季節が変わっても鮪 : 鮨 あらい

新年度１回目の鮨はここ「鮨あらい」で。毎月とはいきませんが毎季節ごとに通っています。
季節が変わっても見事な鮪を食べさせてくれるのと、酒飲みではない私にも美味しいつまみを提供してくれるのが魅力です。

某予約サイトでの空席ありメールが頻繁に回ってくるお店でもあり、当日も空席でましたメールが来ていたのですが行ってみれば満席になっていました。まあ空席を放っておくファンがいるわけもありません。

◯ピーナッツ豆腐と九条ネギの煮浸し
◯鯛
◯牡丹エビ
◯小芋に桜海老の餡掛け
これは新しいつまみ。桜海老の香ばしい風味がいいですね。
◯蛍烏賊の串焼き（藁で香り付け）
旬の蛍烏賊にほんのり藁の香りで食欲増進、お酒も進みます。
◯ボタンエビの頭
◯ノドグロ酒蒸し
◯あん肝とスイカの奈良漬
定番のあん肝も安定した美味しさ

◯ヒラメ
◯墨烏賊
◯鮪漬け
◯血合いぎし
◯砂ずり
今日の鮪は那智勝浦とか。冬の大間とは異なる味わいですが素晴らしい鮪。いつも最高の鮪を仕入れる親方の執念？には脱帽。
◯コハダ
◯赤貝
潮の香りがふんわり鼻腔に抜けていきます。今シーズンでは一番良かったかも。
◯車海老
◯鯵
ここの鯵も大好き。シャリとの間にかませたアサツキと鯵の相性が抜群です。にんにくを使ってないのににんにくの風味がしますね。
◯雲丹
◯小柱
◯中落ち手巻き
前回は中落ちを握ってもらいましたが今回は手巻きでした。
◯べったら漬け
◯玉子焼

鮪だけでなくいつも変わらないクオリティのお鮨とつまみが楽しめるお店です。カウンター内も変わらない活気を感じさせてくれて一人でも楽しいひと時が過ごせます。

お馳走さまでした。

2017年1月

季節ごとに訪問している「あらい」に冬の訪問です。今回も1人のためか直前の予約で席を確保できました。

今日も美味しい握りを堪能しに訪問したところなんか様子が変。カウンター内も外もちょっとバタバタしています。
聞けば今流行のインフルエンザにスタッフが倒れて大変なんだとか。新井さんは風邪もひかないとおっしゃっていましたが元気が一番です。

そんな中で人手不足？を見事なコンビネーションでカバーする皆さんのおかげで今日もお鮨を堪能してきました。

つまみでは三つ葉を添えたピーナッツ豆腐が目新しい。そしていつものあん肝に奈良漬も健在。

今回の鮪は千葉勝浦産だとか。
津軽の鮪に比べて少しさっぱりめな感じがしますがむしろ爽やかな美味しさが際立ちます。
赤身、中トロ、大トロ、カマ炙りと4貫いただきました。

雲丹も今までにこのお店で食べた中で一番美味しかったかも。色味は良くなかったですが旨味は抜群でした。

コハダもシメ具合が抜群。こちらもここでいただいた中で一番のコハダだった気がします。

最後はいつもの通り干瓢巻きでしめました。わさびをたっぷり入れてもらって少し涙が出そうになります。

食事の合間の雑談の中で特に美味しい鮪を手に入れるために親方が八方手をつくしていることがよくわかりました。

また美味しい鮪を食べに来たいですね。

ごちそうさまでした。

2016年9月

美味しい鮨が忘れられず夜に再訪です。2回転目にお邪魔しました。
前回と同じように摘みからでしたがその中でも美味しかったのが白海老とツブ貝でしょうか。特にツブ貝は軽く炙って塩・胡椒が振られていました。鮨ではあまり見ない味付けですが口にするとなかなか美味しい。煮鮑も今月が最後とのこと。名残の鮑ですが歯応えも十分で堪能させてもらいました。

