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店名 |
Fish Bank TOKYO
|
---|---|
ジャンル | フレンチ、レストラン |
予約・ お問い合わせ |
050-5868-5407 |
予約可否 |
予約可 ※苦手な食材、アレルギー等は事前にお知らせください。当日のお申し出はご対応が難しい場合がございます。 |
住所 | |
交通手段 |
電車にてお越しの場合 汐留駅から269m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T4010401078481 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10%(メニュー金額に含まれる) |
席数 |
120席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) ※貸切・個室希望は直接店舗までご相談下さい。 ※8名様以上でのディナーご利用はコースのみご案内となります。(アラカルト対応不可。) ※10名様以上のご利用は店舗までお問い合わせください。 店舗状況ご利用内容により貸切でのご案内となる場合があり、弊店が定める最低保証ご料金のご案内となります。 |
貸切 |
可 (50人以上可、20人~50人可、20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 汐留シティセンター内に喫煙ルームが御座います。 |
駐車場 |
有 ビル共有 300台可能 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カップルシートあり、ソファー席あり、プロジェクターあり、無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、海が見える |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる、テイクアウト |
お子様連れ |
ランチ・ディナーともに12歳未満のお子様のご入店をお断り申し上げております。 |
ドレスコード | スウェット、ジャージ、成人男性のハーフパンツ・サンダル・ランニングシャツ・タンクトップなどのカジュアルすぎる衣服でのご来店をご遠慮いただいております。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2003年4月10日 |
電話番号 |
03-3569-7171 |
備考 |
※事前のご連絡なくご予約時間より20分以上遅れの場合は自動的にご予約をお取消しとさせて頂く場合がございます。予めご了承下さいませ。 |
初投稿者 |
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時は平日ど真ん中水曜日。汐留の閑静な街並みにわななく1本のしゃもじ。風に翻ったマントの裏には大きなSHAMOJIのマークが。このTOKYO CITYのビルの合間を駆け抜ける!誰だっ♫誰だっ♫ドゥアレドゥアー!!そう!アイツが街で噂のしゃもじ隊だ!念願の汐留に見参!!
…とガッチャマン実写版がコケたらしい情報をキャッチしすかさずフォローに入ってみたしゃもじ隊であったが残念ながら科学忍法は使えない。しかしひとたびしゃもじを手にすれば!!まぁご飯よそうね。だってしゃもじだからね、うん。
というハイテンションで降り立ったここ汐留。実は汐留の地にしゃもじを突き刺すのは何と初めての事態である。まさかこの東京コンクリートジャングルにしゃもじ隊の目をかいくぐって密かに暮らす街があったとはな!単にお前が行かなかっただけだ?そうっすね。その通り。新橋はあるんだけどね、オジサンまいったねこりゃ、1本取られたね。
しかも!!シカもウマも!馬鹿!
なんとこの記事。しゃもじ隊の記念すべき100件目の記事でござい!は…拍手!
ぬおおぉぉヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘うほほほほ
いやぁー何はさておき無尽蔵に増殖し続ける文字数と遅筆がたたって全くペースが進まないなか、一部関係者からは『長すぎて読まねーよ』とクレームを言われそれでも諦めずに書き続けてきた甲斐があったというものです。読まれなくたっていいのさ。気にしない気にしない。がしかし!読んでくれているという変わり者、もとい有難い人達のおかげで何とか続けてくることができました。感謝感激あめしゃもじです。
とまぁこの記念すべき記事にしゃもじを突き刺されたはえあるお店がこちらの『フィッシュバンク トーキョー』さん。食べログ記事の最大文字数15000文字に挑戦するから観念するんだ!マジメに長いぞ!マジメに読んだら多分後悔するぞ!もちろん読後の責任は取れん。
フィッシュバンク。魚銀行…プッ!ATMにカード入れたらメニュー画面に『まぐろ』『はまち』『エビ』とか表示されてはまちを選択したら受け取り口からニョローンってハマチが!!でも大きくて出てこなくて入口のところでビチビチしてるの!しょうがないなーってんで包丁でその場で2枚におろして…いかんいかん妄想に浸ってしまった。面白いなー。ツボッたわーフィッシュバンク。貴方の街のフィッシュバンク!
冒頭からJR北海道ばりの脱線事故っぷりを少し反省しつつ、こちらのフィッシュバンクさんは新鮮な魚介を高いプレゼンスで提案しながら、そこに上質な肉料理とそれらにマリアージュするワインをラインナップしたラグジュアリーでありかつこだわり抜いたお店なのです!
(キリリッ
知人からフィッシュバンクさんがこれまでのコースを主流にした構成からアラカルトでもっと自由度の高いコンセプトになって注目されてると聞き、ミスターアラカルトとアラカルト魔術師とアラカルトマイスターの世界3大アラカルトタイトルを手にしたしゃもじ隊としては聞き捨てならん!とすかさず参戦。どうだ参ったか!まだ入店もしてないぜ!
