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店名 |
犬伏 とみや
|
---|---|
ジャンル | 洋食、そば、うなぎ |
予約・ お問い合わせ |
0283-22-3142 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
浅草、北千住から東武特急「りょうもう」号で館林へ。 堀米駅から1,435m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
席数 |
50席 |
---|---|
個室 |
有 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ホームページ |
http://nttbj.itp.ne.jp/0283223142/index.html?Media_cate=populer&svc=1303 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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栃木県佐野市は、プレミアムアウトレットの進出以来、北関東でも屈指の来訪者を取り込んでいるようで、かなりの人たちが佐野周辺で食事をとってから帰路についているはずです。
アウトレットや新都市周辺の大型飲食店、あるいは有名な佐野ラーメンのお店へというのが大勢の流れかと思いますが、佐野という街、もちろんそれだけじゃない。意外と奥が深いのです。
先般、佐野の中心街から少し北東に行ったところにある食事処、「犬伏とみや」さんへ伺いました。
その昔、京から日光への勅使が通ったといわれる「例幣使街道」は、群馬県倉賀野で中山道から岐れ、北関東の山すそに沿いながら日光へ至ったというものですが、佐野市北東部の犬伏町は、今でもその宿場だった片鱗が何となく感じられる地区です。
その「犬伏宿」の街並みに沿い、とみやさんは大きな敷地に、きわめて重厚な面持ちの建物を構えているのですが、それ自体は建て直されたのか、そう古いものではないようです。
この「とみや」さんは、佐野市街の中心部にもちょっと敷居の高そうなお店があって、そちらが本店とのこと。犬伏のお店は、ご兄弟の独立によってできたお店だとのことです。
太い通し柱と白壁が印象的なお店の玄関をくぐります。
大きな古民家のような店内、大広間は座敷で、丁寧に作りこまれているうえに清掃も行き届き、古い佐野の街並みを写した古写真や焼き物が、整然と飾られています。たまたまお客さんも少なかったので、余計広々と感じたこともあるのでしょうか、座敷で姿勢を崩し、足を伸ばしてのんびりとくつろげました。
このお店、広くて席数もいっぱいあるので、宴会利用をする向きも多そうですが、あくまで「本業」は「洋食堂」的なもののようで、メニューを見ると、和洋折衷、いかにも昔ながらの食堂的な品揃えです。お値段もそこそこ。敷居の高さを感じつつ中に入ってメニューを見ると、そのギャップにいささか戸惑う向きもあるかもしれません。
今回は洋食に絞って注文しました。ハンバーグ840円、とんかつ(ロース)945円、そして名物らしきチキンかつ1,100円。それぞれご飯をつけて210円ずつ加算とのこと。
店を眺めてのんびりしていると、ほどなく料理が出来上がってきました。
揚げものとハンバーグがタイムラグなくちゃんとあがるあたり、家族連れ相手の配慮なのでしょう。
とんかつは、正直言って結構厚い衣ながら、ちゃんと「カリッ」としている噛み応えと、地場の豚を使っているというロース肉の旨み、しっかり下味も付いている。
この相性は決して悪いものではありません。
「どこかで食べたなあ、このとんかつ・・・」と、よくよく考えてみると、下町の食堂で何度かお目にかかった、あのとんかつでした。
そして、丼ぶりではなく、あくまで皿に盛られた飯、この辺がちゃんと洋食屋を演じてくれています。
それから、つけ合わせのポテトサラダのいもが甘い。このイモの甘みは何なのでしょう?
いもフライのところでも書きましたが、佐野のジャガイモの甘さの理由については、そのうちきちんと追求したいところです。
チキンかつ、これが凄い。
両手を広げたくらいの大きさに平たくしたムネ肉を揚げていて、これを2枚に切って皿に並べてあるので、付け合わせの野菜が見えなくなるほどなのです。
衣のカリカリ感はとんかつ同様。鶏は極めてしっとりとしてジューシーでした。
ハンバーグは手作り感満点のソースと、細かく挽いた肉の食感が懐かしい。
食後もしばらくの長い時間、お茶を啜りながら広々と気持ちの良い店内でくつろいでしまいました。
インターやアウトレット至近のロードサイドでは、今日もあの手この手のチェーンオペ飲食店が群雄割拠しのぎを削っています。
彼らだって、この外食不況の時代、生きるか死ぬかの瀬戸際なのです。
しかし、元はと言えば、地域が長年育ててきたこういう地味豊かな飲食店を食いながら大きくなっていった過去があるわけです。
ローカルだから、個人店だから一概に良いとは決して言いませんが、こんなご時世、少しはこういう地域独自の飲食店舗を見直し、再評価しても良いのではないのでしょうか。