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店名 |
瓦町どら鴨
|
---|---|
ジャンル | 鳥料理、しゃぶしゃぶ、鉄板焼き |
予約・ お問い合わせ |
06-6231-5855 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
大阪市営地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本街駅」から徒歩6分 堺筋本町駅から420m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
テーブルチャージ330円 |
席数 |
22席 (貸切は16名様より承ります。) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 ランチタイムは禁煙です。 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有り |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ | |
オープン日 |
2011年 |
備考 | |
お店のPR |
毎日朝びきの新鮮な“河内鴨”の「焼」と「鍋」複数プランをご用意!
【大阪が誇る地ブランド。秀吉も認めた大阪の味その名も“河内鴨”】 どら鴨では、毎日朝びきの新鮮な河内鴨のみを使用しています。 新鮮さが命の「お刺身」や「たたき」など鴨本来の旨みを活かした料理をご堪能いただけます。 また、人気の鴨鍋はあっさりした甘めの出汁で男女問わず人気で鴨ロースは思わず唸る逸品! リーズナブルで普段では食べれない料理を普段使いに…【どら鴨】で是非一度味わってみてください。 |
初投稿者 |
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2015/12
河内鴨しゃぶしゃぶコース&お酒
およそ¥7,000/人
「久しく飲んでないし、忘年会でもやろか?」
かずやにメールを入れた。早いもので前に彼と飲んだのは夏だったから、もう季節がふたつも巡ってしまった。
「いいですよ。ボクもそろそろ会って話がしたいなと思ってたところです。」
「何がいいやろ?」
「何でもいいですよ。美味しければ。」
僕もかずやもしっかり食べて飲む方だから、満腹になる料理が似合いだ。
「なら、鴨どうやろ、 嫌いじゃないか?」
「鴨、全然OKです。」
「じゃあ、鴨しゃぶ当たってみるわ。」
今は忘年会シーズンなので、人気店はなかなか席の確保が難しい。取り敢えずスマホで何軒か調べて、「瓦町 どら鴨」がヒットした。
「あさっての夜って予約できますか? 2名なんですけど。」
店主らしき人が電話に出た。
「ちょっとお待ちください。(空白)
もしもし、カウンターなら空いていますが。」
「鴨しゃぶ食べたいんですけど、カウンターって鍋できますか?」
「ええ、鍋できますよ。」
「カウンターで鍋ってあまり聞いたことがありませんが、本当にできますか?」
「ええ。」
「じゃあ、鴨しゃぶ2名でお願いします。」
と、こんな感じで予約完了だ。多分テーブル席は予約で埋まっているのだろう。初めてのお店だけど、河内鴨なのできっと美味しいはずだ。でもカウンターで鍋は初めてだ。
「瓦町 どら鴨」は堺筋の「瓦町1」の交差点から西に入り最初の交差点にある。白い暖簾をくぐり扉を引くと、店内は手前にテーブル席4脚とカウンター席のこじんまりとしたいい空間だ。象牙色と鶯色に塗り分けられたツートーンの壁とダークブラウンの調度品がしっとりとした和の雰囲気を醸し出している。
すでに盛り上がっている宴会客の間を通り、僕らは奥に6席ほどあるカウンターの端っこに座った。幸いにもカウンターは僕らだけだ。前面の壁には酒類とグラスが整然と並べられていて、オシャレ感を出している。
カウンターの中には店主と女性スタッフがひとり、対応に余念がない。女性の方は、今年多くの女性から妬まれた吹石一恵に似て美人だ。
「このお店、隠れ家ぽいですね。」
と、かずやは言う。
「うん。」
と僕は応えながら、確かに女性を連れて来れば喜ばれるだろうなと思った。
プレモルの生で乾杯して、僕らの隠れ家プチ忘年会はスタートした。
先付にだし巻き玉子、鴨しゃぶコース一品の手羽先ポン酢と鴨ささみフライのタルタルがけと続く。
手羽先ポン酢は歯応えよく、アッサリながらも深みのある味だ。鴨ささみフライは僕の経験上、特有の臭みが有ると思っていたが、全くそれがなく凄く美味しい。やはり河内鴨は一級品だと思う。
「かずや、日本酒飲もうか?」
獺祭(山口)、飛露喜(福島)、篠峰(奈良)、八海山(新潟) と有名どころを揃えているので、かずやにこんな質問は愚問というものだ。
「獺祭 行きましょうか?」
と、彼。
最近、店で獺祭をよく見かけるようになった。新酒蔵が稼働し始めて半年、そろそろ製造能力UP分が市場に出てきているのだろうか?
「やっぱり獺祭、美味しいよな。」
しみじみと名酒を味わっていると、ステンレス鍋に入れられた旨色の出汁がグツグツと音を立て始め、鍋の用意が出来たようだ。具材は豆腐、白菜、椎茸、白ネギ、水菜、揚げ、人参と ありきたりだ。ところが鴨肉が大皿でやって来て、僕らのテンションはピークに達した。
「うわぁ~、美味しそうな色やなぁ!」
綺麗に並べられた鴨ロースとモモは肉身が高級和牛を少し小豆色に振れた色をしている。そしてコントラスト強く、肉の縁を乳白色の脂身が巻いている。
「さあ、食べよう! いや、その前に出汁を少し味わってみようか。」
僕らは呑水に少し出汁を取って飲んでみた。しっかりとした鰹と昆布の出汁だ。ほのかな甘みも出汁そのものを柔らかくしている。
そして、先ずはロースをしゃぶしゃぶして口に運ぶ。ちょうど良い噛み応えで臭みも全くない。噛むほどに鴨の味が口内に広がる。モモはロースに比べると少し筋肉質だがこちらも旨い。
「美味しいですね。今までの鴨のイメージを覆しますよ。」
やはり河内鴨は旨い。
肴が旨いと酒も進む。獺祭から飛露喜に、そしてハイボールと僕らは底がない勢いだ。追加の鴨ロースも注文して、飲むは、食べるわ、喋るわの大忙しだ。
〆はうどんか蕎麦を選べるが、かずやはうどんを選んだ。僕も望むところだ。
うどんは細めの稲庭風。冷凍うどんだと思われるが、最初に飲んだ出汁より更に良い出汁が出ているので、これがまた最高に美味しい。ふたりでペロリと平らげた。
「ぼちぼち開こうか?」
かれこれ3時間も飲み食いしてるし、明日も仕事はある。かずやはまだ喋りたそうな顔をしているが、
「そうですね。」
と自制した。
「まだ飲み足りないか?」
「いえいえ、もうごちそうさまです。」
彼は酒は飲むが、酒に飲まれないところがいい男でもある。
「何やったら、もう一回忘年会やるか?」
「はい、是非!」
「いつがいいやろ?」
しかし、もう今年も残すところ僅かだ。
「ボク、イブでも空いてますよ。」
「えっ、クリスマスイブか?」
「うん。」
その日、かずやと飲みたい気もしたが、僕もそんなに自由ではない。
「イブはダメやけど、他の日で調整しようよ。今度は美味しいうどん食べに行こ。」
すっかり鴨を堪能した僕らは、やや千鳥足で店の表に出た。
少し怪しげだった空からは、冷たい雨が落ちて来た。
ごちそうさん‼