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magnolian
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店名 |
閉店
京味(きょうあじ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Gold受賞店
The Tabelog Award 2018 Gold 受賞店
2017年Gold受賞店
The Tabelog Award 2017 Gold 受賞店 |
ジャンル | 日本料理 |
住所 | |
交通手段 |
新橋駅から徒歩で約10分 新橋駅から361m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
8席 (カウンター8席 個室2) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1967年 |
備考 |
個室に関しては、1階の4名席と2階の座敷があります。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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以前、某有名ワインバーのご主人が行きつけにしているお店に伺う際は
必ずお着物を召されると聞いたことを今、ふと思い出しました。
一昨年前ほどより、私も京味さんへ伺う際は、可能な限り着物を着付けて伺うように
なりました。「着物着ないの?」と言われることもありますし、
伺った際に「あら、今日はお着物ではないのですね」と言われると
なんだか恥ずかしいような、嬉しいような、申し訳ないような
複雑な嬉しさがこみ上げます。
通い始めた頃は、気負いしていた自分がいて、格好つけたりしていたけれど
今は、ほぼ毎月、同じ席に座って黙々と楽しみながら食事をしています。
料理道をきわめて来た人の前で料理を論じたり、評価するのは無しだわと
思い、毎年レビューを重ねつつも「点数」をいじることはありません。
昔も今もこれからも、きっと「今の私」にあうお椀がスッと出てきて
身体が、心が温まり、悦び、笑顔になれる。
そういう「何か」を私もいつか創造できたらと思います。
70歳を過ぎてなお、新しい料理にチャレンジできるって素晴らしい。
本当に心から尊敬しています。
そうそう、先日、そこもまた私の大好きなお店のお鮨屋さんで
「最後の晩餐」の話になった際、珍しく大将と意見が合致しました。
それは、
「京味さんの芋茎の椀物を丼ぶり一杯!」
もう、想像しただけでたまらない。
ひと月に一度、着物選びにワクワクしながら、今月も来月も
仕事に精を出したいと思います。
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まったけの時期の夜はもの凄い数の人がこちらを訪れます。
いつもはご夫婦でいらっしゃる方も、この時期だけはご両親を連れていらしてたりして。
親孝行ですわね。
私は相変わらず。・・・沢山食べています。
そんな私だからか、普段の西さんの会話+「あっこ行った?」とか
食べ物とお店の話がいっぱい花開きます。
沢山、西さんとおしゃべりしよう!とか、そういうことはあまりなくて、
ただただ美味しいものを食して帰る、そんな感じ。
でも、とってもこれが楽しい時間で、いとおしく思えます。
秋になれば秋の物、冬になれば冬の物。その時々の味を当たり前のように
出してくださるお店って、今は本当に少なくなりました。
仰々しく能書きをいただくより、作り手の真剣なまなざしが目の前にあって、
食べ手の私たちが美味しいって顔しておなか一杯にして帰る。
それで十分。
この時期特有の「おなかすいたら電話ください」っていうのが
何より私は大好きです。
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いつも適当に次の予約をお願いしているのですが、
ふと私が話したことがきっかけで取った予約の日。
グラスビールで喉を潤したら、スっと椀物が一つ出てきました。
「おめでとうございます。」
「お祝いなんでね、白みそで」と西さん。
開けるとふわっと白みその良い香りの中に隠れている柔らかい鯛。
上品なお誕生日のお祝い。
事前に電話したの?と聞かれたけれど、そんなことも全くなく。
雲丹と出汁のジュレもきっと雲丹好きさんへのプレゼントだったのでしょう。
今月は其処此処で雲丹のプレゼントを頂いている雲丹好きさん。
お隣さんに気付かれないよう、こっそり大きく喜んでました。
御相伴あずかれる私も嬉しい限りです。
放っておいていただくのが好きなのですが、
最近はよく西さんとお話をします。
西さんとお話をしちゃうとね、色んな所にご挨拶しにいかなければ
ならなくなっちゃうw それが嬉しい難点。
ここでご縁を結んで、あっこにも繋げて広がるご縁。
