BourgogneとBeaujolais☆ : Antic Wine

懐かしい友との楽しい時間は2軒目に突入した。

この日もオーナーであるシニアソムリエは饒舌、
ワインに疎い友人にコラヴァンについて丁寧に説明してくれた。

まずは白からやろう❣️
この日は珍しくお高いブルゴーニュがあった。
とは言え、こちらの店は良心的なので安心だ。

▪️マコン ヴェルデ2020
いつものようにコラヴァンを使って丁寧にサーブ。
針先から糸のように流れ落ちるワインを見ていると期待しかない。

おぉー❣️
これは美味いね。
厚みがあり適度な酸味とバニラをイメージする甘いニュアンス。
とりあえずドライフルーツを食べよう。
パイン、柚子ピール、みかんも合うね。

では2杯目、そして本日最後の酒。

▪️ボジョレー2015
ボジョレーヌーボーが余りにも有名過ぎてガメィ種は長期熟成に向かないと言うイメージがある。
でも、決してそんなことはない。
作り手とその志によってどうにでもなる。

ラズベリーやチェリーの香り、
こちらも美味しい。
軽快で酸味も強いがバランスも良い。
赤いドライフルーツがよく合う。
トマト、ラズベリー、そしてみかん。

友人と過ごす楽しい時間、
本日も余力を残して終了した。

駅に向かう道中、青いイルミネーションがやけに眩しかった。

1階の居酒屋で美味しい餃子を堪能した2人はＥＶに乗った。

4階で降り向かったのがこちら。

コロナ前から随分間が空いてしまった。
オーナーソムリエは相変わらず飄々としていた。

懐かしい空間にはコロナの名残のビニシーがあった。
これだけは違和感。

この日はいつもと違いいろいろ勉強になった出来事がある。
まず驚いたのは「コラヴァン（CORAVIN）」を導入していたことだ。
開けてしまったボトルの販売を考えると妥当な選択かな。
そんな話の延長でブショネをはじめとした劣化ワインの話になった。

そしてオーナーがあるキットを取り出して見せてくれた。
劣化ワインの香りサンプル集だ。
これは凄い！
こんなものがあったのか、
本当に驚いた(*⁰▿⁰*)

【Le Nez Du Vin Faults】
タイトルにはこう書いてあった。
直訳すると、ワインの欠陥の鼻だ。
要するに「劣化したワインの様々なにおい」ということ。

一番有名なのはブショネ（コルクのカビ臭）だが、それ以外にも
様々な要因があることを知り勉強になった。
カウンター上には開栓済みのボトルが3本あった。
その中で今まで飲んだことの無いイエローワインをオーダー、

Cotes Du Jura SAVAGNIN 2008

ジュラ地方で生産されるサヴァニャン種で作られるワイン。
6年間樽熟成したワインで第一印象は「シェリーじゃないの？」
非常にドライで洋梨や蜂蜜系のフレイバー、
とても面白い。

ドライフルーツを齧りながらオーナーといろいろ話し込んだ。
ワインは本当に奥が深い。
改めてそう思う。

開栓済みの赤ウィンがあった、なんとボジョレーだという。
ガメィで長期熟成なんてあるのか？
素人の私は興味をそそられオーダーした。

BROUILLY 2005

AOCブルイィのワインは人生初だったが、果実味豊かで
実に爽やかなあと口だった。

心の底からワインが好きなオーナーにいろいろ教えを請いながら
ワインの話をするのは本当に楽しいものだ。
相変わらず席料はとっておらず、気軽に飲めるのもいい。
また来よう。

ごちそうさま。

実に久しぶりの訪問となり、不義理のしっぱなし。

街中でばったり会うことはあったが、それにしてもご無沙汰でした。
先客は素敵な女子一人、かなりの美人さんです（ﾎﾟｯ♪）。。。

この日の白でお勧めはと聞く私に、「ロワールのシュナンブランです」
■Clos de Saint Yves 2014（サブニエール　クロ　サン　イブ）
おぉ～！これは美味しい！
きりっとした酸味と柑橘系の香りが楽しめますね。
家用に1本欲しいくらい。。

