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店名 |
花車(はなぐるま)
|
---|---|
ジャンル | うなぎ |
予約・ お問い合わせ |
055-972-9628 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
大岡駅から1,551m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
席数 |
19席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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今日は家内も長男も長女もそれぞれの用事で出かけてしまいました。残されたのは私と末っ子。
折からのうなぎの高騰で家族全員でうなぎ屋にいくのはせいぜい盆と正月くらい。末っ子と2人で出かけることもそう多くはないし2人ゆえにうなぎ屋さんにも行けるではないですか。それで以前からチェックしていた花車さんにうかがうことにしました。
◆外観
雑居ビル、それもかなりくたびれた昭和な2階建ての長屋の中ほどです。縄のれんが掛かったお店も失礼ながらあまり惹かれるものがない外観です。店内も外観同様に年季が入っており全体的に薄暗い。左手に小上がりが3つ、右手が厨房とカウンターです。小ぢんまりとしたお店で雰囲気的には炉端か居酒屋、つまり飲み屋さんふうでしょうか。
◆メニュー
うな丼、うな重、セットが各2600円。丼と重の違いはご飯に蒲焼が乗っているか別々か、です。セットはうな丼、うな茶が楽しめます。他にコース3600円、うなぎの一品料理として肝焼き、生肝、骨、う巻きなどが多数ラインナップされています。
私は普段は「男は黙ってうな重並」を基本としていますが、何となくセットが楽しそうで魔が差しました。倅はうな丼を注文しました。いずれもうなぎは1尾分で、リーズナブルです。活うなぎは舞阪から仕入れているそうです。
すると、大将がわが倅に「うなぎを焼いてみるかね?」と。せっかくなのでやらせてもらうことに。店の奥にある炭火の焼き場に私たちのうなぎが頭の付いた長い状態で乗っていました。皮から焼いて、数分でひっくり返します。そこで倅に金串を持たせてくれたり、団扇で扇がせもらったり。その後で生きたうなぎを見せてくれたりもしました。
冷静に考えると色々な意味で是非があるかとは思いますが、この大将は子供に対しての食育だとか、体験を大事にしたいという信念をお持ちのようなので私は支持します。一方、不肖の倅はあまり気乗りしない顔で団扇をパタパタやっていましたが、後で聞くと結構楽しかったと・・・。
その場で白焼きが焼き上がり、これを小さくカットしてくれました。この小皿をもって席に戻ります。残りが蒲焼になります。
◆料理
つまり生から表、裏を焼いて白焼きが完成です。蒸しの入らない関西風ですね。これはプリッとした食感。やや野性味の残った味も悪くありませんでした。ほどなく、ダイコンの煮付け。これはうな丼に付いている小鉢です。
続いてうな丼、うな茶が。身自体はそれほど大きくなく、厚みもホドホドです。地焼きでプリッとしたしっかりとした食感を楽しめます。タレはやや甘さが勝ったタイプ。色は見るからに濃厚そうですが、味はそれほど尖がってはいませんでした。もう1つの半身はうな茶へ。鰹だしがたっぷりと掛かったうな茶で海苔とミツバが浮いています。それなりに美味しいのですが、せっかくのうなぎの味がぼやけてしまいもったいない気がしてしまいました。
◆接客、その他
前述の通り、何しろ大将の人柄は特筆モノです(合う合わないは貴方次第)。他に若いお兄さんと、うなぎを焼くおじさんの男性3人で運営しているようです。他の方のクチコミにも同じような体験譚があったのでおそらく子連れなら余裕さえあれば体験させてもらえそうですね。興味のある方は是非一度お試しください。
◆行き方
国道1号バイパス八幡交差点から県道145号線(旧東海道)を沼津市街方面へ600メートル、右前方にABCパチンコがある交差点を左へ。そこから100メートル道路右側。長屋のならびに駐車場有。