ミニミニ大作戦さんが投稿した近藤菓子店(広島/尾道市その他)の口コミ詳細

ミニミニ大作戦の庶民的食文化に関する調査報告書

メッセージを送る

ミニミニ大作戦 認証済

この口コミは、ミニミニ大作戦さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

近藤菓子店尾道市その他/和菓子

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/10 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

ド田舎銘菓を探せ!! 第八回 -孤高のドラ焼き、これをド田舎銘菓と言わずして、何を言う- 【再々々々報】

久しぶりの訪問。相変わらず時代と決別したような佇まい。注意深く観察すれば、壁と言う壁が微妙に地面に対して垂直には立ち上がっておらず、目が錯覚したかの如き歪み感。良くもまだ頑張って立ってたものである(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ☆失礼な!!

2015年10月18日

【どら焼】110円
流石に消費増税後は10円値上げされたらしい。まあ、良くも長年ワンコイン100円で頑張って来られたものだと思う。相変わらず世の汎用どら焼きから隔絶された隠とん感溢れる味わいはご健在。蜂蜜と味醂が加えられた、今の常識からすれば遥かに甘口サイドに偏ったつぶ餡こそ命。2枚の皮も、これどら焼き!?って言いたくなるほどガッサリした舌触りで、相変わらず極めて野趣に富む。これが製造後3日も経てば、つぶ餡の蜜が皮に廻って、それはもう味わいが一変するのだ(下記、既報レビュー参照)。

ここのどら焼き、買い込んだら私は直ぐに冷凍庫に放り込む。で、保存しつつ大事に喰うのだ。ポイントは、冷凍庫から取り出しても決してチンして暖めたりしない事。と言うのも、これだけ自由水が少ないと(多量の糖分に結合水として取られてしまう)、冷凍しても凍て付かないのだ。なので、取り出してそのままかじれば、ネチッとした弾力の残るどら焼きアイス。これがメチャクチャ好きだ。特にヌルメの牛乳なんかと一緒に喰えば、もう言う事無しの絶品。凍らせても凍らないどら焼き。こんな気骨のあるどら焼きには、そうそうお目に掛かれぬのだ。

2012年11月23日

実はこの三日前に、日本橋うさぎやのどら焼きを喰ってちょっとビックリした。地方在住者のミニミニにとっては、常食する近藤菓子店の\100どら焼きこそが、どら焼き大王だったのだ。だけども、うさぎやどら焼きの、あの抜群の高品質に、こりゃあ負けたな、と直感した。そうなると、いてもたってもいられない、その週末に、マイ・ソウル・ドラヤキを早速かじった。負けを覚悟で。

【どら焼き】\100
皮の質感、餡子の洗練度、どちらを取ってみても、かの有名なうさぎさんに敵う訳はないのだ。だって、アッチは「いけめんスイーツ大作戦」、コッチは「ド田舎銘菓を探せ!!」である。もう、生まれが違う。BMWとMINIぐらい違う。だから、味ではうさぎが勝って当たり前なのである。だが、ちょっと待った。この近藤どら焼き、味醂を配合した、田舎臭い事この上無いネチネチ餡子も、焦げ過ぎかと思うほどの香ばしい皮にしても、都会の老舗どら焼きとは立ち位置が完全に異なるのだ。MINIだって、乗り方によっては楽しいのだ。BMWにも負けないくらい。過去報で書いた通り、製造後数日間でどんどん熟成される味わいの変化も見事。コレは、うさぎさんには期待できない、ワイルドな面白さである。

【まとめ】
味では敵わない。仕方ない。しかし、お店の雰囲気、必ず多量のオマケをくれるサービス、今時一個\100のコスパ、それらトータルとして、やはり大好きな孤高のド田舎どら焼き。総合評点がうさぎやよりも僅かに上回る所は、これは人間の持つユラギ、人情だとご理解頂きたい。だから私は、孤高のド田舎どら焼きを、これからもずっとかじり続けるのである。

2011年10月15日

今回は包装意匠変更の画像アップです。

【どら焼き】\100
まずは、画像をご覧頂きたい。以前の、無地のフィルムに金色印刷された包装は、ある意味シブかった。田舎臭さを、良いセンスで表現していたと思う。だが、新しい包装の意匠は何なのよ~(- -;)もう、最悪センスの田舎臭さ。本気でダサくしてどうすんのよ!!だが、至高の味わいは普遍。今回の画像は製造後三日目のものだが、私にとってはベスト食べごろ。餡の蜜が皮に浸透して、表面はニチャニチャ。粒餡は水分が適度に抜けて、これまたニッチリ。お陰で甘さにグッとコクが増して、最高だよ。君。この辺り、製造直後からの味わい経時変化について、詳しくは下記、既報分をご覧下されば幸いです。私にとって、現時点で最高峰のどら焼き。

2011年4月16日

今回は画像のアップがメインだが、味についても追記を。

【どら焼き】\100
この店舗外観は結構きている。時代が止まってしまっているのがお判り頂けるだろう。今回は10個買ったが、オマケで画像にある御調せんべいを二個くれた。結構なバックレートだ。せんべいの味は、昔ながらの卵せんべい。薄っすら甘くて、あくまで普通の懐かしさだ。さて、今回は折角追記するので、ここのどら焼きの、作り立てから日を追う毎に変化する味についてレビューしてみたい。

