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最後のポワンディナー
アキュイールさんオープンから今年の10月下旬で10年になるところでした。ポワンさんへは
38回目で終わってしまうとは。。。素敵なカトラリーレストも投入されたばかりでしたのに。。。
17年9月末休業というのは、ほとんどの方が青天の霹靂に近いニュースだったと思います。
案内では休業と表現されていましたが閉店です。お店(箱)は後輩の方がオープンされました。
閉店されることを知らずに予約していたディナーは、連絡をいただいて慌てて
予約した前回のランチから1週間もたたずです。
過去、ポワンさんでいただいたメインは、絶品ぶりに驚いた煮込み1回を除いて
すべてロティでした。最後のディナーでは、フレンチの王道・パイ包み。
フレンチではパイ包みが一番好きな私にとって泣けるメニューです。
美しく色づいた土佐赤牛、パイ生地、詰め物が三位一体となった絶品の、
絶対に忘れられない一皿でした。
ポワンさんの終盤は中多シェフを筆頭に優秀なシニアソムリエさんや
ソムリエールさんたち、総勢5名のチーム。いいチームでしたのに残念ですが、
また中多シェフの始動を楽しみに待ちます。
久々のランチ、さすがのポワンワールドでした
今回37回目のポワンさん。9月末で休業されると連絡をいただいてすぐにランチで
休日に2名でお邪魔できる日時を指定いただいてお邪魔しました。
料理は6,000円(税・サ別)の1種類。お高いですが、素材やお料理のクオリティ、
そして品数を勘案しますと全く高くなくてお得過ぎるコースです。1皿1皿が美味しいのは
当然として、流れの素晴らしさはポワンさんが私の世界では一番。今回のランチでは、
キラッキラ感も加えられて過ごしやすい季節が到来する嬉しい気持ちが沸きあがりました。
ワインはふたりとも、食前かつアミューズブーシュ用のシャンパーニュと、フォアグラの
レーズンサンド用から始まるお料理5皿ごとに合わせられたペアリングワイン(@6,000円
税・サ別)を。ディナー同様、絶品料理を支えたり、より華やかにされる素晴らしいペア。
王道の合わせ方であっても、繊細な、このお料理だからこのボトルにされたのですねと
シニアソムリエさんを尊敬する5種で、6,000円なんて良心的すぎるセットでした。
その日のお料理は、次のとおり。ディナー同様パンは辞退して満腹です。
・アミューズブーシュ:フォアグラのレーズンサンド、キノコのクルスティヤン、
グジェール、とうもろこしのムースと雲丹
1つずついただきながら幸せが満たされてきます。そしてお味と余韻の重なりも
相変わらず素晴らしく、毎回感嘆させられるアミューズです
・ロワイヤル:茶豆と鮑のロワイヤル
毎回ポワンさんの集大成を感じる1椀。非常に滑らかなロワイヤルに
段階的に違う食感のいい素材を投入、そして秀逸なお出汁(?)で
まとめられます。京都の割烹も顔負けではと思っています
・冷前菜:太刀魚とクスクス
今回キラッキラの一皿。クスクスの上にやや黄緑がかった透明のトマトゼリー
シートを羽織った太刀魚の炙り。キュウリのパウダースノーも、散りばめられた
ハーブ類や色とりどりのソースなどなど、色もお味も絶妙の掛け合わせ。
経験も実績も十分ある中多シェフに失礼ながら「新鋭フレンチ」という
修飾語を使いたくなるアートな一皿でした
・魚料理:アマダイのポワレ オマール海老のスープ
魚料理で一番好きなウロコ焼き(喜)!
