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これが念願「からし焼定食(850円)」。 マジウマいっ!!
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これがっ!伝説の~、からし焼!!
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タレかけご飯がまた美味い! 日本に生まれて良かった。
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600円とは思えないたっぷりさのもつ煮です
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十条駅近くの「大番」さんの外観、平日なのに満席でした
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連れの頼んだ「もつの煮込定食(600円)」
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魅惑の肉リフト♪
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多分定食だけで30種類はあります
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きちんと手入れされた給水器
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この暖簾をくぐれば…
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まさに看板メニュー「からし焼」
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お店の外まで伝わる温かさ
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こちらはつまみメニュー
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迷えるメニュー達
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何年前だったか忘れるくらい前なのですが、とある地方の中華料理屋さんで知人に奢って貰って食べたのが最初でした。
知人に「食ったら白メシ、止まらんからな」と言われやってきた料理は、鼻孔直撃の強烈なニンニクと生姜の香りで先制攻撃。 びっくりして目を凝らせば、色だけで辛さが伝わる赤いタレに炒めた豚ロースと豆腐が浸かっていて、どういう訳か生胡瓜がトッピング。
当時のボクの食文化にはなかった衝撃的な一皿。
組み合わせ的には無難ですが、何かサプライズがありそうな…と思うも、スプーンでタレごとすくって豆腐と肉を口に運ぶと、
「………!な、なにこれ、うめぇぇ!」
辛さだけを想像していたボクに、予想外の甘み。かなり複雑な味付けです。 豆腐と豚ロースの相性が絶妙でさっぱり→こってり→さっぱりの連続コンボ確定♪ トッピングの胡瓜は塩辛さを和らげる勤めを果たしているんだと、この組み合わせの完璧さにびっくり。
うわあ!ご飯が止まらないい!!と、お替りまでしてまんま知人の言う通りとなりました。
この料理こそ「からし焼」。 ボクの生活圏にはない料理でした。
その知人曰く、発祥地は十条の定食屋さんだか居酒屋さんだかとのこと。 いつかはこれを本場で食べてみたいなあ…と思いを馳せて早何年。 やっと、聖地を訪れる事が出来ました!
場所はJR十条駅からほんの数分。サラリーメンのおじさん達が大好きそうなお店が点在する中にありました。
「味の大番」さん。 黄色い看板に「からし焼」とでっかく書いてあります。 まさに看板メニュー。夜でもまず見落とさないでしょう。
21時過ぎにおじゃました時には20席ちょっとの椅子はほぼ満席。 皆様、陽気にできあがってますね♪ とりあえず中に入り、厨房の方を向いていたお店のお母さんに近づくと、お客さんの一人が「お母さん、お客さんだよ」と伝えてくれました。 その声で振り向いて「いらっしゃいませ」と笑顔でお出迎えしてくれました。
すいません、すっと入ってきちゃって。
「相席ですが、どうぞ」と唯一空いていた4人掛けテーブルに相席ですが、つくことができました。
お店は大将とご年配の女性2名(1人の方を、お客さんが「お母さん」と呼んでいましたね。)で切り盛りされている模様。 周りを見回すと大学生さんからボクよりかなり上のおじ様まで、相当幅広い年齢層。 ホントに皆さん幸せそうに飲んでるのが印象的でした。 まさに温かみのあるアットホームなお店です。
ボクも嬉しくなって、早速「からし焼定食(850円)」をお願いすることにしました。
初めて知ったのですが、大番さんは定食のメニュー数がかなり多くて、焼き魚やフライの定食も豊富。 全部で30種類以上あるんじゃないかなと。 その中から連れは「もつの煮込定食(600円)」を注文しました。
待ち時間に店内をぼんやり眺めていましたが、お店自体はそこそこ年期を感じます。 しかし、大番さんの特筆すべきは、店内の清潔さ。 給水器は丁寧に手入れされ、大衆食堂にありがちな卓上のソースや醤油瓶に液だれのべったりは全くなし。 テーブルや壁もフライをするお店なのに油しみもなく、キレイ。 年期≒薄汚くなりがち、の概念をさっぱり打ち消してくれました。
のんびりテレビを眺めながら料理待ち。 いいですね、こんな時間も。 そしてやってきた念願の「からし焼定食」。
なんだろう、ちょっとウルっときたのは目に辛さが伝わっただけでは無いでしょう。
最初に食べた時と同じようにスプーンでタレごとすくって豆腐と肉を口に…。
………わー、何だろう、泣けるほど美味しいぃぃぃぃ…!!!
大番さんの「からし焼」、旨いです、美味いです! これです、これです!!! 甘いの辛いの入り組んで、油もたっぷり浮いて、唐辛子の熱さと胡瓜の青くささと。 でも、じんわり色んな旨味が伝わって。
最初に食べたからし焼の記憶は正直もうおぼろげなんですが、豚肉が厚く、豆腐が多く、にんにくがゴロリ粒で入っているのは大番さん流、というか元祖なんでしょうか。 ボリュームもなかなかあるので、十分にお腹いっぱいになりますね。
でもって、ご飯は日本昔話盛りってヤツです。こんもりです。 この白米に!からし焼きのタレをかけて食べる!
これも最高の一品です。 山盛りご飯でも一気に食べてしまいました。 胡瓜のお漬物と、味噌汁も優しくほっとするお味。 もう遠くなっていた「からし焼」の思い出。 今日、新しい「からし焼」の思い出ができました。
連れの頼んでいた「もつ煮込み」も貰いました。 これももつたっぷりの量で、根菜もバランスよく入ってます。
普段あまりもつを食べず、かつ小食の連れが、もつ煮込みをたっぷり食べ、からし焼のタレをご飯にかけて完食してましたので、相当美味しかったのでしょう。 老若男女だれからも好まれる味であることは間違いないです。 お腹いっぱいいただきました。ごちそうさま♪
お会計を済ませ、お釣を渡してくれる際、お母さんが一言。
「お料理お出しするの、遅くなってすみませんね」と。
正直、たくさんのお客様がいらっしゃって料理の提供は早いとは言えませんでした。 が、そういうのを求めてくるべきお店ではないとボクは食事を終えてつくづく感じました。
お客さんがお酒を注文して、お母さんがテーブルに運んで、空いたグラスを下げるんですが、持ちきれなくて。
そんな時はお客さんがすっと残りのグラスを持って行ってあげて。 カウンター傍のお客さんは、空いたお皿をそっとカウンターに置いてあげて。
こういうお店、いいじゃないですか。
この味と、この雰囲気。 これで十分、これが最高と言ってしまっていいと思います。
真摯なお店には紳士なお客さんが来る典型。 どうぞ、これからも愛されるお店でありますように。
この日は車の運転があったので食事のみだったのですが、ドリンクもかなり充実してますよ。 メニューにあった「十条」というお酒にも惹かれました。
そして、なんと「からし焼」お持ち帰りもできるようです。
が、にんにくたっぷりのこの匂いでは埼京線に持ち込むのかなりの勇気がいります(笑) と、言うことで、次回お伺いしても、また食べに来ることにします♪ 大将も、お母さんもどうぞお元気で!