薩摩黒豚のとんかつ屋さん : かつや

14.9.05
今宵は東所沢。
超久しぶりに薩摩黒豚がウリのかつやさんに伺ってみた。

以前あった駐車場が無くなっていたので
車を停めるのにちょいと苦労した。

階段を降りて
ビルの地下にある店内へ。

お店は独特の和の雰囲気が漂う。
入り口直ぐに大テーブルがあって
その右に厨房。
奥にテーブル席が6.4.4席と
2.2席。

お年を召したご夫婦での営業で
全面禁煙のお店だ。

僕は奥のテーブル席に案内された。

今回はロースカツ1350円を
ごはん、味噌汁付き500円と
ノンアルコールビール430円を注文。

こちらではまず漬物3兄弟が出される。
ビールのお通しでは無いのだけれど
これがビールのツマミにいい。
オニオンスライス、カブ、キュウリの漬け物。
漬け方は浅め。
結構頂いた。^_^

本当のお通しは、
大根、人参、こんにゃの煮物。
大根が柔らかい。
味付けは薄め。★3.2

待つこと15分程でロースカツが提供された。
久しぶりに頂いてみる。
う〜ん、いけませんねえ。~_~;
揚げ方が軽いので
下側のカツとお皿が触れている部分が
蒸れてフニャフニャになってしまうのだ。
上側のカツは普通なだけに
これはかなり残念だ。
是非ともトンカツは金属製の油切り台の上に乗せて欲しいと思う。

黒豚のトンカツの味わいも
肉質も筋を少し感じるし
肉の旨みや
脂の甘みも然程、感じられない。
薩摩黒豚っていうブランドの割にはイマイチで
これで1350円は、う〜ん・・・・★2.9
ソースは1種類。

味噌汁は赤味噌で僕の好み。
ご飯はお代わりできるので半分追加した。

デザートは昔から同じコーヒーゼーリーで
ハチミツで頂くのがこちら流。
でも僕的にはトンカツの後にこのデザートは要らないなあ〜

総括
以前は僕オススメのトンカツ屋だったけど
値段は高いし
トンカツの衣の状態があれでは。
是非改善して欲しいと思う。

以下過去レビュー
09.4.24
　今宵は以前行って気に入ったお店を2軒再訪しました。

　今宵の2件目は東所沢まで移動して薩摩黒豚のかつやさんです。まだ世間にそれほど黒豚の旨さが知られていない時代から薩摩黒豚を扱っているお店です。

　私は暫く（12,3年ほど）ぶりの訪問です。前回の口コミで白豚似と描いたマスターは少しお痩せになっていましたが元気に厨房にいらっしゃいました。愛想の良さは相変わらずで、この人が作ったとんかつが不味いわけがないといった風貌をされています。

　メニューは特選ヒレかつ2300円ヒレかつ1450円特選ロースかつ2100円ロースかつ1350円ジャンボエビフライ2100円盛り合わせ（一口ヒレかつジャンボエビフライ）1900円海老、カニ盛りフライ1650円魚貝盛りフライ1250円しょうが厚焼1900円カニつめ揚げ1550円ハンバーグ1200円ヒレかつ鍋1250円季節カキフライ（10月〜2月）1150円串かつ950円焼き肉丼950円、ごはん、みそ汁、お新香は別料金でセットで450円となっています。（ご飯、キャベツおかわり自由）

　メニューで迷いました。薩摩黒豚も食べたいし、このお店の巨大エビフライも味わいたい。で、結局盛り合わせフライをお願いしました。

　このお店は肉の旨みを引き出すためにフライは低温で揚げます。揚げるのに17〜20分ほどかかります。なので最初に出てくる漬け物で時間を潰します。以前はオクラ、ラッキョウ、梅干しの3点セットでしたが、現在は蕪漬け、キャベツの浅漬け、オニオンスライスとなっています。オクラとラッキョウを食べるのを楽しみにしていたので、うーん、残念でした。会計の際マスターに聞くと、以前はお父様が元気で自家菜園で出来たものを出していたとのことでした。

　　さて、暫し待って薩摩黒豚とジャンボエビフライのご登場です。一口ヒレは2つ。値段だけのことはあり柔らかで勿論美味。でも今回は海老フライが一押しです。国産車エビを使った海老フライは私の記憶ほどジャンボではありませんでしたが一口ほおばると海老の香りが口の中に広がり、思わず「うっま〜。」海老の旨さを十分に味わうことができました。フライには粗めのパン粉を使っています。自家製ソースはやや甘めで美味しいです。
　私のメニューには切り干し大根の小鉢と食後のデザートのコーヒーゼリーまで付いていました。梯子の2件目には些かきつくごはん、キャベツのお代わりは出来ませんでした。

　メニューの能書きのよると、揚げ方、素材にいろいろと拘りを持っています。
　揚げ油は最上級プレミアムオイル「綿実油」、パン粉は丸高製パン粉、米は山形こしひかり、漬け物は自家製、みそ汁は昆布は北海道日高昆布、鰹節は鹿児島枕崎産使用などなど。

　お店は地下にあり、テーブル席のみ26席、お店の方は焼き物が趣味なのでしょう、ちょっと飾りすぎ悪趣味１歩手前ほど（失礼！）に、お皿や壺などが展示されていました。よってお店の雰囲気は好みが分かれそうです。

総括　久々のかつやでしたがニコニコマスターの笑顔は健在でした。値段は高めでしが値段相応の味が味わえるお店です。