贅沢な濃厚オマールスープも含めてメモを残す必要のない美味しさ
・口直し:フルーツハーブティ
大好物のポワンさんのハーブティ。今回はブドウ系で珍しく有色(淡い薄紫)でした
・肉料理:白金豚ロースのロティ
豚が苦手な私でも美味しすぎると思った迫力のメイン。抜群の火入れで
私のカメラでは映らないはかなげな桜色部分が非常にジューシー。カリッと
させる部分とのメリハリが、さすがポワンさんでした
・デセール1:シャインマスカットと白いプリン
シャインマスカットも白いプリンも幾度いただいたことか・・・。
デセールも静かで上品、絶品です
・デセール2:マスカルポーネのムースとプラリネのアイスクリーム
ポワンさんの薄いチョコを円筒形にされたデセールも大好物です
・食後:ミニャルディーズ3種とドリンク(エスプレッソとハーブティを選択)
ミニャルディーズは過去いただいたことのない新作ばかり。特に抹茶の
焼き菓子が大人の苦味があって非常に好みでした。ああ、休業しないで。。。
無理を言って入れて頂いたのでフルテーブル使用の満席でしたが、私たちは
12:30頃から、テンポよくお料理を提供くださって2.5時間弱で食べ終われました。
滅多に来られなかったランチ。ほぼ毎月ポワンさんのお料理・ワインがいただけて
いたことの有難みをヒシヒシと感じさせられるランチでした。
初夏らしいコースでした
7月初旬に36回目のポワンさんへ。今年の初夏は定番と思っていた素材を使われ
なかったので例年とは少し違った雰囲気。しかしながら美味しさには更に磨きが
かかっていました。
アミューズブーシュの一つは生ハムと水茄子。シンプルな組み合わせなのに隙がなく
キレッキレで秀逸。そして有り難いことに今回もフォアグラのレーズンサンド。
3つは乾杯用の辛口のシャンパーニュと、そしてレーズンサンドにはトリンバックの
20年近く前のゲヴュルツトラミネールにぴったりでした。
ロワイヤルは茶豆とジュンサイ。澄んだスープ、豆の食感、優しいロワイヤルと、
ポワンさんらしい静かながら滋味あふれる感動的な逸品。
冷前菜は毛蟹とスイカのガスパチョ。非常に複雑なお味でこれが感激モノの美味しさ。
温前菜はハモのパイ包み揚げ。肉厚でプリッとした鱧もパイ生地も美味、ソースも絶品。
お肉料理はひな鳥のロティ。中多シェフの鳥の火入れは相変わらず抜群で、皮目の
パリパリ感とお肉の旨味が一皿に凝縮されていました。上に盛られたモロヘイヤの葉を
揚げたものや粉末にされたものも賑やかで非常に好みの逸品。
言うまでもなくお魚料理(マナガツオ)、フロマージュ、デセールとも大満足。
マナガツオが苦手なお相手は、他店では残すのにポワンさんのは毎回綺麗に召し上がるほど。
やはり流れも素晴らしいポワンさんの初夏料理でした。
大満足のアミューズブーシュ
35回目(うちランチ2回)のポワンさん。今回も全皿美味しく、素晴らしいコースの流れ。
食材は、白えび、豆、アジ、穴子などなど。メインはお魚はイサキ、お肉は貴重な鴨胸肉。
チーズはマンチェゴでした。特筆したいのは、
・アミューズブーシュ:幸運なことに「フォアグラのレーズンサンド」が復活、しかも
ベーコンと玉葱のケークサレも
・温前菜:「穴子のスモーク バルサミコソース」。特大の鰻の握りのようなユニークな
いでたちで、穴子の下にはトロンとした焼き茄子。視覚からツメの甘みを想像して
ぱくつきましたらバルサミコの酸味。この意外性も久々に面白い。そして
歯ごたえを楽しめるトリュフの立派なスライス添えは超好みの厚さでした
・お魚のメイン:「イサキのカダイフ包み アスパラガスのスープ仕立て」。
カダイフ料理ではポワンさんが一番美味しいと思っています。過去は稚鮎など
でしたので今回はカダイフの巻き面積が多く、堪能しました
・デセールの「チョコレートボールとアメリカンチェリー」。これ以上ないほど絶妙な
チョコレートの厚さでした