…さ入ろう。
場所は汐留シティーセンターの41階。って聞いただけでそこいらの女子ならもうどうにでもして的な。お店の前には高い天井のラグジュアリーなウェイティングスペースが。もうこの時点で男子も女子もニューハーフも腰砕けであり、もはや満足してこのまま帰ろうかという。
…入ろう。お店に。
エントランスには正面にドーンと通路がありシンメトリーな雰囲気がかっこよい。個人的にはこの来店したお客をまず正面から迎えようとする雰囲気がすごく好きだ。懐の深さとこれからのステキな時間を予感させてくれる。
メインフロアはかなり立体的な構成。窓際から離れるに従って床が段組みされており、窓の外は東京タワーをほぼ正面に捉えた特級な夜景。つまり夜景を巨大なスクリーンに見立てた劇場のような造りになっているのだ。まずこのフロアの見事さに絶句。壁のモニュメントもアクセントになっていて、もはやこの空間はレストランの発想を超えている。かといって突飛さもなくどこか重厚さも感じる。
着席する前に心のしゃもじルーレットが777でジャックポットで大量のゴールドしゃもじがジャランジャラン出てきて床に溢れ出しております。大変です。
さて着席。窓からは少し離れた席であるものの前述の通り景色はしっかり全貌が見えて店内の雰囲気も感じられて良い感じ。まずモエ&シャンドンブリュットで乾杯しつつメニューを食い入るように凝視!あやうくメニューを食い始めてしまうかというところでお店の人が声をかけてくれる。最初はやはりシーフードプラッターで始めて頂きたいですね!と笑顔で勧めてくれる。もちろんここはフィッシュバンク!おさかな銀行だ!どこにもATMがないじゃないか!ハマチは!…いかんいかんどうしてもボケたくなる…今回はマジメにマジメに。
お勧めしてもらったようにスタートはシーフードプラッターでいこう。がしかしここは決してシーフードだけで押して行こうなどという狭量な発想のお店ではない。肉も牛だけで4種類、豚はマンガリッツァ、シャラン産鴨肉まで揃えており厨房から自信の雰囲気が伝わってくるラインナップ。さらにパスタもある。自らの身を何料理と型にはめることはせず料理と美味しさを追求しようとする意気込みがメニューから感じられます。しゃもじ隊とて遅れはとるまい!自らのしゃもじをご飯をすくうためのみならず、時には舟を漕ぎ、時にはコイツでウィンブルドンの頂点に立ち、時には片目を塞いで視力検査をしてきたしゃもじ隊である!いざ尋常に勝負勝負!!
ということで意味もなく勝負を挑んだ結果、
・シーフードプラッター
・海老のパテドカンパーニュ
・北海道は十勝産熟成牛のステーキ
・付け合せでマッシュポテト
・オマール海老のビスクスープ
・フィッシュバンクペスカトーレ
・シャラン産鴨肉のロースト
の6品!これを2人で!いけるのか!でもどれも外せない!全部食べたい!
注文を終えた時点ですでに満足感が…かなり欲望の赴くままに頼んでしまった…
まずパン3種が。何とリエットがついてます。リエットの表面には綺麗にラードが敷き詰められておりそれをテーブルで上手に取っていただきリエットさんお目見え!こーいうパフォーマンス好きだわ〜リエットも大好きだけど。しかもパンの付け合せにってのがなんとも言えずゴージャスな気分に。いやぁねぇ。
パンを頬張りつつほどなく背後に怪しげな気配を感じて振り向くと、何やら古代ローマ時代のガラスの鈍器のようなものを引っさげた人影が!おにょれ!何奴!腰にさげたしゃもじを鞘から抜こうかとしたその刹那!よくみればこれがウワサのシーフードプラッター!なんというインパクト!これ2名分なんだが…
1段目にはサーモン、エビ、カキ2種類とディップ2種。2段目には殻付きのウニとイクラ。そして頂上には…ん…?何か刺さってんなコレ…聞けばなんとスポイトにソースが入っていてそれをカキの殻と身の間に滑り込ませて注入してみたりできるとのこと。しかもシークァーサーとあとなんだっけな3色あって何だかファンタジー!
