マダム・チェチーリアさんが投稿したロウリーズ・ザ・プライムリブ 東京 赤坂(東京/溜池山王)の口コミ詳細

フォトエッセイで綴るマダム・チェチーリアのレストラン探訪

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マダム・チェチーリア (女性・東京都) 認証済

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閉店ロウリーズ・ザ・プライムリブ 東京 赤坂溜池山王、赤坂、国会議事堂前/牛料理、アメリカ料理、ビュッフェ

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.9
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.9
1回目

2012/07 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.9
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

六本木通りのラ・シエネガ〜♬

(2012年7月)

季節はブーツの冬からサンダルの夏へと移り変わり〜先週40年来
の友人のバースデーという機会に彼はお勤めが紀尾井町なので私は
お気に入りになったバーで待ち合わせがしたくて〜ロウリーズでプ
ライム・リブ・ディナーをしようということに決まりました。テラ
スにお勤め帰りカップル1組、店内は0という早い時間・・季節の
果物を使った ’シーズナル・シャンパン’ からフレッシュ・マンゴー
(¥1800)をお願いして〜 同時に予約の時間を15分遅らせて
いただきたい旨を申し上げました。

友人も早めに現れて〜ふたりで暫しお喋り〜彼はカンパリ・ソーダ
ではなく、トニック・ウオーター割り・・バー・スタッフは前回同
様2人体制でしたが前回とは異なる2名で〜サービスにキラリと光
るものがありません。ロウリーズほどのレベルのレストランでシフ
ト(人)によって ’ばらつき’ が出るのは如何なものか・・ご案内係
が最初はインドネシアの方、次はガーナの方、3分おきに交代で現
れ〜30分以上前にバーのスタッフに予約時間変更のお願いを伝え
てありましたが!レストランの方にきちんと伝わっていなかったの
でしょうか?連携プレーができなくてはウエイティング・バーとし
ての機能を果たしているとは言えません。こちらはその度に会話が
途切れて落ち着かず、私はご案内係に同じ説明を2回繰り返した挙
句〜今度は肝心の時間になっても誰もお迎えに来てくださらなくて
・・私達だけで階段へと向かいました。

ロウリーズの階段の演出効果にはビジュアル以上のものがあります
が、階段の下に昔からロウリーズと言えば〜〜♬ のシルバー・カー
トが置いてあり、プライム・リブをカットするゴールド・メダリス
ト3人のお出迎えがありました。予約はブースでとれていて平日の
7pm・・3割ほどの入りでしょうか?プライベート・ルームの扉
は全て閉じられていて〜7年前の記憶に照らしますと平日ではあり
ましたが、随分静かになっていたという印象でございました。

カリフォルニア・カット(180g ¥4500)x2、ワインはアメ
リカの先住民族が知恵の神様と仰ぐ大ガラスがラベルに描かれたジ
ンファンデル(¥8000)2010年〜ベリー系が香るフルボデ
ィーです。ノース・ハリウッドに住んでいた頃はいつも1938年
から続くロウリーズ・カットかプライム・リブにロブスターが付く
ディナーをオーダーしていましたが、東京でもプラス¥2000で
お好みのカットにロブスター・テイルが付くセットがありました。

ずっと通訳の席でおじゃまして参りましたので今日は自由にメニュ
ーを拝見できて〜いろいろな発見がありました。お客様の前でお肉
を切れるようになるまでに半年間トレーニングを受けること、その
後も一ヶ月に2回グラム数のテストがあること、ゴールド・メダリ
ストであれば世界中どこのロウリーズでもプライム・リブが焼けて
!切れる!など、興味深いお話も伺うことができ〜プライム・リブ
が秀逸であったことはもちろん!!ですが、2011年に東京店・
10周年を記念して廊下に作られたヒストリー・ボード〜♬ 懐か
しいラ・シエネガの写真も拝見できて〜♬ 感慨深いハッピー・バ
ースデーでございました。