平日の19時前から2名で。1テーブル(20時過ぎにスタート)を残して既に満席状態でしたが、
事前に早めでお願いしていたので入店から2時間強でお店を出られて有り難かったです。
フォアグラのシュークリームに
34回目(うちランチ2回)のポワンさん。今回、とうとうフォアグラの入荷が叶わなく
なったとのことで、アミューズブーシュ4品の中でポワンさんの十八番・レーズンサンドが
シュークリームに変わっていました。が、プチシューも絶品。生地は食感まで楽しく、
これはこれでありかもと満足です。
また、1品がベーコンと玉葱のケークサレ!中多シェフのケークサレが大好物で、
今までいただいた中で一番美味しいと思っていますのでラッキーです。今回も相変わらず
サクッフワッ感が抜群で感激モノ。ポワンさん1年目の頃のように是非アミューズブーシュの
定番にしていただきたい逸品です。
その他お料理も相変わらず秀逸の連続。そしてコースの流れは静謐ながら、春らしい
キラキラ感・ウキウキ感が上品に取り入れられていて素晴らしい。素材としては、
白えび、白魚、桜マス、ホワイトアスパラ、貝、マナガツオ、仔羊、イチゴ、ハッサク。
少し前から少し先までの旬を、お味と食感でまとめ上げられるポワンさんに毎回脱帽です。
国立国際美術館での企画展を楽しんだ余韻に浸りながら徒歩10分ほど。今回も満席でしたが
少しペースを速めてとお願いしていましたので2.5時間弱でお店を出られました。
小菓子が様変わりしていました
アキュイールさん時代から大好きで今回33回目(うちランチ2回)、今年初のお邪魔。
やはり一品一品が素晴らしく、そして何より流れがいいコースというのはさすが
ポワンさん、ピカイチだと思います。
昨年末から定番のフォアグラのレーズンサンドがフォアグラのシューになってしまった
時期があったそうですが、今では復活され今回も無事ありつけました。不動の絶品です。
今回は白エビやホタテ、ハマグリなどこの季節一番美味しい食材に加え、フキノトウ
など春を先取りした食材も。実は前日に、とある和食で山菜や若ゴボウなど同じ食材を
いただいたばかり。丁寧なお仕事が施されてしなやかさが引き出され、絶妙のカットや
投入量で食感と風味を完成させるポワンさんの際立った力量をひしひしと感じました。
この日のロワイヤルも素晴らしい。過去何度かいただいている「ズワイガニの
ロワイヤル カリフラワーのソース」という名前でしたが、これまでのイメージとは
違ってややグラタンに近いコッテリ・ホッコリ系。しかしながら、投入された
ロマネスコが全体を軽やかにされ、ありそうでなかった組み合わせは脱帽ものでした。
またお魚料理はサワラのポワレ。香草はフレッシュなものだけでなくペーストでも
たっぷり、サワラの火入れが抜群なのは当然として、添えられた牡蠣のソテーの
美味しいこと。ぎゅっと旨みが凝縮された牡蠣の両面の焼き加減は感激ものでした。
お肉料理はサルセル(小鴨)のロティ。部位ごとに抜群の火入れをされるのと
美味しいソースはシェフのお得意です。
そして食後のドリンク時の小菓子3点がオープン当初からの定番から様変わり
していました。飴細工がなくなり、ホワイトチョココーティングのイチゴ、
ジャム乗せサブレ、トリュフっぽいチョコレートに。特にイチゴの甘さの延長に
ホワイトチョコの甘さがという一体感が素晴らしかったです。
ペアリングのワインも相変わらず素晴らしい。今回は単体では少し好みでない
ものも、お料理と合わせると非常に美味しくなるというグラスが多く、さすが
シェフ含めソムリエ率の高いポワンさんのワインチョイスに改めて感服しました。
平日の18:30頃から3時間弱の至福のひととき。ポワンさんの進化をこれからも
味わわせていただきたいです。
食感の妙、絶品フレンチです
アキュイールさん時代から大好きで今回32回目(うちランチ2回)。
今回、少しクラッシックなメニュー、しかもお肉料理が初めて「ロティ」では
