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1回
昼の点数:3.0
2014/08 訪問
昼の点数:3.0
味噌煮込みうどん みづこし(愛知県岡崎市)まるやの八丁味噌を使用していますが黒砂糖で味噌の味を調整しているのが特徴
2014/08/24 更新
食彩品館.jpの常連さんにはいないと思いますが、赤味噌はすべて八丁味噌だと思っている方が意外と多いのです。ただし、後述しますが「八丁味噌」を製法として呼称する場合において間違った表現ではありません。
大豆を主たる原料として発酵させて作った豆味噌は「赤味噌」と通称されますが、愛知県内には大きく分けて「八丁みそ」「三州みそ」「名古屋みそ」の3種の赤味噌があります。(愛知県味噌溜醤油工業協同組合HP )
八丁味噌を岡崎市の八丁で生産している2社「合資会社 八丁味噌(カクキュー」「株式会社まるや八丁味噌」が従来からの“八丁味噌”。食彩品館.jpが贔屓している「野田味噌(枡塚味噌)(記事)」も八丁味噌系列と言っていいかも知れません。
この八丁味噌を含む三州みそ、名古屋みそと呼ばれる豆味噌が愛知県で製造されていて、味噌生産量は全国2位ということです。
八丁味噌は赤味噌の代表選手。普通名称として商標登録を認められていないのですが、基本的には岡崎城から八丁離れた場所で古くから製造する二社のものを指すと言ったほうが良いかもしれません。
よって食彩品館.jpでは八丁味噌と呼ぶ場合は「カクキュー」「まるや」の商品を指し、それ以外の三河地方で生産される豆味噌を「三州味噌(系列)」と分類、名古屋味噌を「尾張味噌」「知多味噌」にわけて分類し呼称しています。(少し特殊な製法をしている「すずみそ醸造場(幡豆町)(記事)」)
これは食彩品館.jpの分類であって、言葉として八丁味噌を三州味噌と同義とすることを否定するものではありません。
さて、味噌煮込みうどんといえば尾張の某店が全国的に有名ですが、食彩品館は三河、特に岡崎市内の味噌煮込みうどんのレベルが高いと思っています。
たとえば、食べログで味噌煮込みうどん人気一位の「二橋」さんや、ジモティ御用達の「大正庵釜春本店」さんなど、そして岡崎ではないのですが豊田市での隠れ名店だったが今は無き「そば八(ここの味噌煮込みスープは今まで食べた中でイチバン)」等、好みの店があります。
それぞれ特徴があるのも好きな理由。
今回、訪れた「みづこし」さんは岡崎市八丁町より数キロ北部にあります。使用している八丁味噌は他の岡崎の味噌煮込みうどん同様に「まるや」さん。味醂も三州定番の九重味淋(醂ではなく“淋”)。
そして、一番の違いは味噌の渋みを取るための黒砂糖。麺も塩水ではなく真水ということたが、麺については違いがよくわからないながらも、味噌煮込みに最適な固さに調整されています。
この固さについて柔らかいタイプも同店では用意されていますが、味噌煮込みで柔らかいのはちょっと・・・・。味噌煮込みは地元の方の嗜好同様に固い麺で食べるべきだと思っています。
赤味噌の渋みや若干の麹の香りが慣れない人にはキツイかもしません。よって黒砂糖効果は絶大。食べやすい味噌煮込みうどんに仕上がっています。
でも、固い麺同様に味噌煮込みうどんは八丁味噌の渋さがないとなあとか思う食彩品館です。
食彩品館.jp 記事より抜粋
http://食彩品館.jp/2014/08/23/%e5%91%b3%e5%99%8c%e7%85%ae%e8%be%bc%e3%81%bf%e3%81%86%e3%81%a9%e3%82%93-%e3%81%bf%e3%81%a5%e3%81%93%e3%81%97%e6%84%9b%e7%9f%a5%e7%9c%8c%e5%b2%a1%e5%b4%8e%e5%b8%82%e3%81%be%e3%82%8b%e3%82%84/
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味噌煮込みうどん みづこし
愛知県岡崎市上里2-5-1
℡0564-21-7588
営業時間
平日 11:00~15:00
17:00~21:30
土休日 11:00~21:30