
名物の1つ鮭ハラスご飯は、残念ながらかつて感動した味にあらず。
サクサクした食感の香ばしい皮、脂が十分にのった身、炊きたてご飯と共に夢中で食した当時の面影はみられない。
古き良き思い出が誇張されているのであろうか?
また日を改めて確認せねばなるまい。
(日本酒)
冷酒:大吟醸 天禄拝領(岐阜 天領酒造株式会社)
お燗:特別純米酒 飛切り (同上)
上記2種類のみ。
最後は寒空の下、御大西さん自ら杖をつきつつお見送り。
客が見えなくなるまで見送るその姿に、西さんの歩んできた人生の重みを感じる。
およそ半世紀に渡り料理を追求し、客を愛した孤高の料理人。
味わい深い数々の料理と、歴史に名を刻む料理人の哲学を伺い、「食する幸せ」を噛み締めながら帰途につく。