さらにこれらのシーフードに合わせるワインはいかがしましょう?とすかさず確認。ナイスだぜ!もちろん白で!ワインメニューを見ると何と料理のジャンルごとにオススメのワインが並んでいるではないか。ほほぅ。フードメニューに対比させる形でフレッシュシーフード、フィッシュ、ミート、ベジタブルという4ジャンルで構成されほぼ全てグラス・カラフェ・ボトルの3パターンに対応。なんとなんとその数18種類!聞きましたか奥さん!18種類ですってよ!5分で1杯飲んでも1時間半かかっちゃうわよ(飲まねーって
そしてオススメされた白2種で迷ったが、迷った時はそう、両方下さい作戦。スペインのゴデージョという品種のバルデシルとクラウディベイのソーヴィニヨンブラン。
じゃあ最初はカキで。レモンでいただきましょうか。
ん!ムハー!なんだこのカキ!なんだと言われましてもカキですがなにか?という答えが返ってきそうだが、あまりのミルキーさに自分が今食べたのはカキだったよな?と手元を2度見してしまうほどの衝撃。
一応国内外でそれなりに色々なカキを食べてきたと自負していたしゃもじ隊ではあったが、初めての味だった。濃厚なカキは他にもあったがこのミルキー度がなんと言ったらいいのか、ペコちゃんが食べたらそのペロッと出した舌を瞬時に引っ込めて劇画タッチになりながらもう二度とミルキーを売ることは致しませんと涙ながらに土下座することは間違いないというか(相変わらず美味しさが微塵も伝わらな…
とにかく美味。お次はサーモンいってみましょう。なんとイクラをトッピングしちゃったりしてこの親子ランデブー。うまうま。そしてウニの殻の中はゴロッとウニかと思いきやウニのフラン。濃厚なウニとよく合います。天使のエビさんは頭がついていてこっちを見てます。早く食べてほしいのか。ではいただきましょう。身はプリッとしていて濃い甘みが美味。ミソも残さずいただきます。やはりソースやディップが色々用意されていて色々な楽しみ方ができるのが良い!さらに2種類の白ワインを、エビはこちらでカキはこちらで、と勧められた通りに味わうとこれがまた見事なマリアージュ。なんだか魔法にかかったような気分。すでにしゃもじゲージが振り切れております。
かと思えばお次は海老のパテドカンパーニュが登場。パテドカンパーニュを海老でこしらえるとはよほど海老好きなシェフなのであろう。とここでまたもや次のワインですが…と間髪入れずのご提案。冴えてるぜ本日の我々のテーブル担当Mr.SATO!ここはカレラ・セントラルコーストでいかがでしょうと言い終わらないうちにお願いします!グラスにサーブすると、もう少し温度が高い方が良さそうですね、とグラスを持ち掌で温めながらスワリングする即興をみせるMr.SATO。スゴイぜ!カッコよすぎるぜ!しゃもじあげる、しゃもじ。またこのカレラがツボだった…シャルドネの一番好きなタイプのこのハチミツのようなとろける感じと長い余韻。また会えたねセニョリータ!いやー最高。
と堪能するも束の間、続いて何か運ばれてきたぞ。フタをパカッと開けたらなんと目の前に熟成牛のステーキさんが塊でドドーン!こっ…これはまさに初めてのドラクエで町の外に出たらスライムに遭遇した時のやうな感動!なんという貧困な表現!
そしてもちろん取り分けて頂きます。そして同時にオマール海老のビスクも登場。付け合せのマッシュポテトもスタンバイ。ビスクは小さなカップにコーンのムースを目の前でこんもり乗せてもらい口の中で混ぜ合わせて味わうとのこと。これまたビスクがどっしりしっかりかつ上品。オマール海老がロイター板を力強く踏み込み空中で後方宙返り2回半ひねりを加えて口の中にダイブしてきたような鮮やかな着地!10点!10点!10点!
熟成牛をはむっと。んふー。この深みのある味わい。焼き方を聞く必要なぞないドンピシャな焼き加減。美味すぎる…やはり熟成牛が最近のマイブームだと再確認。しかし美味い…
さらーに。もちろん肉とくれば赤ワイン。もちろんオススメにとことん身を委ねます。とサーブされたのはカロンセギュールの系譜を持つというラ・シャペル・ド・カロン。ハートのエチケットじゃなくてもしゃもじのハートを鷲掴み。この熟成牛とボルドーの重厚なマリアージュ、心の臓がピンチです。
この時点でかなりの満足度でポッケのしゃもじが在庫切れを起こすほどのしゃもじ大盤振る舞い状態。がしかし宴はまだまだ続くのである。
はい来ました、ペスカトーレ。パスタはもちろん別腹なシニョールシャモジ。このペスカトーレ。フィッシュバンクの冠がついている時点で只者では無いと踏んでいたが、食べるや否やいきなり力石徹のアッパーカットを食らった矢吹ジョーばりにのけぞって椅子から転げ落ちそうな衝撃が体に!
