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店名 |
鮨大前(すしだいぜん)
|
---|---|
ジャンル | 寿司、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
03-3581-6641 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
各線有楽町駅から徒歩2分。 丸の内線銀座駅から徒歩2分。 日比谷駅から162m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
9席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 西銀座パーキング利用の事 |
空間・設備 | カウンター席あり |
料理 | 魚料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | ドリンク持込可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2005年 |
備考 |
河岸(築地魚市場)が休みの日は休業 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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2,883文字★
食べログのレビュアー様ら3人でのオフ会で利用しました。
鯖にこだわる有楽町ガード下の鮨大前(すしだいぜん)。
店名からは鮨屋のように思えるのですが特殊なお店。
寿司より刺し盛りなど酒肴メニューのほうが充実。
そして魚と合わせるお酒は持ち込み自由。
持ち込み料も無料のようです。
料理はおまかせにすると6~7,000円~の時価。
この日出てきたのは寿司が6種類だったのに対して、
酒肴メニューは10種類以上と鮨屋らしからぬ比率。
寿司より光り物などの美味しい肴(魚)を楽しむお店です。
店内は厨房を囲むL字カウンター席のみ8席。
お客さんでギュウギュウ詰めになる小さなお店。
かなり窮屈感を覚えます。
前述の通りドリンクは持ち込み自由。
カウンターの上にワインクーラーのような容器。
そこでビールや日本酒などを冷やします。
幹事様持ち込みの赤星中瓶で乾杯。
東一純米吟醸、香露純米吟醸と日本酒を楽しみ、
蕎麦焼酎の獏酔まで飲んでいました。
さらに醤油まで2種類持ち込み。
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点。
【3.1】お通し
タコの上にキュウリ、柚子と乗った酢の物。
まろやかな酸味と言うよりは少し酢を効かせています。
酢の使い方からお店の実力が何となく分かってきます。
・刺し盛り
【4.5】宮城産真鯖(写真左手)
【4.3】豊後水道真鯖(写真右手)
【3.8】本鮪脳天
【3.4】縞鯵
【3.6】帆立貝柱
【3.4】甘海老
お造りは全体的に厚めカットなのが好印象。
ただシマアジは厚みがあり過ぎて少しやり過ぎ。
シマアジだけは半分のカットのほうが美味しそうでした。
別格の美味しさだったのは何と言っても鯖。
同店は鯖の扱いに絶大な自信を持っているようです。
この日は2種類の鯖の食べ比べ。
宮城産の真鯖は金華さばに近いエリアで獲れた鯖のようで、
首を折って鮮度を保って運ばれてきたそう。
柚子胡椒で食べることを推奨されます。
(何故か豊後水道のほうは柚子胡椒ではなく山葵推奨)。
新鮮だからか身に弾力というか歯応えも感じるのですが、
口の中でとろけるやわらかさで旨味も強烈。
かなりの厚切りカットですが、とろけるので問題無し。
むしろ厚切りのおかげで食べ応えがあって凄い満足感。
豊後水道の真鯖より酢〆も控えめで生に近い味わい。
この美味しさの前には無条件降伏です。
豊後水道も宮城には少し劣るも十分に感動級の味でした。
面白かったのは本鮪の脳天。
脂がメチャクチャ乗っているので山葵と一緒がベター。
