私にとっては焼肉の理想形。やはり肉質は抜群！ : 板前焼肉 一斗 天下茶屋本店

2021年12月10日、2022年1月9日の訪問。その直前の2015年5月6日からは6年7か月ぶり。初訪は2010年10月17日。ご縁ができてから、既に11年9か月弱が経過。通算で7回訪問。大阪勤務中、2回しか伺わなかったことを後悔

【総評】
西成区所在なので、万人が気軽に訪れるには馴染まないが、私にとっては焼肉の理想形。「アラカルトで自由に注文でき、単価5,000円以内」の焼肉として最高品質のお店。久しぶりの訪問でも、やはり肉質は抜群！予約困難といったこともなく、コースを押し付けられることもない。フラリと訪れ入店でき、焼肉気分の時に即利用可能。自由気ままに自分の食べたいものだけを自分の食べたいだけ注文できるので最高。熱源が昔ながらのガスロースターであることが唯一の難点。当店を楽しむ上で、一番重要なのは、焼き加減と焼き方。

1.肉質がいいので浅めの火入れがお勧め
1～2枚を丁寧に焼くべし。一気に無造作に焼くと焦げてしまい、お肉が台無しになってしまうので

2.当店は昔ながらのガスロースター
ガスの炎が直接肉に当たらないよう火入れすることが肝要。一番のポイント。特に脂の多い部位は脂が落ち、ガスの火柱が上がると、肉にガス臭が思い切り付着してしまうので注意。端側のガスの炎が直接当たらない場所で、金属から伝導する熱だけを利用し、火入れするのがお勧め

■頂いた品・味～価格は税前表示
(2021年12月10日)
・キャベツ200円
　無条件に出る内臓を整えてくれる品
・特上ロース1,680円
・特上バラ1,180円
・焼レバー880円
会計4,334円

(2022年1月9日)
・チェリービール500円
・キャベツ200円
・極上バラ1,480円
・厚切りタン1,780円
・ライス中250円
・白菜キムチ300円
会計4,961円

＜訪問記録＞
■日時
・2021年12月10日21:15
　6年7か月ぶり6回目
・2022年1月9日20時過ぎ
　1か月ぶり7回目

■場所
最寄駅は阪堺線の今船。大阪市の中心部からの場合、動物園前を利用するのが一番アクセスしやすい。8番出口(堺筋線のホームの一番南側に近い出口)から、堺筋の東側を300m程、南下すると当店に到着。(愛くるしいブタのイラストが目印♪)当店のある場所はT字路になっていて、堺筋の果てに辿り着く感覚。堺筋自体は大きな道だが、界隈の夜道は、かなり暗いので、少しの緊張感と警戒心を抱きながら歩くことになる。そのせいか、物理的な距離以上に長距離を歩く感覚

■お店の状況等
・以前の訪問から店長は交代
・当代も健在でお姿を見かけた
・店員さんも沢山雇われていて
　雇用を生み出していることに
　敬意を感じる
・帰り際、豚と牛のイラスト入り
　のタオルをくださり感謝

(2022年7月7日)
レビュー210件。3.72
マイレビュアー様9件。4.11

＜レビューVol5＞
GWの最後の晩餐は贅沢に豪勢にとの気持ちになり、当店まで遠征。初訪問から約4年半。通算6回目。
■訪問日時:2015年5月6日の21:10頃の訪問。前回訪問が2013年5月2日なので、ほぼちょうど2年ぶり。

■場所:最寄駅は阪堺線の今船だが、大阪市の中心部からの場合、動物園前を利用するのが一番アクセスしやすい。8番出口(堺筋線のホームの一番南側に近い出口)から、堺筋の東側を300m程、南下すると当店を見つけることができる。(愛くるしいブタのイラストが目印♪)当店のある場所はT字路になっていて、堺筋の果てに辿り着いたという感覚。堺筋自体は大きな道なのだが、界隈の夜道は、かなり暗いので、少しの緊張感と警戒心を抱きながら歩くことになる。そのせいか、物理的な距離以上に長距離を歩く感覚。

■お店の状況等:GW最終日。しかも夜もやや遅めの時間ということもあるのか、待ちなしでの入店。店長は健在。お父様もいらっしゃる。カウンター内には、もう一人、1960年生まれという初めてお顔を拝見する肉職人様がいらっしゃり、この日の品の仕込みをしてくださった♪店員さんも沢山雇われていて、1階の目視できる範囲では、店員さんの数の方が多いほど(笑)

■頂いた品・味
価格は税前表示。
・付き出しのキャベツ200円。内臓を整えてくれる品。
・キムチ盛り合わせ（大根、きゅうり、白菜）600円。胃を動かすための必需品。
・タン元780円。少し歯ごたえがあるが、噛むとギュっと肉の味がする。
・上カルビ880円。脂の乗り具合もいい。CPは最高かも。
・ヒウチ1,680円。この日のイチ押し。サシが綺麗に入る。脂が甘く、口どけもいい。特にガスの火を当てず、繊細に火入れした品を頬張ると至福というか口福というか、タマラン♪
・ビール中瓶500円。
サービスで自家製ベーコンを2枚♪肉そのものの味が濃い♪
会計5,011円。

■総評
焼肉で、客単価5,000円というカテゴリでは最高の質のお店だと思う。
当店を楽しむ上で、一番重要だと思っているのは、焼き加減と焼き方。

1.好みもあるが、肉質がいいので浅めの火入れがお勧め。(1～2枚を丁寧に焼くべし。一気に無造作に焼くと焦げたりして、せっかくのお肉が台無しになってしまうので。)