ミックスナッツをかじりながら先客交えて3人で語らいです。
こういう出会いは嬉しいですね。

赤のお勧めということで次に飲んだのは珍しくガメイ。
■Beaujolais Villages BIJOU 2015(ドメーヌ・ジュール・メトラ ボジョレー・ヴィラージュビジュ)
ガメイと言えば、ボジョレ・ヌーヴォーで知られたフレッシュなワインだと思いきやこちらは別物。
言われないと品種はわからないでしょうね。エレガントでまろやか、ふくよかなワインでした。

オーナーのＣＤコレクションから、これまた久しぶりにミッシェル・ポルナレフをリクエスト。
先客のお嬢さんは年代が違うせいか知らなかったけどね(残念～）。

シニアソムリエのオーナーは、相変わらずの癒し系。
そこにいるだけでいいんです、そんな感じです。
おかげさまで心の隙間がチャージできた。

ごちそうさま。

★新春投稿（２０１５・１月）

新春早々珍しいワインを飲んだので紹介します。

・ＡＮＤＬＡＵ　ＲＩＥＳＬＩＮＧ２００５
これは完熟のリースリングなのです。
フランスでリースリングと言えば私はアルザスしか知りませんが、これもそのアルザス。
ドイツで主に作られている甘口ワインもリースリングですが、これは全く別物でした。
とにかくドライ、シャープで香ばしいバニラの香りがします。
ハーフボトルの可愛い奴でした。

かなり個性的なリースリングでしたね。
機会があれば是非お試しを。。

ごちそうさま。


☆最新投稿（２０１４・４月）

新地へ来ると、ついつい覗いてみたくなる店。

友人との楽しい時間はサプライズ的な出来事によって増幅された。

なんと私の敬愛する先輩も合流し、３人で飲むことになったのである。
ということで、こちらでグラスを傾けることに。

この先輩、非常にグルメでありワインにも造詣が深い。
とりわけボルドーワインには詳しい。
ただ、この店はオーナーがリヨンに留学していたことも有り、ブルゴーニュ寄りの
ランナップである。
私には嬉しいけどね♪

２杯目に飲んだのは、ル・プティ・ヴァン・ダヴリル

このローヌの赤は、シャトーヌフ・デュ・パプ造り手の一人「ポール・アヴリル」が
手掛けるテーブルワイン。メルローらしく柔らかな、そして飲みやすいテーブルワインだ。

ドライフルーツを齧りながら、男３人でワインを飲む。

こういう時間は至福であり、そう、まるで人生の休み時間。

また、いつか。。☆


●◆おまけ投稿（２０１３．２月）

本日３回目の乾杯。。
もはやいくら飲んだのか、不明である。

とはいえ、今夜の相棒はこの店の存在を私に教えてくれた張本人。

可愛い後輩。

ドライフルーツを齧りながら豊かな果実味と爽やかな酸味を持った
白で歓談。。。

当然電車なんて終わってるでしょ？

まあ、たまには時間を気にしないで飲みたい夜もあるよ。
ヤな相手とは飲みたくないし♫。

お酒はほんと、相手次第だよね～♪


◆◆最終投稿（２０１１．１１月）

一匁で食事を終えた二人がやってきたのがここ。

この店のレビューも今回が最終となります。

この日は１１月１８日。
ということは、「ボジョレ・ヌーボー」解禁の翌日である。
あまり美味しいと思ったことはないのだが、ワイン好きのお祭りである。
とりあえず飲んでおこう。。。

