チェーン店ですが女将の心遣いのありがたいお店 : 庄や 浜大津店

【久しぶりに書いてます】

　店長が変わって、それまでの売りであった「高知は宿毛（すくも）漁港直送の天然魚」がなくなって寂しい思いをしていたのですが、いつのまにやら復活しておりました。
　写真の3種盛を参考にしていただけると、その美味さがほんの少しでも伝わるかと。特に、オオモンハタやアカハタは美味です。おすすめです。このあたりでは、ハタやコショウダイ等を刺身でいただけるところは少ないですからね。このお店は貴重な存在です。

　それから8月の釜飯は鰻です。うな丼やうな重みたいに大量の鰻が入っているわけではありませんが、お値段580円とお手頃ですし、飲んだ後、締めのラーメンを食べに行くくらいなら、こちらの釜飯で締める方がおすすめです。
　釜飯は、客の目のまえで炊き上がりますので、時間が30分ほどかかります。締めのタイミングを見計らって、早めにオーダーしておいた方がいいですよ。

　そうそう、その釜飯で締めた後に「中トロ 700円」のポップを発見。えらく安いので南マグロ？って聞いたら、「本マグロです。」との返事。ポップが目立たない場所に貼ってあったばかりに、誰もオーダーしていなかったようです。もちろん、いただきました。普通にうまかったですよ。ちょっとざらつく感じはありましたけど、このお値段ですからね。

　最初に、「高知は宿毛漁港直送の天然魚」って書きましたけど、刺身はもちろん、そのアラ煮も是非ご賞味あれ。大きなカンパチやハタ、コショウダイ等のアラ煮を800円ほど（基本時価ですから、変動しますが。）でいただくことができます。
　こちらのアラ煮は、砂糖多めでこってりと煮付けるタイプ。

　写真のiPhoneと比較していただければ、アラ煮のボリュームもわかっていただけると思いますが、普通の人なら、このアラ煮だけで3合は飲めますね。

　チェーン店ですが、鮮魚も復活しましたし、また足繁く通うことになりそうです。

　昨日までだったので、書いても意味のない情報ですが、「ハイボール 中ジョッキ」が190円。「ハイボール 大ジョッキ」が290円でした。こういう企画が頻繁にあるのも、琵琶湖庄やのいいところですね。

【超久しぶりにランチ利用】

　夜は頻繁に伺っておりますが、かなり久しぶりにランチ利用してみました。
　以前、ランチ営業が始まってあまり時間の経ってないときに伺ったのですが、大きく内容が変貌しておりました。

　今回オーダーした、刺身定食。多分、ランチメニューで一番お高い1,250円なんですけど、1,250円でこれだけの量・質の刺身定食を食えるのなら、神宮丸太町の「十両」や北小松の「ひろせ 寿し正」まで足を伸ばさなくても良いかも。

　高知の港から直送される魚が売りのチェーン店ですが、ランチでもうまい刺身を楽しめますよ。どのくらいの量と質かは、写真をご参考に。

　刺身の皿の中の小鉢は、自家製の塩辛。もう一品は釜揚げのしらす。これだけで、瓶ビール1本、あるいは日本酒1合くらい飲めそうです。これで、お酒が飲めないのが信じられない。平日のランチですから、仕方ないけど。

　私が伺った日は、カウンター、テーブル席ともに、お客さんでほとんど埋まっておりました。3人連れのお客さんなどだと、席がなくてしばらく待つことになるようです。このあたり、昼休みは1時までの会社がほとんどだと思いますから、いっときに込み合うのは仕方ないですが。

　というわけで、ランチに刺身を食べたくなったら、琵琶湖庄やがオススメです。それから、お昼の評価、大幅アップしました。以前のランチとは別物でしたから。


【高知の漁港から天然魚】

　本日は、天然魚の三種盛りがオススメということそれをオーダー。魚は、コショウダイ、ヤイトガツオ（スマガツオですね）、イサキ。味見ということで、ウメイロも一切れ。
　どれも美味しいのですけど、初めて食べたコショウダイってやつはなかなかいけます。身持ちがいいというか、鮮度があまり失われない魚らしく、しっかりしています。それでもって、この季節にこの脂ののり。イシダイも良く脂がのっていて美味しいですが、それに負けない魚かも。

　スマガツオは、このあたりだと串本の防波堤で釣れますね。ってか、関西の人間からすれば、防波堤からカツオ（サイズは鯖ですが）が釣れるってのがびっくり。串本、黒潮に近いだけあってさすがです。でも、そのスマガツオはそのまま切り身にされて、メジロ釣りの餌に使われたりするのね、もったいない。

　暑い夏に、これだけうまい魚が食えるってのもありがたい話です。昔の居酒屋チェーンだったら考えられないですよ。逆に、この季節、敦賀や小浜、もう少し遠出して輪島の民宿に行ったらハマチくらいしか食べるものがないかも。あとは、さざえやあわびくらいじゃないのかな。この季節に大津で、これだけ脂ののった魚が食えるというのは、びっくりだよね。