1. 製造当日
画像は製造当日のもの。まず、皮は未だ餡の水分が浸透しておらず、割とバリッとした食感だ。味もシンプルで結構な香ばしさと、卵の風味が新鮮。一方、餡は水分が抜けきっておらず、柔らかめ。甘みも馴染んでおらず、金平糖の棘のように尖がっている鮮烈な甘さ。皮と餡の馴染みはいま一つだが、素材の元味が舌に響く、新鮮状態だ。作りたてのカレーが美味しく感じる時もあるが、正にこんな感じ。一気に二個食べてしまった。

2. 製造翌日
成り行き室温保存二日目。餡の水分が相当皮に移行しており、皮はシットリし始める。餡の甘みも少し落ち着き、皮と餡のハーモニーが始まっている。だが、本領まではもう一歩、もう一晩熟成させた方が私は好きだなぁ。

3. 製造翌々日
成り行き室温保存三日目。来た!これだ!!皮がじっとり、持つ指がベタベタする。皮のバリッと感は影をひそめ、今やモッチリ、ネッチリ気味だ。餡の光沢は程よく引き、水分が抜けた分、明らかにネッチリ粘るようになっている。特筆すべきは餡の甘み。製造当日の棘々感が嘘のように、深く落ち着いた濃い甘みに変化している。この重い食感と深くコクのある甘みこそ、この一個の本領、今時のフワフワ軟弱どら焼きでは成し得ぬ味わいだ。ホントに美味しいなぁ・・・

【まとめ】
ということで、私にとってのピークは三日目。これ以降は味はさして進化しない。逆に劣化を抑えるため、冷凍すべきだ。今回買った10個は、冷凍する間も無く全部食べ尽くしてしまった。もっと買っときゃよかった。

2011年1月某日

【どら焼き】\100
小さな、しかし歴史あるお店で、一個一個手焼きで作られる、本物のどら焼き。地元新聞で紹介される程度だが、実際は遠くからリピーターがまとめ買いに訪れて、日々完売という、正真正銘の口コミグルメだ。外見は、包装を含めて野暮ったい、いかにも田舎菓子。おまけに、どら焼きとしては、相当に小さい。手にとって見なけりゃ、軽くパスしちゃう風情だが・・・手にとってみると・・・あれっ!?なんでこんなに重いの?今風の、大型フワフワどら焼きの容積と重量の関係が、無意識に脳にインプットされている身には、予想外の重さ、高密度感。このあたりで、「これはちょっと違うぞ。キレれ者かも」と期待してしまうのだった。

袋から取り出すと、ジトッとした皮、持った手が少しネタネタするほどだ。しかも、形もどこかいびつで、ゴロンとしている。お世辞にも洗練されている、などとは言えないのだが、どら焼きのほうから、「まぁ、とりあえず、かじってみて~」とメッセージを送っている。この時点で、私の期待は最高潮。一口かじる。皮は、やはり、モッチリしていて身が詰まった硬め感。甘みにもコクがあり、きっちりメーラード反応して、こげ茶に焼けた香ばしさと完全に調和している。餡もまた素晴らしい。極普通の粒餡に見えるが、口に入れた時の粘り具合、深い甘みと小豆の風味。水っぽくなく、シットリ重い餡だ。このように、各パーツが高密度であり、かつ、しっかりと餡が挟み込んであることが、前出した重さの理由なのだ。

この皮と餡を食んでいると、私はもはや笑みを抑え切れない。「あぁ、おいしいっ!」である。何でもフワフワライト系がもてはやされる昨今では、完全に対極の立ち位置にいる、このどら焼き。主人はそんなことは、考えた事すら無いのであろう、昔からの伝統の味。御調の人々に長年鍛えられた結果が、この特級の味わいだ。なお、このどら焼き、ごく近くにある、「道の駅クロスロードみつぎ」でも買える。但し、日々完売確実なので、のろのろ遅くに行くと買えないことがあるのでご注意を。

【まとめ】
どら焼きの大王。巷のフワフワデカどら焼きなど蹴散らしてしまえ~・・・ということで、本当に美味しい。

  • どら焼(2015年10月18日)

  • かなりしっかりした焼き上げ(2015年10月18日)

  • このゴワリとした皮が持ち味(2015年10月18日)

  • 蜂蜜、味醂入りの極甘ゴッテリ粒餡(2015年10月18日)

  • オマケの名物みつきせんべいが、これまた旨い(2015年10月18日)

  • 感涙もののド田舎風情(2015年10月18日)

  • 一応イートアウト可能な?店先ベンチ(2015年10月18日)

  • まだ倒壊せずに建ってた(2015年10月18日)

  • どら焼(2012年11月23日)

  • やっぱド田舎銘菓だなぁ(2012年11月23日)

  • うさぎさんとは比べるべくも無く(2012年11月23日)

  • ネッチネチ餡子は蜂蜜&味醂風味(2012年11月23日)

  • でもコレはコレで旨いのだ(2012年11月23日)

  • 大人買い~(2012年11月23日)

  • 意匠変更でペケペケになった包装(2011年10月15日)

  • 闇に浮かび上がる、どら焼き大王(2011年10月15日)

  • 製造三日後、最高の食べ時(2011年10月15日)

  • どら焼(2011年4月16日)

  • 裸のどら焼(2011年4月16日)

  • どら焼アップ(2011年4月16日)

  • どら焼断面(2011年4月16日)

  • 以外に小ぶり(2011年4月16日)

  • オマケのみつきせんべい(2011年4月16日)

  • シブ過ぎ近藤菓子店(2011年4月16日)

2015/11/27 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