一度敷居をまたいだその後は。
しゃっちょこばって高い料理を食べに来てるんだぞって気負いじゃなくて
ちょっとご飯食べさせてー位のくつろげる気持ちを持って
向き合っていきたくなるお店でもあります。
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地震の後の訪問は、足しげく通っているお鮨屋さんの「大将(呼ぶなというが呼んじゃう)」さんと。
以前にもご一緒させていただいていたのですが、今回はゆっくりと。
こっちのほうがやっぱりいいね。
雨でなければ次も一緒に行きたかったのですが、今回はなし。
互いの仕事の話や、これからの事とか、食事の事とか、話しながら聞きながらいただく
春の京味さんはとても素晴らしい物でした。
最後の最後に摩り下ろしたレンコンの中に雲丹を入れて揚げて餡を掛けて出してくださった
お椀がとても素晴らしくて。
作っている過程が間近に見えてしまったので3人とも会話もそこそこに
手元に集中してしまいました。
その手間と、ほんのちょっとの加減と、優しさがお皿にいきてくるのでしょうね。
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「出掛けに重い話をするやないか」
そんな出だしで始まったその夜。
珍しくお着物にて到着。
「あらま、奥さん。新橋色やないですか~」と、西さん。
そんなこんなで更ける夜。
芋茎の椀物、はも、早松。
早松の歯ごたえはすばらしく、鱧もふわふわ。
今回は、お隣に恵まれなかったけれど、珍しく西さんが一杯話してくださった。
お料理のこと、これからのこと。
どうして今、メディアにでるのか。
これからどうしていきたいのか。
どこに進むのか。
一番最後の客になった者の特権だったのかもしれない。
ふと気づくと、お弟子さんも手を止めて話を聞いていらした。
お料理以上に深い感動を味わえた一夜。
大切に心にしまっておきます。
♪~♪~♪~♪~♪
京味さんにごてぼんはんと通い始めてから1年が経とうとしています。
あれ?もう過ぎたのかしら・・・、あっという間です、時の移ろいは。
付き合って結構長いのに、京味歴はまだまだひよっこ。
互いに接待や親とや何やらで以前から別々に通っていたお店ではありましたが
二人で通うようになってから、西さんとの距離がぶわっと縮まった感じがします。
一緒に行く相手で西さんとの繋がりがだいぶ違う感じがするのは私だけかしら。
「京味」の命名は裏千家15代家元の千玄室氏。「京の味だから京味」なんて、
何とも簡単な命名だけど、洒落ているような感じがしちゃいます。
日によっては隣の方もその先の方も、店をお出になられた方も「ぬおぉっ」と
驚いてしまうような方がいらっしゃったりするのは、ここでは当たり前のこと。
そして、出されたお皿に毎度驚かされるのも、とっても当り前のこと。
帰る頃には京味色の幸せな美味しい薫りに抱かれて、心も身体もほんわかしています。
日本中の今の季節、今一番美味しい食材の一番美味しい物がまるで磁石に
引きつけられるかの如く、京味に届けられます。
先日伺った時には食せなかったのですが、私のお気に入りは芋茎の椀物。
何度お家で同じようなものを作ってもあの素朴で上品な味には近づけないの。
お気に入りはまだまだあって、水菓子にと出される葛きりと鮭ハラスご飯に海鼠腸ご飯。
お酒たっぷりの蟹の甲羅のお雑炊に、西さんから手渡しで頂ける鱲餅。
それから年明けのお雑煮や、松茸 鱧 鯛と、あげたらキリなく出てきます。
また、京味用に誂えられた器がまた料理にちょうど良く、可愛らしくもあり、艶やかでもあり、
料理を引き立てるというのはまさしくこのこと、と思えるものばかりです。
「簡単に料理する方法があったら私が知りたいくらいです」なんてジョークをさらっと言えるほど、
丁寧に作られた逸品を美味しいお酒と共に頂けるのは赤本の星獲得店舗が世界一位の
日本にあっても、指で簡単に数えられる位のお店の数しかないのではと思います。
伺う方はこぞって西さんとの会話を目指していたりしますが、
お弟子さんとのお話もとてもキッチュで楽しいもの。
そして彼らの指先は、西さんのジョークをふふんと軽く笑い飛ばせるくらいに
丁寧に皆で仕事をした証が光耀いています。
ここ数年はお弟子さんの出入りも殆どなく、いい連携が取れているので
西さんも安心していらっしゃる様子。まだまだ引退せずにずっと長く板場の華で
居て頂きたいなと思います。
通えば通うほど、凄さに圧倒されるお店。
そして、西さんから感じられるのはお店やお客様への無償の愛と、
無上の味の先にある大きな喜び。
このご縁は大切にせねばと誓うのでした。
一度訪れてみたいというだけで通う覚悟がないのであれば、紹介してもらうなかれ。
無理して訪れるお店ではないという事と、そうやって幅を広げることによって
常連さんが別の常連さんの予約を更に取りづらく、また、西さんを悩ませることに
なるのでしょうから。
ここに通う事は、決してステイタスではなく、心が求めるものであってほしいと思います。