なかったので更新します。
相変わらず素晴らしい流れの中、菊芋の扱いは昨年11月に衝撃を受けて日本一
かもと思わされたこと再確認させられるタラの白子のロワイヤル。お魚のメインは
「平目のロティ 焦がしバターソース」。肉厚な平目のほっこりした絶妙な火入れ、
そしてポワンさんでは珍しいシンプルなソースが美味し過ぎてパンを少しいただいて
全てぬぐっていただきました。お肉料理はイノシシの煮込み。単なる煮込みではなく、
一作業されているためサクッという食感も素晴らしいメイン。赤ワインソースは
重厚かと思いきや華やかな爽やかさを感じるチャーミングなもの。まだお若いのに、
こんな素敵なクラッシックなフレンチをいただけるとはと、中多シェフの新境地を
見たように感じ、2016年最後のポワンさんでの大満足ディナーを終えました。
ただ、ひとつ残念なお知らせが。とうとうフォアグラの入荷が難しくなり、
大好物の「フォアグラのレーズンサンド」はおそらく今回が最後とのこと。
人間の勝手ですが、世界の鴨が元気になることを祈るばかりです。。。
全皿ひとつひとつのお味だけでなく、温度も流れも素晴らしい他店では味わえない
お値打コースは数あるフレンチの中でも傑出しています。中多シェフを筆頭に
高ソムリエ率。毎年スタッフの中から合格者を輩出される人材育成もしっかりされて
いるいいお店です。2016年初旬からガラッとスタッフが変わられましたが、
お料理は更に美味しく、そして絶妙なワインの合わされ方や洗練され且つ素晴らしい
サービスはオープン当初のスタッフの方から綿々と引き継がれています。
お料理はディナー12,000円・ランチ6,000円(税8%・サ10%別)です。
メインは日々の仕入れにより、それ以外は旬の変化と合わせて約1.5ヶ月ごとに
変更されています。毎月コースの大枠は同じながら素材もお味も変化に富んで
毎月新たな驚き・ときめき・季節を感じさせられますし、前回頂いたものと
重複する場合は差し替えてくださっています。
パンはニュアンスのあるバターと共に出してくださっておかわり自由ですが、
コースにボリュームがあるので2015年春以降は辞退。パンなしでも満腹です。
ランチはディナーの2品(前菜の1つとチーズ料理)が無いことと、食材とに
差があります。食材の差と言いましても、例えばアクセントがキャビアではなく
生カラスミでしたり、メインのお肉が国産ブランド肉でしたりと、それでも
素晴らしいクオリティですしお味もまた違った趣向で楽しめます。
本当に素晴らしいポワンさんのお料理。究極はどちら?となりましたら、
ディッシュ数という観点からもディナーに軍配を上げます。
なお、アキュイール時代のスペシャリテ「フォアグラのミルフィーユ」が
前日までの予約でいただけます。追加の場合は+2,800円、前菜と入れ替えの
場合は+1,800円で、これまで2回いただきました。2015年3月は私の中で
フォアグラとのカップリングNO.1と思っているフルーツが使われていて
非常に満足しました。
ワイン類はグラス・ボトルとも充実の品揃えですが、ドリンクは“お料理を
引き立たせるお供”をモットーに選ばれていますので、ボトルでしたら温度や
グラスを変えられ1本を何通りものお味で楽しませてくださいます。また、
グラスでは甘いものからドライなものまでバラエティ豊かな合わせられ方に
毎回感嘆、量もグラス1/2杯や1/3杯など柔軟に対応くださいます。
私は毎月通えるよう予算を伝えてお願いしているのでワインリストを
拝見したことがありませんが、ボトルは5,000円から、1万円台が一番充実
しているとのことでした。ドリンクもコストパフォーマンスが非常に高く、
安心してお任せしています。
お料理の提供スピードはゆっくりめで入店から食べ終わりまで3時間弱が
多いですが、予めお願いしますと2時間強の滞在で済ませていただけます。
