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店名 |
小暮食堂
|
---|---|
ジャンル | 食堂、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
0283-22-0618 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR両毛線・東武佐野線/佐野駅から徒歩1分 佐野駅から127m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
12席 (テーブル3卓12名) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
公式アカウント | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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JR佐野駅徒歩1分、食堂と言うよりは吞ん兵衛の集会所と化している「小暮食堂」さん。
「飯島商店」さんで名物のいもフライを愉しんだ後は佐野の街を少し散策、駅周辺の主要な道は整備されとても綺麗ではありますが
一度脇道に入ればかなりのうらぶれ具合にウキウキワクワク、胸が高鳴ります。
この街も以前は活況を呈していたのでしょう、あちらこちらにその片鱗が見て取れます。
さてさてこれからどうしたものかと考えながら駅に戻る途中に目に留まったのが「小暮食堂」さん、
勝手口の様な引戸に「お食事処」との藍色の暖簾、「
これ裏口かな?」とぐるっと廻ればそこは「仕出し 小暮冷蔵庫」と書かれた商店です。
野菜、果物から魚まで並べられた田舎町に良くある商店、「と言うことは、あそこが入口??」
どうも商店に併設して食堂を営まれているよう、
引戸に近づいて耳を澄ませば愉しそうな笑い声、既に何人かの吞ん兵衛がお酒を愉しまれている空気がムンムンです(笑)
引戸をガラッと引いた瞬間にアウェー感が漂うかスッ〜と受け入れられるかなどと考えながら突入です。
「いらっしゃいませ!」と女将さんの元気で明るい声とにこやかな表情、これで第一段階は突破です。
目の前に広がる光景はまるでホームパーティー、テーブルをL字型に囲んで座っている6名の先客の方々、
どうも吞みながら競馬のテレビ中継を愉しまれているようです。
一瞬この輪に入るしか無いのかと戸惑いましたが、左手少し奥まった所にテーブルを発見、そちらにお邪魔する事が出来ました。
これで関門の完全突破成功です。
先ずはビールでもと壁にベタベタと貼られた手書きのメニューを拝見すれば
「晩酌サービス 、生ビール、お酒、焼酎、水割から2杯と鮪ブツ、タコブツ、イカサシの何れか1つで1000円」とのメニューが目に留まりました。
特に割安感は感じられませんが場所が場所だけに致し方ありません。
「あのセットで先ずは生ビール、それと鮪ブツをお願いします。」とオーダーです。
ものの数秒で「はいビールどうぞ!」と共された生ビールは
キチンと冷やされたジョッキにこれまたピキッと冷えた麒麟の生ビール、
中ジョッキも正真正銘の大きさなので量もたっぷりと入っています。
ゴクゴクっと呑めば至福のひと時、なんか当たりの予感ムンムンです(笑)
「はい、先に煮魚ね。」あらら〜 ブツだけでなく煮魚も付くよう、
何の魚かは定かでは有りませんが、キチンと昆布と里芋も添えられてビジュアル的にも申し分無し、
見た目から美味しさが伝わって来ます。
続いて鮪ブツの登場、今度はご主人(お父さん?) が運んで来てくれました。
「はい、お待ちどうね!ゆっくりしてってね!」とニコッと笑顔の優しい一言、いやぁとても良い感じです。
そして共された鮪ブツにびっくり、ここは寿司屋かと思うような逸品、
立派な付け台にたっぷりと盛られた美味しそうなブツにきちんと食用菊まで添えられて彩りも完璧です。
先ずは煮魚を一口、甘過ぎずとても良い塩梅の味付けに思わず顔がほころびます。里芋も昆布も堪りません。
そしてメインの鮪ブツ、これがネットリとして旨味たっぷりの赤身のブツ、思った以上の量の多さに改めて驚かされます。
ここで焼酎の水割にチェンジ、これまた冷えた中ジョッキに並々と注がれた水割が有難い限り、
のんびりまったりとした時間が流れます。
皆さん競馬中継に一喜一憂、ワイワイととても愉しそう、そんな光景も私にとっては良いアテとなります。
「皆に1杯ずつご馳走するよ!そちらのお客さんにもね!」と当たったお客さん、一見の私にまでご馳走とは有難うございます。
焼酎の水割を頂いて大満足の佐野詣でとなりました。
ご主人が私の所に来る度に「ゆっくりしてってね!」と優しく言ってくれるのが印象的、
お店を出て写真を撮っていると「これどうぞ!」とオレンジまで頂いてしまいました。
ご馳走さまでした。