知らなかったこともたくさんありました。ヴァレット・パーキング
とドギー・バッグはロウリーズが業界パイオニアで、ラ・シエネガ
のレストラン・ローもロウリーズあってのことであった、1956
年以降パサディナのローズ・ボウルで優勝したチームがロウリーズ
に招待されて食べるカットはビーフ・ボウル・カットと呼ばれてき
た、1993年に2度目の引越!またラ・シエネガ通りを渡って1
938年創立の地に落ち着いた、とか・・写真も初代オーナーの孫
まで3代に亘るポートレイトがあって、シルバー・カートのパレー
ドや創業当時のメニューにフランス語で英語の後に Au Jus とひと
言!添えられているところ〜♬ などなど・・ビバリー・ヒルズの麓
にあったロウリーズと LA の全景を本当に懐かしく思い出しました。

前回、バーが余りにも素晴らしかった為バーのみの訪問による採点
で ’お料理を除く’ 全ての評価に5点を入れていましたが〜今回レス
トランに数年振りでおじゃましてオペレーションのぎこちなさ、外
国人スタッフのお決まりトーク(あなたの英語はパーフェクトです
ね!に続く絵に描いたような展開)インターナショナルな雰囲気を
醸し出そうとしているところに好感は持てても、食後酒のカートを
押すイタリアーノまで〜どこか万博みたいなショーケース・ムード、
お料理はプライム・リブのみの勝負で本国のようにクリームド・ス
ピナッチとヨークシャー・プディングはお約束の上でマッシュかベ
イクト・ポテトかが選べないこと、ヨークシャー・プディングがカ
チカチ!味以前に固過ぎ!!スピニング・サラダ(パーフォーマン
スがあってフォークがギンギンに冷えていてもサラダの内容が凡庸
で貧弱・クルトンがお粗末・ドレッシングも甘過ぎ)バースデー・
プレートが今ひとつであったこと・・しかし、前回のバーはとても
よかった〜シフトが違えば連携プレーもスムーズだったかもしれな
い、プライム・リブ自体は素晴らしかった!!という個人的な葛藤
の中で〜考慮し再評価をさせていただきました。
(今回の写真は後半の32枚です)


(2012年2月)

久し振りに会うお友達と六本木一丁目にあるオペラで待ち合わせを
していたのですが・・エレベーターに乗ろうとしたところで携帯が
鳴り〜お店が貸し切りパーティーで入れず、今ホテルのロビーのソ
ファーに座ってるのよ〜ッ!とのことでございます。

外は北風ビュービューで今更どこかに移動する気にもなれません!
ホテルのアトリウム・ラウンジという気分でもないし、ドトールで
は悲し過ぎる・・私:どうしよう〜!お友達:どこかないの?食べ
ログ・アクセス東京2位でしょ!!とハッパをかけられ〜プレッシ
ャーの中〜お互いに7pm までという時間的制約もあり後一時間半
しかありません。一瞬パニックに〜〜!

しかし、そこでふと浮かんだのが〜ロウリーズ のバーでした!!
ロウリーズのバーはレストランの1Fにあってウエイティング・バ
ーとして存在しているのですが、もしかしたら独立した使い方もで
きるのではないかと思ったのです。104で調べてお電話を入れて
みますと・・もちろんOK!!”お待ちしております”〜 気持のよい、
とても丁寧な対応です。よかったぁ〜〜♬  

ふたりでグラスの赤を一杯ずつ。一時間ちょっとのワイン・タイム
でしたが、奥のソファーに通していただき・・落ち着いて〜♬ ゆっ
たりとした夕方の時間を過ごすことができました。接客も申し分あ
りません!!ワイン・リスト以外に本日のワインがあり、レストラ
ンがあるからこその品揃え〜〜♬ ご近所にお勤めの方は〜お仕事
帰りに日替わりで愉しめそうです!!この日はカリフォルニアのピ
ノ、バルバレスコ、バローロの3種類がありましたが、バローロの
2007年はもう少し待ちたい気がしましたし、お食事ではないの
でバルバレスコよりカリフォルニアのピノかしら・・余韻は短く、
パレットでの広がりはありませんが、干し葡萄の甘さを感じる女性
的なワインで〜夕方の女ふたり・お喋りタイムにはピッタリ〜♬

中央にハイ・チェアー・テーブルがあり、六本木通りが見えるガラ
ス張り・・奥まった所に一席だけ私達が通されたソファー席があり
低いテーブルが置いてあります。隠れたコーナーになっていますの
で密談にも?うってつけ〜♬ ライブラリーのような設えにあるテー
ブルでは〜常連様らしき男性がお一人で飲んでいらっしゃいました。
お勤め帰りの女性の姿もちらほら・・大勢で来て大声で騒ぐような
グループはゼロ〜静かなバーです。照明もオレンジでとっても素敵
〜♬ 心が和みます。一日の疲れが溶けて行く優しい空間〜〜♬