たまに同伴の方々がデザートもそこそこに20時過ぎに慌ててお店を出て
行かれるのをお見かけします。
予約は1ヶ月前から受付けられていて日々満席とのこと。テーブル間も
客席もたっぷりした広さで落ち着いた空間です。2015年11月以降、
テーブルクロスが掛けられました。椅子もテーブルも肌触りのいい温もり
ある木製で、テーブルクロス無しだからこそ清潔感が際立ち、アットホーム
だったので少し残念。またいつかテーブルクロスを外されてもお店の格が
落ちない空間・雰囲気に、客としてせねばと思っています。
お手洗いはお店奥に男女兼用で1箇所、洗面台も中にあって広いです。
JR福島駅から徒歩5分、JR新福島駅から3分ほど。国道2号線を西向きへ
向かう大阪市営バスの「浄正橋」停留所から2分ほど。京阪でしたら中之島駅
から10分、渡辺橋駅からのんびり歩いて15分。大江橋駅からでも20分ほどの
マンションの1階。なにわ筋の「上天神南」の交差点すぐ北西へ入る小道から
ショートカットできます。国立国際美術館からも10分弱でした。
〔ディナー〕
白熱灯色の照明とテーブルキャンドルの中でいただくのは優しいお味の流れ
のいいフルコース。まずはアミューズ・ブーシュとして一口サイズの5種類が
アフタヌーンティスタンドで出されます。軽やかでそれぞれ全く違うお味。
フォアグラのレーズンサンドはある月に合わせてくださったソーテルヌに、そして
またある月のペドロヒメネスでしたらレーズンがより活き活きする、抜群の
コンビでした。
その後はロワイヤルやブラマンジェなどの冷たい前菜、旬のお野菜や
オマール海老などが主役の温かい前菜、スープ仕立てで魚介とお野菜、
お魚料理、口直しのフルーツハーブティ(毎月変わって楽しみ)、肉料理、
フロマージュ、デザート2品、小菓子、食後のドリンク と続きます。
静かに、穏やかに盛り上がっていく抜群の構成。お料理の詳細感想は
2013年5月記載分を後に残して割愛します。
[特筆事項]
・2016年10月夜)久々にいただきたくなった隠れたスペシャリテ「フォアグラの
ミルフィーユ」を前菜1つとの差し替え(+@1,800円)でいただきました。
アミューズブーシュで毎回いただくサンドも美味ですが、ミルフィーユになると
格別。美しい滑らかさを感じます。今回のペアリングは紅玉りんご。果肉に
巻いている蜜の部分を大部分にされたカットで、抜群でした。
その他のお料理も相変わらず流れまで素晴らしいもの。今回は、食材やお味の
重なり、盛り付けまですべて秋らしく、ポワンさんの秋を満喫しました。
・2016年7月夜)レーズンサンドのフォアグラが厚くなって好み過ぎるお味に。
また、オマール海老のブランマンジェにはキャビアなど高級食材の中での
枝豆が食感・お味のアクセントとして大健闘。そしてお魚料理のスズキの
パスティヤのトリュフ使い、お肉のメインは日本一だと思っています
ピジョンのロティ。そしてフロマージュのクーロミエも過去いただいた中で
最高でした。
・2016年3月夜)アミューズブーシュのケークサレは変わらず絶品。
ロワイヤル(白魚とうすいえんどう)、温前菜(ホワイトアスパラと生うに)
などなど、ハーブの使い方も含めて素材や風味の重ね具合が繊細ながら着実で
コースを静かに盛り上げていく様は本当に素晴らしいです。
一時少し中華っぽくなったりと、ややふらつかれていたように思う期間も
ありましたが、もとのようにお味の照準がピシッと合われ、更に美味しく。
完全に戻って来られたと思います。
・2015年11月夜)アミューズ・ブーシュの1つの定番になっているケークサレ。
一番美味しく感じたパプリカ以来、今月のカボチャが秀逸でした。また、
冷前菜の「ズワイガニと菊芋のムース」が超ポワンさんらしいのですが久々に
度肝を抜かれた逸品。2種のキャビアでやや塩辛いながら散らされたハーブで
全体のまとまりとトキメキいっぱいの一皿でした。
