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店名 |
閉店
フスマにかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン
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受賞・選出歴 |
ラーメン 百名店 2021 選出店
食べログ ラーメン WEST 百名店 2021 選出店
ラーメン 百名店 2020 選出店
食べログ ラーメン WEST 百名店 2020 選出店
ラーメン 百名店 2019 選出店
食べログ ラーメン WEST 百名店 2019 選出店
ラーメン 百名店 2018 選出店
食べログ ラーメン WEST 百名店 2018 選出店
ラーメン 百名店 2017 選出店
食べログ ラーメン WEST 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄谷町線「中崎町」駅(1番出口)より、徒歩1分 中崎町駅から129m |
営業時間 | |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
12席 (カウンター6席、6人掛けテーブル1卓) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
料理 | 魚料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2011年4月4日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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2016/04
中崎壱丁 塩ラーメン+煮玉子 ¥850
このお店に前回訪れたのは、3年前の真夏日だった。額から噴き出る汗を拭きながら、ラーメンの美味さに感動し、熱いスープを飲み干したことは今も鮮明に覚えている。
あれから3年、このラーメン激戦区において次々と現れる競合店を尻目に、相変わらず人気の高いこのお店は、あの感動を蘇らせてくれるのだろうか?
「フスマにかけろ 中崎壱丁」は、天五中崎町商店街(通称 おいでやす通り)の西端近くにある。最寄りの駅は地下鉄中崎町駅だが、JR天満駅からだと歩いて10分くらいかかる。
屋号は正確に言うと「フスマにかけろ 中崎壱丁 中崎商店會 1-6-18号ラーメン」という長いものになる。
フスマは「麬」と書く。小麦の外皮部分のことでお米で言う糠(ぬか)のこと。鉄分、カルシウム、マグネシウム等の成分が豊富だとか。全粒粉を使えばこのふすまが入ってくるので、麺が蕎麦色になったり、表面に黒いツブツブが見えたりする。つまりこの店は全粒粉を使った麺に店運をかける意気込みなのだろう。
「フスマにかけろ」というのは、かなり昔に少年ジャンプに連載され、その後アニメ化もされたボクシング漫画「リングにかけろ」をもじったようだ。そして所在の住所をそのまま屋号とし、「中崎壱丁」は「出前一丁」をもじったものでもあるというから、なかなかユニークな店主である。
日曜日の午前11時45分、開店にはやや遅れたが、入口の扉を引くとカウンター席が1席だけが空いている。僕は幸運にも一巡目に滑り込めた。
店内には吉野家のように中に通路のある対面カウンターが8席と、奥に6人掛けのテーブルがひとつある。店の雰囲気は明暗で言うと薄暗い感じだ。
メニューはお昼の「中崎壱丁 塩ラーメン」と夜の「旨み醤油ラーメン」、昼と夜でスープが変わる。これは開業当初の店主がまだひとりでやっていた頃、同時に2種の味を扱う労力を省いた名残だとか。
麺は中太麺と細麺から選べる。そしてそれ以外にバラエティに富んだメニューがたくさんある。僕は券売機で「中崎壱丁 塩ラーメン、煮玉子」を選び、中太麺を女性スタッフに告げた。
10分ほど待ってラーメンが出来上がった。いつもながらこの豪華なビジュアルには食欲をそそられる。
鶏と魚介香る清湯スープに2枚のレア色豚ロースチャーシューと鶏ムネチャーシュー、「フスマ」と刻印された煮玉子に穂先メンマ。更にアサリとカイワレがトッピングされる。そして麺は沈んで目えない。
僕は大脳皮質から3年前のあの記憶を呼び戻しながら、スープをひと口味わってみた。
「何と、ぶ厚いスープだ!」
鶏ガラ、節、昆布、貝、塩、全ての素材が、ベクトルを「美味しさ」に合わせ、シンクロしながら旨味を重ねている。3年前に食べた時も美味しいスープだったが、更に味は磨かれているようだ。