上質の本鮪の赤身や中トロに比べると旨味は弱いですが、
脳天ならではの独特の食感と脂の旨味に驚きます。
船橋の一平でも食べたことのある脳天ですが、
こちらのほうが遥かに美味しかったです。
(もっとも大衆酒場の一平とは値段も全然違います。)
【4.0】もずく平目巻き
生のもずくを平目のお刺身で巻いています。
もずくは新潟産、平目は青森産。
平目のエンガワも少量ですが添えられて。
もずくと言うともずく酢で食べる機会が多いですが、
こういう風に生で食べるのは珍しいと思います。
しっかり塩味がついていて、心地良い磯の香りが漂います。
ヌメッとした食感ですがこれが平目と意外と合います。
鯛の刺身を塩昆布で巻いて食べることもありますが、
発想としてはそれに近いような気がしました。
白身魚は昆布〆にしても美味しいものですが、
もずくの旨味と平目のマリアージュを感じます。
エンガワは単品で食べましたがこれも非凡な旨味。
そもそも平目自体のクオリティが高いです。
【3.8】ハタハタ
焼き魚はハタハタ又は本シシャモとイワシの丸干し。
客側でどちらか好きなほうをチョイス。
大きいサイズのハタハタに惚れてハタハタを選択。
近所のスーパーで売っているハタハタとは、
サイズが一回り以上違います。
そんな大きなサイズのハタハタでありながら、
頭も骨も尻尾も丸ごと容易に食べられてしまいます。
大きいからといって大味ということもなく、
むしろ小さいサイズのハタハタより美味しいです。
普段食べているハタハタが「偽物」のように思えてきました。
・カワハギ
【3.3】身【3.9】肝
大分産のカワハギ。
白身の身は刺身に、肝は叩いての提供。
肝はそのまま刺身で食べても美味しいのですが、
肝醤油にも出来るようにとの配慮でしょうか。
カワハギの身も悪くはないのですが、
やはり平目や縞鯵に比べると旨味は劣ります。
美味しいのは圧倒的に肝のほう。
肝醤油にはせずに肝の上に少量の醤油をタラリ。
皿も舐め尽くす勢いで肝だけを貪っていきます。
何という濃厚な旨味。
刺身の下に敷かれていた薬味はミョウガ。
このミョウガがカワハギと相性抜群なのです。
熊本でよく食べたカワハギには劣りますが、
東京で食べられるカワハギとしては十分。
魚の肝って東京では食べる機会が少ないですが、
それこそ牛のレバ刺しより美味しいぐらいです。
【3.4】カツオのタタキ
静岡下田の鰹をタタキにしています。
ニンニクも入ってパンチが効いています。
【3.2】ミンク鯨
南半球で獲れたというミンク鯨の赤身刺し。
上質のクジラ刺しに比べると旨味は弱めでしょうか。
【4.2】生牡蠣
岩手大船渡の真牡蠣。
特大サイズで身がプリプリしており何とも官能的。
生臭さや磯臭さはほとんど感じず、純な旨味が濃厚。
今年食べた牡蠣では一番かも知れません。
【3.5】握り
写真左から鯵、鰯、秋刀魚、小肌、鯖の巻物。
光り物にこだわるお店だけあってか、ネタが全て光り物。
シャリは少しモッタリしているように感じて、
寿司よりネタの美味しさのほうが目立ちます。
【3.5】味噌汁
海老の頭の入った味噌汁。
想定以上に良い味でした、海老の旨味のおかげでしょうか。
【3.4】穴子の握り
江戸川の江戸前煮穴子。
中はトロトロなのですが表面はカリカリに焼かれて。
白焼きで食べるならカリカリに焼いても良いのですが、
握りはフワトロの穴子のほうが一体感を味わえるような。
3人でお会計28,000円、1人あたり約9,333円。
コースは6,000円、7,000円ぐらい~の値段のようですが、
勧められた料理全部食べたのでこれぐらいになるでしょうか。
料理だけで1万円弱ならもう少し量が欲しい気も。
似たコンセプトの鮨屋として東向島のうを徳がありますが、
比べると都心のこちらのほうがやはり割高。
窮屈で1万円級のお店にしては居心地が悪かったです。
とはいえ料理のクオリティは1万円でも納得。
東京で美味しい魚を味わえるお店は希少です。
有楽町エリアでは屈指の良店ではないでしょうか。
鯖の美味しさは東向島うを徳をも凌駕するレベル。
3人以上であれば鯖の塩焼きも用意できるとのことで、
絶品の鯖を味わいに再訪も検討したいところです。