100年を超えたSAMBOAハイボール◆梅田サンボア : 梅田サンボア

大阪府大阪市角田町9-26、梅田サンボア。
新梅田食堂街2Fの洋酒酒場。
創業100年になる、老舗サンボアの梅田店。
大阪市営地下鉄御堂筋線梅田駅徒歩1分。
17席(人)。予約不可。カード不可。喫煙可。
営業時間17:00～23:00(L.O.22:30)、土曜15:00～21:00(L.O.20:30)。定休、日・祝。
(大阪新梅田食道街HP) http://shinume.com/

新梅田食道街の100軒を超える店は実に色んな表情を持ち、営業時間も定休日もバラバラ。
これだけ軒数があれば影響なく365日賑わうのでしょうね。
店数が少ない2階。
その中でも人気店の梅田サンボアへ。
スタンディングバーのこちらは、時間帯によっては満員電車の中のよう。
そして、バーとしては閉店時間は早い。
この日は、開店直後の空いた時間を狙って行きました。

まだ誰も居ません。
Rをえがく木カウンターは角がすれており、時間と利用した人の数を感じさせます。
昔ながらの雰囲気を楽しめるウイスキーの名店が、只今貸切り状態。
話もたっぷり聞けゆっくりといただける(^^
サンボアの定番といえばハイボール。
メニューをゆっくり見て決められます。
定番の角ハイはじめ、好みのウイスキーでハイボールが出来るのが良いです。
家族はハイボアが初めてなので、定番の角で。私は白州のハイボール。
サンボアのハイボールはダブルで100円UP。

◆角瓶(W) 800円+100円(税別)
◆白州(W) 1300円+100円(税別)

目の前で作られるハイボール。
グラスに入ったダブルのウイスキーに、栓を抜き一気にボトル1本の炭酸水。
二杯一緒仕上げる様子はプロの所作。
仕上げに柑橘の皮で香り付け。

サンボアの特長は氷を入れないハイボール。
今では氷入りが普通のハイボールも、氷が貴重な昔は氷なしでした。
そして、氷は入れるものではなくそれ自体を冷すものという考え。
歴史のある老舗系なら、氷の入らないこの形が自然なのかもしれないですね。
サンボア共通のコースターに、グラスも共通のサンボアオリジナル。
サンボアのＳのロゴは、親指の位置がフラットに加工されていて手への馴染みが良い。
よく冷えていて美味しいです。

もう一杯。
◆サイドカー 1500円(税別)

カクテルには由来があるものですが、サイドカーも諸説ありまして。
一説には、サイドカー=女殺しと言うのもあり。
お酒に弱い女性でも飲みやすく酔いつぶれてしまいやすい事と、事故に遭うと運転者よりも側車側に乗っている多くの場合女性の同乗者の方が被害を受けやすいとされることを掛けあわせての洒落、と言いますよね。
30度くらいのショートカクテルです。
このカクテルはシェイクする店が大半ですが、こちらではステア！
氷のないハイボールを出される店だけのことはあります。
薄まっておらず濃い。そして量も多め。

この時、百周年パーティーのため特別休業の貼紙あるタイミングの訪問でした。
サンボア会員の方とホテルでのパーティーが催されたようです。
サンボア(SAMBOA)は100年の歴史を持つ、関西でも屈指のBAR。
その名付け親は文豪の谷崎潤一郎。
名前の由来は、ポルトガル語のザボン(ZAMBOA)のＺを反転して名付けたのだとか。
創業店の神戸のサンボアは現存せず、現在数あるサンボアは暖簾分けされた店。
大阪、京都、東京。
サンボアは暖簾分けというスタイルで店を増やしており、それぞれの店が個人店。
暖簾分けには、他のサンボアのすべてのオーナーの同意が要ると言います。
サンボアの会員しか飲むことができないシングルカスクがあると聞き、飲んでみたいと思うのですが…
会員になれたとしても、福岡に店が無いんですよね～
どなたか暖簾分けで福岡に出して下さらないかなと、各サンボアに訪れるたびに思います(^^

大阪市北区角田町9、梅田サンボア。
新梅田食道街2Fの雰囲気ある洋酒酒場。
大阪市営地下鉄御堂筋線梅田駅徒歩1分。
営業時間15:00～23:00(L.O.22:30)、土15:00～22:00(L.O.21:30)。
定休、日・祝日。17席(人)、喫煙可。

次に向かったのは、新梅田食道街。
ここもまた素晴らしく楽しい場所ですね。
居酒屋、焼き鳥・串カツ・おでん・牛タン焼き、喫茶・スナック・バー、アジア・エスニック、立ち飲み、いか焼、たこ焼、お好み焼、鉄板焼、パン・ケーキ・和菓子、洋食・レストラン・ファーストフード、うどん・そば・寿し・和食・・・
フロアガイドに書かれたその総数、94店舗！

その中の2階、スタンディング・バー、梅田サンボアへ向かいます。
店の外からは分かりませんが、ドアを開けると中はスタンディングとはいえ満席状態。
一番奥にスペースが確保出来そうとのこと。
通り道を確保するのが大変な店内を、奥へ奥へ。
一番奥のテーブルへ。

オーダーはサンボア定番のハイボール。
角ハイです。
梅田サンボアのお通しは塩豆。三人分で南京豆も。
サンボア共通のコースターに、グラスも共通のサンボアオリジナル。
氷が入らないサンボアスタイルのハイボール。
今では氷入りが普通なハイボールも、昔は氷なしでした。
氷は入れるものではなくそれ自体を冷すもの。
歴史のある老舗系なら、氷の入らないこの形が自然なのかもしれないですね。

今は珍しい氷なしも、サンボア常連には当たり前。
氷を入れるとガス圧が低くなり溶け出して水っぽくなるという酒飲みの理屈も分かります。
よく冷えていて美味しいです。
私はオリジナルグラスがお気に入り。
サンボアのＳのロゴが目に入り、親指の位置がフラットに加工されていて、手への馴染みが良い。
サンボア(SAMBOA)と言えば100年近い歴史を持つ、関西でも屈指のBAR。
その名付け親は文豪の谷崎潤一郎。
谷崎氏は大正12年(1923年)、関東大震災で大きな被害を受けた東京を離れ関西へ移住。
神戸のご贔屓バーが、彼の提案で屋号を変更。
名前の由来は、ポルトガル語のザボン(ZAMBOA)のＺを反転して名付けたのだとか。
創業店の神戸のサンボアは現存せず、現在数あるサンボアは暖簾分けされた店。
大阪、京都、そして東京。
サンボアは暖簾分けというスタイルで店を増やしており、それぞれの店が個人店。
暖簾分けには、他のサンボアのすべてのオーナーの同意が要ると言います。
こちらのお店には、サンボアの会員しか飲むことができないシングルカスクがあるのだとか。
梅田サンボアにも訪れてみたかったので、今回連れて来ていただいたのは、嬉しかったです。
ご馳走さまです。

この後は、ご夫妻と十三の高級スナックで夜遅くまでカラオケでした！
お世話になりました！