・2014年4月夜)オープンから1周しました。一番好きなの飴細工小菓子は
マスカットや金柑も捨てがたいですが9月の「ほおずきトマト」。
フルーツハーブティではアップルマンゴーとの僅差で「桃」です。
この日のメインの仔羊は茶路めん羊牧場のサホーク種。
ホワイトアスパラ・ワインとも素晴らしかったです。
・2014年2月夜)今回のお肉のメインは仔鳩。部位ごとの違う味わいを
引き出しつつスパイシーさ等でも鋭いアクセントが付いた3変化。3部位を
優しく繋げるまろやかな肝ソースがしっくりなじみ、ジビエがポワン仕様の
上品な仕上がりに。心の和む絶品ピジョンも私がこれまで食した中でNO.1
になりました。
12月~2月の3回、フロマージュはモン・ドール。メーカーや熟成度合いが
違うのはもちろんですがお皿に添えられるお供が毎回違って感激の美味しさ
でした。
・2013年12月夜)メインはホロホロ鳥。鴨同様、違う部位の特長をぐーっと
引き出して凝縮した一皿、そしてそれを最高に引き立てる赤ワイン。
ホロホロ鳥も過去いただいた中でNO.1、素晴らしかったです。
〔お料理の感想(2013年5月分)〕
特に素材や調味料のお味だけでなく香りや食感で付けられたアクセントが抜群。
例えば、ロワイヤルの中に入れられている数種類の豆のカットの仕方でしたり、
スープの中のホタルイカにパプリカとクルトン、海ぶどうでコリコリ・サクサク
等々を掛け合わされていたり、乳のみ子豚のロティでは皮・身・脂肪3層の全く
違う弾力や食感を一度に楽しませてくださったり、です。
安心していただける中多シェフのお料理を半年振りにいただいて、素材の
「滋味」とはこういうものかもしれないと思いました。
アキュイールさんに☆5つ付けていましたので点数は同じになってしまいますが、
明らかに進化されています。
飲み物は以前同様にお任せしましたら、ボトルワイン(8,000円)と
デザートワインを含むグラス数種類(1,300~1,600円あたりでした)を
ぴったり合わせてくださいました。
〔ランチ〕
高倍率のランチ。お邪魔したのは2回とも12:30頃(平日および休日)。
すでに満席で、他の方はすべて12時スタートとのことでした。夜より賑やかな
店内は予想よりも陽光で明るく、清潔感がより際立っていました。
(2013年7月)
その日の内容は、アミューズ・ブーシュ、舌触り滑らかな冷たい前菜
(今回はブラマンジェ)、スープ仕立ての魚介とお野菜、お魚、
フルーツハーブティ、お肉(ロティ)、デザート2品、小菓子、食後の
ドリンク。バターとパンは夜と同じでした。
ワインはお料理にぴったりなシュナンブランのボトル(7,500円)を
選んでくださって至福の2.5時間強、満腹です。出来上がりは22,000円強の
相変わらず超明朗会計で大満足させていただきました。
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店名 |
移転
Point(ポワン)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店 |
ジャンル | フレンチ |
住所 | |
交通手段 |
JR東西線新福島駅から3分。 新福島駅から101m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、AMEX、JCB、Diners) |
サービス料・ チャージ |
10% |
席数 |
18席 (テーブル18席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
お子様連れ |
10歳以上(貸切除く) |
ドレスコード | カジュアルすぎる服装は不可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2013年4月24日 |
備考 |