　消費税増税やら、会社の方針やらで単価アップやボトルキープの値段が上がってるのは仕方ないけど、中身はなかなか頑張っておられる「琵琶湖庄や 浜大津店」さんです。いつもごちそうさまです。

【黒霧島をキープ】

　先日、サントリーの角瓶が空いたので、本日は黒霧島をキープ。寒くなってきたので、芋焼酎のお湯割りの季節です。黒霧島のボトルは1800円です。ポットのお湯は無料。飲み助には、一番安上がりなボトルですね。

　本日は佐渡の紅ズワイもありました。やや小さめなので、お値段も安くて1杯が600円。このあたりのセコガニの半額です。紅ズワイがまるまる1杯はいった味噌汁もありましたよ。ゆでガニは最後に甲羅に焼酎を注いで、甲羅酒で締め。

　このお店で気づいたこと。お向かいのガールズバーより、こっちのホールの女の子の方が可愛いかも。可愛らしい学生さん達がバイトしてますよ。値段は安いし、バイトの子は可愛いし、男性スタッフは元気だし、おっちゃんは言うことありません。ごちそうさまでした。


【キープしていたボトルを空けるために】

　琵琶湖ホテルでのパーティの後、キープしてあったボトルを空けるために飲み助二人で伺いました。

　パーティでは鮮魚がなかったので、刺身が食べたかっただけなのですけどね。で、柳生→権兵衛と回ったのですが、いずれもお休み。にらくとこちらで迷ったのですけど、ボトルも空けなくちゃね、ということでこちらへ。

　肝心の鮮魚ですが、本日のおすすめは、
　・オジサン
　・石垣鯛
　・メジナ

とのこと。石鯛好きとしては、石垣鯛！と思ったのですが、お兄さんのいうことには、「特にオススメなのはオジサン！　共食いになっちゃいますけどね。」ってことだったので、じゃ、この3つを1500円くらいで盛り合わせて！ってことでオーダー。

　その後メニューを見ると、中とろ（1,200円）もありました。オーダーした時には、気づかなかった・・・orz

　しかし、出てきた盛り合わせには、ちゃんと写真のように中とろも入っていましたよ。さすがだ、庄や！　客のことをよくわかってるわ〜。

　オススメのおじさんは、さすがに鮮度も良く、少々磯臭い魚ではありますが、私は気にならず。脂ものっており、甘みもあり、美味しかったです。中とろも悪くなかったし。1500円でこのくらい造ってもらえるのが、このお店のいいところ。海鮮居酒屋って打ってるわけじゃないんだけど、その辺の海鮮を売りにした店よりも、圧倒的にオススメです。高知直送の魚が食べたければ、琵琶湖庄やさんへどうぞ。

　さて、ボトルもようやく空いたし、今晩は芋焼酎をキープしに伺いますかね。ごちそうさまでした。

【写真は追加してるけど、口コミは書いてなかったので】
　写真は何枚も追加しているんですけど、ここ最近口コミは全然書き増ししていませんでしたので。

　消費税率アップで、メニューも若干変更されたのかな？　それでも相変わらず、サントリー角のボトルキープが1800円とかほんとうにお得な感じです。

　本日は、シマアジの刺し身があるということでオーダー。養殖物（大昔、近大の養殖シマアジやヒラメをよく買っていたのを思い出しました。）かもしれませんが、シマアジというのはいつ食べても美味しい魚ですね。

　ここ最近のヒットは、釜飯。オーダーしてから固形燃料で炊き上げますので、蒸らし時間も含めて35分程かかります。でも、締めの鶏釜飯はうんまい。月ごとに内容の代わる釜飯もありますよ。

　飲食チェーン店は、非常に苦しいという話を聞きますが、こちらも以前ほどの混みようじゃないようです。それでも、浜大津の店の中では、多くにお客さんを集めておられますね。色んな種類の鮮魚を、手頃な価格で食べることのできるお店として、頑張ってほしいものです。ごちそうさまでした。

【お昼のランチ】
　随分前から、お昼時にはランチ営業されていると聞いていたのですが、久しぶりの訪問です。もちろん、お昼の訪問は初めて。

　カウンターは8割方埋まっていました。テーブル席も、ポツポツとお客さんが居られます。まだ、ランチ営業がそれほど広まっていないのか、お客さんは少なめ。ここのランチの内容は、近所の摩季詩さんとかぶりますから、そのあたりも影響あるのかな？　お弁当持参のサラリーマンも多いですしね。

　で、オーダーしたのは、摩季詩さんでもよく食べている海鮮丼。海鮮丼は酢飯でも普通のご飯でもできます。酢飯は、ちょっと弱いかな。塩、酢、ともに弱かったです、今回のは。丼の内容は写真をご覧ください。摩季詩さんと同じ価格ですが、やはりあちらは魚屋さん。ちょっと負けてるかも。

　納得いかなかったのは、小鉢。こちらの夜のお通しは、なかなかいい感じなのですが、この小鉢（マカロニサラダというか、スパゲッティのマヨネーズ和え）は納得いかん。丼にスパゲッティって、炭水化物ばっかりじゃん。せめておひたしとかにしようよ。