2.当店は昔ながらのガスロースター。このためガスの炎が直接肉に当たらないように火入れすることが肝要。一番のポイントと言ってもいいかもしれない。特に脂の多い部位は脂が落ちて、ガスの火柱が上がり、肉にガス臭が思い切り付着してしまう可能性がある。個人的には、端側のガスの炎が直接当たらない場所で、金属から伝導する熱だけを利用して、中まで火を入れていくのがお勧め。
再訪で改めて魅力を確認できた。もう少しサイクル短めで訪問できたらと思う。
(2015年5月8日時点：レビュー101件。3.74/マイレビュアー様8件。4.09）

＜レビューVol4＞
2013年5月2日の21:15頃の訪問。連休前で少し解放感あり。翌日を気にしなくていいので、気分は焼肉♪少し遠出してもいいのさ！というわけで、プチ遠征で約7ヶ月半ぶりの訪問。今回は初めて、お座敷の方の掘りごたつの席に案内頂く。
■頂いた品：付き出しのキャベツ、塩タン、上カルビ、イチボ、ライスの中、生ビールで4,713円。

■味・総評
改めて、当店の良さ、凄さを再認識。とにかく肉の質がいい。

塩タンは、これでもかという厚切りで両面を炙って、中にも浅めに火を入れると、柔らかさは残り、しかも肉の濃厚な旨さが口の中に広がる♪

イチボはモモだが適度に脂もあり、上カルビもこれで880円？！という凄いのが出てくる。

あいかわらず、1枚づつ丁寧に焼くので、最高に自分好みの焼き加減で頂くことができた。（一度に何枚も焼いて焦がしている人をよく見かけるが、あれを見ると本当に悲しくなる。お肉が可哀想すぎる。）

焼肉で客単価5,000円以内で、これほどの肉を食べることのできるお店って他にあるのだろうか？質と値段のバランスは最高といっていいと思う。

ご馳走様でした♪♪♪♪♪♪総合評価、味を4.0→4.5に、サービスを3.0→3.5に、CPを3.5→4.5に変更！

＜レビューVol3＞
2012年9月13日の夜22：20頃に往訪。久しぶりにこちらの焼肉が食べたくなり、1時間半程のプチ遠征。この日もカウンターで店長はじめとするお店の方の仕込姿を拝見しつつ、お肉を頂いた。当店を好きな理由の一つは、目の前で仕込みを見ることができること。この日は皮付きのタンの皮を剥くところから、様々なお肉に隠し包丁を入れるところ等々、ライブで見ることができた。

■注文の品：キムチ盛り合わせ（大根、きゅうり、白菜）、上カルビ、ミノサンド、イチボ、ライスの中、黒ウーロン茶2杯、付き出しのキャベツで計4,525円。

■味・総評：最近は、牛肉の脂は胃腸に堪えるので、焼肉は月に一度程度で十二分だと思っている。それでも時折無性に食べたくなる時があり、この日はまさにその波に当たった感じ。（前回の焼肉は8/17の布上だったので、27日振りの焼肉。）

良いお肉には火を通しすぎないよう、でも焼いている過程で、少し脂も落としたいし、かといって全ての部分が完全には生でなく、ある程度は熱も入れたいという微妙な焼き加減の調整がしたいので、とにかく一枚、一枚丁寧に焼く。

イチボが肉の赤身の部分の味もしっかりするので、特に美味しかった気がする。また、ミノサンドはかなり脂を残したかたちでカットされているが、内臓の脂の甘味もなかなかの美味。この日は量も適切で、非常に美味しく頂くことができた。今回も店長に「帰り気を付けてくださいね」と言って頂き、嬉しい気持で店を後にする。（なんとなくだが、店長には顔を覚えて頂いているような気がする。）是非また伺いたいと思う。（肉を丁寧に焼きすぎたせいで、御堂筋線もギリギリ、大阪からJRの終電で帰ることになり、帰宅は、1時を過ぎたが、それでも大満足。）

＜レビューVol2＞
2012年1月18日の夜に久しぶりの再訪。
■注文の品：前回の反省もあり、今回はかなり控えめなオーダー。お肉はマルシンと上カルビを選択。その他は、チャンジャ、生ビール、ライスで計3,580円。

■味
やはりお肉は秀逸。マルシンはサシが控えめでヒレのように柔らかく、肉の味もしっかりする。カルビも美味い。

■総評
あいかわらず価格も良心的。目の前で仕込みを見れる（提供の直前にタレを揉み込むのだ！）ので、テンションが上がり、一人ということを忘れ、つい頼みすぎてしまう。（実はレビューしていない訪問が1回あり、その際は本当に頼みすぎてしまい、食べきれず。あまりにもったいないので、お店の方に、ダメもとで「持ち帰りたい」と申し出るとまさかのOK。パック詰めして、何とつけダレまで入れてくださった。）
肉質、味、価格をトータルで考えて、遠いが、半年から1年に一度位は訪れたい。（最近、多店舗展開の兆しがあり、やや心配だが、変わらずにいて欲しいと思う。）

<初回レビュー>
2010年10月17日の夜の訪問。JR新今宮の駅から堺筋を南下し突き当たりにある当店。

■注文の品
メニューは稀少部位のオンパレード。赤身部位にも価値を見出した先駆的なお店。目移りして迷うが、肉はイチボ、ラムシンを選択。その他は、ユッケ、スジぽん、生ビール、ライス、キャベツで計4,820円。

■味
特にイチボとユッケが秀逸。本当に肉の味がしっかりするので、食べごたえがある。

■総評
価格は良心的。一人なのに、やや頼みすぎてしまい、最後は本当にお腹が破裂しそう。どの品も肉質は良く、価格も良心的。いかにも、ひ弱そうな自分を心配してくれたのだろう。帰りがけのお会計の際に店長が「帰り道、気をつけてくださいよ」と優しく声をかけてくださったのも心に残った。