【昼】 6,000円(水曜~日曜のみ) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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アキュイールさん時代から大好きなポワンさんが17.9月末に閉店されるまで、
38回(うちランチ3回)お世話になりました。ポワンさんの跡地は中多シェフを
アキュイール時代も支えた後輩シェフがお店を開かれました。
ポワンさんは、全皿ひとつひとつのお味だけでなく、温度も流れも素晴らしい
他店では味わえないお値打コースは数あるフレンチの中でも傑出しています。
中多シェフを筆頭に高ソムリエ率。毎年スタッフの中から合格者を輩出される
人材育成もしっかりされているいいお店です。スタッフが変わられても、お料理は
更に美味しく、そして絶妙なワインの合わされ方や洗練され且つ素晴らしいサービスは
オープン当初のスタッフの方から綿々と引き継がれています。
お料理はディナー12,000円・ランチ6,000円(税8%・サ10%別)です。
メインは日々の仕入れにより、それ以外は旬の変化と合わせて約1.5ヶ月ごとに
変更されています。毎月コースの大枠は同じながら素材もお味も変化に富んで
毎月新たな驚き・ときめき・季節を感じさせられますし、前回頂いたものと重複する
場合は差し替えてくださっています。
パンはニュアンスのあるバターと共に出してくださっておかわり自由ですが、
コースにボリュームがあるので2015年春以降は辞退。パンなしでも満腹です。
ランチはディナーより品数が少なく食材差がありますが、それでも素晴らしい
クオリティですしお味もまた違った趣向で楽しめます。が、究極はどちら?と
なりましたら、ディッシュ数という観点からもディナーに軍配を上げます。
なお、アキュイール時代のスペシャリテ「フォアグラのミルフィーユ」が
前日までの予約でいただけます(2017.1から仕入れができず凍結中)。
追加の場合は+2,800円、前菜と入れ替えの場合は+1,800円で、これまで
2回いただきました。2015年3月は私の中でフォアグラとのカップリングNO.1と
思っているフルーツが使われていて非常に満足しました
ワイン類はグラス・ボトルとも充実の品揃えですが、ドリンクは“お料理を
引き立たせるお供”をモットーに選ばれていますので、ボトルでしたら温度や
グラスを変えられ1本を何通りものお味で楽しませてくださいます。また、
グラスでは甘いものからドライなものまでバラエティ豊かな合わせられ方に
毎回感嘆、量もグラス1/2杯や1/3杯など柔軟に対応くださいます。
私は毎月通えるよう予算を伝えてお願いしているのでワインリストを拝見したことが
ありませんが、ボトルは5,000円から、1万円台が一番充実しているとのことでした。
ドリンクもコストパフォーマンスが非常に高く、安心してお任せしています。
お料理の提供スピードはゆっくりめで入店から食べ終わりまで3時間弱が
多いですが、予めお願いしますと2時間強の滞在で済ませていただけます。
たまに同伴の方々がデザートもそこそこに20時過ぎに慌ててお店を出て
行かれるのをお見かけします。
予約は1ヶ月前から受付けられていて日々満席とのこと。テーブル間も
客席もたっぷりした広さで落ち着いた空間です。
お手洗いはお店奥に男女兼用で1箇所、洗面台も中にあって広いです。
JR福島駅から徒歩5分、JR新福島駅から3分ほど。国道2号線を西向きへ向かう
大阪市営バスの「浄正橋」停留所から2分ほど。京阪でしたら中之島駅から10分、
渡辺橋駅からのんびり歩いて15分。大江橋駅からでも20分ほどのマンションの1階。
なにわ筋の「上天神南」の交差点すぐ北西へ入る小道からショートカットできます。
国立国際美術館からも10分弱です。
2017/11/04 更新