　それはともかく、夜の部も顔を出さないとね。夜は、珍しい魚があったりする、貴重な居酒屋さんですから。

【2011年6月】
　再び、久しぶりの訪問。
　新しい板前さんが入っておられました。したがって、本日のメニューも若干変更あり。珍しいものがあったのでオーダーしてみました。

　その１．チャンバラ貝塩茹で

　チャンバラ貝というのは、高知での呼び方（築地でも同じ呼び名らしいが）らしいです。正式にはマガキガイ。塩茹でしてあるのを爪楊枝で引っ張りだして、いただく。身は薄く、食べるところは少なめ。でも、お味はかなり良い。ニナ貝の塩茹でと並び、ビールのおつまみには最高。ニナよりちょっと高いのがネックか。
　この貝はお取り寄せすると、1kgで3,500円くらい。1kgで20〜35個なので、お取り寄せするより、庄やさんで食べるほうが安上がりだね。

　その２．オオモンハタの刺身

　ハタの中では、かなり小さな部類のオオモンハタ。ハタの旬は夏。ということでお造りをいただきました。刺身の上の金魚（写真参照）が涼しげ。小鉢にはひいた皮が入っていて、ポン酢で食べます。おいしい魚ですね。

　その３．グレ

　グレもあったのですが、こいつはおいらの中では冬の魚なので注文せず。

　というわけで、その日その日の仕入れによって魚の種類はかわりますが、しばらくはまた楽しめそうです。

　最後に、写真の「玉子と明太子のフワフワ焼」ですが、明太子＆チーズのオムレツのような感じ。これもおいしかったですよ。

　以上、ごちそうさまでした。

【2011年3月】
　久しぶりにうかがいました。
　岩ガキがありました。時期的に、ちょっと早くない？　でも、牡蠣好きはもちろんオーダー。780円なり。ちょっと高いなぁ。でも、おいしい。ワインをデキャンタでオーダー。500mlのデキャンタで1,200円です。ワインを飲みつつ、追加で岩ガキをもう1個。
　呑ん兵衛には、いいお話があります。この岩ガキと、麦焼酎の知心剣飲み放題で1,500円だそうです。もちろん、岩ガキ1個で焼酎ばかり飲むわけにはいきませんから、自然とほかのものもオーダーすることになりますけどね。1500円−780円＝720円で、知心剣飲み放題ってのは、ボトルキープよりある意味お得。知心剣は、麦のくせにめっちゃ癖があるから、好き嫌い激しいと思いますけれども。あの焼き立て食パンのようなフレーバーは必要なのか？、知心剣。

　おいらとしては、黒霧島飲み放題か、ワイン飲み放題のほうが嬉しいな。知心剣は販社との共同企画でしょうから、他の銘柄で、というわけにいかないのはわかってますけどね。

　今日はその他、昔ながらのソース焼きそばやら、豚の角煮やらで、ワインのデキャンタの次は黒霧島をボトルで。しばらく、岩ガキ食べに通うことになりそうです。

【最初の記事】
　こちらは大手飲食店チェーン、株式会社大庄の一店舗です。が、チェーン店とは思えないような、女将の心遣いに触れることができます。

　滋賀県は、全国的にはあまり米どころでもなく（米の味は滋賀県の日本晴が基準になっていますが）、名水で有名なわけでもない。つまり、日本酒の蔵元は非常に売りにくい中、商売をしているわけですが、なかなかどうして、素晴らしいお酒がたくさん（上原酒造「不老泉」、北島酒造「御代栄」、冨田酒造「七本鎗」、浪乃音酒造「ええとこどり」、畑酒造「大治郎」、平井商店「浅茅生」、福井弥平商店「萩乃露」、増本酒造場「近江藤兵衛」、矢尾酒造「鈴正宗」、吉田酒造「竹生嶋」等々）あります。それら、滋賀の地酒をおいてくれているありがたい居酒屋です

　写真のお造り３種盛が780円。今日はカンパチ、タイ、サーモンでした。瓶ビールはモルツの大瓶が530円。すごくリーズナブルです。３種盛はかなりの分量。それから、昨年の冬にキープしてあった麦焼酎を、わざわざ女将が引っ張り出してきてくれました。ふつうなら、とっくに流れてるんですけどね。

　この店に伺うたびのお会いする、カウンターの端っこに陣取って、本を読んでおられる元先生らしきご老人。お馴染みさんが、こうやって毎日通って来るというのも、そのあたりのチェーン店では考えられないところ。チェーン店のデメリットもありますが、このあたりの居酒屋としては一番居心地がいいのも確か。

　おすすめはアジの姿造り。以前より、ちょっと値が上がりました（以前は500円だったかな。）が、今でも十分コスパは高いです。ぴくぴくしているアジを食べ終わったあとの中骨は、サービスで骨せんべいみたいに唐揚げにしてもらえます。
　チェーン店だからと暖簾をくぐる気のなかった方も多いとは思いますが、こちらの琵琶湖庄やさんは一味違うお店ですよ。