こっ…このペスカトーレ。魚介の旨みがしっかり詰まったスープと弾けそうにプリッとした食感の海老やホタテやムール貝達、さらにリングイネのアルデンテでしゃもじ隊ペスカトーレ大会破竹の10連覇達成な美味さ。特筆はこのリングイネのもっちり感とバランス。『あぁだからペスカトーレはリングイネなんだ』って初めて理解したような。しゃもじの色はもちろん金です。ありがとうございます。
そして栄えあるラストを飾るのはシャラン産鴨肉のロースト…ん…?なんかまたもや塊な何かが…いや熟成牛はさっき食べたってば〜参ったなぁ…
( ̄◇ ̄;)!!
なっなんと鴨肉さんが塊で登場です。マジか…鴨肉ってスライスされたのしか見たことない気がするが…圧巻…
と驚くしゃもじを知ってか知らずか鴨肉と一緒に是非試してほしいワインが、とオーナーがいつの間にか隣にっ!さすがプロだ。しゃもじに気取らすことすらさせないとは…ふっ不覚。
そしてそのオススメワインとは聞くに今日入荷してまだオンリストしてないのだが鴨肉に合うでしょうから是非お試しを、とのこと。ほほぉぅ…タカアンドトシが泣いて逃げ出すお試し番長しゃもじ隊と分かってのその挑戦…今から土下座の練習をしておくんだな、ふふん。
聞けば日本で初めての輸入だと思われるマケドニア産のワインだと言うではないか。マケドニア…あぁあのイタリアンのデザートの…それはマチェドニア!とやらねばならない愚行をこなして早速お試しと参ろうか。名は『ダルビナ』、ヴラネックという品種らしい。ということは日本において初めてマケドニアワインを飲んだ人物として歴史にしゃもじ隊の名が刻まれるということかっ!しまったしゃもじ隊とかふざけた名前じゃなくてもっとナウでヤングなネーミングにすれば良かったと思ったがもはやアフターフェスティバル、後の祭りなのであった。この時点ですでに土下座する場所を探し始めるしゃもじ隊。
動揺をおさえつついざ。ほぉー。しっかりしてます。テクスチャーはどこかイタリアワインを彷彿とさせる。パンチのある感じはプリミティーボに似ている気もしないでもないと珍しくマジメにコメントしようとしてみたりして。
これが鴨肉と合いますわー。鴨肉も塊でローストしてるので表面はカリッと香ばしく、中はバッチリレアでこのワインとガチンとはまる。マリアージュ〜って感じではなくガチンコな感じ。
もはや立ち上がることも困難なほどの美味な料理とワインを堪能して、最後はデザートを頂きます。が、聞けばこれがデートだったりした日にゃあフロアの奥と2階にもあるバーで場所を移して、『君とボクの関係をこのスイーツ達より甘いものにしてしまいたいと願う今夜がいい日旅立ち山口百恵』とかなんとか言っちゃったりできるとかできないとか。
残念ながら今日はそういう趣旨ではなく旅立つことはままならないわけだが、拝見だけはさせてもらう。まーなんてステキな雰囲気。こりゃヤバイわ。ステキ感のレベルが違うわ。ここなら確立5%の勝負でももしかしたら勝てるかもと思わせてくれる。人生はしょせん総合力。使えるものは何でも駆使して勝利をつかむのである!BeBoy!
さすがに文章長すぎて書いてる方がヘロヘロになってきたが、もうこの後に及んで脱落せずに読み続けている猛者もおらんだろう。やった!しゃもじ隊の勝ちだ!何の勝負かって?もちろん読むか読まれるかの真剣勝負だ!
ようやくまとめに。
まずハッキリ言っておこう!どの料理も美味しい。ワインも堪能した。がしかしあまり調子に乗って食べてるとお会計時にのけぞって壁に頭がめり込んでしまうので気をつけねばならない。メニューを見ると色々食べたくなってしまうのだが、これもー!あれもー!食べたい食べたーい!がおー!と子供みたいな無邪気さは今夜は封印して大人なセレクションに徹するがよかろう。
そして何と言っても特筆はアラカルトとワインのコンビネーションとそのパフォーマンスの高さ!今回コンセプトをコース料理からアラカルトにシフトしたというが、コースは頂いたことがないながらも食事を楽しむという意味においては今のコンセプトは素晴らしい完成度だと思う。窓から見える景色とフロアの雰囲気、クオリティの高い料理、ワインの豊富さとしっかりコース料理を頂ける環境であるにもかかわらず、あえてアラカルトにして、ワインをそこに組み合わせてレコメンドしていく趣向、それに合わせたコミュニケーション重視のサービス。どれもがしっかりと一体となって心地よさを演出している。エレガントというよりラグジュアリーを強く意識させてくれる空間。でも特別感も忘れない。仕事とか付き合いとかではなく、自分が本当にもてなしたい人を連れてきたくなる行きつけの店。そんなレストランを見つけたしゃもじが大人の階段をまた1歩登った日。
ごちそうさまでしたー!