【更新】ラーメン発見伝(←汎用) : Tsurumen 大阪城北詰店

実に3年ぶりの更新。ただし…ふぇぇ:;(∩´﹏`∩);:せっかく更新口コミ書いてたのに、うっかり消しちゃったよぉ…ということで今日は多少簡潔なバージョン(別名：手抜き)。

当店、現在はご覧のとおり「Tsurumen」という名にリニューアルしたが、僕が最後に訪問した当時はまだ、当初の名前「Cliff」だった。ここ、初訪問時に「四川辛味噌つけ麺」を食べ、なかなか旨かったなと思ったのだが、後日マイレビュアーさんが続々と、「比内地鶏つけ麺が絶品！」と書かれ、そちらのほうが遥かに旨そうに思えた。

当時ちょっと忙しかったので、すぐに訪問というわけには行かなかったが、ようやく訪問…したところ、どうも売り切れだったよう。変わりに限定の「冷やし塩ワンタン」があったのでこちらを注文。

これ…冷やしてあるため鶏油が固まっており、ネチャネチャして旨くない。たぶん意図的にやっているのだろうが、こういうのは好きじゃない。スープは旨いのだが、冷やしてある分香りはイマイチで、「やっぱり僕は冷やしラーメンはニガテだなぁ」と思ったもの。

その後さらに忙しくなり、「比内地鶏つけ麺」が食えたのはずいぶん経ってから。まず、麺は相変わらず旨い。しかし、ダシのほうは…ちょっと物足りない。名にし負う、比内地鶏(旨いよ～)の味がもっと出ているかと思ったが、そうでもない。それどころか、何となく「骨より肉」、その肉ももしや…という塩梅で、これではちょっと、個性に欠ける。

というかそもそも、他の方が以前食べた写真と違う気が。他の方のそれは、写真を見ただけで、もっとこう「鶏の旨味が出ている感」がある気がしたのだが、色自体、以前と違うように思える。実際見た色が写真と違うことは良くあるが、自分で撮影した写真と比較しても違うからなぁ…。

「Tsurumen」にリニューアル後、「比内地鶏白湯つけ麺」は廃盤となり、単なる「鶏白湯つけ麺」となっているようだが、「どうせ後期は比内地鶏らしさは皆無だったので、とくに影響はない」と断言しよう(笑)。

その次は「完全天然塩ラーメン」を食べたが、こちらのダシも大人しめ。完成度は高いが、個人的には、何を主張したいのかが伝わってこなかった。麺は半ば予想してはいたが柔らか目で、「しなそば屋(なぜか変換できない)」を髣髴とさせるもの。疑問符の付く「比内地鶏つけ麺」だが、「塩ラーメン」よりは好みだった。

さて、今のところ最終訪問となった昨年10月は、マイレビュアーさんと2人で訪問。このときも「比内地鶏つけ麺」を注文。前回同様の味だった。「思っていたほどではない」というのではなく、「おそらく以前のほうが旨かった」という意味では少々残念だが、普遍的に評価すれば、一般レベルでは上位だろう。

三つ葉が入っているのも良いね。鶏肉と三つ葉の取り合わせは大好き。名コンビ。僕と、この時の同行者のような…ね(笑)。

(2015.10.30)
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「らーめんCliff」…いちおう最寄駅は「大阪城北詰」だけど、JR、京阪、地下鉄の通る京橋からのアクセスも、徒歩数分程度となかなか便利、なところに店を構える。店は、外観も設計も、けっこうオシャレ。おかげで女性客も多くて雰囲気よし。

さて、ここを訪問したのは、某巨大掲示板で「四川味噌つけ麺は食う価値あり！ここでしか食えないつけ麺(だから許す)」との天の声を聞いたからだ。んで、会社からも、家からもちょっと遠いが、平日夜に訪問。入り口を開けると、プンと、魚介系(←たぶんサバ節(もちろん他も))のいい香りが。入ってすぐ左に券売機がある。種類は多いが、僕の目当てはただ一つ、「四川味噌つけ麺」こいつをポチっと…しかし軒並み値段が高いなオイ。

カウンターに座る。待ってる間ヒマなので、ヒーローインタビュー時のマートン並みに、店内をキョロキョロ見渡す。キャパの割りに、店員さんは多いな。まぁ、カウンターだけでなく、テーブル席もあるからかもしれないが。それにしても、上でも書いたが、女性客が多い！カップルもいたが(チッ)、2人連れも4人連れもいて、客の男女比は、女性のほうが倍ほど多い。で、来ましたつけ麺。

さぁ食べる。麺は旨いね。小麦の香りの強い麺だが存外ツルツルと喉越しが良く、「鶴麺」にも似た感じ。ダシのほうは、1口目はラー油の味をストレートに感じた。次いで味噌の味が。よ～く味わえば山椒の風味もあるが、四川の「麻」ほどには効いていない。「四川」というからには、もう少しラー油を減らして唐辛子と山椒を増やしたほうが本場っぽくなると思うけど、これ以上辛くすると受け入れられないだろうしなぁ…(せめて二タイプ選べればいいのだが)。もっとも、四川料理って、辛さにまけない旨みを出すために、例外なくあの調味料(中国語で「味精」と呼ぶ)を使ってるが、ここは使ってないと思うので、その意味でもこれで正解か。

それでも、食べ進めていくうちに、だんだん四川っぽく感じるようになるから不思議。本場の四川の麻辣火鍋の、麻辣スープにも似た味わいになる(坦々麺には似てないかな)。

さて、完食。感想は、うん、先人の言うとおり、「ここでしかない味」。たんに奇を衒っただけでなく、しっかり味として成立しているのは凄いな。ただ…他のメニューは、少々高い気がするのだが。

ところで、上で「鶴麺に似てる」と書いたが、このお店、鶴麺の系列店だそうな(笑)。ラーメンを食べるのは好きだが、知識はまったくない僕。こんな基本的な情報も、今さら知りました(笑)。

(2012.10.16)
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