麺はやや透明感があり、「フスマ」の黒っぽい粒が点在する。食べるとプリプリしていて、歯ごたえが良い。全粒粉の黄金比ブレンドと言うにふさわしいと思う。この麺は京都の製麺会社「棣鄂(ていがく)によるものだ。創業85年のこの会社は「東の三河屋、西の棣鄂」と言われるほど多くのラーメン店から支持され、製麺所から麺を仕入れることのアドバンテージに挑戦している。
鶏チャーシューの方は天神橋5にあるストライク軒とよく似ている。それもその筈、あのお店はここの店主とストライク軒の店主が共同で開業したのだから。しっとり感に絶妙の塩味がつけられている。
ロースチャーシューの方は低温調理でレア色をしている。68°Cで3時間47分
も調理しているらしい。真空パックをお持ち帰りで販売していると店前に掲示していた。(100gから 4円/g)
以前食べた時は、僕にとって少し邪魔になったママレードの香りがなくなり、より洗練された味になった。
煮玉子も申し分のない味だが、もう少し半熟でも良かった気がする。
カウンターの上にはブランデー色したえひ油が、ガラスの容器に入れられている。「途中で5滴程入れてみて下さい。」と書かれている。スポイトでそれを入れると、スープに甲殻類系の甘さと香ばしさが加わる。えび油とはなかなか粋なサービスだ。
前に書いたことがあるが、JR天満駅半径1km圏内にはラーメンを食べられる店が80店舗以上ある。目論見が外れて畳む店があれば、新しく参入してくる店も多くある。
そんな激戦区においても「フスマにかけろ 中崎壱丁」は、ここでしか味わえない価値を追求し続けている。味が陳腐化するどころか、スープも麺もチャーシューも3年前と比べると洗練されていると感じた。
また来ようと思う。
ごちそうさん‼
大阪環状線シリーズ 天満編 完
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2013/8/12
旨味塩ラーメン ¥680+味玉¥100
『どちらも美味しいけど僕は塩が好き!』
「炎熱列島」という見出しが新聞の1面で踊る。多くの町で観測史上最高気温をマークする。
しかし体温程度の気温に負けてたんじゃ、男の子ではない。こんな日には気温の倍の75℃のスープを全部飲み干して、2倍返しだ!(オノレに返してどないするんじゃい。) と、僕の脳みそもこの暑さで相当煮詰まっている。
このお店は二週間ほど前に来たばかりで、その時は夜メニューの醤油だったが、今日はお昼の塩。具材はスープ以外はすべて同じで、醤油と塩の味比べと言ったところだ。麺も細麺も選べるが、前回と同じく中太麺とする。
前回の醤油はやや疑問な点もあったが、この塩スープは味といいコクといい、ずば抜けて旨い。
このお店はお昼の塩で決まりだ。
もちろんスープは全部飲み干した。
熱いスープで体が温まると、この暑さが嘘のように涼しくなる。
というのは嘘で、僕は3倍返しの汗がふき出した。
2013/7/30
旨味醤油ラーメン ¥680+味玉¥100
地下鉄谷町線の中崎町駅を上がってすぐのところにあるこの店は、かなりの人気店である。何の意図かは知らないが、のれんはダンボールでできている。
基本メニューはお昼の「旨み塩ラーメン」と夜の「旨み醤油ラーメン」。昼と夜でスープが変わる。麺は中太麺と細麺から選べる。そしてそれ以外にバラエティに富んだメニューがたくさんあるようだ。が、僕は初回は基本メニューと決めている。夜の「旨み醤油ラーメン」の中太麺だ。
カウンターに配られたラーメンには、魚介を主張するかのようにアサリが乗っている。そして味玉にはカタカナで「フスマ」と刻印が打ってある。このひと手間は嬉しい。
麺
屋号が示す通り全粒粉をブレンドしてやや蕎麦色をしている。多分ブレンド比率に相当の試行錯誤があったのだろう。香り、色ツヤ、歯ごたえ、喉ごし全て良し。全粒粉の味が分かる人には絶品だろう。
スープ
旨い!と思う反面、やや違うのでは?とも思う。良く言えば、鶏、魚介、醤油、香油すべてのだし素材の味を上手く引き出している。悪く言えばそれらが競合していて、味に透明感がない。まあ、よく美女がマントヒヒのような顔の男と歩いているように、これは好き好きだろう。
チャーシュー
レアな色をしたそれは、少し柔らかめに仕上がっている。一口食べると何やら不思議な香りがする。何の香りか分からないが、僕にはこの香りが邪魔をする。まあ、よくイケメンの男が獅子のような顔の女を連れて歩いているように、これも好き好きだろう。
味玉
刻印を打つほど思いのあるこれが旨くなければ、本末転倒だろう。まろやかな味が中まで浸みわたり、今まで僕が食べた味玉の中ではトップを競うほど美味しいと思う。
帰り際、あのチャーシューの香りは何かと店主に尋ねてみた。答えは何とママレードだと言う。煮込む時にママレードを入れるらしい。そういえば、ミカンの皮のような香りだった。驚きの隠し味だ。
僕は、またこの店に来たいと思った。
その時に何を食べるかは、既に心の中で決めている。
客にそう思わせることが名店の条件だろう。