時々、お一人様の男性にスタッフが声をかけに行き談笑の場面もあ
りましたが、基本的に!オーダーをとった後はそれぞれのお客様の
時間を尊重致します、という姿勢が貫かれていて〜大人のバーらし
く!とてもよいと思いました。6:30pm を過ぎた頃からはディ
ナー・シフトで黒服のマネージャーや可愛らしいユニフォームに身
を包んだウエイトレス達の出入りが始まり・・気持のよい緊張感が
漂ってまいります。

ロウリーズで最後にディナーをしてから7年近くたつと思いますが、
3回とも仕事のディナーで〜初回はラ・シエネガのロウリーズが懐
かしくて〜〜♬ 通訳もそこそこに美しいプライム・リブとヨーク
シャープディングに密かに舌鼓!でございました。内装は全く違い
ますが、お料理の方はクリーム・スピナッチまでラ・シエネガと同
じアイテムが何点か揃えてあり、感慨深いものがありました。私が
ロサンジェルスのラ・シエネガ本店でプライム・リブとヨークシャ
ー・プディングに舌鼓を打っていたのは70年代後半のことで・・
当時はウエイティングで背伸びをしてピニャ・コラーダをオーダー
するのが嬉しくてしかたがありませんでした。

帰国後ナショナル麻布か明治屋で Lawrys のシーズニング・ソルト
をみつけた時は大感激!!今では当たり前のように明治屋以外のマ
ーケットにも置いてありますが、当時はラ・シエネガのお店が懐か
しくて〜小さな瓶を何本も買った記憶があります。東京で80年代
にローリーズがオープンしていたら〜毎晩のように大きなカットに
チャレンジしていたと思います。今日は思いがけず!ロウリーズの
バーでカリフォルニア・レーズンをおつまみにカリフォルニアのピ
ノで〜〜♬ 居心地のよい空間でした。

チェックをお願いすると〜なんと驚きの¥1600!!一杯分かと
思いましたら〜ふたり分でした。ハッピー・アワーだったのかしら
ネッ!などとお友達と話しながらお店を出ますと・・外の黒板の上
に小さくハッピー・アワーと書いてありました。お店の静かな雰囲
気やスタッフの礼儀正しく、且つ、フレンドリーなサービス〜♬
六本木で夕方になったら〜おばあさん一人でも!ワインを一杯いた
だきに上がりたい ☆素敵なバー発見☆ でございました。


  • Lawry's Bar〜♬

  • 落ち着いた雰囲気で〜

  • 静かな店内は〜

  • 寛ぎの空間です

  • Lawry's Wine List

  • Lawry's Bar Menu

  • Prime Rib Dinner〜♬

  • 本日のワイン3種

  • バー・カウンター

  • 六本木通りが見えます

  • ライブラリーのような静かな雰囲気で・・

  • ごゆっくり〜〜♬

  • 5ヶ月後に再訪

  • 落ち着いたライブラリー・コーナー

  • シャンパンとマンゴー

  • カンパリ・トニック

  • ブースが最高〜♬

  • テーブル席

  • 赤ワイン・リスト

  • ナパの赤〜♬

  • スピニング・ボウル〜

  • サラダの出来上がり

  • プライム・リブ到着!!

  • 右側にグレイヴィー

  • ヨークシャー・プディング

  • カリフォルニア・カット

  • ヨークシャー・プディング &マッシュポテト

  • 〜と来れば、カリフォルニア・ジンファンデル〜♬

  • カート・カバーの上にロゴ

  • 下にはお皿が入ります

  • Happy Birthday

  • 食後酒の数々

  • お話に依ると〜瓶の中で種から育ったのだそうです!

  • 1938年創業

  • 初代オーナーとオープニング・スタッフ

  • 創業時のメニュー

  • ドギー・バッグはロウリーズで生まれた!!

  • ローズ・ボウルとロウリーズ

  • 50周年記念(左)引越パレード(右)

  • 台北店・香港店

  • 階段という演出

  • バーからレストランへと続く廊下

  • 〜はロウリーズの歴史ミュージアム

  • シカゴ店ラウンジ

2015/01/23 更新

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