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【島根･鳥取遠征①】遊食 空海 ～ 魚介が織り成す旨みに溢れたスープ ～
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店舗基本情報
| 店名 |
遊食 空海
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
| お問い合わせ |
0853-22-3870 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
出雲市駅から1,857m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
15席 （カウンター5席、テーブル10席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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これまた昨年7月のレビュー ちょいと島根･鳥取に軽く遠征した時のレビューを
2014年7月 初訪
ひょんなことから急に取れた２連休 いつもなら近場で過ごすのがほとんどだが、今回は思い切って島根･鳥取まで足を伸ばしてみようかしらと 何せ島根･鳥取では麺活をしたことがなく以前からずっと行きたかったところ というわけで今回は1泊2日の弾丸ツアーを
初日早朝に京都を出発して最初に向かったのが此方『遊食 空海』さん 出雲には何軒か候補があったのだが、とにかく一番行きたかったのは此方 とにかく聞こえてくる評判から私好みと感じていたから お店に到着したのは開店時間を少し過ぎた頃 流石に店内ほぼ満席と人気のほどがうかがい知れるが幸いなことにカウンター席に空きがありそこへ案内された
まずはメニューを拝見 先頭に来るのは屋号を冠した「空海」 続いて「塩」「味噌」「地獄」「つけ麺」「季節の創作」となかなか意欲的で豊富なメニュー構成 とは言えやはりここは初訪 しかも短時間で他も回りたい なので色々食べたい衝動を抑えデフォの「空海らーめん」をいただくことに
「空海らーめん」
やって来た一杯は意外と言っては失礼ながらごくごくありふれたビジュアル シンプルでどちらかというと地味なくらい フレンチや和食をされてたという店主さんが作り上げられた一杯とはちょっと思えない面持ち ところがそこから沸き立つような魚介の香り それも今まであまり体験したことのないような香り
そんなスープをまず一口 香り同様に今まで口にしたことがないような味わい 魚介が幾種類も使われているのだと思うけれどとにかく複雑というかかなり重層的な構成 そんな中でも鮪出汁は感じられる その他はかなり複雑で私では拾えない そんな出汁を不思議な甘さが包み込む 醤油そのものの甘さもあると思うけれど何か不思議な甘さ 厭味がなく柔らかな味わい これはちょっと不思議な味わい だけどぐぐぐっと引き込まれる感覚
これに合わされるは中細でややちぢれを帯びた麺 スープに対してどちらかというと特別感なく凡庸なイメージではあるけれど、スープとのバランスがとにかく良い ちぢれを帯びたことでしっかりとスープを拾い上げ一体感がしっかり 少し固めの茹で加減でしゃきっとした印象 これはなかなかバランスが良かった
チャーシューはバラ肉のまるで角煮のようなタイプ 味付けも角煮さながらに濃い目で、脂身がしっかりついており甘さを感じるもの 非常に柔らかく煮込まれておりそれこそ口の中で解けるような食感 これがまたスープによく合っている ほかにはネギと煮卵のみとシンプルながらとにかくこのチャーシューの存在感が大きい 煮卵もしっかり味が入っていてこれがまたなかなか旨い
派手さは無く実にシンプルな一杯 それでいて個性というかオリジナリティの塊のような一杯 これに似た一杯と言うのはちょっと思いつかないかな ちょっと好き嫌いがはっきり分かれそうな気がするけれど、少なくとも私は好きな一杯 今回は一杯で我慢したけれどまた訪れて他も食べてみたいと強く思った ごちそうさまでした～