タルティーヌだけじゃない☆シンプルなバゲットやヴィエノワズリーもお勧め♪ : パンデュース

◇複数回訪問（2019年9月）
何年も前から人気が続く、大阪を代表するパン屋パンデュースさん。
2019年11月現在、口コミは600件に近づき
パンの百名店2019にも選ばれています。

本町にある本店さんを始め
淀屋橋Odona内のアド・パンデュースさん、
大阪駅と新大阪駅のエキマルシェ内にある、デトゥット・パンデュースさん、
さらに2019年9月にリニューアルした
大丸心斎橋店本館内に、パンデュース・パークさんもOPENされました。

最近良く行くのは、品数豊富な本店さん。
野菜をドーンと大胆に乗せたタルティーヌなど、見ているだけでもワクワク♪

南瓜にじゃが芋、ネギにオクラ、
かぶに玉葱、枝豆、甘長、ほうれん草にとうもろこし、さつま芋まで
パンの上は、さながら八百屋さんのよう。

なんと、レビューするのは5年ぶり。
今年購入したパンで印象的だったのは
（以下、増税前の税込価格）

■フロマージュ　230円
「クリームチーズと自家製カスタードクリーム」

土台は、じわっとバターが染み出すリッチなクロワッサン生地。
中には、なめらかなクリームチーズ。
爽やかな酸味の濃厚クリームチーズと、控えめに入ったカスタードの甘味が絶妙。
アーモンドダイスの香ばしさも効いてます。
小さめだけど、重厚で贅沢な食べ応え。

同じような小ぶりのデニッシュは、
他にもアマンド（アーモンド）や、ピニオン（松の実とくるみのお酒）、
後述のフルリルなど、大体200円台です。

■甘長とロースハム　300円
パンデュースさんと言えば！の野菜シリーズからチョイス。
土台は、香り豊かな全粒粉100％の生地。

ジューシーな甘長とうがらしと、生地に包まれたロースハムの塩気に
コク深いグリュイエールチーズ？の旨味。
主役の甘長の風味を際立たせる
絶妙のバランスで、やっぱり野菜系の惣菜パンは満足度高い！

■フルリル　200円
「フランボワーズとアーモンドクリーム、キルシュを打って仕上げました」

ザクッと香ばしく焼き込んだ、バターが香るクロワッサン生地。
中にはホロホロ甘いクレームダマンド。
アーモンドの風味がきっちり豊かで贅沢～

甘酸っぱいフランボワーズの酸味と、
上品なキルシュ（さくらんぼを使ったお酒）の香りが、いいアクセント。
ミニサイズだけどメリハリある味わい。

■クワトロフロマージュ　200円
「グリュイエールチーズ、ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノレッジャーノ、
ブリーチーズ、4種のチーズパン」

平らなスティック状の生地に4種のチーズ。
コシのある生地は全粒粉入りで良い風味～

まろやかなブリーチーズや、香り豊かなグリュイエールチーズ、
香ばしいパルミジャーノレッジャーノ。
ゴルゴンゾーラは独特のクセは控えめだけど、本格的なチーズの旨味。
表面の香ばしい焦げ目といい、
食べる場所によって変わるチーズの風味といい、チーズ好き垂涎の1品。

■クロワッサン　210円
「発酵バターを折り込み、しっかりと焼き上げました。
とりあえずはずせない定番です」

表面はしっかり焼き込まれパリッパリ。
中はサクッ、ハラハラと崩れる繊細な層が何重にも折り込まれています。
層のしっとり感やもちもち感は控えめ。

持った時の重さも食感も軽～いけど
層の間から広がるのは、発酵バターならではのコクのある甘味。
この美味しさとサイズ感なので
1つどころか、3つ位ペロリと食べられそう。

■ルヴァンチョコ　160円
「おいしいヘーゼルのチョコプレートをサンド。天然酵母のパンとよく合います」

こちらは、冷蔵コーナーからチョイス。
しっとりもちもち、天然酵母のパンに
ヘーゼルナッツ入りのプレートチョコをサンドした、シンプルなパン。
これが、意外なほどヒット！

まずベースのミルクチョコがハイレベルなので、まろやかでコク深い甘味。
そこにヘーゼルナッツの香ばしさや、
ほのかな酸味のルヴァン生地が互いを引き立て合い、何ともハマる味わい。

■バタール　280円（ハーフ140円）
「しっかりと発酵をとっているので、中はとってもしっとり」

香ばしいクラスト（表皮）はパリッと薄く
もっちりしたクラム（パンの中身）は、しっとり伸び良くしっかり強めのヒキ。

素朴な小麦の香ばしさがシンプルに広がり
塩分も甘味も突出し過ぎない好バランス。
軽くリベイクして、コクのある発酵バターをのっけて食べると幸せ～

■ドゥミバゲット　120円（ハーフ60円）
「低温長時間発酵小さいサイズのバゲット。
クープ（切り込み）を入れずに焼き上げているので、柔らかくもちもち人気です」

ふんわりもっちり、クラスト（表皮）まで柔らかなミニバゲット。
Type100の粉を使っているそうで、
カットした褐色の断面からは、香ばしいお醤油のような香りがふわ～
もちろん味はお醤油ではなく、噛むほどにほのかな甘味が。