ということで、
マルセル・ラピエールで乾杯♪
ヌーボーらしい薄いルビー色。。。
お祭りにふさわしい鮮やかなカラーである。

心優しいマスターは、同じ作り手の去年のヌーボーとの
飲み比べをさせてくれた。

あぁ。。

去年のほうがフレッシュさを感じるのが不思議～。。
それに比べると、今年のものはミディアムに近いのか。。。
いやいや、そんなことはないはず。。

「アルコール度数が違うんですよ」。。
そのせいもあるのか。。。
やはり奥が深いぞ、神の雫。。。。☆

ミッシェル・ポルナレフ
オフコース（小田和正）
を、聴きながら会話も弾む。
今宵の素敵な相方さんとは世代が近く話題も合うから、
時間はあっという間に過ぎ去る。

小腹がすいたのでリゾットをもらうことにする。

すっきりしたｼｬﾙﾄﾞﾈが大変良く合った。

ごちそうさま。
当店の繁栄を心より願いつつ。。。。


■またもや投稿（２０１１．８月）

マジックショーを堪能したあと訪れたのがここ。
またですか？って言わないでね。。

居心地のいいバーゆえ、何度も通ってしまうのだ。

最初に飲んだリースリングがとても美味しかった。。
まるで青リンゴジュースのよう。。。
強烈な風味と酸味がとっても気持ちいいのだ。

この日の主役の友人も、美女二人に挟まれ
気持ち良さそう。。。

ドライマンゴーを齧りながら２杯。。
まったりといい気分。。

そういえば、人の心配をしている状態では無い私。
心の隙間を埋める手段が無い状態が永く続いている。
ふと我に返るも、まあ今日はいいかぁ。。。

さあ、次行こうか。。☆


◆最新投稿（２０１１．7月）

シャンパン食堂を出た後、訪れたのがここだ。
アンニュイな店と癒し系のオーナーに酔うため。。。

いい気分で飲み、食べてきた二人は胃袋残量ほぼゼロ。
従って、美味しいワインを一杯だけ飲むことにする。

目に留まったのがアルザス♪
なんでも、日本向けに限定生産されたというミネラル豊富なワインだとか。
品種はピノ・ファン。

クー・ド・クール（ひとめぼれ）という、素敵なネーミングである。

22歳のとき、人生最初の一目ぼれをした。
アレはホントに衝撃的な出会いだった。
今頃は幸せな生活を送っていることだろう。

さて、このワイン。

確かに美味しい♪
飲みやすい。

酸味とまろやかさ。
じわぁ～～っと広がるミネラル質の上品な甘み。
美魔女もうっとりしているご様子。。。。☆

今日も美味しいワインをひとつ知ってしまった。

今宵は珍しく賑わっていた。
少し安心したのである。


●追加投稿（２０１１．６月）


充実した大衆食堂 瓦町ブランでの一次会終了後、
タクシーに飛び乗りやってきたのがここである。

なんともいえないアンニュイでゆるい感じが気に入っている。

前回同様、

小田和正の若かりし頃の歌声をリクエストし、
ミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口付け」「愛の休日」を
流してもらう。。。
(若い方は知らないだろうね）

１杯目はマコンの陽気な白ワイン。

２杯目はブルゴーニュ。。。

ドライフルーツをかじりながら、
ブランの余韻を楽しみ、

美女の横顔を眺めながら
時間の経過を惜しんだ。
　
今回は美女の後姿を特別に公開します♪


やっぱ、ここはアンニュイだ～。。


落ち着く。


○初回投稿(２０１１．４月）

会社の後輩と居酒屋へ行った後、立ち寄った店。

珍しく彼が、
「知ってるﾜｲﾝﾊﾞｰがあるんですよ」などと言うので期待しないで
ついていった。

いい意味で裏切られたなー。

こじんまりした空間である。
アットホームである。

カウンターがメインで、後ろに小さなテーブル席がある。
オーナーは、本場･フランスへ勉強に行っていたキャリアを持つ
本物のソムリエ。

しかし、かなりお茶目で面白い。。
私よりお若いのであるが、いろんなことをご存知で
話していても飽きが来ない。

記憶が定かでは無いので、うろ覚えだが
１杯目はシャルドネ。

ﾄﾞﾗｲﾌﾙｰﾂとともに。
メキシコとタイ、２カ国のマンゴー。
そしてぶどう。。。
マンゴーは色も形も違う、当然味も。。。

そして、
２杯目はブルゴーニュ。

チーズとともに。

オーナー、音楽にかなり好きな方であった。
「オフコース」初期の頃のアルバムをもっており
聴かせてもらった♪

小田サンの声がさすがに若い！！
おまけに、ｼﾞｬｹｯﾄに写っている長髪の小田和正の顔。。。
可愛い♪
２０代前半かな。。。

「眠れぬ夜」を聴きながら、
隣に座る後輩を眺める、、、、

『コイツが可愛い女性だったらどんなにか楽しいのに～』と、
ずーーっと考えていたことを彼は知らない。。。

いい店を紹介してくれてありがとう。