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店舗基本情報
| 店名 |
すきやばし 次郎
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
寿司 百名店 2022 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2022 選出店
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
| ジャンル | 寿司 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3535-3600 |
| 予約可否 |
完全予約制 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
銀座駅徒歩1分（C6出口すぐ）地下1階 銀座駅から97m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥50,000～￥59,999
￥50,000～￥59,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
23席 （カウンター10席、テーブル13席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| ホームページ | |
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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賛否両論あれ寿司屋の頂点はすきやばし次郎。とうとう乗り込める機会がやってきた。はたしてオバマ大統領が美味しいと言った寿司とはいかに。はたして他のミシュラン寿司と何が違うのか。結論としては、すべてが違っていた。それが果たして世界一美味しい寿司かと問われればそれには疑問を呈さざるを得ない。でも世界一カルトな寿司屋と言えばすきやばし次郎は候補になるだろう。味を主体に考えるのでは無く、味わいを気にせず究極をきわめつくした寿司、それがすきやばし次郎である。ネタはもちろん最高級、究極のネタを用意している。しかし、すきやばし次郎の真骨頂はシャリである。シャリで食わす寿司、それが二郎の寿司だからだ。特徴。それは酢。次郎さんから芸術家のような所作でぽんと目の前に置かれた寿司はふわっと着地する。そしてズッと沈む。それだけ空気を含んで握っているのだ。間を置かず口の中にその寿司を放るとまず、酢の主張がこれでもかこれでもかとやってくるのにまず驚く。これはまさに初めての体験である。酢の配分を間違えたのでは無いかと思うくらいにそれは主張してくる。そのあと口中でシャリがほろほろっと崩れる。そして、おまけのようにネタを味わう。ネタとシャリの調和はしているようでしていない。しかし、調和していない調和があるのだと納得する異次元の調和だ。なぜなら、たまに若い店で出てくるネタとシャリの温度差はまったく無いところなどはまさしくパーフェクトなのである。温度があうように出し方をすべて計算していることがわかる。最後のたまごのできばえまで酢以外の味はすべてパーフェクトである。究極を追求しているため、モダンな食べやすい高級寿司とは一線を画しているのである。次郎さんのような年齢のにぎる寿司としては尖っていることに驚くのである。客に迎合するのではない。究極とはこれであると突きつけてくる。サービスも必要最低限。人間国宝のような人物が握るのだから敬って食べてとにおわせる。だから相反する意見もでてくる。突きつけられたものをイエスと受け取るか、否と受け流すかはお客次第。しかし、次郎では次郎でしか味わえぬ寿司が食せることだけは確かなのだ。この味わいは息子達には着実に受け継がれているということだが、次郎さんでないとという部分は必ずあるはず。その機会はもう数少ないかもしれないという意味では希少価値はさらに増す。私が日本一と思っていた金沢の弥助はとうとう閉店してしまったようだしね。あの寿司は握り手の優しさとネタのチープさとこの次郎さんとは真逆である。唯一同じ点はシャリで食わすところ。つまり美味しい寿司はシャリに帰結するのだ。次郎さんにきてわたしは改めてそのことを確信した。しかし、この究極の味がオバマ大統領に理解できたかははなはだ疑問ではある。