食べると優しく吸い付くような
しっと～り＆もちもち感、独特の瑞々しさでそのまま食べ続けられる食感。
リベイクすると温かく柔らかな生地に
バターがしみ込み、このパン好きやわ～

パンのサイズが以前より小さくなり
価格も上がり（特にこだわり野菜を使ったタルティーヌ系は増税後350円～480円まで）
以前に比べて足が遠のきがちでしたが

食べると、素材の豊かな風味に驚きます。
丁寧に仕上がったパン1つ1つがバランス良く、美味し～い！とつい笑顔に♪
（もう少しお手頃だとより嬉しいですが）
特に全粒粉を使った生地の風味良さ、むぎゅっとした食感は虜になります。

パンデュースさんでなければ！という
独創的な美味しさを求めて、これからもやっぱり通い続けます。

ごちそうさまでした！

◇2回目投稿（2014年3月）
角食（食パン）の食べ比べをしてみようと、
パリアッシュさんの次にうかがったのが、こちら。

ついでに、と言い訳しつつパンデュースさんらしい
野菜が主役のタルティーヌも同時購入。

■熊本県産ばってんなすとしょうがのパン　180円
「瑞々しく甘味が強い、ばってんなす。
全粒粉100％の生地に生姜を効かせて」

トップには、カリカリ香ばしいチーズたっぷり。
ひと口目から分かるほど、生姜が効いた生地は
もっちりした食感に、全粒粉の甘味もフワリ。
豪快にデデンと乗った茄子が、とろける甘さ。

■角食（1斤）　290円
「もちもちふわふわの食パン。
厚めにスライスして、こんがりトーストでどうぞ」

まずは、焼かずにそのまま。
もっちり強～いひき、伸びを感じる食感。
風味は小麦の香ばしさがメイン、
アッシュさんのような甘さは控えめ。

焼くとバリっと香ばしさが際立ち、中はむっちり。
確かにこんがりトーストが似合う、
バゲットが人気のパンデュースさんらしい
小麦感を存分に堪能できる角食でした。
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◇初回投稿（2013年11月）
言わずとしれた関西では有名過ぎるパン屋、パンデュースさん。
もう何度通ったか分かりませんが、
最近は駅近便利なデ・トゥット・パンデュースさんに
行く機会が増え、久々の訪問。

土曜日の10時過ぎ、オフィス街にも関わらず
店内には既に沢山の人が。

トレイ片手にパンを選ぶ人たちは、実に真剣。
個性的なパンに目移りしつつ、あーでもないこーでもないと
自由に選ぶ時間が、毎回楽しくてたまりません。
ワクワクしつつ、選んだパンはこちら。
（ショップの説明書きを「」内に記載）

■チョリソーのドックパン　280円
「少し辛いチョリソーと自家製トマトソース」

パプリカや南瓜など、パンデュースさんらしいカラフル野菜がたっぷり。
主役のチョリソーは、ジューシーで程良い辛さ。
しっかり煮込まれたトマトソースの旨味、
とろけるチーズのコクで食べ応え満点！

■パンペルデュ　180円
「パンデュース版フレンチトースト。ラム酒をうって仕上げました」
美味しそうな焦げ目が魅力のフレンチトーストは、
バゲットタイプと食パンタイプがスタンバイ。

ひとくち齧ると・・・華やかなラム酒の香り。
たっぷり卵液が染み込み、しっとりプルプルの食感。
う～ん、なんて理想的なフレンチトースト！
さすがプロの技。　　

食パンの耳部分はカリっとしつつ、もっちり。
これ美味しいなあ～、次も絶対買おう！

■ショコラノワゼット　230円
「美味しいチョコ入りクロワッサンに、ヘーゼルの
クリームを絞りました。ヘーゼルナッツが香ばしいです」

クロワッサンアマンドの、贅沢版といったこちら。
クッキー部分はザクザク、生地はパリパリ。

中にはねっちり濃厚なヘーゼルクリームの層と
上品なチョコレート、ゴロゴロとヘーゼルナッツが。
このゴージャス感、たまりません！
これも、個人的にかなりハマる味！

■バニラのメロンパン　160円
小ぶりですが、しっかりバニラの香り漂う
サクサクのクッキー生地がたっぷり。
ホワホワ食感の中身は、優しいバターの風味。

メロンパンは他にも、個性的なラインナップが。
無農薬レモンを丸ごと使った、レモンのメロンパンや
紅茶漬けプルーンを練りこんだ紅茶のメロンパンも。

毎回、行く度に「試してみたい！」と心底思う美味しそうなパンばかり。
遊び心あるネーミングや形、食材の組み合わせ。
食べて、さらに意外な美味しさを発見できる独創的なパン達

スイーツ系や惣菜系はもちろん、素朴な食パンまで
何を食べても、しみじみと感じる美味しさ。
これからも、食べたことがないパンを少しずつ試してみたいと思います。

ごちそうさまでした！