握りも13貫握って頂き最後に干瓢巻を追加で〆ました。鮪も大間の鮪の赤身、中トロ、大トロと出ましたが、鮪の美味しいシーズンを迎えてこれからも楽しみです。

また年内に来ようと思います。が、予約はさらに困難になりそうですね。

ごちそうさまでした。

2016年8月

思いきって夜に再訪です。夜に銀座で寿司なんて、と少し緊張してエレベーターで下におります。中に入るとカウンターの他の席はすでに埋まっており間もなくスタートしました。他の方達は常連さんのようでした。当然のことながら昼とは違った華やかさがありますね。

枝豆からつまみが始まります。蛸桜煮、白海老、鰹、煮鮑等が出ます。鮑は今までいただいた中で一番美味しかった！！！あらいさんで摘みをいただいたのは初めてでしたが握りだけではなく摘みも最高ですね。どの品も旨味が存分に引き出されて素晴らしいクオリティだったと思います。

握りに入り13貫と玉子、お椀をいただきます。シャリは以前と比べてやや小さくなったかな。うまく口の中に収まるようになりました。ネタの旨味とシャリが見事にまとまって、口に入れて食べ終わった後の感想は「美味しかったなあ」の一言に尽きます。

そしてこのお店の素晴らしいところは一人客が行っても居心地よく過ごせるということですかね。一人で外食することの多い私には一番大事です。新井さんを始めスタッフの皆さんの気遣いには感謝感謝です。

こういうお店こそ行きつけにしたいです。

ごちそうさまでした。

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2016年6月　再訪

初訪問時にあまりに美味しかったので約２ヶ月ぶりに再訪しました。今回も同じ14貫のコースです。

頂いたネタは以下のとおり（順不同）
鰈、縞鰺、鮪赤身、中とろ、アオリイカ、平貝、車海老、煮蛤、蝦蛄、雲丹、白海老、鮪中落ち、鯵、穴子、お椀、べったら漬

相変わらず口の中でネタとシャリが程よく混ざり合います。白海老はわずかに締められており甘さが引き立ちます。食感が楽しい中落ちは入荷があった時しか出ないということでラッキーでした。一貫ずつが大きめで「お寿司を食べた」という満足感に包まれます。

お寿司を味わってほしいという新井さんの心意気を感じる素晴らしいお店ですね。予約が取れない繁盛店ではなく、食べたくなった時にふらっと食べに来られるお店が目標とおっしゃっていました。
機会を作ってまた来たいと思います。

ごちそうさまでした。

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最近雑誌や食べログで取り上げられることが多いこのお店。機会をうかがっていましたが2016年4月初訪問です。
銀座中央通りから少し入ったところのビルのB1にあるこのお店、最初は階段を降りましたが行き止まり、エレベーターで降りるのが正解のよう。
エレベーターを出ると美しい門構え、中は大きなエントランス、そして奥に７名のカウンター席がありました。

綺麗な白木のカウンターを中心とした明るい内装、そしてカウンター奥の壁には美しい木製の冷蔵庫の戸が存在感を放っています。

お昼のお決まりは8000円と10000円の２種類があるようですがこの日は10000円（14貫）のコースを予約していました。

頂いたネタは以下の通り（順不同）
平目　
真鯛　
金目鯛　
赤身　
中トロ　
アオリイカ　
鳥貝　
車海老　
赤貝　
雲丹　
小柱　
鯵　
鱵　
小肌　
穴子　

追加で
煮蛤

印象に残ったのは鮪、アオリイカ、小柱でしょうか。特に鮪の脂の乗りと、飾り包丁の入ったアオリイカのねっとりとした舌触りは格別です。
そして噂に聞いていましたが確かにシャリは大きめです。最初の１貫を口に入れた時に、「あ、やっぱり大きいんだ」と思いますが次の１貫を食べる時にはもう違和感はありません。むしろお酒をあまり飲まず、鮨を食べに来た自分にとっては丁度いい食べ応えです。
ご主人も「これくらい大きい方が食べ応えあるでしょう。お鮨を食べに来て欲しいんですよ」とおっしゃっておられましたが、まさにその通りでしょう。
カウンターには常連さんもいらっしゃいましたが、ご主人は常連さんだけではなく初訪問の我々にも気さくに話しかけていただいて過ごしやすい雰囲気でした。
これは間を空けずにまた訪問したいです。
ごちそうさまでした。