『卒寿でも 若さ溢れる 粋な夜』車大好きさんの日記

車が大好きな町奉行の飲兵衛放浪記

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日記詳細

桜なべ中江別館 金村で催された粋な夜の宴☆

料理については既にれびゅ~でご紹介した通りでやんす。
今回の一番のメインは卒寿となる「内海桂子師匠」でやんすよ~
三味線を弾きながらの語りっ口は痛快!
声のハリと言ったら、素晴らしいっすよ☆

都都逸合戦ってのもありまして、あちきも考えるのに一苦労・・・
後で桂子師匠に唄って頂きやしたぁ~
(どんな都都逸だったかは残念ながら失念・・・)

桂子師匠の語りの次は浅草芸妓の皆様の踊りでやんすよ~
・地方は紫沙姐さん
・舞は踊りが上手な聖子姐さん
・可愛らしい千乃姐さん
・地元話で盛り上がった話上手なのり江姐さん

座敷で観る踊りってのもいいっすねぇ☆
三味線と唄、太鼓の音・・・
チン・トン・シャン♪
そして何より大好きな芸妓さんの白粉香!!!

さてさてお次はお座敷遊びの番でやんすよ~
催されたのは「虎虎」と言うジャンケンの様なお遊び☆
「槍、お婆さん、虎」がそれぞれ「グー・チョキ・パー」の代わり。
槍は虎に勝つ。
虎はお婆さんに勝つ。
お婆さんは槍に勝つ。
はい、誰かやりたい方いませんかぁ???
即座に手を挙げた(?)のが一緒に行ったお友達ぃ~
「とらと~ら、と~ら、とら!!とらと~ら、と~ら、とら!!とらと~ら、と~ら、と・・・ら♪」
一回目はアイコ。
二回目は・・・お友達の勝ちぃ~~~
負けた方は酒を呑むという罰ゲーム☆
負けた方が良かったかな(笑)

「投扇興」だったらあちきも得意なんだけどなぁ~
実際にはやった事ないんでやんすが(汗)

その後はお姐さま方を交えて、食事にお酒に楽しいおしゃべりへと!
「粋な夜 注しつ注されつ 旨い酒」

そろそろ桂子師匠ともお別れの時間が(涙)
あちきとも固い握手をしたと思ったら・・・
何と!
桂子師匠があちきのおでこに「チュー♡」
うわぁ~~~!!!
思わず仰け反ってしまいやしたぁ☆

返って90歳の桂子師匠から元気を頂きやした!
嬉しく楽しいひと時はアッという間でやんすねぇ~

中締めをした後は暫く余韻を愉しみながらお友達と共に酒を呑む☆
「粋な夜 お江戸吉原 桜・酒」

そうそう、吉原ってのは色街でやんす。
昔は遊郭ってのがあった場所。
あちきはそこに生まれ、育ちましたが、堅気でやんすからご安心くだされ~
以前はこの吉原にも料亭がいくつかあり、その中のひとつがこちら「金村」でやんした。
あちきは勿論来た事は無かったっすが、こうして大人になってから来れるようになりんした。
あちきが行った事があるのは、今はもう無い「松葉屋」さんって料亭っす。
大広間の舞台では「花魁ショー」ってのをやってたんすよ☆
吉原仲ノ町という、まぁ吉原のメインストリートがありまして、花魁道中ってがありんした。
しゃなりしゃなりと花魁が街を練り歩く姿は妖艶。
高下駄を履いて八の字を描きながら歩くんでやんすよ。
まぁ、お江戸の文化でやんすねぇ~
そんな吉原も随分と廃れてしまいやした。
中々皆さんも吉原と聞いて行こうと思う御仁は少ないでせうな。
ある意味特殊な場所には違いありませぬ。
でも、こうした江戸の風情を残す場所がありんす。
何かの折にちょいと覗いてみて頂けると嬉しいっすね☆
年中芸妓さんがいる街じゃ無いっすが、江戸の風情を愉しめる桜鍋は健在!
浅草芸者さんは観音裏辺りにおりまするよ。
浅草見番って場所があって、そこで日夜芸事を磨いてまする。
浅草にお立ち寄りの際はぜし、見番も覗いてみちゃ如何でやんしょ?

あちきが白粉の香りが好きってのは変な意味じゃないんっすよ~
あちきは小さい頃から日本舞踊を習ってました。
まぁ大人になると中々時間も無くって、今じゃ辞めちまいましたが・・・
何分、家で教えてたもんでねぇ~
なもんで、良く舞台に立って踊ってたんでやんすよ。
そん時は勿論白塗りに鬘、衣装を着てね・・・
塗るとヒンヤリした白粉は何だかとってもい~い香りだったんですよねぇ。
段々と自分自身が変化していく姿・・・
そうそう、女形もやりましたぇ~
そうした江戸の伝統、風情・・・
大事にしたいなぁ~って大人になった今、しみじみと思いまするよ☆

いやいやついつい話が長くなりんしたぁ(汗)
これにてお開きにぃ~
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